1 日時 平成25年10月18日(金曜日) 午後6時30分~午後9時20分
2 場所 和泉保育園5歳児室
3 出席者 12人
4 議題

(1)開会
(2)狛江市立保育園民営化に係るアンケートの集計結果について
(3)質疑応答
(4)閉会   

※説明:児童青少年課長 石橋 啓一

 司会進行:児童青少年課保育係長 垣内 素峰

5 配布資料 ・狛江市立保育園民営化に係るアンケート回答(和泉保育園)
・狛江市立保育園民営化説明会(第1回)質疑再検討回答
6 説明会内容
(1)開会

 司会から出席者の紹介および今回の説明事項が大きく分けて3点あり、それぞれ説明する旨を伝える。

 

(2)狛江市立保育園民営化に係るアンケートの集計結果について説明

  児童青少年課長から平成25年9月12日付け事務連絡で実施したアンケートの集計結果および回答について、資料を配布のうえ口頭で説明する。

  寄せられたアンケートは12件であり、全体的な意見および配慮してほしい事項について、市でまとめた回答について説明する。

 

(3)質疑応答

質疑:指針が出て狛江市の方針として公立保育園を民営化すると決まったのか。

回答:3月に後期基本計画が策定されており、公立保育園の民営化、民間活力の導入が決まっている。

質疑:2園が決まったのはいつか。平成24年11月の公共施設整備計画には和泉保育園は必要な耐震性能を有しており、少し改修するようなことしか書いてなかったが。

回答:和泉保育園と宮前保育園と決まったのは民営化の指針を策定した6月である。

質疑:民営化を進めるのはコスト面からか。

回答:コスト面が理由のひとつであることは否定しない。

質疑:保育園のように子どもが通っている弱い立場から削減するのではなく、狛江市自身で他に具体的に削減はしたのか。

回答:市の職員自体が減っている。児童館や体育館も指定管理者にして市の正規職員は現在置いていない。

質疑:議会ではまだ民営化すると決まっていないと聞いたが。

回答:2園を民営化する方針は議会の手続きが必要というものではない。廃止の手続きをする際には議会の議決が必要になる。

質疑:民営化をどこで決めたのか。決めてしまったらそれで決まりなのか。

回答:今回の決定は市の最高決定機関である庁議で市長も交えて決めている。市の決定は庁議で出ている。

質疑:それでは例えば、庁議であそこの公園を無くすと決めたら無くなるものなのか。

回答:後期基本計画で民営化を進めるとしている。その際パブリックコメントも行っている。

質疑:大反対しても決まりなのか。昨年の11月に改修するとしていたものが半年後には民営化するというスパンはありえないと思うが。

回答:市長の公約もある。

質疑:公共施設整備計画は今の市長が作ったものではないのか。

回答:最終的には市長判断である。

質疑:民営化をさせないための手続きはどうすればいいのか。

回答:市としては民営化を進めたいと考えている。説明会を開き保護者の要望を伺い、その意見を可能な限り反映したうえで進めたい。

質疑:アンケートをするよう要望したら取り始めた。言われたからやるとしか見えないが。

回答:当初はアンケートを検討していなかったが、出席できない方の意見もあると伺ったことから、市としても柔軟に対応した。

質疑:アンケートは和泉保育園と宮前保育園だけであったのか。市民全体への説明会はもう行わないのか。

回答:在園児の保護者の意見と市民全体の意見を今後も同列で扱うべきかに疑問がある。在園児の保護者の意見を聞くことでよりよい保育にしていくことが可能と考えている。

質疑:駄倉保育園の工事は9月からだが、和泉保育園も半年程度でできるのか。それであれば4月からではなく9月からでもできるのか。

回答:工期は短くしたいと考えている。早めに完成させ新園舎での引継保育期間をできるだけ長く取りたいと考えている。

質疑:最初にガイドラインを策定し、その後公募要項の策定、運営法人の公募開始、選定、決定をし、決定した法人と三者協議会で詳しく保育内容等を決めるのだと思うが、ガイドラインを策定するのは市なのか。

回答:ガイドラインは12月か1月ごろに策定したいと考えている。案として作成し最終決定も市であるが、保護者からのアンケートで頂いた配慮すべき事項のうちガイドラインに載せるべき内容は載せていく。また、子ども・子育て会議からの答申も反映させる。これらを踏まえたガイドライン案を作成した段階で保護者にもお示ししてまた詳細を詰めていきたいと考えている。

質疑:ガイドラインで保育士の勤続年数を決めるのか。

回答:最初の民営化の指針が大きな括りであり、ガイドラインの位置付けは中程度の括りで考えている。さらなる詳細は公募要項で規定することを考えている。

質疑:勤続年数やユニバーサルデザインの保育園等は公募要項で規定するのか。

回答:ガイドラインの案を作成するので、ぜひ入れたいという意見があればまた検討する。

質疑:運営法人選定委員会はどの段階で何をするのか。

回答:和泉保育園の運営法人選定委員会は平成27年度を予定している。平成26年度の後半ぐらいから公募要項の案を保護者と詰めていくことを考えている。その案を平成27年度の早い段階で設置予定の運営法人選定委員会にのせたいと考えている。

質疑:公募要項を策定した後に運営法人選定委員会なのか。

回答:事前に保護者と詰めた案を作成し、運営法人選定委員会にのせることを考えている。そこで議論して頂き最終的に決定することを想定している。その後公募となる。

質疑:運営法人選定委員会に保護者は入るのか。

回答:保護者と学識経験者等および市職員を想定している。

質疑:学識経験者等を選ぶのが市なのか。保護者が推薦することは可能か。

回答:基本的には市が選ぶことになる。

質疑:運営法人の選定は市が行うのか。

回答:運営法人選定委員が行う。

質疑:運営法人選定委員を決めるのは市なのか。

回答:基本的には市であるが、保護者にも委員に入ってもらう。

質疑:和泉保育園の保育等はとりあえず全て引き継ぐとあったが、これは公募要項に規定するのか。どこに規定するのか。

回答:それはガイドラインに規定してもいいレベルであると考えている。

質疑:選定委員会で委員の意見が分かれた場合どうするのか。

回答:評価は合計点数で一番高い法人を選定する点数方式になる。また、社会福祉法人の実際の経営状態や財務状況が健全であるか専門家に委託し調査をする。そのうえで、実際の保育の中身を評価したい。

質疑:その法人の財務状態が不良であった場合は完全に選考されないのか。

回答:そのとおりである。

質疑:そもそもだが、和泉保育園をそのまま踏襲する必要はまったくないと思っている。今回の民営化は発想として新しい保育園に転園すると思っている。違いは新園舎を造るために仮園舎に移ってからさらに移ると言った特殊な転園の仕方をすることで、その配慮が必要であると思っている。そのため、和泉保育園のいいところは引き継いでほしいが、全て引き継ぐことを前提にしているのは今後もめてしまうことが想定される。和泉保育園を前提にすると運営法人が集まらない可能性がある。私は民営化を進めてほしいと思っていて、魅力ある保育方針を持った法人に来てもらいたいと思っているので和泉保育園の方針を引き継ぐ必要はないと思っている。社会福祉法人にこだわるのも分からない。私は株式会社でもいいし、株式会社ならアンケートにもあった英語やダンスもできるかもしれない。よって和泉保育園の全てを引き継ぐようなガイドラインには反対である。

回答:基本的には、多くの保護者が引き継いでほしいと思っているのでは。

質疑:それは違う。今はそのままやってほしいと思うだろうが、新しい保育園も魅力がある。

回答:三者協議会で保護者から意見をいただき取捨選択する方法が一番と思われる。

質疑:今の段階で和泉保育園を引継ぐ話をする必要はない。もっと積極的に新しい法人を公募するアイデアが必要である。

質疑:民営化しても保育の質なんて変わらない。

質疑:保護者とよりよい保育園をつくるのであれば魅力があるが、今までどおりや悪くなってしまうなら何も変える必要はない。

回答:基本的にご意見として伺う。市も最初は引き継いでほしいといった趣旨の意見を頂いていたため、それに基づき進めてきた。

質疑:説明会ではなく月1回父母と話し合う形、週1回会って話すなど。それぐらいしないと意見がいろいろあるからまとまらない。

質疑:アンケートを見るとコスト削減が1番にあって保育の質が心配といった意見があるが、保育の質とコスト削減は全然関係ない。今でも市内に私立保育園がある。特殊なのは民営化することで、移行する期間があることが特殊なだけ。私立保育園の保育の質が国の定める基準より下回ることはない。下回ったら市が指導するはず。公募する法人についても健全性を専門家が判断するとのことで、保育の質は低下しない。最低限備えなければならない保育の質は備わっている。期待するのは、それプラスアルファの保育である。荒馬を引き継いでほしいが新しい法人の方針もあるはず。

質疑:荒馬は担任が決めるとのこと。やらない年もある。別に荒馬を引き継ぐ必要はないと私は思った。

質疑:保護者と狛江市がどういった保育をしていくかがないから進まない。ただ民営化するのではなく、狛江市としてどういった保育を目指すのかを考えるべき。例えば、スポーツに長けた狛江市の保育や勉強に長けた保育など。まずは、民営化するに際して狛江市の保育をどうしていくのか考えるべき。

質疑:和泉保育園と宮前保育園が民営化されることは不安でもあり楽しみでもある。よりよいものをつくる必要があり、最初に民営化する宮前保育園は本当にいいものを、続く和泉保育園はもっといいものをつくらなければならない。

回答:市としてもよりよい保育をつくりたい。つくるチャンスでもある。ただ和泉保育園の保護者全体で考えた場合、変化を望まない人もいると考える。

質疑:それは憶測である。アンケートをとるべき。

回答:アンケートを拝見しての印象である。

質疑:12件しかない。アンケートにもっとやさしい項目を入れた方がよかった。

回答:アンケートは恣意的にならないよう自由意見を最初に設けた。やはり、基本は引き継ぎがあり、それを三者協議会で取捨選択することが望ましいのでは。急激な変化に馴染まない方もいると思われる。基本は引き継ぎ、そこからよりよい保育を目指すべき。

質疑:民営化すると広報に掲載された内容がコスト削減のための民営化でマイナス的要素が強かった。そのため今の状態を最低限維持してほしいと思っているし、マイナスの下にマイナスにしてほしくない。新しいものをつくるという内容であれば期待が持てると思った。狛江市は保育園を無くしていきたいとする印象しか持てなかった。新しくつくるのであればもっと趣旨をはっきりとし、狛江市はどういった保育園をつくりたいから民営化したいなのか、ただコスト削減したいから民営化なのか分からない。

質疑:もうちょっと分かりやすく狛江市が何をしたいのかを説明会では話すべき。

質疑:私は直接民営化の保育園に子どもを通わせる子はいないのだが、子ども3人中、上の子2人も和泉保育園でお世話になった。やはり、自分の子どもを通わせた保育園が民営化で無くなってしまうのは寂しい。コスト削減のためであれば今まで和泉保育園でやっていたことを全て引き継ぐことは無理と感じた。保育園がどういう状態で残るかは、地域で子どもを育てる意味でも関わってくることであり、卒園する子どもにとっても同じだが、仮に民営化で変わったとしても新しい保育園もいい保育園だと思えるような保育園をつくれたらよい。ただ、民営化ありきで今までの耐震計画や待機児はどうなるのか、建て替えにより子どもは増えるのか、その場合園庭はどうなるのかを考える。待機児を含めて狛江市がどう考えているのか疑問である。ここだけ建て替えればいい問題ではない。公立を残して認可保育園を増やすならば理解できる。市長が決めたことが全て狛江市の方針になるのではないかと危機感を感じる。狛江市で子育てをすることで考えれば市民全体の意見があってもいいし、もう少し保育園の中でも多くの人の意見が集まれることが望ましい。

質疑:宮前保育園は和泉児童館との合築だが予算的にはあるのか。保育園と児童館では施設が異なる。一括で補助金があるのか。

回答:一括ではない。保育園と児童館それぞれである。児童館についての補助は大きな額は想定していない。

質疑:それでは狛江市の持ち出しはかなりあるのか。

回答:そのとおりである。

質疑:2施設であれば金額はかなり大きいことが想像できる。例えば、設計図を作ったときに総額8億円が必要であった場合、国の審査員が6億円しか出せないとなった場合は、残りの2億円は市が負担することになるのか。

回答:基本的には補助基本額を上回る部分は市の持ち出しである。また補助基本額から決められた補助率により補助額が決まる。補助対象経費と対象外もある。

質疑:コスト削減といいながらも当面はかなりの持ち出しがあるということでよいか。

回答:児童館部分については大きな補助は見込めない。

質疑:和泉保育園も宮前保育園のように児童館と複合施設にすべきでは。検討しないと書いてあったが検討すべきではないか。また、私立と公立の保育園は同じとする考えもあるが、公立には公立にしかできないこと、公立保育園の役割を明確にすべき。

回答:今回の計画は2園の民営化であり、4園の公立保育園は残る。地域の拠点とする園庭開放を私立も実施していることや障がい児の入所選考についても公私立の区分はない。ただし、障がい児の受け入れについてなど今後検討が必要である。

質疑:ぜひお願いしたい。

回答:ただ、学童クラブでいえば小学生クラブを望む障がい児の保護者が多くいる。そのため公立がいい悪いではなくその分野に長けた民間もたくさんある。これは十分考慮が必要。虹のひかり保育園も雲柱社なので障がい児には十分対応可能と考える。

質疑:宮前保育園は雲柱社になるのか。児童館と保育園の両方が運営できる。

回答:宮前保育園の保護者からもそういった意見をいただいている。

質疑:心配なのは、幅広く募集して多くの法人から来てもらった方がよい。虹のひかり保育園の時は2社しかこなかったが、選定の幅が小さかったのか。

回答:東京都と神奈川県だったと思う。

質疑:全国に広げると増えるのか。増えるならば理由として地図を広げただけか。それとも補助金等の関係はあるのか。

回答:増えると思われる。理由は地図を広げるだけである。

質疑:法人公募はホームページだけと考えているのは今でも変わらないのか。公平の観点から言えば確かにホームページやプレスリリースであろうが、魅力ある保育を望んでいるため幅広くしてほしい。狛江市のホームページは見ないと思う。法人に見てもらう方法は考えているのか。

回答:全国の法人でみた場合、東京都では待機児が発生している状況であるが、地方では子どもが少なくなっている影響からか、結構民営化する等の募集を見ていると聞く。

質疑:聞くではダメである。

回答:逆に何かいいアイデアはあるか。

質疑:分からないが、例えば和泉保育園の保護者でマーケティングをやっている人もいるかもしれない。そのような人の意見を説明会で聞ければいい。

質疑:ホームページに載せただけではどこに書いてあるかも分からない。

回答:時間が大分過ぎている。あと2点ほど議題があったが、1点は配布した1枚の資料であるので見ておいていただきたい。また最後の1点は今後の流れであり、先ほど説明したことがほとんどである。また節目に説明会を開催させていただきたい。

質疑:説明会は結構だが、説明会よりも話し合いをお願いしたい。誤解も解けると思う。座談会形式で。

質疑:そのような形でもよい。保護者の意見を聞いて話し合いよりよい保育を作る会議など。誤解を生んでしまう。

質疑:そのとおりである。市は誤解されている。民営化という言葉はネガティブなイメージである。

回答:とにかくまた別で自由にお話しできる機会を設ける。

質疑:そこでガイドラインを作るのはどうか。

質疑:それはよい。

質疑:ざっくばらんな意見を出すべき。ただの潰し合いになってしまう。

回答:次回、そのような形で日程調整させていただきたいと思う。

 

 以上で閉会いたします。