乳幼児は、自ら息苦しさや体調不良を訴えることが難しく、自分でマスクを外すことも困難です。
また、正しくマスクを着用することが難しいため、感染拡大を予防する効果は限定的です。

特に2歳未満の子どもについては、以下のような影響が心配されます。

  • 呼吸が苦しくなり、窒息の危険
  • 嘔吐した場合にも、窒息する可能性
  • 熱がこもり、熱中症のリスク
  • 顔色や呼吸の状態など体調異変の発見が遅れる

ベビー用等小さいマスクも販売等されていますが、乳幼児へのマスク着用には大きさにかかわらず上記の危険性があります。
使用される際には、十分注意の上、着用してください。

参照

公益社団法人 日本小児科学会