1 日時 平成29年2月22日(水曜日)午後7時~8時30分
2 場所 狛江市防災センター3階301会議室
3 出席者

平谷英明、西村 昭比古、清水満、冨永悦子、久保田郁恵

(事務局)鈴木実、菊野長正、田中舞

4 欠席者 なし
5 傍聴者 なし
6 議題 1 安心で安全なまちづくり基本条例の推進状況について

2 その他

7 提出資料 資料 日本一安心で安全なまちづくりに向けた取り組み

参考資料

・狛江市内の犯罪発生状況

・特殊詐欺発生状況

・狛江市安心で安全なまちづくり地域協議会総会資料

8 会議の結果
 

【会長】

 これより狛江市安心で安全なまちづくり推進審議会を開催いたします。

 議題に入る前に、この審議会の公開及び傍聴について確認を行います。事務局より説明をお願いします。

 

【事務局】

 本日傍聴希望者はいませんが、会議を公開するかどうかを決めて頂ければと思います。市の取り決めで原則、会議は公開という形で決まっておりますので公開ということで取り扱って頂ければと思いますが、いかがでしょうか。

 

【会長】

 事務局から、会議は原則公開ということですが、この審議会も公開ということでよろしいでしょうか。

 

<一同了承>

 

【会長】

ありがとうございます。会議は公開とさせて頂きますのでよろしくお願いします。次に会議録の取扱いについて、事務局より説明をお願いします。

 

【事務局】

 説明させていただきます。会議録は、狛江市審議会等の会議録の作成に関する要領の取り決めがございまして、こちらのほうで審議会等の会議録を作成する決まりになっております。会議録の作成方法につきましては、昨年度に引き続き全文筆記の会議録、ただし委員さんのお名前は伏せる形で作成をしたいと思いますが、いかがでしょうか。

 

【会長】

 事務局の説明のとおりの取扱いでよろしいでしょうか。

 

<一同了承>

 

【会長】

 そのような取扱いでお願いします。それでは議題に入ります。事務局より資料の説明をお願いします。

 

【事務局】

 議題(1)安心で安全なまちづくり基本条例の推進状況について、資料に沿って説明

 

【会長】

 ただいま説明して頂きましたことでご意見ご質問などはございますでしょうか。

 

【A委員】

 安心安全に興味のある人は、どのような形のイベントにも来てくれる。興味の無い人が、なぜ興味を持てないのかを掘り下げて調査することが必要。

 

 

【事務局】

 掘り下げた調査はしきれていないが、数値的に防災イベントへの参加率などは調査を行っている。

 

【A委員】

 数値よりも、状況が知りたい。たとえば「どのようなときに安心で安全な社会の必要性を感じたか?」「狛江市で行っていない他市の安心安全に関する取り組みは?」など。

 

【B委員】

 私の所属する避難所運営協議会では、年間5回ほど会議を行っているが、防災訓練に参加する人は、会議に出てくる人がほとんど。学校のバックアップがあれば、若い人の参加率も少し上がる。ただし、学校の行事とかぶってしまうと来ない。

 

【会長】

 狛江市では、災害に対する危機感が少ないということもあるのかもしれない。高知県では、津波の危険性が高いので、避難訓練への住民の参加率も高い。

 

【B委員】

 5年ほど前に、多摩川水害の話を、当時を知る人が話す講演会は盛り上がった。当時のことを知っている人が周りに多かったので、当時の話を聞くことで、危機意識がつのったのかもしれない。

 

【C委員】

 条例の推進方法として教育の充実とあるが、教育はとても大切。幼い頃から安心安全に対する意識を高めておけば、大人になってもイベント等へ参加しやすくなる。市では、安心安全教育を行うための副読本やテキストの作成は考えているのか。

 

【事務局】

 現在のところ、そういう話はない。

 

【C委員】

 私は小学校の校長をやっているが、教師は副読本やカリキュラム等の計画があると動きやすい。何もなくて、安心安全教育の意識だけ高めるというのは難しいものがある。

 

【会長】

 安心安全の時間を設けるというのも可能なのか。

 

【C委員】

 道徳の時間や小学校低学年であれば生活の時間、総合的学習の時間に入れることも考えられる。教材があれば、年間授業計画や諸活動の中に組み入れることができると思う。ポスターや標語はその場限りで終わってしまうので、授業に組み入れるなど、計画的にやっていった方が効果は高いと思う。子供が学習してテキストを持っていれば、家で親が見る機会も増える。教育委員会との連携が必要になる。

 

【会長】

 防犯ガイドブックなどはよくできていたので、ああいうものを作っていければ。

 

【事務局】

 防犯ガイドブックをベースに、児童向けの教材として使えるようなものを検討したい。

 

【B委員】

 家庭に1つ、「保存版」という言葉を用いて、壁に貼っておけるような啓発資料があるといい。「保存版」という言葉は、とても効果的。難しい資料は見ないので、誰でもわかる単純なものを。

 

【C委員】

 そのような啓発資料を、ハザードマップと一緒に配るとよい。子供の学習部屋に貼っておけるようなものにすれば、親も目にするので、巻き込んでいける。

 

【事務局】

 市では、防災ガイド、防犯ガイドブックを、家庭に1冊保存版として全戸配布している。関心の無い人はそれも見ないので、そのような人をどう取り込んでいくのかが課題。防犯講演会に来ない人が詐欺に遭うなど、関心が無いことが危機感の希薄にもつながっていると分析している。グッズや、安心安全通信でプレゼントコーナーを設けるなど、なるべく啓発活動を目にしてもらえるよう工夫はしているところである。釜石などのいい事例も参考にしながら、防災教育については協議して取り組んでいきたい。

 また、「今日からはじめる狛江防災」を作成する際、市内の女性にアンケートを取ったが、お母さんたちはお子さんを守るための防災対策について最も関心が高かった。お子さんを通じて、というのと、お子さんを守るために、という視点で、効果的に周知をしていきたい。

教育については、指導室等と連携して進めていくためには、やはり市の基本構想、基本計画に安心安全条例の理念をしっかりと反映させていくことが必要だと思うので、提言か諮問の形で、ご意見をいただけるよう、ご協力を改めてお願いしたい。市の職員もまだ安心安全に対する意識は低い。

 

【A委員】

 防災、防犯、交通安全、健康危機などの基本施策に関する啓発はある程度うまくいっていると思うが、その他の施策に関しては、範囲が広すぎることもあり、啓発があまり進んでいないように思える。

 安心安全意識を市民に持ってもらうためには、安心安全に関する情報を公開し、狛江市も色々な問題を抱えているということを、市民に包み隠さず知らしめていくことが必要。できれば、数字だけでなく状況を詳しく公開していけるとよい。

 

【C委員】

 そういう意味では、2月15日号の広報紙で、防犯情報を広く公開しているように思う。

 

【事務局】

 参考資料として、振り込め詐欺の情報をお配りしているので、ご確認いただきたい。また、隔月で、安心安全情報という冊子を、町会の回覧を通じて配布している。ただ、基本施策以外の事案については、なかなか情報公開できていないように感じている。

 

【B委員】

 情報と言うと、若いお母さんたちが、安心安全情報メールをとても活用している。若い方で、新聞をとらず、学校の連絡網も無い、町会にも入っていないので回覧板も見ない方が多い。そういう方たちはインターネット媒体を活用している。情報の公開も、新しい形を作っていく必要がある。狛江市のホームページは、あまり面白みがない。小さな狛江だからできる情報発信方法を考えていきたい。市内の学校の校長先生は全体的に若く、そういう情報発信が得意な方はたくさんいる。

 

【A委員】

 これがいい!これができている!という情報はありふれていて、あまり見ない。従来の方法に捉われず、5年後まで残るような啓発方法を考えていきたい。

 

【D委員】

 防災でも、交通安全でも共通するが、若い人は、インターネットで情報を集めてしまい、なかなかイベントには来ない。西野川あたりでは、若い人が増えてきたが、チラシを配布してもなかなか効果がない。イベントに来て情報を集めようという考え方が変わってきてしまったように感じる。

 

【C委員】

 資料で「日本一」とあるが、子供は「日本一」という意識を持つと、やる気が出る。負けると悔しがる面もあるので、学校対抗なども効果的。そういった子供の活動からシティセールスなどで狛江市が注目されだすと、大人の関心も増す。話題になるだけでもよい。

 

【事務局】

 防災に関する学習などを行ってくれている学校もある。そういう活動が、全校的に広がっていけばよい。

 

【B委員】

 市内では、みまもりパトロールが、とてもいい取り組みだと思っている。ただ、今パトロールを行ってくれている世代から、私たちの世代への引継ぎが少し不安。いいことは次の世代につないでいきたいが、つなぐためには、パトロールを行ってくれている方たちと次の世代が仲良くしていく必要がある。

 

【会長】

 「日本一」というと、「めざせ茶どころ日本一」という静岡市の条例や、「日本一の鳥取砂丘を守り育てる条例」、熊本では「鍵掛け日本一のまち」という取り組みもある。

 

【A委員】

 市長から「日本一を目指せる取り組みを考えてほしい」という諮問をもらって、当審議会で答申をする、という形をとると、取り組みも進むのではないか。条例に規定されている範囲が非常に幅広いので、「○○防止月間」など範囲をせばめて、施策を集中させた方が、効果が高いと思う。

 

【会長】

 10年後の市の状況を考えたとき、今の狛江は若いまちといった印象が強いが、10年後は高齢化が進んでいるのではないか。

 

【事務局】

 現在の人口は増加傾向にあるが、将来的には人口減少、高齢者割合も増加していくと予測されている。

 

【A委員】

 今日もらった資料は、今後どのような形で活用されていくのか。審議会の中だけで共有するのではなく、全庁的にも広げていってほしい。

 

【事務局】

 日本一安心で安全なまちの取り組みについては、市長にも随時報告を行っている。

 

【C委員】

 地域の活動として、町会の参加率を上げていくことも大切。岩戸北地域は町会活動が盛んだが、町会がない地域もある。安全協でもテーマとして取り上げているが、大切な話だと思う。

 

【会長】

 地域の活性化というと、長野市などでは、町会の組織率が90%ほどと高い。地域の団体にお金を出して、団体内で活用方法を考えてもらうという方法が効果的なようだ。

 

【C委員】

 本来は、地域は自治の意識で動いていかなければならないと思う。

 

【事務局】

 安全協について、安心安全条例の理念では、地域ごとに小さな安全協ができて、動きを進めていける形を目指している。現状では至っていないが、将来的にはそのような形を目指していきたい。

 

【C委員】

 現在、交通安全、防災、防犯など、色々な分野ごとにグループがあるように感じているが、それらを統合することは難しいのか。

 

【事務局】

 安全協が、そのような横のつながりを作れる組織だと認識している。もう少し地域単位でも、団体を連携させていきたい。

 

【会長】

 そのような理念を、基本構想、計画に入れていき、市長が強く旗を振れば、もう少し状況も変わると思う。

 

【B委員】

 組織を増やすと会議が増えるのは避けたい。最近やっと会議も収束できてきたところ。団体同士を連携させていくというのはとても大切だと思う。

 

【A委員】

 狛江市では、危機管理を統合するような組織はあるのか。災害は複合的に起きるので、安心安全を考えるならば、多分野にまたがる組織を考えなければならないと思う。

 

【事務局】

 災害対策本部がそれに近い組織だと認識している。

 

【会長】

 自治体の場合は、庁議や災害対策本部がそれに当たるのではないか。

 

【事務局】

 安心安全課の担当は、やはり防災防犯なので、多分野にまたがるというと、危機管理室のようなものがそれに当たるのかもしれない。ただ、現状ではそのような組織はないので、推進審議会から提案してもらえると、取り組みも進むかもしれない。

 

【C委員】

 日本一を目指すと言うなら、警察署が市内にあるといい。

 

【B委員】

 今までは、公助に頼って市民が役所に任せきりという状態だったが、市民が行政をせっついて、取り組みを進めていくという方向に少しずつ変わってきた。

 

【D委員】

 地域のつながりの話だが、昔からの町会は、昔からのやり方を変えるというのがなかなか難しい。新しい役員が就任したとき、よそ者だと言われたこともあった。今少しずつ新しい方が入ってきている。

 

 

【C委員】

 シティセールスの観点でいうと、新しいマンションができたら喜多見や成城じゃなく、狛江という名前をつけてほしい。

 

【B委員】

 町会にマンションごと加入してもらうと、加入率が増える。

 

【D委員】

 最近町会連合会もできたので、各町会の動きがよくなってくるのではないか。

 

【会長】

 高齢者、特に単身高齢者世帯への支援が今後さらに必要になってくる。イベント等に参加しない高齢者への啓発方法を考えることが必要。単身の場合は、人との会話が無く、勧誘の電話すらかかってこなくなり、外部との連携がまったく取れなくなることで、孤独死につながってしまう。足立区の「孤独死ゼロプロジェクト条例」も参考にしたい。

 

【B委員】

 年金受給日にATMに警察が立っていたり、詐欺電話が入電したときに広報が行われているのをよく見る。

 

【事務局】

 イベントの機会を増やすというのも一案。市内の単身高齢者は15,000人程度、11,000世帯程度だったと記憶している。

 

【C委員】

 交通安全について、地道な活動で、全国的にも交通事故は減少傾向にあるように思う。そんな中、今後の交通安全の課題は高齢者の自動車安全運転になってくると思うが、それについてはどう思うか。

 

【D委員】

 年に2~3回は、高齢者向けに、調布教習所で自動車の安全教室、喜多見教習所で自転車の安全教室を行っているが、なかなか参加者がいない。

 

【会長】

 免許を返納すると、商品券やバス券をもらえるような制度を作っているところもある。パスモ何万円分というのもいいかもしれない。

 

【事務局】

 狛江市の交通事故発生件数は、都内で一番少ない。交通事故死者ゼロの記録も続いている。

 

【D委員】

 自転車に関しては、お母さんの後についていっている子供の無灯火が怖い。

 

【会長】

 事務局より、議題(2)その他について、何かあるか。

 

【事務局】

 参考資料を配布しているので、ご確認いただきたい。

 

【D委員】

 詐欺というと、リサイクル業者が訪問してきて、高齢者のしていたネックレスを持っていってしまったような事例を聞いたことがある。

 

【B委員】

 詐欺の犯人で狛江の子がいたという話を聞いたことがあるが、25~6歳ぐらいの子供で、定職に就けなくて犯罪に手を染めてしまうこともある。狛江で教育を受けた子供が、そのような犯罪に加担してしまうと寂しい。義務教育終了後も、サポートできるようなサービスが作れるといい。昔は近所のワル同士でつるんでいたが、今は近辺に仲間が少ないので、大きな組織に引っ張られてしまい、状況が見えにくくなっているような気もする。

 

【C委員】

 今後、答申などを行うとすると、現在1年に1回のペースだが、会議は増えるのか。

 

【事務局】

 進行ペースによっては、増える可能性もある。

 

【会長】

 それでは、第1回狛江市安心で安全なまちづくり推進審議会を終了いたします。