平成19年6月16日に開催しました「平成19年度新しい風補助金選考会」より、各申請団体に対する審査委員からの評価をまとめました。

 

委員長:皆様ご苦労様でした。発表者も大変だったと思いますし、審査委員の方ももっと胃が痛くなるほど大変だったと思いますが、これからもっと大変な議論を皆さんの前でしたいただくこととなります。
 今回応募があったのが13件ということでございます。もう少し20件近くあるかと、あればいいなと思っていたのですが、それでも着実に活動している団体が応募され、新しい試みをしようとしている方が挑戦されたということで、良かったなと思っております。
 予算的に言いますと、昨年より増額し、250万円の予算が付いております。ただ、これは我々の税金でございますので、250万円すべて勝手に使うのではなく、もちろん使える枠ですが、審査の中で、本当に必要で重要なものを整理していきたいと思います。
 応募額から言うと250万円をちょっと割っていますので、何もしなくても全部希望どおり出しましょうよといっても、予算消化という意味では何の問題もないのですが、やはりこの「新しい風」は、緊張感の中で、しっかりと議論しながら決めていきたいなと思っています。
 応募された皆さんも点数を見て、ちょっと喜んだり、ちょっとがっかりしたりしていることと思います。理解してもらえなかったなという方もいらっしゃるかもしれません。場合によっては、こちらから質問をすることがあるかもしれませんが、そのときはよろしくお願いします。
 進め方として、発表団体順に、簡単に一言ずつ審査員から意見をお願いします。他の選考委員の意見を聞くことを通して、その後で決めていきたいと思います。
 一人ひとりの方がどう考えられたかということを発表することが、企画団体の今後のいろいろなアドバイスにもなると思いますので、そのようなアドバイス的なことも含めて選考委員の皆様にコメントを言っていただければと思います。

団体名

事業名

審査委員の評価

ミュージカルCoCo~

ミュージカル「ねこはしる」上演

○子どもたちがやりたいと思うために、良い舞台を作ることが一番のPRになる。1年間があいたが、今年もがんばっていただければと思う。
○ミュージカルということで、面白そうだ、楽しそうだということをまず感じた。その中に子どもが入って、子どもたちが主役になるということが重要。ぜひ展ばしていただければと思った。自分たちでチケットを売ったり、補助金がなくともやっていけるぞというプレゼンを見せていただいたのが大きかった。
○楽しそうなので、私も見に行きたい。チケットを売ろうということで計画を立てていることはいいことだと思った。がんばってほしい。
○今の子どもたちは優秀で、すばらしいところはたくさんあるが、コミュニケーション能力が落ちていると一般的に言われている。こうして大きい舞台で観衆と一緒にコミュニケーションをとることを経験すれば、他のところでも物怖じせず、堂々とものが言えるのではないかと思う。大勢の人が参加されることを期待している。
○プロ顔負けのプレゼンテーションで、非常に感心をした。私も小さい子どもがいるので、近くに住んでいたらぜひ参加させたいところ。期待している。
○(カラフルな)色仕掛けのプレゼンテーションで、非常に元気よく、千円のチケットを売るぞという意気込みがすごいなと思った。前回はオリジナル作品を作ろうとしてできなかった経緯があるが、今回はオリジナルではなく残念。例えば、地域ねこの会と一緒にちょっとしたコントをするなど、何か狛江らしさ、狛江オリジナルを一つでも付け加えると点数がもっと高くなった。ぜひオリジナルなものを考えてほしい。

狛江地域ねこの会

“野良猫との共生を目指して”~命にやさしい街づくり~

○2年目の申請ということで、結構辛口に点をつけた。地域として考えていかなければならないことだと思うが、去年との違いは何なのか知りたかった。ただ、この補助金で、去年との違いをどこまで求めていいのか、審査員としても迷った。同じ活動を継続するのであれば、効果的に活動を行うために、例えばどのように地域の方と話を進めていくのかなど、もう少し見える形でプレゼンしていただきたかった。他の地域の方にも参考になるような事業展開、同じことを行っているのだけれども方向性が少し違うということを見せていただければと思う。もし来年度も新しい風補助金を申請するということであれば、工夫していただきたい。
○将来的な活動にかかる経費をどのように担っていくべきかということが、非常に大きな課題であると実感した。
○狛江だけではなく、他の地域でも同じような問題が出ているということで社会的な問題だと感じた。この補助金がいつまでも続くわけではないので、助成がない状態での活動の方法もこれからの課題ではないか。ただ、この助成を今は必要かと思い、点数を入れた。
○いつまでもこの活動に対して助成が続くことに疑問があるもう少し積極的に資金を募集していくということを行わないと、続いていかないと思う。
○カラスがゴミをつつくという問題があったときには、都も力を入れ、市民も対策を考えたが、ネコもそのような動きにならないのかなと思う。やはり都からの補助金が終わり、もう一度復活するために市に掛け合っていただいて、市全体で取り上げていけないものかと思う。
○去年の活動を見て、非常に重要で先進的であると理解している。毎年続けていかなければいけないものなのか、特定の場所をつぶしていけばある程度の問題が解決するのか、何か戦略的な基礎調査などないと、延々、市からの補助金をつけていくということはどうかと思う。ただ今年の段階ではまだ必要。去年は戦略的という意味で、活動の根本である「ねこを捨てないこと」を重視して看板を作成したが、今後数年間使えるよい投資であった。本来的に市が責任を持ってやらなければならなければならないことかもしれない。

銀行町親和会

狛江市銀行町町誌作成

○古い町というのは、ますます歴史的なものが消えていくということもあり、大事な活動と思った。ただ単なる記録なのかどうかというところが、市民活動との境になるのではないか。どのように伝えていくのか、どのように広げていくのか、もう少し聞かせていただけると良かった。
○写真を見て、写真が持つ力は大きいのだなということを改めて実感した。狛江全体にどのように寄与していくのかということが、これからの課題。
○写真がすごく素敵で、皆さんと共有できるすばらしい材料なので、それをきっかけに三世代交流とか異世代交流を何らかのイベントで企画していただければ思った。
○本当に今、作っていかないと続かないということなので、大事なことだと思っている。
○写真を見て改めて狛江を見直したが、もう少し、町会の中の自主予算でカバーできないものか。
○申請書だけ見たときにはピンと来なかったが、映像とか絵もすばらしかった。歴史書としてきちんと作成するのか、思い出の書として作成するのかで編集の方法も変わるが、その辺りをどうするのか見えなかった。印刷費が80万円というのは1冊単価が高いが、豪華本になるのか。いろいろ自助努力をされているので、このようにバックアップすることは必要。狛江にとってもキーになる活動・場所だと思った。

歌のコンテスト実行委員会

歌のコンテスト

○対象をもう少し絞ったほうがいい。例えば、高齢者の方、出やすい方、またその4つの地区の組織を大いに活用されてはどうか。
○やれば楽しいのかなと思ったが、実際にこれだけの事業を行うのに実行委員として名前の挙がっている5名(発言では6名)の方だけで動かしていけるのか、実現の可能性はどうかというのが心配。
○コンテストという方法、誰でも出てこられるというこのポイントは良かったと思うが、では誰でもと言ったときに、誰が出てくるのか、出にくい人は誰なのかという、そのあたりの的を絞るということがあまりなくて、他に行っているコンテストとそんなに違いがないのかなと思った。
○昨年に続いての参加であり1年間経っているので、発表の中で、昨年度中に行った取り組み等を聞かせていただければと思った。
○地域にすでにある団体の方に、まず、「こういうことをやってみたいけどどうか?」と話をすることからはじめてはどうか。
○去年の発表からだいぶ前進したところがあるが、動員型で行うというのが見えた。やはり自発的にやりたいという人が出てきて、その方と一緒にやっていくようでないと、少し盛り上がりとしてどうか。4箇所ではなく、できれば2箇所くらいで実現して実施したらどうか。下から湧き上がるような盛り上がりがほしい。

狛江ぞうれっしゃ合唱団

「世代をこえて音楽を楽しもう!」ワークショップ

○去年の報告を聞き、まめに活動をされ、広がりがあっていいが、今年は少し寂しいかなと感じた。子どもたちが参加し、いろいろ取組んでいくことは必要なこと。
○継続申請されているため、少し厳しく見させていただいた。ただ、子どもも含め大切な活動だと思うので、どのように仲間を広げていくのか、子どもたち、親御さんにどのように理解をしてもらうのか、努力することが大事。
○昨年は参加者が少なかったということで、それを増やすためにワークショップ等で幅広く活動される意向はよく理解しているが、広げることで、ぞうれっしゃの持つ意味合いや、大切にしようとしたものを伝えるところが薄くなってしまうかなという印象を持った。
○ぞうれっしゃの活動を去年と比べ、今年はどのように展開されていくのかということを期待し、資料をもとに高い点数をつけた。活動の中で、団体の目的を貫くところと、一歩引いて広い層に訴えかけていくというメリハリが必要で、そのあたりを皆さんに理解していただけるように申請書に記入することも必要ではないかと思う。
○大勢の方が参加することに意義がある。「ぞうれっしゃ」という活動は全国様々な取り組みがあり、各地の団体とのネットワークも広げて、どうすれば参加が多くなるかということを工夫されたらと思う。
○今年は去年ほどパワーを感じなかった。何かが不足しているなということと、何かもう少し自助努力すべきことがあるのではないかということで、今年は点を去年より辛くつけた。

狛江要約筆記サークルこまくさ

狛江市の聴覚障害者の情報保障を支えるパソコン要約筆記者の研修事業

○今必要とされている事業だと思ったので高い点数をつけた。ただ、会を今後運営していく中では、今の会員を増やしていくのか、会費を増やしていくのか。別の補助金を獲得されているようだが、もう少し地域の方との連携の工夫が必要。今年1年補助金を活用して活動を広げていっていただければと思う。
○コンピューターのハード面での発展が、新しい仕組みを作っていくきっかけになる。これを機会にグループも活性化、メンバーの増員をしていただければと思う。
○社会的ニーズが高まってきていることを重々承知している。活動を広げるために、会員をどうやって獲得していくのか、会員の質をどうやって高めていくのか課題だろう。
○本当に大事なことを行っている。たくさんの方が参加してさらに充実してくれればと思う。
○講習を受けて教わった人が、今度は先生になって、他の会員を募って増やしていってはどうか。
○タイミングもよい申請で、今までに基礎的な研修を受けた方が、実際に現場で使えるようになっていく、貴重な段階の助成。組織として機器が備わっていることが重要であり、効果的な投資になるのではないかと思う。

和泉多摩川緑地都立公園化話し合い会

和泉多摩川緑地をめぐる防災・まちづくりマップ作成

○作成するマップをどのようにして使うのか、もう少し市民に問いかけてもいいのではないか。
○問題が大きすぎてどのように判断したらいいのか悩んだ。個人的には、必要なことだと思う。都がその土地を手放して民間に売ってしまうと大変なので、なんとか都立公園化への活動を続けていってもらいたい。
○防災に焦点を絞ったが、スペースをどう使うかといったときに、公園なのか、防災なのか、狛江全体を考えた防災なのか、いくつかポイントが散っていたような印象がある。もう少し焦点を絞るとイメージ的に広がったと思う。
○公園化のほうが目的なのか、防災をテーマに取り上げるのか、ポイントが絞られていないように思った。
○防災だけに特化すると、関係者が限られてきてしまうので、狛江にある地域資源をマップ化することと併せて行うことはいいことだ。ただ、団体の方だけの印象が拭えないところもあり、たくさんの方の意見を聞くとか、他の地域で行っているアンケート等も参考にしてみるとか、活動のやり方の方法に工夫が必要かと思う。
○同じようなまちづくりの活動では、狛江・まちづくり市民会議など身の丈にあった市民活動で割合取組みやすいが、こちらは市民活動として取組むには少し大きい問題なので、苦労していると思う。しかし、狛江市民にとって水道局用地をどうするのかということは、とても重要な議論があったので、できるだけ幅広く、多くの人を巻き込みながら活動を活発にして、きちんと議論するための図としてマップを作っていくことが、次のステップに向けて重要な作業かと思う。

アイ・ラブ・狛江

親子で学ぼう、豊かな食育

○食ということは大変重要なことで、大切な活動。今後の課題として、他の食文化との関係、食の問題、環境の問題等、食育に関係する問題とどのようにつながりをつけるのかという視点をもつと、大きい活動に発展していくと思う。
○食の問題に関しては、安全性など、最近取り上げられることが多いが、その点では時期にあった活動だと思う。
○狛江に今ある人的なものも含めたサービスを、うまく活用して活動を展開していくのだなと感じた。今後の活動に期待したい。
○食べるものがたくさんあるのに偏食をしたり、朝食をしてこない子どもたち等、近頃目に付くが、体にとって大切なこと。精神的や体の発達の面からも、あまり良い状態ではなくなってきているので、活動を進めていただければと思っている。
○特に食材として地場産のものを重視していることに共感した。農家の方たちとの連携で、農家を活性化させていくという方向にも役に立っていけば、さらにいいのではないか。
○配慮された企画の中身だが、補助金を頼りにしすぎているように思う。もう少し自主的にできないか。参加者から参加費をもらうなどしてもいい。そのほうが自立した活動になっていく。要求水準が上がるので会費を上げるというのは大変ではあるが、それが内容を良くする。補助金を利用して参加費を安くというのは、安かろう悪かろうになり勝ち。高くするというのは質を上げるという意味で、参加費をもう少し上げてもいいのではないかと感じた。

狛江・まちづくり市民会議

歩きたいまち-市民協同プロジェクト

○実現可能性から言うと、どのように道を改修できるのかは難しい。その難しいところを一生懸命行っていることはありがたい。
○歩く道を、歩きやすく、環境のいい道にしようということで、いろいろ計画してこられ、大事なことだと思う。市民が歩きたいと思う道を造る。他の市でもかなり造られているが、散歩したり、そのような快適な道が一本でも二本でも多くできればいい。そのためにはこのような団体が活動しないとなかなかできない。大事な存在だと思う。
○市民の快適性ということをこれから追求していくのだが、市民というと大人が対象になるので、例えば子どもたちに簡単なカメラを持ってもらって、街歩きをして、子どもたちにとって何が危険なのかということを語ってもらうというのも、一つの工夫。いろいろな方が街を利用するという視点で、どうしても元気な大人が中心に考える世の中なので、そこは少し目線を変えてやっていただけたらなと思った。
○毎年計画を立てて、着実に一歩ずつ進まれているなというのが感想。
○まちづくりというのは単に自分たちだけではできない。そういったまちの問題点について気付いて、それを市民に呼びかけていってというプロセスは非常に重要だろう。自分たちだけではなく、それをきちんと行政にアプローチしていこうという姿勢が大事。そのような市民の活動が重視されていくのではないかということで評価をした。
○去年のあれだけの蓄積のもとに、ぜひ展開していってもらいたいなという気がした。どういう風に市民的な広がりを作っていくのか、まさに小足立平成会などと一緒にやるといいのではないか。何か仕掛けが必要。良い情報とデータとフィールドを持っているので、それが実現できる可能性があるのではないか。一定の点数をつた。

NPO狛江共生の家

狛江共生の家

○高齢化に向かって最後にどこで住もうかというのは、切実な問題。計画は頼もしいことだが、この住宅に入った方だけではなく、地域の方の力になれるような運営であるようにお願いしたい。
○このようなNPO活動があちこちで行われることを期待しているが、その見本になるのではないかと思う。
○まずは足元固めからという企画書に感心した。狛江の顔になるような施設になっていただけたらと思う。
○本体事業は非常に先駆的であり、新しい取り組みだが、補助金の使い道が調理用備品の購入ということで少し残念。ただ初年度1年間を通して、サービスの体制を作ることや、入居する方のシステムを作るのも大切なので、取組んでいただければと思う。
○グループリビングというのは、これからの高齢化社会の重要な形の一つ。先駆けて行っていることを高く評価するが、グループリビングの大事さというのは、そこに地域の方も寄ってきて、地域と一緒にやれるかというのが非常に大切なところ。今回の申請の中で、居住している方を中心にというのが惜しいなと思う。
○プランをみて非常にいい企画で進められており、長年思い描いてきたことが具体的な姿になって現れつつあるなという感じがした。全体のプロジェクトは高く評価したが、やはり15人の食事のための補助というのはどうかなと思った。しかし、将来は地域に開かれた公共の場所にしていくので、そのための投資だと、はっきりと意識しているなら、年度内にそこまで実現しなくとも補助をしていいという気がした。

特定非営利活動法人バリアフリーセンター・福祉ネット「ナナの家」

移動マウンテンランプ(騎乗台)の制作

○活動の中で「チョコボラ」という、関係機関でチョコレートを売る等の自主努力をされている。ただ、軽トラと移動用のマウンテンランプの作成費を一緒に募金目標に上げているが、目標額が高いので何かしら工夫されたほうがいい。目標額を達成するまで、長期間かかるより実現可能な時期のほうがいいと思う。
○資料からは点数として真ん中ぐらいをつけたが、プレゼンを聞きながら「そうか、そういう工夫なのか、だからトラックなのか」と思った。河川敷で行うということや、工夫をされていることも含めて点数を入れた。
○マウンテンランプという設備をすることで、活動がさらに積極的に楽しく、少しは楽にできるようになって、たくさんの人に楽しんでもらいたいと思った。
○利用者がこれから増えていく中で、このような活動をされていることは大事なことで、期待している。
○このアイデアはかなり慎重に練られている。寄付は他にもずいぶん集めなければならないのが、少し心配。こういう寄付集めをする努力自身が、組織に求心力をつけ、良いシンボルになるのではないか。

小足立平成会

小足立納涼盆踊り大会

○市民が集まってくる盆踊りは大切な役割を持っている。そういった中で、従来のものとどのように変えていくのか、まして1年お休みしているのであれば、どのように盆踊りを工夫していけば地域の方が出てくるのか、新しい新住民が入ってくるのか、この努力は非常に重要。点数は厳しくつけたが、新たな盆踊りを狛江から発信し、工夫して作っていただければと思う。
○地域の方の年齢が高いからかもしれないが、「やらないの?楽しみにしているんだよ」という声とか、子どもたちが家の近所で夏祭りがあるという体験が大切。しかし、どのように実現し、再興していくのか。モデル事業として、これからが重要と思っている。
○これから8月まで考えると、あと2ヶ月しかないので、その期間で今までと違った盆踊りというのが本当に実現できるのかという心配がある。がんばってほしいという意味も込めて高めに点をつけたが、やはり、プロセスがすごく大切だと思う。市民活動や市民運動というのは共生の家の報告にもあったが、2~3年の企画があって、そして継続も担保されていくので、これは他の団体にも言えることだが、そのプロセスが計画書から見えるように、もっと書き込んでいただきたい。そこが今回足りなかったかなと思う。
○小足立町会は様々な活動をしていて、組織もしっかりしている。その組織を活用すればできないことはないと思うが、それが発表の中で現れてなかった。たくさん活動をして成功している例もあるので、それらの組織と一緒にするといい。地区の模範になっていくので、充分力を発揮していただければと思う。
○平成会という地縁型の任意の団体として、従来の主催団体である町会・青年会とは別の団体が行おうとするところが面白いが、中身が以前のままというのは、どうかと思う。従来の団体ができなくなったのが、単に組織の体力がなくなっただけではなく、何か社会の中での位置づけが変わってきているという、その問題の部分を見る必要があるのではないか。一気に納涼盆踊り大会ではなく、何か新しい試みをして、そのような積み重ねの中で、盆踊り復活という取り組みもあると思う。中身の面白さというか、これで皆がついてくるかなあという心配もある。しかし平成会が「やろう」という意気込みはすばらしい。

狛江市文化協議会

春の芸能祭

○参加している方の現状や、抱えている課題が分かりづらかった。
○補助金を2年続けて申請される意味を、もう少し組織の中で議論していただければと思った。参加する方の声が聞こえない限り、なんとも判断しようがない。そこはぜひ工夫していただけたらと思う。
○この企画は内うちの発表だけの感じがする。もっと市民みんなに広がっていくような活動のあり方ができないのか。プレゼンの質問の中でもあったように、来場者に券を買ってもらうという考えがあってもいい。ミュージカルCoCo~などはすごくがんばっているのにと思ったりした。
○会費を払えない方、大きな会場で発表ができない方たちを救っているこの活動は立派。何かやるからには発表が必要。しかしもっと広げていただければと思う。
○連続の助成申請だったので、少し厳しく見た。単に発表という場だけではなく、地域の小さな子どもからお年寄りまで含めて、自分たちも何かやっていきたいと思うことをバックアップするような仕掛けを作ると、もっと文化活動が広がっていくのではないか。そういう意味から、今回の点数は少し厳しくつけた。
○昨年の事業報告を聞いて、いい活動だと思ったが、やはり仲間内の活動の域から出ないかなとも思った。しかし、今年は高校生のグループが参加するらしく、これは非常に面白い。何か新しい動きを作らないと、このままでは自立できなくなってしまう。補助金があるときはできても、なくなったらできなくなってしまう。自立に向けた努力をするということであれば、点数は低いが交付の可能性はある。義理で来ているだけのお客さんではなく、発表がもう少し市民のものにならないと公共性は出てこない。自立に向けた新しい努力をしていくという動きがあれば補助していく意味があると思った。

※平成19年度新しい風補助金選考会での選考委員評価を要点筆記したものです。