1 日 時

平成23年7月8日(金) 午後6時~7時

2 場 所   市役所 502会議室
3 出席者

議 長 井上 孝
委 員 小町 守
    谷川 章雄

    鶴  壽子
    冨永 春芳
事務局 宇佐美 哲也、松下 祐三(社会教育課)

4 欠席者  副議長 中島 恵子
5 議題

1.狛江市文化財の指定について(諮問)
2.狛江市立古民家園の指定管理者について
その他 (1)狛江市教育振興基本計画について
    (2)次回の会議開催日について
    (3)その他

6 提出資料

・狛江市文化財の指定について(諮問)
・泉龍寺本堂・鐘楼門・開山堂・山門調査資料
・狛江市立古民家園 平成21・22年度 入園者数、行事一覧、決算書
・狛江市教育振興基本計画
・民家園だより 第36号

7 会議の結果

・議長、開会を宣言。
・社会教育課長より挨拶。

議題1 狛江市文化財の指定について
・事務局より、泉龍寺の歴史的建造物の指定審議について、これまでの経緯について説明。昨年2月22日に開催した平成22年度第3回文化財専門委員の会議において、泉龍寺の現地調査を実施し、泉龍寺の本堂・鐘楼門・開山堂・山門の4棟を市指定文化財の候補とすることを全会一致で決定しました。これを受けて、狛江市教育委員会より、5月23日付けで狛江市文化財専門委員の会議議長あてに、「狛江市文化財の指定について」諮問がなされました。諮問書では、3月30日までに答申をお願いしたいということですが、できれば今年度中に指定の告示まで行いたい旨を説明しました。
・事務局より、泉龍寺の本堂・鐘楼門・開山堂・山門の4棟は、それぞれ1棟として諮問されていますが、個別に指定するのがよいのか、あるいは4棟を1件として指定するのがよいのか、指定にあたって、まず大枠の方向性を審議していただきたいこと、また、本堂、鐘楼門、山門の棟札と本堂の墨書のある須弥壇、開山堂の天井絵の取り扱いについて、審議していただきたい旨を説明しました。
・委員からは、「石井家住宅」(平成20年11月に国営昭和記念公園こもれびの里へ移築・復元のため解体にあたり指定解除)についても、主屋、長屋門、土蔵の3棟を1件で指定していること等から、4棟1件で指定していく方向でよいのではないか、その際、指定名称について検討が必要との意見が出されました。
・引き続き、事務局から、本堂と開山堂は、複数回の増改築がなされており、この点について、指定にあたり留意する必要があるか審議をお願いしました。
・委員からは、旧状での指定にこだわると、各建物ごとに扱い方が異なる等、問題が生じるため、これまでの増改築の経緯を把握・整理することを前提に、現状で指定することが妥当ではないか、との意見が出されました。
・また、委員から、棟札は附として指定することに問題はないが、須弥壇については、検討が必要との見解が提示されました。
・事務局から、附として須弥壇を指定している事例として、都指定有形文化財「高尾山不動堂 附須弥壇」はありますが、あまり類例がないこと、建造物の一部と捉えるのか、別個の美術工芸品と捉えるのか難しい点があることを説明しました。
・以上の討議を踏まえ、泉龍寺の本堂、鐘楼門、開山堂、山門を4棟1件で指定する場合の指定件名、本堂と開山堂の増改築の経緯確認、附として指定する範囲等について、事務局で一度整理したうえで、次回の会議において指定理由書の案を検討することに決定しました。

議題2 狛江市立古民家園の指定管理者について
・事務局から、狛江市立古民家園(以下、古民家園)は、平成18年度から3年間、さらに平成20年度から3年間、狛江市立古民家園運営市民協議会(以下、運営市民協議会)が指定管理者として管理・運営にあたってきましたが、平成23年度末で指定期間が満了となることから、今年度中に平成24年度以降の指定管理者を指定する必要があることを説明しました。
・指定管理者の再指定にあたり、前回は「狛江市教育委員会が所管する公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する規則」第3条および第4条第3項に基づき、文化財専門委員の会議として、公募によらない選定で運営市民協議会を指定管理者の候補とすることを決定し、教育委員会に報告したうえで、公募によらず再指定してきましたが、平成22年に市長部局において「公募によらない指定管理者再指定に関する指針」が策定されたため、教育委員会が所管する公の施設についても、同様の指針を定め、この指針に基づき再指定の手続きを行うことになったことを報告しました。指針については、6月8日に「狛江市教育委員会が所管する公の施設に係る公募によらない指定管理者再指定に関する指針」(以下、「指針」)が教育長決裁を経て適用されることになりました。「指針」では、検証委員会を設置し、現行の指定管理者についてモニタリング評価を行い、その結果を教育委員会へ報告、教育委員会の議決を経て、再指定を決定し、議会の議決を経ることとされています。一方、古民家園にある「旧荒井家住宅主屋」と「旧高木家長屋門」は、市の指定文化財であり、古民家園に存する文化財の保存・管理・活用は、文化財専門委員の所掌事項であることから、文化財専門委員の会議に意見を伺う必要があると考えており、6月27日付けで、教育委員会より文化財専門委員の会議議長あてに古民家園の指定管理者について意見を伺う旨、文書が出されています。
・そこで、文化財の保存・管理、有効活用といった側面から、再指定の妥当性について文化財専門委員の会議において、審議をお願いしたい旨を説明しました。
・審議にあたって、事務局から、平成21年度、平成22年度の入園者数、行事一覧、決算書を提示し、指定管理の状況について説明。
・委員から、市町村の郷土博物館などでは、入館者数は年間2万人程度であり、入園者数が約3万人というのは大変努力していると考えられること、一般の方の入園者数が多いというのは、小・中学生の体験学習のためだけに運営されているわけではないことを示しており、文化財の有効活用について、運営市民協議会は非常に努力されていると評価できること、また、市民協働の結果、文化財として残されてきたという、これまでの経緯を考えても、引き続き運営市民協議会が管理・運営にあたることが望ましいこと、指定文化財の管理といった側面から見ても、特段の問題は見受けられない等の意見が出されました。
・文化財専門委員の会議としては、文化財を活用しつつ、地域に密着した講座、学習会等のより一層の充実を求める意見を付し、現行の運営市民協議会が古民家園の管理・運営にあたることが、文化財の保存・管理・活用といった側面からみて望ましいとの結論を全会一致で決定したため、この旨を教育委員会に報告することとしました。

その他
(1)狛江市教育振興基本計画について
・事務局から、昨年度末に教育委員会において「狛江市教育振興基本計画」が策定されたこと、あわせて、そのなかで次年度以降、市史編さん事業が開始されることを報告しました。
(2)次回の会議開催日について
・事務局から、第3回会議は10月頃、第4回会議は1月末頃を予定しており、2月の教育委員会にて泉龍寺の本堂・鐘楼門・開山堂・山門についての答申を報告できればと考えていることを説明しました。
(3)社会教育関係委員連絡協議会総会・研修会について
・今回は文化財専門委員が開会の辞を述べます。出席できる範囲でよろしくお願いします。
・専門委員の会議の活動報告を予定してますが、この件に関しては議長に一任することを確認しました。

・議長、閉会を宣言。

 


文化財専門委員名簿

肩書

氏名

議長

井上  孝

副議長

中島 恵子

委員

小町  守

委員

  谷川 章雄

委員

鶴  壽子

委員

冨永 春芳