ペットを飼っている方へ(こまエコネットワークをどうやって守る?)
ペットを飼っている方へ
ペットとして飼われていた動物が、捨てられたり逃げたりして、日本の自然環境に悪影響を与えている場合があります。
動物をペットとして飼うには、家族の一員として最後まで面倒をみる責任があります。飼いきれないからと言って、放したりしてはいけません。そして、普段から逃げないように対策することも飼い主の責任です。
ペットを「捨てる、放す、逃がす」行為は犯罪です。
アメリカザリガニ・ミシシッピアカミミガメを飼っている方へ
アメリカザリガニは食用目的で輸入されたウシガエルのエサとして、ミシシッピアカミミガメはペットとして持ち込まれたと考えられています。
ほかの在来の生き物と見た目はあまり、変わらないように思われますが、その実態は全く異なります。
人間の勝手な理由により日本の自然に放流されたアメリカザリガニやミシシッピアカミミガメは、在来の生物を捕食したり、放流された場所の水草を軒並み食べてしまい、環境を悪化させてしまいます。
今、アメリカザリガニ・ミシシッピアカミミガメを飼っている方は、決して川や池に放流せず最後まで大切に飼いましょう。
コイを飼っている方へ、コイを釣っている方へ
飼っているコイや、飼っていて死んでしまったコイ、釣ってきたコイをほかの川や池へ放流してはいけません。
コイヘルペス病にかかったコイを放流してしまうことによって、川や池などに生息するコイに、病気が蔓延する可能性があります。
コイヘルペス病はマゴイやニシキゴイに発生する病気です。発病すると行動が緩慢になったり、エサを食べなくなりますが、目立った外部症状はありません。死亡率が高い病気で、現在、コイヘルペスウイルス病に対する有効な治療法はありません。
人には感染しませんが、コイヘルペス病が蔓延すると、コイの大量死など自然環境に大きなダメージを及ぼします。
チラシ(コイヘルペス病を防ぐには皆さんの協力が必要です) [1114KB pdfファイル]
※上記のチラシは農林水産省ホームページ(コイヘルペスウイルス病に関する情報:農林水産省)から引用しています。