平成13年2月に策定した狛江市都市計画マスタープラン(都市計画に関する基本的な方針。以下「都市マス」といいます。)は、狛江市が目標とする将来の都市像を示すもので、狛江市のまちづくりの、すべての基本となるものです。策定にあたっては、平成9年に市役所内部で検討が始まり、平成10年より学識経験者、有識者や公募市民からなる策定委員会を立ち上げて検討を重ねました。さらに「都市マス」中の地域別構想を検討するために、ワークショップ形式の市民協議会へ大勢の市民のみなさまにご参加いただき、熱心な議論が行われました。
 プランは3部構成になっており、1つ目は福祉、防災など、テーマを6個に分け、それぞれのまちづくりの方針をまとめた全体構想、2つ目は市域を北部、中央部、南部に分け、それぞれの地域に今後どのようなまちづくりが必要かを実地調査により検討した地域まちづくり構想、また、3つ目は指針を実現するにあたり、講じるべき措置を挙げています。その中に、市民によるまちづくりの発意を実現する手続きを整備する条例を策定することが盛り込まれました。

 これを受け、プラン策定後、狛江市まちづくり条例策定の検討を開始しました。市民によるワークショップ「狛江まちづくり市民会議“ワイワイ”条例グループ」がさまざまな学習や検討を重ね、条例に盛り込むべき内容を提案しました。
 その中には、市民によるまちづくりの発意となる地区まちづくり計画やテーマ型まちづくり活動の考え方、また、基本理念を条例の中で鮮明にすること等、現在の条例を形づくる考え方が数多く盛り込まれました。
 その後、学識経験者、有識者、公募市民、市職員で構成する条例検討委員会を設け、条例の素案を作成しました。
 それをもとに市が条例案を作成、市議会で可決され、平成15年10月に施行されました。