平成27年5月24日に開催しました「平成27年度狛江市市民公益活動事業補助金交付事業選考会」より、審査委員からの評価をまとめました。

 

 満額交付の団体についてもテラコヤ3とヘルマンさんの会については、満額にするか若干意見が分かれた。テラコヤ3については、今後頑張ってもらおうという気持ちを込めて前向きに交付を決めたものである。私たち選考委員の意見も先程の質疑応答の内容も含めて是非考えていただきたい。ヘルマンさんの会については、昨年度の冊子については非常に評価しているが、もう一度この種のものを作成するのはどうかという意見があった。プレゼンテーションの時にパソコンに弱いという話があったが、是非この機会にインターネットを活用してもらおうという気持ちもあり満額交付とした。市民の方が活動するものなので大変なことと思うが、皆さんには頑張っていただきたい。

 

 皆さんの活動は素晴らしいことをやっておられるので、何とかして私たちがサポートしたいという思いでこのような結果を出した。不交付になった団体には申し訳ないという気持ちがあるが、今後、狛江のコミュニティに対してどのように積極的な活動をされるか、これに懲りずにまた挑戦していただければありがたい。

 

 特に残念ながら補助金が不交付になった団体について、狛江の相続を考える行政書士の会については、前年度の参加者が9名であったことと、行政書士が相続の相談にのるということは、限りなく本業の事業と結びついてくるが、そこをいかにボランティアの活動として維持していくかというところの検討をもう少ししていただいた方がいいのではないかという懸念から、今回の交付は見送らせていただくということになった。また、狛江の放射能を測る会については、市民活動としては重要な活動をされていると思うが、狛江市内の放射能測定は行政でも実施しているということで、重複している面があった。また福島の実相を伝えていくことが、狛江市民にとっての公益性という面からみてどうなのだろうかという意見があり不交付ということになった。しかし、活動自体は意義のあることだと思うので、これにがっかりせずに信念を持って活動を続けていっていただきたい。

 交付になった団体についての意見は、テラコヤ3は若いお母様方が模索しながら市民活動をやっていこうということで、新たな太鼓のきんたの会さんとのつながりや、それ以外にも子育てで悩んでいるお母さんたちへの働きかけなど、今後への期待をこめて満額使っていただこうということになった。今後の発展を皆さんで話し合って考えていただきたい。またヘルマンさんの会については、同じような意見になるが、同じ事業でもイベントなどを開催すると大勢の方が関心を持って集まるのではないかという話もあった。昨年1年間、補助金を受けてまとめられた成果を、広範に普及させていくことに力を注いでいただきたいということで、出版費用は16万円ということだが、それ以外にこうした広報活動、ウェブでの発信も重要ですので、そのようなことに役立てていただければという思いで満額交付することにした。狛江・まちづくり市民会議については、予算書の内容が圧倒的にはアンケート費用ということなので、そこをもう少し節約を図っていただくことはできないかということと、今後は市との協働事業化も考えているということだったので、少し金額を削らせていただくということになった。これらが私たちが議論した内容なので、ご理解いただきたい。

 

 皆様がこんなにも狛江のために一生懸命活動されていることで勉強になった。テラコヤ3については、私自身も子育てを終え、今度は子どもたちが子育てをしているので状況はよく分かる。また今の時代は形から入るということも理解している。でも、例えばお父さんのワイシャツ等の廃材から、一緒に物をつくって、はっぴに代わるものを、それぞれアイデアを持ち寄ってもらってもいいのかなというような気もする。ヘルマンさんの会については、私個人の意見だが、冊子をつくるだけではなく、ヘルマンさんが広めたものであるハムやソーセージをつくっていただきたい。それこそ狛江市内の施設を利用して狛江ブランドとして売り出せることができたら、マスコミにも注目されるし、狛江もヘルマンさんももっと発展していけるのではないかと期待している。

 

 皆様のプレゼンテーションを聞いて、私も勉強になった。子育てから福祉に関わるお話もあったが、私たちもこれから通る道であり、または通ってきた道であり、色々と考えさせられた。今後の皆様の活躍に期待もしている。ただ、皆さんがせっかく用意してきたプレゼンテーションがどうしても制限時間で切られてしまったことが残念だった。次回の事業報告会のときには用意してきた言葉を全て述べられるといいと思う。

 

 お疲れ様でした。交付が決定された団体についてはこれからのご活躍とご発展を祈っている。また良いお知らせがあれば教えてほしい。

 

 本日交付が決定した団体と残念だった団体があったが、あくまで評価基準があり、それに対して真剣に採点してきた結果である。不交付だったとしても、皆さんの活動が否定されているということではない。素晴らしい活動を是非続けていただき、また報告や市の広報などでお目にかかることを祈っている。また今狛江市ではシティセールスをということで、まちをもっと宣伝していこうということを行っている。色々な活動がある中で、シティセールスにも貢献していただけるような活動もあると思う。例えば六郷さくら通りも、狛江の名所となればもっともっと表に出していけるし、先程のお話にもあったハム・ソーセージについてもヘルマンさんの文化を再現するというのもおもしろいセールスになるのではないかと思うので、是非そのようなところも視野にいれながら活動をしていただけると狛江のまちもおもしろくなると思う。