1 日時 平成27年4月19日(日曜日)午後1時~3時40分
2 場所 防災センター4階 
3 出席者

(事務局)
石森参与(兼)都市建設部長 高橋企画財政部長 石橋総務部長 平林福祉保健部長 小川企画財政部市制施行45周年担当理事(兼)政策室長 小俣都市建設部和泉多摩川緑地都立公園誘致推進担当理事(兼)まちづくり推進課長 冨田財政課長 岩渕施設課長 小川福祉相談課長 浅見高齢障がい課長 遠藤道路交通課長 遠藤整備課長 浅井企画調整担当副主幹 高齢障がい課 瀧川・川井・遠藤 福祉相談課 小林 足立邦栄会 徳武・大仁田・近岡
(参加者)
市民34名

4 議題
  • 障がい者施設の整備の必要性について
  • 障がい者支援施設建設用地の選定について
  • 施設で実施する事業の内容等について
  • 今後のスケジュールについて
  • 質疑
5 配布資料
  • 障がい者支援施設整備についての市民説明会 次第
  • 障がい者支援施設の必要性について
  • 障がい者支援施設建設用地の選定
  • 福祉作業所の建設候補地について
  • こまえ工房一体化計画
6 説明会要旨

1 開 会

 

2 自己紹介


3 障がい者施設の整備の必要性について
 福祉相談課長より、障がい者施設整備の必要性について説明


4 障がい者支援施設建設用地の選定について
 企画財政部市制施行45周年担当理事(兼)政策室長より、障がい者支援施設建設用地の選定について説明


5 施設で実施する事業の内容等について
 足立邦栄会職員より、現行の作業内容及びこまえ工房一体化計画について説明
~テレビ広報なるほど習志野(平成24年10月後半号) 映像放映~


6 今後のスケジュールについて
 福祉相談課長より、今後のスケジュールについて説明

 

7 質疑

(市民)
 1点目、先程の説明に出てきた「寄り添う」とは、どういう考えか。2点目、「作業所、工房」と事業所について呼んでいたが、違和感があるが、どういう意味があるのか。

(福祉相談課長)
 まず1点目について、障がいには様々な障がいがあり、障がいのある方の将来に対する思いや目標に到達できるように支援していくことを寄り添うと考えている。その中にサービスの提供があり、それを提供していくことが障がいのある方に寄り添うということである。
 2点目は「事業所」については「作業所」と呼んでいた経過があり、本来は「事業所」というべきである。説明の中でも「作業所」と述べたが、配慮不足であった。

(足立邦栄会職員)
 事業所として私どもは地域生活支援事業を実施しているので、出来るだけ障がい者一人ひとりの方に配慮した事業を構成していくこと、一人ひとりの幸せや自己実現、社会参加について一緒に考え、成長していくことを「寄り添う」と考えている。
 2点目「作業所」は歴史的な呼び名であり、「工房」は地域に向けて発信できるような名前としてつけている。

(市民)
 先程のスケジュールを聞くと反対者に対する説得の機会がない。福祉事業に対する重要性は理解しているが、施設建設を知らない市民も多く、その中で進めていくのはやり方がよくない。広報での掲示と案内文も40件ほどにしか配布せず、どういう議事録を作成したのか。前回での説明会でも100%反対意見しか出てなかった。前回の説明会の分析はしたのか。地方公務員法第30条・同法33条に反すると思われるが、どう考えているのか。

(総務部長)
 地方公務員法違反とは考えていない。

(市民)
 市長は都有地である水道局跡地を防災公園化すると表明して当選した。市との会合で出席した職員は、それについて、都の土地であり、勝手に使用することはできないと回答している。市民説明会では防災公園化を推進するという説明もあり、庁内の意見がバラバラと思われるが、どうなのか。

(参与(兼)都市建設部長)
 都営の水道局の用地が、和泉多摩川緑地に決定されているのはご存じか。前回も説明したが、公約通り、防災公園化、都立公園誘致にむけて都と協議をしながら計画策定している、と申し上げただけである。

(市民)
 私は狛江市の都市計画や緑地も多く、魅力的だと思い、現在の物件を購入した。品川区では公共用地を使用して多事業を展開している。反対が多いようであれば、別の手法で他の土地にできないのか。なぜぽかぽか広場のなのか。静かで便利だが、駅は2つしかなく、商業地として盛り上げる必要があるのではないか。駅前を将来どのように開発していきたいのか。

(都市建設部和泉多摩川緑地都立公園誘致推進担当理事(兼)まちづくり推進課長)
 まず、どのような緑地計画かをご説明させていただく。特性として、狛江市は面積も小さく、狛江市内の駅は2駅だが、和泉多摩川緑地20.3haの約60%が公共用地でありその有効活用が求められている、主要幹線である小田急線があり、また羽村市から大田区までをつなぐ緊急河川敷道路も計画されている3・4・17号線が平成24年12月1日に整備されており、世田谷通りについては交通量も多く、都心へつながり重要な地点となる。また、都と県の境で他の自治体とのつながりも強い。そのような狛江市の特性をPRして都立公園の誘致につなげていきたい。

(参与(兼)都市建設部長)
 施設の建設については和泉多摩川の商店街の皆様にはご説明し、了承をいただいており、問題はない。

(市民)
 高齢障がい課長に、先程の質問である「寄り添う」と「作業所」についての考えを聞きたい。

(高齢障がい課長)
 まず、「寄り添う」については障がいのある方の達成したいという思いを受け取り、サービスの提供などの支援を行っていくことと考えている。「作業所」については福祉相談課長同様、事業所というべきと考えている。

(市民)
 私は2月4日の説明会の開催のお知らせで初めて、施設の建設について聞き、驚いた。先程のご説明にもあったように市民と協働で町おこしを行うのは賛成だが、障がい者の方の自立支援として、単独で行動した場合、子どもなどに恐怖感を与えるのではないかという不安がある。その不安についての市の対応をお聞きしたい。また、他の地域でも施設ができてからの影響にどのような事例があるかについて教えていただきたい。

(福祉相談課長)
 障がいには知的、身体、精神、発達障がい、高次脳機能障がいなど様々な障がいがあり、区分の違いがある。ご自分で気持ちのコントロールができない方もいるが、こちらの施設に通所する方は会話もできる方で、不安や恐怖感を与える方はいない。先程、接する機会がないとのお話であったので、市としても、障がい者の方と接する機会を設けたいと考えている。

(市民)
 それは建設前か。

(福祉相談課長)
 建設前である。

(市民)
 もしものことがあったら、どうするのか。

(福祉相談課長)
もしものことがあったら、とは、どういうことを想定しているのか。

(市民)
 例えば、障がい者の方が1人で行動し、垣根の近くで立っていて、変な人がいるということにもなりかねないし、子ども達も楽しく遊んでいるし、桜並木が少しもなくなるのは残念である。本来は避けてほしい。また、市の説明も遅く、不信感がある。この気持ちを察してほしい。

(福祉相談課長)
 皆様方の不安も理解できる。皆様の不安が思い過ごしになるよう、障がい者の方を知っていただく、機会などを設ける取り組みを行っていきたい。

(市民)
 今の話を聞いて一歩進んだと考えられなくはない。話し合いの場を考えていると発言した。昨日、19日の「市民センターを考える市民の会」では、耐震工事については必要なし、とされているにもかかわらず、5億円をかけて改修しようとする市側に対して、大反対となり、話し合いが持てた。市政を問うている。でも市は具体的に行動しない。施設反対とは言っていない。よりよい施設を作るためにも、話し合いの場を設けてほしいと言っていることに対して、なぜ話し合いの場を持てないのか。この「市民センターを考える市民の会」で継続的に、今回の施設の話し合いも行えばいいのではないか。また、今回で3回目の市民説明会だが、議事録の公開はしないのか。

(福祉相談課長)
 先程のご質問と「市民センターを考える市民の会」の話し合いについては、全くちがう案件なので誤解のないようお願いしたい。

(市民)
 議事録は公開しないのか。

(福祉相談課長)
 公開を考えている。

(市民)
 情報公開請求で申請すれば公開されるのか。

(福祉相談課長)
 公開いたします。

(参与(兼)都市建設部長)
 「市民センターを考える市民の会」は昨日からではなく、2月の頭より実施している。先程の話ですが、耐震工事については、一部調整は必要だが、耐震性はあると判断された。ただ、建物は老朽化しており、その部分の機能更新を計画し、その経費として5億円かかるもので、耐震工事ではない。本来、27年度に改修工事を実施する予定であったが、利用者である市民の方から蔵書への要望や会議室の不足など意見が出ており、27年度に改修工事を実施することを一旦止め、検討を行うこととした。今回の施設の件と「市民センターを考える市民の会」は別の問題である。

(市民)
 行政の手法を問うているのではない。市はいかなるコンセプトで話をしているのか。

(参与(兼)都市建設部長)
 建物の件で、これは必要、これは必要でないということであれば伺うが、ここの土地はだめ、話し合いの場を設けて欲しいというだけでは返答できない。市としては、この土地が施設の建設に適していると判断し、説明している。話し合いの場を設けて欲しいと言われているが、具体的に何を話し合うのか教えていただきたい。

(市民)
 建物の中味の話はこの場の話し合いにふさわしいが、それ以外は聞く場ではないとおっしゃった。根本の所、パークハイムの住民の意見は受け入れてもらえず、市とパークハイムの間の話が進まないのは理解して欲しい。パークハイムの住民としては、こちらが寄付した土地であるのに、なんの相談もなく、施設を建てることを決めたが、このまま相談に乗ってもらえないのであれば、市に対して土地を返してもらうという法的処置を行うこととなる。パークハイムの住民の気持ちに寄り添って、どのように行動してきたか、ご意見を伺いたい。

(参与(兼)都市建設部長)
 パークハイムの住民の方々とは今後も話し合いを行いたいと考えている。ご質問者は、こちらが寄付した土地とおっしゃったが、皆様からの寄付ではない。この土地は開発者の不動産業者からの寄付である。パークハイムについては狛江市でも最大級のマンションであり、建設には外観や環境の大きな変化が伴い、市に対する対価として不動産業者より寄付されたものであることをご理解いただきたい。その中での障がい者施設の建設の計画であり、現在、パークハイムの方々とは弁護士を通して話し合いを行っているが、補助金の申請を取り下げない限り、話し合いに応じないとの姿勢のため、話し合いが進んでいない状況である。また、法的処置に対する所有権の返還についても、業者からの寄付であるため、市としては応じられないという立場である。

(市民)
 パークハイムの住民の中には事業者であった人もいる。寄付した土地について市がどのように使用するのか、都の審査基準に合致しているのか、施設の強度に耐えうるのかどうか疑問がある。事前の説明もないことで不安が不信感となった。

(参与(兼)都市建設部長)
 管理組合と事業者とは別である。区別してお話をしていただきたい。

(市民)
 折り合わせがつかないのが、不信感につながっている。都に確認したところ、年内の着工が難しいとなれば、補助金を出さないとのことなので法的措置を取った。

(市民)
 行政の方は住民感情についてどのように考えているのか。

(参与(兼)都市建設部長)
 建設当時は高さの制限がなく、パークハイムは14階建であるが、法律が変わったことにより、現在は制限がある。今後の都市計画についても自然環境を含めて住民感情に配慮を行いながら、住民の方ご理解をいただき、進めていくことになる。

(市民)
 個人的な意見としての住民感情について教えていただきたい。

(参与(兼)都市建設部長)
 個人的な見解を述べるのは難しいが、ぽかぽか広場については公園としての認識はなく、道路区域として認識していた。ただ、広場の名前から住民の方は公園という意識であったかと推測する。その説明が販売した不動産業者に欠けていたのではないか。そういった認識の違いがある中で、施設の建設の話となったことをご理解いただきたい。

(市民)
 住民感情を大切にして建設をしていくと理解してよいのか。

(参与(兼)都市建設部長)
 住民感情には一定の理解のできるものとできないものがある。1つの事例に対して、これは必要がある、ないは立場により違うので、公共性を考慮して整理すること、ご理解いただくために、誠意を尽くしてご説明することが市の仕事と考えている。

(市民)
 私は以前、梅ヶ丘で福祉センターなどを整備した経験がある。障がい者の事故は聞いていないが、トラブルがなかった訳ではない。ただ、障がい者の方々は危険ではない。機会を設けて、地域の方と共存できるようにしていただきたい。また、優しい視点で受け入れられるようしていただきたい。道路になると建物自体はどうなるのか。

(市民)
 ぽかぽか広場は、ご存知と思うが、道路区域である。施設の許可は道路として求めたのか。また、建設時に建築の確認をして許可が下りた直後、事業者が寄付をし、既存不適格となっている。市議会での説明では狭くして立て直しができると説明している。私達が提供した土地を既存不適格とし、本来であれば、市として対応すべきだが、全く対応がない。計画を元に戻してほしい。

(都市建設部和泉多摩川緑地都立公園誘致推進担当理事(兼)まちづくり推進課長)
 建築基準法は建築においての最低の基準である。パークハイムにおいては、当時、200%の建ぺい率で建築され、勿論適法であるが、建築物として最大級であり、地域への影響を考え、影響を緩和するための周辺区域への配慮として不動産業者より提供していただいた。現在では、まちづくりにおいて、このような配慮は、他の市区町村においても一般的である。

(参与(兼)都市建設部長)
 既存不適格について、市が加担したような言い方をされているが、購入時に必ず、不動産業者からの重要事項(購入前に確認すること)の説明があり、その中に、今回の土地は狛江市に提供すること、再建築はできないことが説明されており、納得して購入されているはずなので、聞いていないから、元に戻してほしいという意見は市として聞き入れることはできない。

(市民)
 住民感情をマンションの寄付については、既存不適格であったら、狭いものを建てればよいとはなんと言うことか。今後、証拠を元に明らかにしていくが、住民感情として、今や車いすが通れる場所の確保をする時代で、同じ建物が建たないとは、なんらかの根拠に基づいて言っているのか。200%とは根拠のあるものなのか。

(都市建設部和泉多摩川緑地都立公園誘致推進担当理事(兼)まちづくり推進課長)
 200%とは、建築された当時からのものではなく、パークハイムから申請された確認申請書に書かれた書類に基づいている。また、既存不適格とは、建築時には適法に建てられた建築物であって、その後、法令の改正や都市計画変更等によって現行法に対して不適格な部分が生じた建築物のことで、合法化するための建築基準の方法である。

(市民)
 6%の公園用地である土地を先に市は提供してもらい、残りの土地を追加で貰い受け、そこで11億円分を事業主が負担し、その負担がパークハイムの住民の負担となっている。また、法律が変わったことで高さの制限で、立ち退きでいただいた土地を代替地の意識がある。不適格となった事例はあるが、市などに提供することで既存不適格になった事例はほとんどないはずである。

(参与(兼)都市建設部長)
 事案がどれだけあるかは議論する気はないが、市の操作で既存不適格になった訳ではない。

(市民)
 私には障がいのある娘がおり、私もいつなくなるかわからない年となり、娘の将来を考えると、不足しているグループホームを増やしてほしいということが切実な願いです。立場が違えば、考えることも違うが、逆の立場も考えていただきたい。健康で周りに障がいのある方がいないため、土地の主張するのだと思うし、主張することも大切だが、立場を変えて考えていただきたい。

(市民) 
 マンションの住民ではないが、ぽかぽか広場を通り、季節を感じたりしている。施設の建設についても最近まで知らなかったが、まだ知らない人も多い。ぽかぽか広場はそのままでで、別の場所の検討はできないか。施設の大事さは理解しているが、水道局跡地に都立公園を造るのなら、一角を借り受けて福祉事業として施設の建設ができないのか。都立公園であれば、広さも広く、人との交流や作業もしやすいのではないか。緑を植樹したり、公園の管理を請け負うなどを事業として実施すれば、仕事も増える。この資料にある4か所の土地だけでなく、私達も都民なのだから、都の土地を借り受けるなど、方法はないか。

(都市建設部和泉多摩川緑地都立公園誘致推進担当理事(兼)まちづくり推進課長)
 水道局の用地については現在、都立公園の誘致を行っており、障がい者支援を整備するというのであれば、一貫性を示すことができない。都立公園の誘致に含めて、これから新たにつくる公園なので先進的な対応として福祉的要素とタイアップした公園や現在ある小さな公園積極的な開放なども考えていきたい。

(福祉相談課長)
 都立公園と福祉事業とのタイアップという貴重なご提案をいただき、感謝している。作業の場所については、広さは必要だが、広ければいいということではなく、現状の施設で収容が狭く、整備が必要となったこと、現在、障がいのある方との共生社会を目指す中で、公園ではなく、人の通りのある住宅地や人との交流のある場所に施設を建設することへのご理解をお願いしたい。

(市民)
 公園などに人を呼んだり、障がいのある方なので、バスや車を使用すると思うが、そんなに広くない土地で、周りの道路も変形で、施設の場所としてよいと思わない。公園用地の利用ができれば、その方が良いのではないか。

(福祉相談課長)
 ご意見として承る。

(市民)
 不動産業者は購入時も重要事項の説明などしていない。それに対する住民の怒りが心頭していることはよくあること。字も小さいし、重要事項の説明がないことも、市側で分かっていることで、そういった行政の手法に不信感がある。駄倉地区センターの会議室の料金は商工会議所の会議室に比べ、安い。料金は高いが、商工会議所を借りるなど他の検討はしないのか。結論ありきで検討が足りない。