1 日時 平成27年11月7日(土曜日)  午前10時~正午
2 場所 西河原公民館 3階多目的ホール
3 出席者 参加者 105人
事務局 参与(兼)都市建設部長、和泉多摩川緑地都立公園誘致推進担当理事(兼)まちづくり推進課長、まちづくり推進課まちづくり推進担当主幹、まちづくり推進課都市計画担当主査、まちづくり推進課都市計画担当職員2人
4 議題   狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(案)について
5 配布資料

1 狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(素案)に対するパブリックコメント実施結果(概要)

2 狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(素案)に対するパブリックコメント実施結果

3 狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(案)

4 狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(案)(パワーポイント資料)

6 説明会内容
   

事務局:それでは、定刻になりましたので、これより「狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(案)についての市民説明会」を開会いたします。まず狛江市参与兼都市建設部長より、開会のご挨拶をさせていただきます。

 

    (参与より挨拶)

 

理事:引き続き、自己紹介をさせていただきます。

 

    (理事・主幹より自己紹介)

 

事務局:本日の説明会の流れですが、まず、私ども都市建設部まちづくり推進課から、平成27年7月1日から平成27年7月31日に実施いたしました狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(素案)に対するパブリックコメントの結果と、狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(案)策定の趣旨、構想(案)の基本的な考え方について説明をさせていただき、その後、質問等をお受けいたします。概ね正午を目途に終了させていただければと思っておりますのでよろしくお願いします。それでは、構想(案)について、都市建設部まちづくり推進課まちづくり推進担当主幹より説明させていただきます。

 

主幹:まず狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(素案)に対するパブリックコメントの結果についてご説明いたします。配布しておりますA4版資料の「狛江市和泉多摩川緑地誘致推進構想(素案)に対するパブリックコメント実施結果(概要)」をご覧ください。狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(素案)に対するパブリックコメントについては、平成27年7月1日(水曜日)から7月31日(金曜日)まで実施いたしまして、パブリックコメントの提出者数は105人、意見等件数は56件となりました。なお、意見等件数には、複数人による同一意見は1件と数えております。また、パブリックコメントの期間中に市民説明会を4回開催しており、市民説明会においても参加者の皆様からご意見をいただいております。いただいたご意見の主なものとしては、『都立公園誘致区域には民有地を含めず公有地のみで進めてほしい』といったものや、『都立公園誘致区域内の住民に丁寧な説明をしてほしい』というものが多くありました。その他、『立地特性を活かした利用者自身でつくる公園にしたい』、また、都立公園内の施設についてのご意見等もありました。構想(素案)の説明会及びパブリックコメントでいただいたご意見と、それに対する回答につきましては、配布しておりますA3版資料の「狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(素案)に対するパブリックコメント実施結果」に記載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。なお、いただいたご意見のうち、回答が不要とされるものが3件ございました。そちらについては、掲載をしておりません。続きまして、「狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(案)」について、こちらのパワーポイントを用いて簡単に概要を説明させていただきます。パワーポイントの画面につきましては、本日資料として配布させていただいておりますので、そちらも併せてご覧いただければと思います。この構想(案)は、先ほどご説明いたしました市民説明会及びシンポジウムでいただいたご意見や、パブリックコメントでのご意見等を踏まえまして、委員会でさらに検討し、今回構想(案)として取りまとめたものでございます。構想(案)の内容を説明させていただく前に、都立公園を誘致するという流れの全体像の説明をさせていただきます。狛江市では、平成24年12月1日に田中橋交差点から狛江高校前交差点までの調布都市計画道路3・4・17号線が開通し、多摩川を挟んで、東京都と神奈川県を結ぶ重要な路線として供用されている世田谷通りと接続されました。交通アクセスが向上したことで、多摩川緊急河川敷道路と世田谷通りの結節点となる和泉多摩川緑地を、環境機能及び広域防災機能の拠点とし、地域全体の健全な発展を図るための都市基盤整備を行うことが可能となりました。さらに、和泉多摩川緑地に都立公園を誘致することができれば、狛江市民を含めた、多様な交流ができるスポーツ・レクリエーション空間の確保にもつながり、狛江市の将来にとって非常に有益なものとなると考えております。このような大規模公園を誘致したいという「思い」を目に見える形でとりまとめたものが「狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(案)」でございます。これは、あくまで市として和泉多摩川緑地へ都立公園を誘致するにあたっての理念をイメージとして取りまとめたものとなります。ただし、「思い」だけでは公園の整備はできませんので、この構想をスタートとして、今後、東京都との協議や都市計画変更を経て、実際に整備計画を策定し、将来的に「思い」を「実現」していく必要があります。本日ご説明いたしますのは、「狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(案)」ですが、これは「思い」の部分でございます。さて、「狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(案)」は、平成26年4月に学識の先生方や市民の方を交えた策定委員会を立ち上げ、パブリックコメントでのご意見等を踏まえ、議論検討したものです。昭和17年の都市計画決定からおよそ70年が経ち、変化する時代のニーズに対応すべく、また、和泉多摩川緑地の特性を活かし、都立公園として整備する意義をまとめたものです。時代のニーズとしては、大きく次の3つを想定しています。一つ目としては、「人口減少と超高齢化社会に対応する緑のグランドデザイン」、二つ目としては、「生物多様性時代の緑のグランドデザイン」、三つ目としては、「大災害に備える緑のグランドデザイン」です。具体的な意義としては、それぞれ「多様な交流ができるスポーツ・レクリエーション空間の確保」「多摩川の景観軸の拠点形成と環境保全機能の向上」「首都直下型地震等に備える広域防災機能の確保」の3つを挙げております。次に、本構想の位置づけについて説明させていただきます。これは、構想(素案)の市民説明会にて、都立公園の整備計画と誤解され、立ち退きを迫られるのではないかという不安をお持ちの方が多数いらっしゃったことを受け、構想の位置づけについて、より明確にするために記載しました。本構想は、狛江市が、和泉多摩川緑地に都立公園誘致に向けて東京都と協議を進めていくにあたり、主に和泉多摩川緑地の立地の優位性や、都立公園として整備する意義を示すためのもので、狛江市の理念やイメージを認識していただくために、提案するものとなります。東京都との協議を進め、都立公園の誘致が決まり次第、順次住民との意見交換を踏まえつつ、都立公園の具体的な整備内容等を定め、事業化へ向けて東京都と連携していきたいと考えております。それでは、構想(案)の内容について、ご説明いたします。和泉多摩川緑地は、市内の南西部の多摩川河川敷に隣接した位置にあり、昭和17年に都市計画決定された20.3haの都市計画緑地です。このような位置に立地する和泉多摩川緑地について、「アクセシビリティの高さ」、「生物多様性の確保」、「親水教育の拠点」、「歴史的文化的資源」、「橋詰空間を活かした防災拠点化」、「約61%が公共用地」、「都内で都立公園が存在しない市の一つ」という7つの立地特性があります。次に、和泉多摩川緑地の歴史概況について、主な内容と市民の動きをお示ししております。先ほど和泉多摩川緑地の立地特性を7つ挙げましたが、こうした和泉多摩川緑地の特性を最大限に活かすと、3つの機能を担うことが可能です。具体的には、「スポーツ・レクリエーション機能」、「環境保全機能」、「広域防災拠点機能」です。こうした機能を果たすために、必要な施設を例示として示したものがこの図でございます。ピンク色のものがスポーツ・レクリエーション機能に関するもの、水色のものが環境保全機能に関するもの、オレンジ色のものが広域防災拠点機能に関するものとなります。なお、繰り返しになりますが、これらの具体的な施設は、和泉多摩川緑地に誘致する都立公園のイメージの一例として示しているものです。続きまして、スライド9ページでございます。和泉多摩川緑地に誘致する都立公園の目指す姿のコンセプトとしては、「インクルーシブ公園」という考え方を打ち出しております。この部分については、パブリックコメント等にて「インクルーシブ公園」の意味がわかりづらい、とのご意見をいただいたことから、説明をより詳しく記載するように修正いたしました。これはユニバーサルという考え方から、これをさらに進めて、公園の中だけでなく、公園を核としながら、公園周辺の地域も含めて、まち全体を誰もがアクセスしやすい、利用しやすい空間にしていこうというものです。具体的には図に示しているとおり、3つの柱で支えられたコンセプトで、まず障がい者、高齢者、子供たちを含め、誰もが利用できる公園であること。次に公園へのアクセスも含め、地域全体のまちづくりを進め、地域の住民との協働による管理、運営を行う公園であること。最後に災害時には広域的な防災拠点となりうる安心・安全な公園であること。これらの内容にきめ細かく対応できることを理想にインクルーシブ公園を目指します。続いて、スライド10ページでございます。誘致する都立公園の目指す姿として、「インクルーシブ公園」という姿を示したわけですが、なぜこのような都立公園が和泉多摩川緑地に必要なのか、都立公園として整備する意義についてご説明いたします。このページでは、都立公園として整備する意義と、和泉多摩川緑地の都立公園誘致によって、新たに期待される地域特性をまとめたものです。1つ目の意義として、「多様な交流ができるスポーツ・レクリエーション空間の確保」としております。2つ目の意義として、「多摩川の景観軸の拠点形成と環境保全機能の向上」としております。3つ目の意義として、「首都直下型地震等に備える広域防災機能の確保」としております。このような意義は、東京都長期ビジョンを始めとする各種計画の考え方にも沿ったものとなっています。続きまして、11ページをご覧ください。11ページ目と12ページ目は、和泉多摩川緑地に都立公園を誘致できた後の公園利用のイメージについて、一例としてお示ししたものです。これは、あくまで現時点での公園利用のイメージでございますので、今後の東京都との協議等によっては、整備の区域を含めて、必ずしもお示ししているものの通りに整備されるというわけではありません。ご理解いただきますようお願いいたします。まず日常時の公園利用のイメージです。周辺の環境を最大限に活かしてスポーツ・レクリエーション空間を確保するとともに、河川敷との一体活用にも配慮したものとなっております。公共用地を中心に整備しても、機能の確保ができています。都市計画区域としては、西河原自然公園や古民家園の一部などの現状の市立公園等の公有地を取り込む形を想定しています。続いて、12ページでございます。災害時の公園利用のイメージです。和泉多摩川緑地に都立公園を誘致する意義のところでもご説明しましたが、災害時には和泉多摩川緑地が果たせる機能として、「広域避難機能拠点」、「復旧・復興活動の拠点」、「橋詰空間を活かした帰宅困難者支援の拠点」、「都県をまたぐ神奈川県側からの広域受援機能拠点」、「河川堤防と一体となった整備の推進」が挙げられます。これらのイメージは東京都との協議により計画が明確になった後に具体化するものであるため、あくまで一例として示しているものでございます。続きまして、13ページです。最後に、和泉多摩川緑地に都立公園を誘致できることが決定した後に、どのように整備を推進していくことができるかをイメージしたものを一例としてご説明いたします。東京都との協議によっては必ずしもこのようなスケジュールで進めていくというわけではありませんので、その点はご理解いただきますようお願いいたします。大きな流れとしては、3つの段階を経る形となります。協議段階である第1段階と、整備段階である第2段階、第3段階でございます。想定される事業スケジュールのイメージについては、素案では段階ごとに示していましたが、非常にわかりにくいというご意見や、平成37年には都立公園として開園するのか等のご意見を踏まえまして、現実的なスケジュールかどうかを精査し、第1段階部分のみ、イメージでお示しすることとしました。それでは、各段階について、順番にご説明いたします。続きまして、スライドの14ページでございます。まず第1段階としては、「都立公園誘致の協議及び都市計画変更段階」です。これは、東京都と都立公園誘致の協議を行い、現在、和泉多摩川緑地区域の周辺にある市立公園等を都市計画区域に含め、都市計画公園として都市計画決定を行います。パワーポイントの図で示しているオレンジ色の線で囲んだ区域が、将来の都市計画予定区域線となります。続きまして、15ページです。次に第2段階としては、「公有地を中心に整備をする段階」です。これは、東京都水道局や防衛省共済組合狛江スポーツセンター所有地及びその周辺を「優先的に整備を目指す区域」として、東京都と協議の上、整備を進める段階でございます。スライドの図で示している黄色の部分が第2段階で整備予定の区域となります。また、第2段階では狛江市や東京都、防衛省が所有する土地建物を活用して整備を行える部分について、具体的な整備の進め方を整理しながら、ワークショップや公聴会の開催等による都民参加での計画を立案していくことを東京都に提案します。そして、東京都が立案した整備計画に基づき、東京都において都市計画事業の認可取得を行います。なお、具体的なスケジュールにつきましては、市民説明会での意見やパブリックコメントを受けて、削除しました。最後に、スライド16ページでございます。第3段階は、「公園等を成形化するために検討を始める段階」です。これは、「長期的に開園を検討する区域」として、既設公園や公共施設等に接する区域から土地の整備を検討し、必要最小限の民有地を含めることを明示し、敷地を最大限活用できる可能性のある区域とします。第3段階の整備エリア(案)については、7月に市民説明会等でご説明いたしました構想(素案)から、今回の構想(案)ではパワーポイントの図で示しているように、紫色の線で囲んだ形で示すように修正しております。この段階では、第2段階までの整備の進捗を踏まえ、第1段階で立案した整備の基本計画に沿って、将来的な利用イメージを見据えて、周辺のまちづくりの方向性について、ワークショップや公聴会の開催等による検討していくことを東京都に一例として提案いたします。なお、具体的なスケジュールにつきましては、市民説明会での意見やパブリックコメントを受け、第2段階と同様に削除しました。続きまして、スライドにはございませんが、将来的な利用形態としては、市民説明会で都立公園誘致には公有地部分を優先的に進め、民有地をなるべく含まない形にしてほしいとのご意見や、すぐにでも民有地が都立公園になるようなイメージをお持ちの方のご意見が多数ありましたことを受け、広域的な東京都における多摩川沿川の景観や環境保全、スポーツ・レクリエーションの機能を牽引する都立公園としての利用を推進するため、周辺のまちづくりの検討を進める旨を、参考として構想(案)50ページに示しております。構想(案)の概要の説明は以上となります。

事務局:以上で、狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(案)の説明を終了いたします。質問等はございますか。

参加者:第3段階及び第4段階のスケジュールが削除されているとのことですが、経緯を教えてください。

事務局:構想(素案)として市民説明会やパブリックコメントでお示しした内容については、第2段階及び第3段階についても想定される具体的なスケジュールを示していましたが、スケジュール通りの具体的な整備進捗の見込みについて、東京都との協議が決まっていない今の段階でお示しすることは誤解を生みやすく、示す必要もないということで、構想(案)においては、具体的なスケジュールの記述はしない形に修正しました。

参加者:今の段階では、都立公園を誘致するかどうかは決まっていないということでしょうか。

理事:構想(案)の44ページで第1段階においては想定される事業スケジュールを一例として示しており、まずは都立公園誘致の協議をし、それが整ったところで緑地から公園へ変更する都市計画変更のための協議を行います。その先は、都市計画変更をするためには整備の方向性を整理しなければなりませんので、どのような公園像を目指していくかが決まらないと、整備計画の立案や実際に整備をする段階には入っていけません。狛江市が行うスケジュールは第1段階で示していますが、東京都が主体となって行う第2段階以降についてはイメージとしても具体的なスケジュールは掲載しておりません。

参加者:もし都立公園の誘致が決まった場合、東京都にバトンが渡されるわけですが、その後も狛江市は東京都に意見を言うことはできるのでしょうか。

理事:構想(案)43ページの表を見ていただくと、第1段階の協議の段階では主体は東京都及び狛江市です。続いて具体的な整備に入る段階として示している第2段階の主体は東京都です。また、「市が行うこと」に示しているとおり、狛江市は、公園へのアクセス確保のための道路等の付帯的な基盤整備を含む地区周辺のまちづくりや市域全体の市立公園の適正な配置について、取組みを進めます。和泉多摩川緑地周辺の大小様々な市立公園について、誘致された都立公園と連携するような配置や整備を検討いたします。また、東京都が主体で都立公園の整備を進める段階でも、市民の皆様の意見や要望を狛江市から東京都にお伝えしてまいります。狛江市が東京都に都立公園の整備をお願いするわけですから、狛江市民の方にとって有意義な都立公園を整備してもらえるようにすることが重要であると考えています。

参加者:市長が、行政代執行はない、前例もないと断言していましたが、それは東京都が行政代執行をしたことがないという意味で、市長がそのように断言しても今後東京都が強制的な立ち退きの手続きを進めないとは言い切れないということだと思います。

理事:東京都に確認しましたが、過去において都立公園の整備のなかでは強制的な立ち退きの事例は1例もないとのことでした。公園は一部民有地が残っていても公園としての機能を果たすことが考えられることから、都市計画道路とは異なり強制的な立ち退きは考えにくいところでございます。構想(案)41ページに一例として示している多目的エリアは水道局の用地です。また、スポーツエリアは防衛省の用地です。さらに、その左の緑のエリアは西河原公園です。このように一定規模の大きな公有地があり、この部分だけでも公園の機能が確保できないこともないと思われますし、狛江市は、都立公園の誘致を市民の立場を理解した上でお願いするにあたり、強制的な立ち退きはないように協議を進めていきたいと考えております。

参加者:強制的な立ち退きはしないよう要望するものになるということでしょうか。

参与:先程理事が申し上げたように、公園に関しましては、例えば民有地が1軒だけ残ったとしても、公園の機能が削がれるものではありません。道路のように通行が妨げられるということはございませんので、仮に東京都が行政代執行を行うとなった場合は、狛江市として東京都に抗議をいたします。

参加者:今回の説明会で配布されたこの構想(案)を構想として東京都に提出することになるということですが、段階別整備の各段階ごとに構想を小分けにして提出するのか、それとも一度にこの構想を提出するのか教えてください。

理事:都立公園誘致の具体化に向け、東京都と狛江市で協議をするための資料として、一度構想を提出します。

参加者:構想(案)には理想的な公園の案が記載されており、これが70年前に実現できていたら素晴らしいと思います。しかし、今の時代となっては、和泉多摩川緑地の区域内にこれだけの住宅が存在しているので都立公園の誘致はできないと思います。第4段階を省いたと聞きましたが、構想(素案)の第4段階で整備対象としていた民有地が、結局は構想(案)の将来的な利用形態のページで整備対象の土地として含まれています。この矛盾はどのように説明されるのでしょうか。

理事:計画ではなく、将来的な利用形態、イメージとして示しております。第1段階及び第2段階で示しているとおり、まずは公有地が公園として整備されれば、都立公園としての機能はある程度果たせるとして掲載させていただいております。将来的な利用形態として示していることが、どれだけのスパンで整備されていくのか、あるいはその段階まで整備するのか、という話もありますが、都市計画区域全体が整備された場合のイメージを参考として掲載しているものになります。

参加者:将来的な立ち退きについては、最も納得できません。市長を囲む会で強制的な立ち退きはないと聞きましたが、それはあくまでも法律的な話であって、いつまでも立ち退かないことによって、将来近隣の人や反社会的勢力の人からの嫌がらせを受けることがあると思うと不安です。この計画の話は寝耳に水で、このような広い公園を整備するための案がいつの間にかできていたということに驚かされています。個人的な意見として、民有地を含むような計画は反対です。近隣の住民の意見を聞かずに計画を進められたことに不満があります。積極的に公園が欲しいという方はどれ程いらっしゃいますか。これからの生活が不安です。本日も、この市民説明会のために時間を費やして来ています。うやむやに話を進めることも不満ですし、この計画の案はやめた方がいいと思います。1万人の署名は誰が主催で集めたのか、またその時にどの範囲を公園にすることを求めたのか知らない人が多いと思います。最初から話をしていただかないとわかりません。

参加者:本日の書記は誰ですか。記録として残していますか。

参与:録音しております。

参加者:議事録は後で配布していただけるのですか。

参与:情報公開請求があればお渡しいたします。また、狛江市のホームページにて公開いたします。

参加者:パブリックコメントの回答はいつ配布するのでしょうか。

理事:パブリックコメントの回答は広報こまえ11月15日号で公表いたします。また、先程ご質問がありましたが、構想(案)には公園の整備区域に民有地を含むような形で示されているのでやめた方がよいということについて、公有地を中心として整備することをお示ししております。また、構想(案)の発端について、水道局用地を公園化するにあたり、狛江市が水道局用地を購入することを検討していた時期もありました。しかし、狛江市での土地の購入は困難であることがわかり、当該地に都立公園を誘致する形へ変遷したというのが始まりです。ですから、整備の中心は公有地となりますので、まずは公有地を都立公園として整備していただき、その後、私有地に関しては協力していただけるのであれば協力していただきますし、協力は難しいということであれば、状況を踏まえつつ進めていきます。民有地をすぐに整備しなくても、都立公園の誘致はできるのではないか、ということを考えておりますので、全体が和泉多摩川緑地として指定されておりますが、まずはどこを目標として都立公園の整備を東京都にお願いするか、第2段階で示しているところだけでも都立公園にできれば、とりあえず狛江市の目標は達成できるのではと考えています。

参加者:区域内にお住いの方は非常に心配しておられるでしょうけれども、一つの例を取り上げます。杉並区の善福寺川公園は都立公園で、その周辺の民有地を50年も前からゆっくりと買収してきていますが、強制的には行っておりません。ここは川がすぐに溢れるような所ですので、川幅を広げる等の対策をしています。現在狛江市では過密マンションや無造作な家屋が並んでいます。都市計画も何もなく昔の畔道に沿って家が建っているような所では、大震災が起きた時にどこに逃げればよいのかという話になりますが、市民グランドのような遠い所へ逃げたら皆が焼け死んでしまいますので、多摩川が適正だということになります。狛江高校の近くに水道局用地や防衛省の土地がありますが、狛江市は20年近く何も手を付けられませんでした。この度、構想(案)ができたことは進歩だと思います。これは個人の問題ではなく、皆で考える問題です。それから、狛江市民は同時に東京都民でもあります。ですから、都有地である水道局用地を公園としてだけではない防災の機能等を持つ土地として考える必要があります。大きな火災が起きたら逃げる所は多摩川しかありません。区域内に住まれている方は不安でしょうから、善福寺川公園のように50年も60年もかけてゆっくりと整備するべきです。先日、鬼怒川の堤防が決壊しましたが、雨が集中して降りますと、狛江市では和泉多摩川緑地の区域が決壊する危険が特に高くなっています。余計な話ですが、もう少し良い所へ住まいを移すようなことも必要です。それだけ、狛江市にとって緑地公園を造ることは必要であると思います。

参加者:先程、1万人の署名は誰が集めたのかという質問がありましたが、私はその署名をした人の一人です。当時は水道局用地を水道局が売払おうとしていました。都市計画緑地の都市計画のある土地ですから、都立公園を造りたいということで地域の皆さんが署名をしたという経緯がありました。当時もいつ都立公園ができるかについてはっきりしていませんでした。今回は、狛江市として東京都に対してこの地域を都立公園にしてくださいとお願いするもので、狛江市というまち、自治体の意思として公園を造ってくださいと東京都に示すものです。ですから私は、この構想は単なるイメージ図ではなく、狛江市としての意思を表明するものだと思っていますし、住民の合意を得たうえで東京都に提出するものだと考えています。そうなりますと、構想(案)の第3段階にあります紫色の線で囲まれた区域が整備対象であるとのことで、この17.1haの区域が和泉多摩川緑地都立公園誘致範囲(案)であり民有地が含まれていますので、当然住民との合意を得てから東京都に構想を提出するべきであると思います。そうすることは、地権者が相続等で分からなくなっている場合もありますから、大変なことです。ですから、現実的には第2段階での整備想定面積5.7haを都立公園誘致の範囲として東京都に提出するべきであると私は思っています。また、市長を囲む会の中で市長が仰っていたように行政代執行はないとのことですが、事業認可が下りれば、法律上は行政代執行ができるわけです。また、例としては強制的な立ち退きはございます。国土交通省関東整備局ではそこで過去に土地収用法を適用して行政代執行した事例がございますから、実例を踏まえた上で狛江市としての答えを出すべきだと考えています。

参加者:私は、パブリックコメントでは、1万人の署名について、いつ行われどのような内容なのか明記して欲しいとお願いいたしましたが、パブリックコメント実施結果に入っておりませんでしたので残念な思いをしました。文章の得手不得手はありますが、住民一人ひとりの意見をくみ上げていただけていないのではないかと不安になりました。もう一つ、都立公園誘致によって狛江市の財政がどの程度良くなるのかについて質問しました。何のために公園を造るのか私は腑に落ちなかったので、狛江市の財政がどの様に好転していくのか、今一度説明をしていただければと思います。強制的な立ち退きにより狛江市の人口が減り、市税の収入も減少すると思われますが、それを敢えて都立公園とすることによってどのように財政状況が変わるのか、お教えいただければと思います。

理事:パブリックコメント実施結果の1万人を超える署名のリストについて、これは、和泉多摩川緑地都立公園化促進協議会という団体が東京都知事に対して要望をしたものです。市が直接関与しているものではありません。パブリックコメントでお答えできなかったことは大変申し訳ございませんでした。都立公園化によりどのように財政状況が変わるのかということについて、計画ではなくイメージを都に伝えるものが構想ですので、現段階ではお答えできません。

参加者:後世の人のために、都市計画を立てるということに対して、私は賛成です。しかし、将来自分の家計がどうなっているか、どこに家を建ててどの様に暮らすかということについて考えることは人生について普通のことですが、この構想(案)にはそういった記述がなく、構想(案)はイメージだ、と言われると内容が薄いものに思え、非常にがっかりします。

参与:将来的な公園の意義と言うのは構想(案)の中に書いているのですけれども、区域内にお住いの方がいなくなった際に固定資産税や住民税が減収するのではないのかという部分についての想定はされておりますが、現状では狛江市はここ数年人口は増加しております。都市機能として一定の機能を有した公園があるということは狛江市として大きな利点になると思いますので、将来的に都市間競争というものが現実となった時に、「私たちがつくる水と緑のまち」と言っておきながら現実では水や緑がどこにあるのかといった話になった際には、このような一定の規模の公園ができるということは、市として大きな魅力となると思っております。このようなことから、狛江市に転入される方もいると想定されます。現段階では第2段階が何年後にできるのか正直言って明示できないところもございますが、このような公園ができれば、市としての魅力は上がり、それによって住戸数の増加とまではいかないまでも、維持はできるのではないかと考えております。

参加者:今の点にも関連する部分なのですが、お尋ねさせていただきます。今の方のご質問もそうなのですが、例えば今のご説明やこの構想(案)全体を見ても、それを実現するために今生活している方の生活基盤や地域とのつながりを壊さなければいけないものなのかどうかという部分に、皆さんが疑問を感じられているのだと思います。もし仮に民有地について、生活状況を変えていただくということをお願いしていくのであれば、本当に人の命を守るためにこういう必要があるから作らなくてはいけない等、そういった説明があってこそ初めて私たちもその先の事を真剣に考えていけることになるのではないかと思います。その点について納得のいく説明がなされていないのが一番の問題なのではないかと思います。人の生活を変えてまで公園を作る必要があるのかというと、恐らくここにいらっしゃる多くの方々は疑問を感じており、納得のいく構想(案)とはなっていないと思います。それにも関わらず民有地を含んだ形で公園を整備するということを狛江市の意思として東京都に提案するということに非常に違和感があり、それには賛成しかねるということが大きな意見なのではないかと思います。質問させていただきたいと思います。まずパブリックコメントについてお聞きしたいのですが、パブリックコメントの中で一番多い意見というのは、正確に数えたわけではないですが、やはり民有地を整備範囲に含んだ形で都立公園を整備することを東京都に対して提案することを見直すべきだという意見が一番多いと見えますが、その点について誤りはありますでしょうか。

理事:民有地を含めず公有地のみで進めてほしいという意見については66件ございました。一番多かった意見でございます。

参加者:では、パブリックコメントを行った結果出た意見というのが、民有地を除いた公有地のみで公園を整備する提案をしてほしいということであったにも関わらず、実際には整備の区域を見てみると、昭和17年に都市計画決定されたもともとの範囲が維持されているということが事実としてあるのだと思います。確かに第3段階の図を見ますと一部の民有地が除外された形になっているのだと思いますが、実際に41ページ等にある利用範囲を見ますと、民有地を全て利用した公園機能を整備することを目指すとはっきり書かれています。実質的には何も変わっていないということだと思うのですが、その点は認識に何か誤りがありますでしょうか。

理事:一例として示しておりまして、黄色く和泉多摩川緑地の範囲を示している所でその範囲の中で導入をしていくとこういう形になるというところではあるのですが、先ほどお話がありました公有地を中心にという考えに繋がる部分もございまして、例えば構想(案)41ページの多目的エリアとスポーツエリアという機能を確保するには、公有地のみで確保でき、最初の目標としているところをある程度都立公園としての市が要望する一定の機能を確保できるという意味で示しております。サービスエリア等ございますが、やはり市として確保したいのは多目的エリアやスポーツエリアであり、それと市の公園との連携ができればある程度目標が達成できるというイメージを含めて一例として示しております。

参加者:42ページの災害時の利用も同様に順位付けがされていて、民有地を含むエリアの利用については優先順位が低い対応というのが定められているという理解でよろしいでしょうか。

理事:東京都に示す資料としても使っていくので、優先順位というのを明確に示すには至っておりませんが、やはり市がこの計画を作るイメージとしてはどこを中心に整備していこうという認識は持っており、東京都協議の段階ではそのような協議をしていくという必要性はあると思います。

参加者:当然これは公園としてつくる必要性がある部分というのと、実際に整備されて提供される部分だと思います。仮に公有地を中心に整備していくということであれば、公有地の機能を使って、なおどうしても実現できない必要な目的がある場合に民有地を使っていくという計画を作ることが、まさにパブリックコメントで示された民意だと思いますが、そういった意味では前回の説明会で出された構想(素案)と利用形態の変更が見られませんが、公有地のみで機能確保するための検討やそのための具体的な案というのは検討されているのでしょうか。

理事:組織として様々な議論をしているのですが、このエリア図というのはまさに公有地で機能を確保できるというところを示しているつもりです。その部分についての議論はできていて、第3段階で民有地を入れていますが、その前の段階で公有地を中心にある程度狛江市が要望する機能ができているという提案を庁内ではしております。

参加者:そのような提案ができる段階まで議論ができているということは、まさに民有地を含むエリアの利用の必要性は必ずしも高くないのではないかと思うのですが、それにも関わらず狛江市から提案する段階で民有地を減らして代わりに多摩川緑地を入れるような、公有地のみの利用で公園を整備するような提案が出てきていないのは何故でしょうか。

理事:この構想(案)についてはあくまで東京都と協議をするための資料です。何故示されていないのかという部分については、今後の整備骨子を定める段階でもう少し突っ込んでいかなければならないところだと思います。ただ、今の段階で狛江市だけで一方的に民有地の部分を示して協議にのせるのにまだ一歩速い段階だと思っておりますので、その部分については当然パブリックコメントのご意見を踏まえてこれから調整していく内容であり、そこで方針を明確にして整備計画というところに進んでいければと思っております。まずは最初に協議する内容としては東京都に都立公園を整備していただく部分にまず理解を持ってもらい、内容については狛江市と市民の皆様と東京都と協議をしながら進めていくということで、まずは入口の部分をやっているつもりでございます。ですので、何故今の段階で明確な計画を示さないのかというのはおっしゃるとおりでございますが、考えとしてはそのような方向性を考えております。

参加者:先ほど質問された方もおっしゃっていましたが、この案を狛江市として東京都に提案するというのは、イメージを出すということだけではなくて、市民の総意としてこういうものを作ってほしいという提案をするという意味合いになると私も考えております。その意味で言うと、市民としては民有地を外した形で提案をしてほしいと言っているのだから、それを前提にした案を作成して東京都に提案をすることが筋なのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

理事:私どもとしては第2段階がそのイメージを踏まえて提案するものだと思っております。細かい内容については示せていないところもございますが、第2段階のイメージは示せているという形で捉えていただければと思います。

参加者:この案を見ると、そのような議論があるということすら表れていないと思います。公有地のみで整備するという方向性がはっきり出ているのであれば、公有地を中心にではなくて、公有地のみで公園を整備するという書き方にすればよいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

理事:民有地についてはもしご協力いただける方がいらっしゃればそこはご協力いただき、まだそこで住んでいきたいというご要望があればそこも踏まえつつ進めていければと思っておりますので、公有地のみとは言いつつもご協力いただける方がいらっしゃればご協力いただきながら進めていくということで考えております。

参加者:そのような曖昧な状態で人の生活を脅かして狛江市としてよいのかということがあるのではないかと思います。最初に申し上げましたが、人の生活を変えてまで作らなければならないということについて、狛江市の意思として東京都に提案していくというのがこの構想(案)になるのだと思います。そうではないのであれば、そうではないということをはっきりと書いて、先ほどの方もおっしゃったとおり仮に民有地の協力も得ていくのであれば、その辺りの合意はあらかじめとった上で提案していくということでなければ、これをあたかも市民全体が合意したかのような形で提案するのは、東京都に対する説明として嘘になるのではないかと思います。その点はご留意いただきたいと思います。関連してですが、既にパブリックコメントでは民有地を外して提案してほしいと言っているにも関わらず、仮に全体を含めた形として提案した場合に、整備計画を策定する際に第1段階や第2段階で仮に民有地が含まれているのであれば、訴訟が起こる可能性があると思います。訴訟が起きれば計画期間が遅くなり、東京都がかけるコストも増加していくと思いますが、そういったリスクとしての事実を東京都に伝えることはあるのでしょうか。

参与:今のお話の中では公有地のみというのが一番だと思うのですけれども、第3段階を読んでいただくと、公園等を成形化するために検討を始める段階であり、つまり民有地が含まれておりますが、第2段階で公有地を中心に整備を一定程度できた時に、次にどうするのかを検討する段階として、公園としての一体性という部分では必要なのではないかと東京都に対して狛江市として提案をしたい部分でございます。ですのでそれにつきましても、和泉多摩川緑地周辺のまちづくりの方向性について地権者の方をはじめとする地域の住民の方々と検討を行う段階としております。この段階で民有地が含まれているからと言って、立ち退きを迫られたり、嫌がらせをされたりというようなことはあり得ません。やはり将来的にどのようにするのかここから検討をしていただきたいということを提案するというだけでありまして、第2段階までである程度の整備ができたということで、市民の方々もこれでよいということであれば、第3段階まで進むことにはならないという可能性もございます。ただ、市として今の段階では一体的な利用ということでこういうところまで想定できるのではないかということで、構想として留めております。ただここもあくまでも検討を始める段階ということで記載させていただいておりますので、全体的に強制的な立ち退きや収用は狛江市としては想定しておりません。

参加者:であれば49ページの図から、民有地の範囲というのを削ってください。

参与:それはあくまでも案でございます。

参加者:立ち退きについて、他に質問された方もおっしゃっていましたが、市長は絶対にないという言い方をしていたと思います。それはあくまで想定がないというだけであって、法律上はこの計画の範囲に含まれている限り手続きを積み重ねていけば収用は可能であり、範囲から外れれば収用や強制的な立ち退きもなくなりますし、先買いで地域が虫食い状になり雰囲気が壊れてしまうということも起こりません。範囲から外せばそれは絶対にないとは言えると思いますが、範囲に含まれている限りその可能性はあるということだと思います。この点の認識は正しいのでしょうか、間違っているのでしょうか、教えてください。

理事:強制的な立ち退きについて法律的にはできるのではないかというお話ですが、都市計画決定をしていても事業認可をとらなければ土地を収用する手続きには入っていけません。事業認可のやり方についても、例えば第2段階の整備エリアで公有地のみを事業認可取得し、民有地を入れないという形をとっていければ、立ち退きや土地をお譲りいただくような交渉には入っていけませんので、事業認可のやり方を明確にできれば強制的な立ち退きには入っていけない形になろうかと思います。当然事業認可を取得する段階では事業説明会を行いますし、その前の段階でまずは公有地のみを取得して進めていくという形をとれればと考えておりますので、そのような形で進めていきたいと思っております。

参加者:事業認可ができないというのもどうかと思いますが、そもそもこの計画の範囲から外れれば事業認可が絶対にできません。範囲に入っている限り手続きを積み重ねて事業認可を受けて、都市計画法の手続きなので強制的な立ち退きは可能であるという状況は一貫して変わっていないと思うのですけれども、その点について何故ないと断言して嘘を書くのかという部分に一番疑問があります。そういうことがありますので、私たちはこの計画全体を信用していくことができませんし、皆さんのご説明を十分納得することができないという部分があるように思えるのですが、その点はいかがでしょうか。

理事:都市計画決定をしている範囲というのは今の段階では20.3haということで示している範囲です。この都市計画決定されている範囲を東京都で進めていくということになった段階で事業認可するエリアを決めて進めていくということになります。まずは第2段階で公有地を中心にという形をとり、第3段階では検討する段階であり、ここで事業認可という形で示していくつもりはございませんので、第3段階でも強制的な立ち退きということは当然ないという理解をしております。

参加者:再三申し上げて申し訳ありませんが、その範囲の都市計画変更をして民有地を外すという提案は実際にできると思います。それさえやっていただければ、公有地を中心に防災公園を整備するということに賛成される方はたくさんいらっしゃると思います。ですから、公園を整備することを前向きに考えられるように、今本当に暗澹とした気持ちでこの場にいらっしゃる方もたくさんいらっしゃると思うので、市民の生活と生命に関わることを扱われていることを十分ご認識いただいた上で、住民の合意を得たうえで提案をしていただきたいということをお伝えしたいと思います。

参加者:まず手続き上の進め方に関しての質問なのですが、パブリックコメントで私は明確に白紙撤回してほしいということを意見させていただきました。先ほど同様のコメントをこの場でもされている方も何人かいらっしゃったと思いますが、見せていただいたパブリックコメントの回答資料に私の意見が反映されておりません。他にも同様の方がいらっしゃるという風にお見受けしましたので、パブリックコメントで白紙撤回を意見申請された件数が何件あったのか、なおかつこのような提案を出されているということは白紙撤回に関しては受け入れることができないという意思を示しているということだと思いますので、その点をまずはクリアにしていただけないでしょうか。

理事:調べますので少しお時間をいただきたいと思います。

参加者:調べている間によろしいでしょうか。私は今回説明会に初めて参加をさせていただきました。7月に説明会を4回ほどされたと伺っておりますが、説明会を最後まで同じ方に担当していただけないでしょうか。今説明されている方にも退職の期限があると思います。退職後にこの構想が続いた場合に違う方に変わる可能性もあると思います。最後まで全部の話を理解されている方が説明していただく形をとっていただけないでしょうか。それと、狛江市でこの事業に対して何名の方が携わっているのかお伺いします。

理事:担当を継続して同じ者にということでございますが、当然退職があったり人事異動があったり等、組織上そのような対応は難しいところでございますが、市の考えは継続して変わりません。この狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想というものは市長のトップダウンで作成している部分もございますので、考えは一貫して変えない形で進めていきたいと思います。また、職員が何名関わっているかという部分ですが、構想(案)の76ページに庁内検討委員会の構成職員が11名記載されており、その他にまちづくり推進課も携わっており、20名程度の職員が関わっております。

主幹:パブリックコメントについてですが、白紙撤回という文言をコメントの中でいただいている件数は2件ほど確認しております。パブリックコメントとして集約しているものの中では、民有地ではなく公有地のみで進めてほしいという内容の質問として一括して整理して回答させていただきました。

参加者:それは白紙撤回とは全く違うと思います。

主幹:白紙撤回という一言だけではなく、白紙撤回に対してのご意見という形で書かれていますので、そういった形での整理をさせていただいたところでございます。

参加者:4回の説明会とパブリックコメントをされて、今私がご指摘させていただいたとおり、明確に反対の意見を述べさせていただいているつもりです。今回の意見集約等を含めて、民有地を除いた形で行うようにという意見が66件あったということだと思いますが、一方で今回素案が案になり、手続き上市民の声を受け入れて、本来ここで出てくる案というのはその意見を明確に反映したものになっているであろうということを期待しているわけですが、白紙撤回ということが文言から外れていたり、私の個人的な印象かもしれませんが、この計画ありきで既成事実の積み重ねをしていたりというような印象を感じざるを得ないという不信感を持っております。この先の手続き的な部分についてですが、この案というのが狛江市のどのような手順を踏んだ上で狛江市の総意として東京都への提案となっていくのか、その過程の中でどのように民主的な手続きをとって東京都へ提出するのでしょうか。先ほどから、イメージであるからや、案であるから等、ある意味逃げのような答弁を聞かされているのですが、イメージであろうが何であろうが、狛江市の総意として公的な資料として出すという責任を伴って皆さんには考えていただかなければなりません。その前提として、今後の手続きをどのように踏んで狛江市の大多数の意見を反映したものであるということを東京都に伝えるのかお聞かせいただく中で、既成事実の積み重ねでこの考え方ありきでこういったものが作られていくのではないかという不安を払拭するようなご説明をいただきたいと思います。

理事:この計画ありきというところでは、構想(案)9ページで関連する市の計画をお示ししておりまして、市の上位計画でも都立公園の誘致を前提に進めていくということが示されており、それに沿って進めてきているところでございます。この構想(案)が独り歩きしてこの計画ありきで進んできているものではないということはご理解いただきたいと思います。市としての考え方はこれまでにもあり、それに沿ってここに都立公園を誘致して整備を進めていきたいという考えがまずはあったというところでございます。また、どのような手続きをもって進めていくのかということでございますが、今回の説明会の内容を踏まえて、構想(案)から(案)を外して、市としての一貫した都立公園の誘致をお願いしたいという考えをもって東京都と協議をするための資料として活用したいと考えております。この構想に書いたのだからこのとおりに進むということではなくて、これを東京都と協議するための市としての都立公園誘致に向けた理念やイメージをお示しして、和泉多摩川緑地については都立公園として整備をしていきたいという市の意思表示を示していきたいと考えています。その中で具体的な計画については明確にしたいと考えております。この構想はまだ理念やイメージを東京都にお伝えする資料として活用するという段階でございます。

参加者:私の質問に明確に答えていただけていないと思います。この構想(案)が東京都に提出されるまでにどのような承認手続きをとられるのか、民意を反映した承認手続きとなるのかどうかお聞かせください。

理事:この説明会の結果と構想の内容について庁議に諮りまして、市としての意思決定をもって構想として定めていきたいと考えております。

参加者:ということは狛江市役所の内部で手続きされるということでしょうか。

理事:最終的には市の最高意思決定機関である庁議に諮りまして、今回の説明会の内容についても報告し、決定していければと思っております。その決定をもって東京都に協議をする構想となっていくという手続きをとってまいります。

参加者:その前段としてさらに住民の意見をどのように取り入れていく予定なのでしょうか。今回の説明会の意見を聞いて、前回のようにあらかじめある自分たちの意見を、あたかも市民の意見を反映したようにして市としての答申になるのかというような心配を私は強く持っています。

理事:先ほどお話したとおり、これは計画ではありませんので、構想(案)の2、3ページに示しておりますが協議の段階で東京都に和泉多摩川緑地が都立公園誘致にふさわしい立地特性にあるという理念やイメージを明確に示すために今回策定したものでございますので、和泉多摩川緑地が都立公園を整備するのにふさわしい地域であるということをまず伝えることに活用する資料でございます。この内容は協議をするための入口の段階の資料でございますので、内容については計画ではないというところをご理解いただきたいと思います。この構想の内容をもって東京都には誘致を進めていければと思っております。

参加者:納得はしませんが、理解はしました。ありがとうございました。

参加者:役所の仕事がこんなにスピーディーになったのかという感想を持っております。このような大きな問題を7月8月から市民の意見を聞いて、こんなに早く構想ができるのかと思っておりましたら、このような構想かと納得したのが今の私の感想です。資料の73ページに狛江市和泉多摩川緑地都立公園化整備推進構想策定委員会というのがございまして、市民の方も5名含まれて運営されているようでございます。まず一点は、この委員会を何回か開催しているようですが、今日あったような意見や前回の説明会での意見は市民委員の方や学識経験者の方からございましたでしょうか。

理事:意見としてはございました。

参加者:具体的にどのような意見でしたか。議事録はございますか。

理事:議事録は市のホームページに掲載しておりますが、本日は持ち合わせておりません。

参加者:そういった意見が委員会で出て、それを市の職員が集まった委員会でどのように取り上げられているのでしょうか。

理事:この構想(案)については、構想(素案)を市民の意見を反映し、その内容についてもご理解をいただいた上でやるとしています。

参加者:どのくらいの討議を経てご理解をいただいたのですか。構想であろうと計画であろうと市民にとっては同じです。先ほど白紙撤回の話がありましたが、白紙撤回を含めて策定委員会を開いていただき、再度構想を練り直していただきたいです。市民のこういった意見がどう反映されたか、読んでみてわかるような構想にしていただきたいと思います。策定委員会で委員の方々がこれらを踏まえてどう判断するか、具体的に議事録も提示していただき進めていっていただきたいです。この構想を提出するのに期限があるのでしょうか。

理事:期限というものは特にありません。

参加者:問題のある計画なのだから、ゼロに戻して、市民の意見を公式の場で聞いて積上げていくという計画にしてください。このような説明会をいくら開いても皆さん納得いきません。

理事:今回の構想(案)につきましては、庁内検討委員会と策定委員会でパブリックコメントの内容を説明した上で市として案として意思決定したものを出しています。今回の説明会の内容についてはまた報告をして、今後の対応については検討したいと考えております。

理事:今回の案については市としての考えをお示ししたつもりでございますので、今の段階では白紙撤回というのは考えておりません。

参加者:具体的な日程ですが、東京都へはいつ要望を出すのでしょうか。

理事:具体的な日程というのはまだ決まっておりませんが、この構想(案)というものをまとめた段階で東京都協議を本格化したいと考えております。現段階では構想(案)でございますので、今後の予定については明確にはしておりませんが、年度内には構想をまとめ、来年度早々に東京都への協議を始められればというイメージを担当としては持っております。

参加者:もう一点聞きたいのは、この都立公園の規模に関してのことなのですが、公有地のみから何故民有地も含まれて範囲が拡大してしまったのか、その辺りの経過を知りたいです。それを要望しているのはどなたなのか、個人名もあげていただきたいと思います。

理事:都立公園誘致の範囲が拡大したということではないのですが、和泉多摩川緑地の20.3ha全体が都市計画に指定されており、その中で都立公園をどう誘致して公園整備をどう進めていこうかというイメージをここで示しているというものでございます。誰がこういう計画にしたのかということではなく、これも市としての総意としてこういう計画を作っているところでございます。

参加者:市としての総意と言われても、住民にとっては自分の住居まで範囲にかかって将来的に不安なままで今後の生活を送っていくということが非常に嫌なことで、何故範囲が拡大されてしまったのかを知りたいです。策定委員会で規模を広げたいと言ったのでしょうか。その辺りの経緯を知りたいです。公有地だけであれば公園を整備するのも仕方ないと言う方もいると思います。この問題は民有地まで含まれてしまうということが問題だと思います。20年や30年、50年とおっしゃった方もいらっしゃいましたが、住んでいる方は高齢の方もいらっしゃいますが二世帯住宅等、住居というのは長い年数そこに住んでいくことになるわけです。ですので、先が不安というのは精神衛生上非常に良くありません。

参加者:今のような話をしていると堂々巡りとなってしまいます。先ほどご質問をされていた中で反社会的勢力の話がありましたが、反社会的勢力が来るのは何故かと言うと土地が値上がりし、儲かるという前提があるからであって、公園が整備される際にはそれはありません。ですから反社会的勢力が来るというのはまずないということを皆さんご承知おきいただきたいと思います。それから今のご質問のように、公園の規模が拡大したとおっしゃっていましたが、拡大はしておりません。昭和17年の都市計画決定よりも小さい第1段階、小さい第2段階としてやっておりますので、決して拡大はしておりません。また、立ち退きがないということですので、世代間を越えて住みたければ住んでいけばよいので、それを今また蒸し返すと堂々巡りとなってしまい話が先に進んでいきません。この点だけ言わせていただければと思います。

参加者:お願いがあります。これを出す際に第1段階だけを出していただきたいです。水道局の資材置き場は都の持ち物だと思っている人がいると思いますが、そうではないそうです。あれは独立採算制で都がお金を出して買わなければいけないそうです。今はお金がないので、都は当分そのようなことはできないと思います。それと、10年前に水道局から狛江市に40億円で購入してほしいという話がありました。それで狛江市はお金がないのでどうしたかというと、市民グランドを売却し、国からお金を借りて40億円を用意して買おうとしていたそうです。けれども、市民グランドを使っている人が反対し、その話はとん挫しました。10年前にそういうことがあり、それから2年たってから、都へ公園を整備したいという申請を出したけれども、受け付けられなかったそうです。そういう経緯があったのに、今になって水道局はあの場所をまだ使いたいとなっているそうです。私は資材置き場だけでも都立公園にしていただいたらどうかと思ったのですが、あれは震災時に都内の破損した水道管を修理するための備品倉庫になってしまっています。ですからあの場所は絶対使わせてもらえません。それから、水道局の用地にも現在とても大きなものが置いてあります。もし活用したいとなってもあの場所は今も必要だそうです。それをどこか他の場所へ持っていくとしても、その場所を探すのが大変なので、都が水道局に交渉しても簡単に売却してくれるかどうかわかりません。ですから、私は第1段階でさえ困難な話だと思います。現在都はお金がないので絶対に出来ません。10年先に可能になったとしても、水道局が売却してくれないかもしれないですし、それ自体が非常に困難だと思います。それに、第2段階の防衛省の土地は共済組合の用地であり、とても楽しんで皆さん使っています。そういう利用している人たちに反対されたら、市民グランドと同じ話になります。簡単に防衛省共済組合の方たちが合意するかどうかわかりません。ですから、とても困難だと思いますので、第1段階のみ出せばよいと思います。第3段階など必要ないと思います。

理事:過去には市で水道局用地を購入しようとしたが、断念したということがありました。一方では水道局がその土地を今は有効活用したいという部分もあり、今後の可能性について難しくなってきたということもございますが、やはりもともとの都立公園誘致に至った経緯としては水道局用地を有効活用し公園化できればということが発端となっているかと思います。東京都にこちらに目を向けてもらわなければその可能性が遠くなってしまうので、まずは東京都との協議を本格化してその中でどのような公園を整備するかという段階に入っていきたいために、市でこの構想を作っています。ですから理念やイメージに留まっているというのは、具体的な計画は協議をしながら、狛江市は市民の立場に立って提案をしていきます。特に水道局用地の公園化に的を絞って進めていくというご意見ですが、やはりそこだけではなく全体像を示さないと、東京都は大きい公園というイメージを持つだけです。ただ、市は水道局用地や防衛省用地等から活用していただければそれだけで市としてはよくなるということで、そこの綱引きをしたいということでこの構想(案)を作っています。したがって、この構想(案)は計画ではなく、東京都協議で様々な話し合いをするための資料になるということでご理解をいただければと思います。

事務局:正午を過ぎましたので、大変恐縮ですがあと1名の方で最後とさせていただきたいと思います。

参加者:この1万人の署名というのは、最初、水道局用地の確保ということで、防災公園やスポーツ施設という要望があって署名したものです。ところが拡大したというのは私も初めて見ましたが、これは狛江市だけの問題だと考えたら間違いです。これは都立公園として、狛江市はお金がないので都有地を東京都の公園として整備してほしいというのが要望だと思います。近隣の市区町村を見てもう少し勉強してもらいたいと思います。杉並区等でも都立公園というのは結構整備されています。お金については狛江市よりはあるかもしれませんが、そのような都立公園ができています。狛江市だけが都立公園がありません。稲城市や調布市も立派な野球場や公園が整備されています。あまり消極的にならない方がよいと思います。せっかく公有地があるのですし、ここ以外に狛江市の土地はほとんどありません。それが狛江市の土地でなくても都有地であれば市民が利用できます。第1段階の水道局用地を何とかしたいというのが始まりなのだと思います。それが前市長時代にはお金がないというだけでできないと言い、都有地で都立公園にしてほしいと盛り上がった時に交渉ができませんでした。20年前からの市民の要望でしたが、今になってやっとこういう案ができたということは少しでも進歩してきたという風に感じています。付近にお住いの方は心配だと思いますが、それは何度も市の方が説明されたように第1段階はまずは公有地を確保するというのが目的であり、この大きなエリアについて民有地も含めて整備するというのは、100年経ってもできることではないと思います。ですので、皆さんはあまり心配する必要はないと思います。

事務局:それでは、これで質疑応答を終了させていただきます。以上で狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(案)についての市民説明会を閉会いたします。本日はありがとうございました。