1 日時 平成27年11月12日(木曜日)  午後7時~9時
2 場所 西河原公民館 3階多目的ホール
3 出席者 参加者 44人
事務局 参与(兼)都市建設部長、和泉多摩川緑地都立公園誘致推進担当理事(兼)まちづくり推進課長、まちづくり推進課まちづくり推進担当主幹、まちづくり推進課都市計画担当主査、まちづくり推進課都市計画担当職員2人
4 議題   狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(案)について
5 配布資料

1 狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(素案)に対するパブリックコメント実施結果(概要)

2 狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(素案)に対するパブリックコメント実施結果

3 狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(案)

4 狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(案)(パワーポイント資料)

6 説明会内容
事務局:それでは、定刻になりましたので、これより「狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(案)についての市民説明会」を開会いたします。まず狛江市参与兼都市建設部長より、開会のご挨拶をさせていただきます。

 

    (参与より挨拶)

 

理事:引き続き、自己紹介をさせていただきます。

 

    (理事・主幹より自己紹介)

  

事務局:本日の説明会の流れですが、まず、私ども都市建設部まちづくり推進課から、平成27年7月1日から平成27年7月31日に実施いたしました狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(素案)に対するパブリックコメントの結果と、狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(案)策定の趣旨、構想(案)の基本的な考え方について説明をさせていただき、その後、質問等をお受けいたします。概ね午後9時を目途に終了させていただければと思っておりますのでよろしくお願いします。それでは、構想(案)について、都市建設部まちづくり推進課まちづくり推進担当主幹より説明させていただきます。

主幹:まず狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(素案)に対するパブリックコメントの結果についてご説明いたします。配布しておりますA4版資料の「狛江市和泉多摩川緑地誘致推進構想(素案)に対するパブリックコメント実施結果(概要)」をご覧ください。狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(素案)に対するパブリックコメントについては、平成27年7月1日(水曜日)から7月31日(金曜日)まで実施いたしまして、パブリックコメントの提出者数は105人、意見等件数は56件ございました。なお、いただいたご意見の提出方法の内訳につきましては、持参された方が57.5%、メールをお寄せいただいた方が30%、FAXが12%、郵送は0.5%でございました。また、意見等件数には、複数人による同一意見は1件と数えております。また、パブリックコメントの期間中に市民説明会を4回開催しており、市民説明会においても参加者の皆様からご意見をいただいております。いただいたご意見の主なものとしては、『都立公園誘致区域には民有地を含めず公有地のみで進めてほしい』といったものや、『都立公園誘致区域内の住民に丁寧な説明をしてほしい』というものが多くありました。その他、『立地特性を活かした利用者自身でつくる公園にしたい』、また、都立公園内の施設についてのご意見等もありました。構想(素案)の説明会及びパブリックコメントでいただいたご意見と、それに対する回答につきましては、配布しておりますA3版資料の「狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(素案)に対するパブリックコメント実施結果」に記載しておりますので、合わせてご覧いただければと思います。なお、いただいたご意見のうち、回答が不要とされるものが3件ございました。そちらについては、掲載をしておりません。続きまして、「狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(案)」について、こちらのパワーポイントを用いて簡単に概要を説明させていただきます。パワーポイントの画面につきましては、本日資料として配布させていただいておりますので、そちらも合わせてご覧いただければと思います。この構想(案)は、先ほどご説明いたしました市民説明会及びシンポジウムでいただいたご意見や、パブリックコメントで頂いたご意見等を踏まえまして、委員会でさらに検討し、今回構想(案)として取りまとめたものでございます。構想(案)の内容を説明させていただく前に、都立公園を誘致するという流れの全体像の説明をさせていただきます。狛江市では、平成24年12月1日に田中橋交差点から狛江高校前交差点までの調布都市計画道路3・4・17号線が開通し、多摩川を挟んで、東京都と神奈川県を結ぶ重要な路線として供用されている世田谷通りと接続されました。交通アクセスが向上したことで、多摩川緊急河川敷道路と世田谷通りの結節点となる和泉多摩川緑地を、環境機能及び広域防災機能の拠点とし、地域全体の健全な発展を図るための都市基盤整備を行うことが可能となりました。さらに、和泉多摩川緑地に都立公園を誘致することができれば、狛江市民を含めた、多様な交流ができるスポーツ・レクリエーション空間の確保にもつながり、狛江市の将来にとって非常に有益なものとなると考えております。このような大規模公園を誘致したいという「思い」を目に見える形でとりまとめたものが「狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(案)」でございます。これは、あくまで市として和泉多摩川緑地へ都立公園を誘致するにあたっての理念をイメージとして取りまとめたものとなります。ただし、「思い」だけでは公園の整備はできませんので、この構想をスタートとして、今後、東京都との協議や都市計画変更を経て、実際に整備計画を策定し、将来的に「思い」を「実現」していく必要があります。本日ご説明いたしますのは、「狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(案)」ですが、これは「思い」の部分でございます。さて、「狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(案)」は、平成26年4月に学識の先生方や市民の方を交えた策定委員会を立ち上げ、パブリックコメントでのご意見等を踏まえ、議論検討したものです。昭和17年の都市計画決定からおよそ70年が経ち、変化する時代のニーズに対応すべく、また、和泉多摩川緑地の特性を活かし、都立公園として整備する意義をまとめたものです。時代のニーズとしては、大きく次の3つを想定しています。一つ目は、「人口減少と超高齢化社会に対応する緑のグランドデザイン」、二つ目としては、「生物多様性時代の緑のグランドデザイン」、三つ目としては、「大災害に備える緑のグランドデザイン」です。具体的な意義としては、それぞれ「多様な交流ができるスポーツ・レクリエーション空間の確保」「多摩川の景観軸の拠点形成と環境保全機能の向上」「首都直下型地震等に備える広域防災機能の確保」の3つを挙げております。次に、本構想の位置づけについて説明させていただきます。これは、構想(素案)の市民説明会にて、都立公園の整備計画と誤解され、立ち退きを迫られるのではないかという不安をお持ちの方が多数いらっしゃったことを受け、構想の位置づけについて、より明確にするために記載しました。この構想は、狛江市が、和泉多摩川緑地に都立公園誘致に向けて東京都と協議を進めていくにあたり、主に和泉多摩川緑地の立地の優位性や、都立公園として整備する意義を示すためのもので、狛江市の理念やイメージを認識していただくために、提案するものとなります。東京都との協議を進め、都立公園の誘致が決まり次第、順次住民との意見交換を踏まえつつ、都立公園の具体的な整備内容等を定め、事業化へ向けて東京都と連携していきたいと考えております。それでは、構想(案)の内容について、ご説明いたします。和泉多摩川緑地は、市内の南西部の多摩川河川敷に隣接した位置にあり、昭和17年に都市計画決定された20.3haの都市計画緑地です。このような位置に立地する和泉多摩川緑地について、「アクセシビリティの高さ」、「生物多様性の確保」、「親水教育の拠点」、「歴史的文化的資源」、「橋詰空間を活かした防災拠点化」、「約61%が公共用地」、「都内で都立公園が存在しない市の一つ」という7つの立地特性があります。次にスライドの7ページでは、和泉多摩川緑地の歴史概況について、主な内容と市民の動きをお示ししております。スライドの8ページですが、先ほど和泉多摩川緑地の立地特性を7つ挙げましたが、こうした和泉多摩川緑地の特性を最大限に活かすと、3つの機能を担うことが可能です。具体的には、「スポーツ・レクリエーション機能」、「環境保全機能」、「広域防災拠点機能」です。こうした機能を果たすために、必要な施設を例示として示したものがこの図でございます。ピンク色のものがスポーツ・レクリエーション機能に関するもの、水色のものが環境保全機能に関するもの、オレンジ色のものが広域防災拠点機能に関するものとなります。なお、繰り返しになりますが、これらの具体的な施設は、和泉多摩川緑地に誘致する都立公園のイメージの一例として示しているものです。続きまして、スライド9ページです。和泉多摩川緑地に誘致する都立公園の目指す姿のコンセプトとして、「インクルーシブ公園」という考え方を打ち出しております。この部分については、パブリックコメント等にて「インクルーシブ公園」の意味がわかりづらい、とのご意見をいただいたことから、説明をより詳しく記載するように修正いたしました。これはユニバーサルという考え方から、これをさらに進めて、公園の中だけでなく、公園を核としながら、公園周辺の地域も含めて、まち全体を誰もがアクセスしやすい、利用しやすい空間にしていこうというものです。具体的には図に示しているとおり、3つの柱で支えられたコンセプトで、まず障がい者、高齢者、子供たちを含め、誰もが利用できる公園であること。次に公園へのアクセスも含め、地域全体のまちづくりを進め、地域の住民との協働による管理、運営を行う公園であること。最後に災害時には広域的な防災拠点となりうる安心・安全な公園であること。これらの内容にきめ細かく対応できることを理想にインクルーシブ公園を目指します。続いて、スライド10ページです。誘致する都立公園の目指す姿として、「インクルーシブ公園」という姿を示したわけですが、なぜこのような都立公園が和泉多摩川緑地に必要なのか、都立公園として整備する意義についてご説明いたします。このページでは、都立公園として整備する意義と、和泉多摩川緑地の都立公園誘致によって、新たに期待される地域特性をまとめたものです。1つ目の意義として、「多様な交流ができるスポーツ・レクリエーション空間の確保」としております。2つ目の意義として、「多摩川の景観軸の拠点形成と環境保全機能の向上」としております。3つ目の意義として、「首都直下型地震等に備える広域防災機能の確保」でございます。このような意義は、東京都長期ビジョンを始めとする各種計画の考え方にも沿ったものとなっています。続きまして、スライド11ページをご覧ください。11ページ目と12ページ目は、和泉多摩川緑地に都立公園を誘致できた後の公園利用のイメージについて、一例としてお示ししたものです。これは、あくまで現時点での公園利用のイメージでございますので、今後の東京都との協議等によっては、整備の区域を含めて、必ずしもお示ししているものの通りに整備されるというわけではありません。ご理解いただきますようお願いいたします。まず日常時の公園利用のイメージです。周辺の環境を最大限に活かしてスポーツ・レクリエーション空間を確保するとともに、河川敷との一体活用にも配慮したものとなっております。公共用地を中心に整備しても、機能の確保ができています。都市計画区域としては、西河原自然公園や古民家園の一部などの現状の市立公園等の公有地を取り込む形を想定しています。続いて、12ページでございます。災害時の公園利用のイメージです。和泉多摩川緑地に都立公園を誘致する意義のところでもご説明しましたが、災害時には和泉多摩川緑地が果たせる機能として、「広域避難機能拠点」、「復旧・復興活動の拠点」、「橋詰空間を活かした帰宅困難者支援の拠点」、「都県をまたぐ神奈川県側からの広域受援機能拠点」、「河川堤防と一体となった整備の推進」が挙げられます。これらのイメージは東京都との協議により計画が明確になった後に具体化するものであるため、本日はあくまでも一例として示しております。続きまして、13ページです。最後に、和泉多摩川緑地に都立公園を誘致できることが決定した後に、どのように整備を推進していくことができるかをイメージしたものを一例としてご説明いたします。東京都との協議によっては必ずしもこのようなスケジュールで進めていくというわけではございませんので、その点ご理解いただきますようお願いいたします。大きな流れとしては、3つの段階を経る形となります。協議段階である第1段階と、整備段階である第2段階、第3段階でございます。想定される事業スケジュールのイメージについては、素案では段階ごとに示していましたが、非常にわかりにくい、平成37年には都立公園として開園するのか等のご意見を踏まえまして、現実的なスケジュールかどうかを精査し、第1段階部分のみ、イメージでお示しすることとしました。それでは、各段階について、順番にご説明いたします。スライドは14ページです。まず第1段階としては、「都立公園誘致の協議及び都市計画変更段階」です。これは、東京都と都立公園誘致の協議を行い、現在、和泉多摩川緑地区域の周辺にある市立公園等を都市計画区域に含め、都市計画公園として都市計画決定を行います。パワーポイントの図で示しているオレンジ色の線で囲んだ区域が、将来の都市計画予定区域線となります。続きまして、スライド15ページです。次に第2段階としては、「公有地を中心に整備をする段階」です。これは、東京都水道局や防衛省共済組合狛江スポーツセンター所有地及びその周辺を「優先的に整備を目指す区域」として、東京都と協議の上、整備を進める段階でございます。スライドの図で示している黄色の部分が第2段階で整備予定の区域となります。また、第2段階では狛江市や東京都、防衛省が所有する土地建物を活用して整備を行える部分について、具体的な整備の進め方を整理しながら、ワークショップや公聴会の開催等による都民参加での計画を立案していくことを東京都に提案します。そして、東京都が立案した整備計画に基づき、東京都において都市計画事業の認可取得を行います。なお、具体的なスケジュールにつきましては、市民説明会での意見やパブリックコメントを受けて、削除してございます。最後に、スライド16ページでございます。第3段階は、「公園等を成形化するために検討を始める段階」です。これは、「長期的に開園を検討する区域」として、既設公園や公共施設等に接する区域から土地の整備を検討し、必要最小限の民有地を含めることを明示し、敷地を最大限活用できる可能性のある区域とします。第3段階の整備エリア(案)については、7月に市民説明会等でご説明いたしました構想(素案)から、今回の構想(案)ではパワーポイントの図で示しているように、紫色の線で囲んだ形で示すように修正しております。この段階では、第2段階までの整備の進捗を踏まえ、第1段階で立案した整備の基本計画に沿って、将来的な利用イメージを見据えて、周辺のまちづくりの方向性について、ワークショップや公聴会の開催等による検討していくことを東京都に一例として提案いたします。なお、具体的なスケジュールにつきましては、市民説明会での意見やパブリックコメントを受け、第2段階と同様に削除しました。続きまして、スライドにはございませんが、将来的な利用形態としては、市民説明会で都立公園誘致には公有地部分を優先的に進め、民有地をなるべく含まない形にしてほしいとのご意見や、すぐにでも民有地が都立公園になるようなイメージをお持ちの方の意見が多数ありましたことを受け、広域的な東京都における多摩川沿川の景観や環境保全、スポーツ・レクリエーションの機能を牽引する都立公園としての利用を推進するため、周辺のまちづくりの検討を進める旨を、参考として構想(案)50ページに示しております。構想(案)の概要の説明は以上となります。

事務局:以上で、狛江市和泉多摩川緑地都立公園誘致推進構想(案)の説明を終了いたします。質問等はございますか。

参加者:構想(素案)が構想(案)となり、何が修正されたのか具体的に教えてください。

主幹:構想(案)の修正点について、大まかにご説明させていただきます。構想(案)の2、3ページをご覧ください。構想の位置づけとして、和泉多摩川緑地を都立公園化する全体の流れの中でこの構想がどの位置にあるのかを示しております。今後、東京都の協議する際に、狛江市としてどのようなイメージを持っているかということを示したものが構想になりますが、あくまで「思い」の段階ですので、この通りに進むというものではありません。東京都や住民の方々との協議があって整備の段階へ進むものとなりますので、狛江市としてイメージを示すのみという位置づけです。構想の計画通りに整備が進んでしまうのではないかと心配するご意見を多数いただきましたので、それを踏まえて位置づけについて記述するように修正し、構想(案)としてお示ししております。20ページをご覧ください。インクルーシブ公園についてご説明させていただきます。今まではユニバーサルデザインという考え方のもと、誰でも使える公園として整備を進める理念がございました。しかし、本構想(案)においてはそれだけではなく、公園の機能を確保しながら同時に公園の外の土地についても包括して機能を向上するというものがインクルーシブ公園という考え方であることをお示ししております。続きまして43ページです。都立公園の整備に当たり、今後の流れを段階的に掲載しております。すぐに都立公園が整備されてしまうのではないか、スケジュールがわかりにくい、といったご意見をいただきましたので、精査をした結果、第1段階から第3段階といった3段階の整備に修正しております。都立公園誘致が決定した場合、都立公園を整備する主体は東京都になります。狛江市が行うこととしてお示ししているものが、先程申し上げましたインクルーシブ公園という考え方ですが、公園の外側を整備することになります。東京都が公園の整備を進めるとともに、狛江市でも公園のアクセス向上のための道路の整備等を行うこととしています。第1段階については、東京都と狛江市で協議をし、都市計画変更をする段階でございます。区域内の都市公園及び児童遊園等を含めまして都市計画緑地を都市計画公園に変更する協議をいたします。続いて、46、47ページの第2段階です。この段階は、実際の整備計画を進めていく段階となります。黄色で示している土地が水道局の資材置場や防衛省のグランドの公有地であり、緑色で示している土地は都市公園等の市有地でございます。それらの公有地を活用して、都立公園の整備を行っていく段階になります。実際の整備については、狛江市民を含む都民参加で整備計画の内容を東京都に提案していきます。続いて48、49ページですが、公園を整形化するために整備する段階です。この段階での進捗状況等を踏まえて、和泉多摩川緑地と周辺のまちづくりの方向性につきまして、地権者を始めとする地域住民の皆様と検討を行っていく段階です。紫色で囲っている範囲がこの第3段階で想定している整備の区域案です。以前の構想(素案)について、第2段階及び第3段階の具体的なスケジュールを記載しておりましたが、示されている年度に都立公園が必ず整備されてしまうという誤解を払拭するために、構想(案)では、年度ごとのスケジュールの記載はしておりません。第1段階44ページでは想定される事業スケジュールを一例として示しており、この通りに事業が進むと約束するものではございませんが、スケジュールの記載については第1段階のみに留めております。50ページの将来的な利用形態のイメージについてですが、第3段階を終えた後の話になりますので、今の段階ではあくまでもイメージとして掲載させていただいております。再三申し上げておりますが、構想は、東京都と狛江市が協議する時に狛江市としてのイメージを提出するものでございます。以上、構想(案)の修正点について、大まかではございますがご説明させていただきました。

参加者:第2段階の時点である程度公園は開園しているという想定でしょうか。

理事:第2段階での開園の目標としているところが黄色で示している公有地です。第1段階で、都立公園として東京都によって整備することについての協議が整っていることが前提となっておりますが、事業としてそれらの公有地を整備することがこの段階での狛江市としての目標となります。

参加者:足立区の舎人公園を知っていますか。立派な公園で、バーベキューができる所ですが、煙や騒音の問題があります。また、治安が悪いため地域住民は夜間に近くを通らないようにしているそうです。和泉多摩川緑地に都立公園を整備する時には同じことが起こる心配があります。そして、最近舎人ライナーという路線が開通し、アクセスが良くなり人が増えました。

参与:舎人公園では、公園の下に立体都市公園制度を利用した舎人ライナーの車両基地があることは認識しております。また、防犯上の問題に関しても同様に把握しておりますので、都立公園が誘致される際には、例えば、午後5時以降閉園をして公園に立ち入れないようにする等の検討が必要であると認識しております。

参加者:第2段階で開園するとなれば、先程申し上げた治安の問題が発生することになりますので、心配です。

参与:第2段階に示されている公有地のみで開園した段階では、公園を塀等で囲った場合等は見通しの確保等の防犯上の対策も検討する必要があります。

参加者:和泉多摩川緑地に面する多摩川の対岸は神奈川県ですから、もし和泉多摩川緑地で犯罪が起きて神奈川県に逃げ込まれた場合には警察は犯罪者を追うことができなくなるため、大変危険です。

参加者:パブリックコメントの集計について、適正な統計をお願いしたいと思います。狛江市へ情報公開請求した資料を基に私が集計をしたものを持参しました。計画を白紙にしてほしいと述べた方は5人、完全に反対である方は25人、パブリックコメントを再度実施してほしいと述べた方は2人、公有地のみでの都立公園誘致を要望している人は50人程、完全に賛成している方は20名程となっています。ところで、広報こまえは何部発行されておりますか。

参与:約3万2千部です。

参加者:そうしますと、3万2千部の広報で周知してパブリックコメントを募った結果、回答者は105人でしたが、都立公園誘致に賛成している方は20名程しか居ないということになります。これを狛江市の事実として重く受け止めてほしいと思います。また、地域の方が105人程の地権者にパブリックコメントとは別にアンケートを募った結果、70%の方はこの地に住み続けたいと回答しています。ですから、この構想(案)で立ち退きの対象とされている区域にお住まいの方は、東京都や狛江市に意思表示をするべきだと思います。住民にとって不都合なことは公開したくないという狛江市の姿勢に対して非常に不信感があります。皆さんもそういったことを感じていると思います。また、構想では生物多様性と謳っておきながら強行的に住民を排除しようとすることは、緑や人間は大切ではないと言っているということです。そのような人たちが都立公園を誘致しようとしていることに反対です。

参与:立ち退きは一切ございません。市長を囲む会で明言させていただきましたが、整備対象の区域に入っているからといって強制的に立ち退きを迫ることは一切ございませんので、立ち退きについて否定させていただきます。

参加者:周りが公園となってしまっても、整備対象の区域にずっと住み続けてもいいのですか。

参与:構いません。

理事:水道局用地や防衛省の土地を都立公園とする考えが平成6年頃からございましたので、まずはその公有地に都立公園を誘致することを示しております。

参加者:緑地から公園へ都市計画変更するとのことですが、家や土地等を売却する時に買い手がつかなくなることや、不動産価格が下がり身動きが取れなくなる等の不安があり、数十年先の人生設計ができなくなってしまうと思います。

参与:和泉多摩川緑地の区域は、現在も調布都市計画緑地第2号和泉多摩川緑地という都市計画がかかっている区域です。東京都との協議の結果、都市計画公園に都市計画変更をしても、制限は全く変わりません。都市計画緑地として都市計画決定された昭和17年から今日までの間にも土地の売買はございましたし、現在も家を建築して売買している事例もございます。

参加者:高さの制限等はどうなりますか。

参与:今と変わりません。

参加者:固定資産税の課税額が変わると思います。

参与:土地の課税標準額は、土地に対する都市計画区域の割合に応じて補正されています。

参加者:都市計画緑地と都市計画公園で課税評価額は変わるのでしょうか。

参与:都市計画緑地が都市計画公園の指定に変わっても、その計算は同じです。

参加者:都市計画緑地と都市計画公園の違いはあるのでしょうか。緑地の方は緑がたくさんあるようなイメージですから、より好ましいと思います。

理事:構想(案)41ページに示しておりますが、「多目的エリア」や「スポーツエリア」のような特定の機能を有した土地は、都市計画緑地ではなく都市計画公園としての付加が可能な機能を有します。このように、機能としては緑地よりも公園が適正であると狛江市は考えておりますが、今後の東京都との協議により決定されることですので、協議によって異なる結果になる可能性はあります。

参与:固定資産税についての補足をさせていただきます。宅地に限りますが、土地の8割以上を都市計画区域が占めている場合は、評価額が3割減となります。ですからこの場合は、実際の評価額の70%でこの土地を評価し、税率をかけて税額を算出しております。

参加者:現在の固定資産税と変わらないということですか。

参与:第2段階で公園が開園することによって路線価が上がる可能性はありますが、逆に申し上げれば評価額が3割上昇して実際の評価額に戻るようなことは考えにくいと思います。

参加者:都市計画公園に変更した場合、土地を売却する場合は東京都に売ることしかできなくなるということでしょうか。

参与:行政による土地先買い制度として、公有地の拡大の推進に関する法律があります。今でも一定規模以上の土地を売却する際には、行政で先買いがあるかどうか狛江市に届出をすることが義務付けられています。しかし、狛江市にそれだけの財源はござませんし、狛江市としては都立公園を誘致したい考えがありますので、狛江市は、買い取らない旨の回答をしてきました。その後は民間同士の売買が可能となります。

参加者:都市計画区域があるといつ事業が始まるか分かりませんので、土地を売却する時期を判断することが難しくなってしまいます。

理事:都市計画道路事業について例を示しますと、事業認可を取る前に必ず事業説明会を開催し、その後地権者と交渉をいたしますので、その段階では整備がいつ行われるか明確になります。第3段階において都立公園として必要だと判断される民有地を含めた区域の整備を検討する段階に入りますが、この段階で住民の皆様との協議をもって整備が決まることになります。事業認可とは一定の期間をもって受けるものですので、すぐに事業認可を受けてそのまま整備が進むものではございません。

参加者:狛江市内の小さな公園等は雑草も伸びており、適正な管理ができていない状態です。それに関わらず、市民の声を無視して大規模な都立公園を誘致する構想があるのは何故でしょうか。

理事:施設等を造れば維持管理の問題は必ず出てくるものですが、ある程度想定をしております。例えば、市民参加で維持管理していけるような公園にしていくことを検討していきたいと考えております。

参加者:そのように進めていかれる前に、今ある公園をまず綺麗にされる方向にし、このように管理できるという証明をしていただいたうえで人々を動かしていくというようにやっていただきたいです。市民参加の維持管理とのことですが、私も自分の庭の管理をするのも大変ですし、現状小さな市立公園の管理も出来ていないのに、大規模な公園の維持管理ができるとは思えません。そして、こんなに大変な思いをして都立公園を誘致するという本当の目的がわかりません。何か隠していないでしょうか。

理事:隠していません。

参加者:なぜこんな大変な思いをしてまでそんなに躍起になって誘致しようとされているのか、そのベースが聞こえてきません。

理事:狛江市の地域特性を考えると、非常に人口密度が高いです。1㎢の範囲に約12,000人の方が住んでおられます。これは武蔵野市や西東京市に次いで多摩地域では高い数値です。建物ばかり密集するのではなく、やはり緩衝帯等も必要になってくると思います。また、狛江市には大きな公園がありません。西河原公園や多摩川河川敷以外では一番大きな公園が前原公園です。

参加者:公園を作るよりも、一人暮らしの老人の方も多いので、そのような方が住めるホテルタイプの施設を作ってほしいと思います。

理事:そのような施設も必要だとは思います。

参加者:これだけの方が来場されていて、そのような施設を作るとしたら皆さん気持ちよく動けると思います。市民のためのそのような目的がわかりません。

理事:施設を作るだけではなく、空地をしっかりと確保して公園を整備することも必要だと思います。例えば災害時等です。

参加者:それはそうですが、公園の中には人は住んではいけないわけです。公園よりも大事な、安心して人が住める空間を作ってほしいです。

参与:そのようなものも必要です。市では待機児童が非常に増えていて、待機児童対策で保育園が必要であるといったような議論もたくさんあります。今回に関しては、東京都にお願いせずに市の財政を活用して整備できるのであれば、このような構想を作成して東京都に提案などしません。皆様が納めていただいている都民税を狛江市にも還元してもらいたいという部分もあります。

参加者:お金の流れを作るために公園を整備するのですか。

参与:そうではなくて、現在の水道局用地や防衛省のスポーツセンター等の狛江市の中での大きな土地を有効活用し、東京都の財源で公園を整備していただけないかというのが一番大きな部分です。

参加者:私がイメージしているものと明確に一致してこないので、どうしても不安になります。

参与:先ほどから何度も申し上げているとおり、公園を整備するので強制的に立ち退きを求めるということはありません。

参加者:そういうわけにはいかないと思います。1軒だけ離れ小島のように住居があるということはあり得ないと思います。

参与:それはあり得ます。道路の場合は用地買収をしていって、その区域の真ん中に1軒だけ残ってしまったということはあります。その際に、多くの方が利益を享受できるような大きな公共的な道路となるのに、その1軒があることによって整備できないのであれば、土地収用法に基づいて立ち退いていただくということはあると思います。ただ、公園に関しては、例えば区域内に1軒残ったとしても公園としての機能は維持できます。したがって、そこを強制的に土地収用法に基づいて行政代執行を行うということはあり得ないと考えています。

参加者:皆さんのために、よい土地の有効活用をしていただきたいと思います。

事務局:他にございますか。

参加者:この計画には関係ないとは思いますが、都道114号線が整備されました。交通の流れはよくなりましたが、狛江市に対してメリットはないと思います。例えば田中橋交差点より1つ目の信号から防衛省スポーツセンターの方向へ右折しようとすると、1台しか車が通れません。世田谷通りと都道114号線の交通量を比較すると、圧倒的に都道114号線が多くなっています。そうすると、右折するには1台がやっと曲がれるような状態となっています。ですから、整備された後に、どのようになっているのかも狛江市で検証していただきたいと思います。

参与:承りました。

参加者:また、多摩川の土手道について、自動車が通れなくなりましたが、バイクが通っています。バイクが通った際に、何故取り締まらないのかと聞くと、取り締まることができないので交番に言ってほしいと言われました。また、もう一点、その道に自動車が通らなくなったために夜間に自転車が無灯火で走行することが非常に多くなりました。私は最近あの場所が怖くて通れませんので、団地の中を通っています。そういったところも公園の整備もありますがきちんとしてほしいです。またもう一点、鬼怒川の水害がありましたが、あの時に狛江市でも水位がかなり増えていました。私は夜中に多摩川の様子を2回見に行きましたが、狛江市の職員はいませんでした。翌日狛江市に電話をしましたが、コンピューター計測で確認をしているのでご心配なくと言われました。では危険水位は何mなのかと聞いたら答えが返ってきませんでした。私も多摩川沿いに50年住んでおりますが、約40年前の水害と同等の水が出ています。狛江市は実際にどのように市民にお知らせするのかよくわかりませんが、もう少し神経を使っていただきたいと思います。夕方3時頃、多摩川で市の職員を見かけましたが、ホームレスの方が避難したかどうか見に来たと言っていました。ホームレスの方一人の問題ではないと思います。狛江市民の問題です。

参与:承りました。

参加者:私はこの計画区域内に住んでおります。この構想(案)を東京都が受けるかどうかはまだ決まっていないという状況なのですね。

理事:はい。

参加者:それはいつ通るのでしょうか。

主幹:まだ協議は始まっていないので、いつ通るかというのは今日お答えできません。

参加者:わかりました。東京都への提出もまだでしょうか。

主幹:案の状態ですので、まだです。

参加者:わかりました。先日市長との話し合いがあったと近隣の方から聞いております。その内容で先ほどおっしゃられたとおり、強制立ち退きはしないということと、都立公園になっていても住居がある方は住んでいてもよいということは聞いておりますが、計画の範囲内の半分くらいは民有地の住居です。第3段階の整備エリアと言っても、これ以上の大きな公園の計画を実施するとなったら、立ち退きはないと言っているにも関わらず、あまりにも広大な民有地の範囲が残っていると思います。これはあくまで今の段階で計画の範囲内に入れているという意味のオレンジ色の線なのでしょうか。

参与:このオレンジ色の線については、若干市立公園等が含まれておりますが、現段階で和泉多摩川緑地として都市計画決定されているという区域です。

参加者:わかりました。そうしますと、東京都との協議によってはもっと規模の小さい公園となる可能性は残っているということでしょうか。

参与:あくまでも案という中で、第3段階の紫色の線で囲っているエリアの中にピンク色で示されている部分が民有地の部分です。ここが長期的に開園を検討する区域となっております。その利用計画を検討していくということで、周辺のまちづくりの方向性や第2段階までの整備の進捗を踏まえ、実際に第2段階の公園がいつできるのかは正直言ってお示しできません。44ページに第1段階のみの目標としてのスケジュールを示しておりますが、整備の基本方針立案が早くて平成33年ぐらいです。その方針が決まれば第2段階で公有地を中心に整備をする段階として水道局用地や防衛省スポーツセンターにおいて優先的に整備していただきたいということになります。その整備の進捗を踏まえて長期的に開園を検討する段階ということで、第3段階の紫色の部分を検討していくとしています。したがってこの部分に関しても、東京都との協議でそのままいくかどうかもわかりませんし、ましてや東京都としても財源が苦しい部分もある中で、防衛省の土地や水道局用地も東京都が購入しなければなりません。そうするとかなり大きな金額になり、最終的に整備となった段階でもお金がかかることになりますので、第2段階の区域が整備できるのがいつまでなのかと言われても、正直言って我々もいつまでにとは言えません。ですので、ここである程度第2段階の整備ができるとなれば、周辺の環境も変わってくると思います。そうした際にこの周辺のまちづくりをどのようにするかというのを皆さんと一緒に検討していくというのが第3段階です。

参加者:都立公園誘致の説明をしていただいていますが、こちらからすればそれは一方的な説明です。説明会も何度もありましたが、それを聞いて該当区域の方々はどの程度賛同しているのでしょうか。集計していただきたいと思います。

参与:そのようなアンケートはしておりません。

参加者:立ち退きがあるかもしれない区域の方々に対しての世帯アンケート等はやっていませんが、住民の方が地権者に対してアンケートを集めておりました。

参加者:個人の力では難しいので、市で集計していただいて、広報紙に掲載していただきたいです。また、東京都へ提案する際に、該当区域でどの程度賛同を得ているのかということも伝えていただきたいと思います。

参与:仮に実施するとなれば、一対一で内容を全て説明する必要があります。もし転出されるのであれば東京都で全て買収する可能性があるという部分までの説明をしないで、ただ自分の所有地を都市計画公園にすることに対して賛成か反対かというように聞くことはできません。

参加者:一対一で説明するところまでやっていただけませんか。

参与:それはできません。ましてや本当に用地買収するかどうかも決まっていません。それをきちんと説明したうえで賛成か反対かとお聞きするなら、やる価値はあるかとは思いますが、現段階でこのようになっているというもののみをもってして賛成か反対かと聞くことは私どもとしてはできません。中には条件次第で転出してもよいという返答もあるかと思います。ここに公園が必要か必要ではないかという意義を東京都に伝えるものを作っているわけですので、その中で、この区域内に住んでいるからと言ってこの意義自体に否定的かどうかということを聞くということは想定しておりません。

参加者:その件にも関わりますが、東京都にこの提案を提出する前に水道局へ狛江市としてこのような構想を持っているということを伝えたらよいと思います。

参与:それに関してはこの構想を作成しているというお話もさせていただいておりますし、水道局用地には現在他の浄水場工事の残土が一時的に仮置きされております。水道局としては、大きな震災等あった際に資材置場の拠点としての位置づけをしております。したがって、構想(案)の30ページで立体都市公園制度として、下層部を資材置場とし上層部を公園として整備してはどうかという提案をしております。舎人公園でも下層部が車両基地で上層部が公園という立体都市公園制度を活用した公園となっております。本来的には東京都が水道局から土地を購入する必要があるというお話をさせていただきましたが、このような形であれば、公園の部分は東京都が借用するという形で整備することも可能ではないかと考えております。

参加者:それは現段階で水道局と交渉中ということでしょうか。

理事:水道局とは定期的にお話をさせていただいておりまして、都立公園を誘致したいというお話をさせていただいております。東京都として都立公園を整備するという方向性があればその内容に沿って必要な対応をしていくということで、水道局単独で都立公園整備についての判断はできないが、東京都全体として判断した内容に沿って対応したいというお答えはいただいております。

参加者:防衛省にも交渉しているのでしょうか。

参与:都立公園化を推進したいというお話はさせていただいております。構想(案)を作成しているという説明をしております。

参加者:どのような感触でしたか。

理事:防衛省には、構想のイメージを具体的にお伝えしているのですが、公園整備という方向性があればその方向性に沿って対応は可能であるという前向きなお答えはいただいております。今は防衛省スポーツセンターとして使用しておりますし、ある程度円滑な維持管理ができているので、現状のままとすることも可能ではありますが、公園整備という方針があればそれに沿った対応は可能であるというお答えをいただいております。

参加者:私が土地を購入した際に、不動産業者から説明はなかったのですが、都市計画区域内であったわけです。将来的に都立公園が決定した以降に売却したいとなった際には、相手方に都立公園計画区域であるということをお伝えしなければならないのでしょうか。

参与:今でも和泉多摩川緑地という都市計画区域内ではありますので、売却の際には必ずその相手方に都市計画区域内である旨を説明する必要があります。将来的に都市計画変更して都市計画公園となってもそれは同じです。例えば第3段階で事業として整備するとなった場合には、基本的には事業認可を受けて整備するというのが通常の流れなのですが、東京都の場合には事業認可を受けないで用地買収を少しずつ進めるということもあります。例として挙げますと、祖師谷公園では都市計画決定区域は約50haとなっておりますが、現在買収できているのはわずか約9haです。その他の土地は住宅地が広がっております。その住宅地の一部分でわずかに世田谷区から買い取る等して東京都が確保している土地はあります。

参加者:不動産情報では一部都市計画道路区域内である等と表示されています。同様に都立公園の区域内であると表示しなければならないということでしょうか。

参与:今と同じです。今は和泉多摩川緑地の区域内であるということを不動産業者が購入者に説明しなければならないのですが、それが都市計画公園に変わったとしても同じです。今でも和泉多摩川緑地の計画区域内であるということを説明することは、不動産業者の説明責任としてあります。

参加者:ただ、それをお聞きにならず購入されたのだと思います。私も同じく聞いていません。

参与:それに関しては行政で必ず指導するということではありませんが、一つだけ言えるのは、都市計画の制限がかかっている区域ということです。建物を建築する際には、通常都市計画区域にかかっていない場所については建築確認という確認行為のみが必要となります。それが都市計画区域内ですと、3階建てまでで高さ10mまでであり、用意に除却できるような構造としなければならないとなっており、建築の際には建築指導事務所に制限の範囲内で建築してもよいかという許可制となっております。建築確認というのはこのような建築物でよいかという確認のみですが、都市計画区域内については、このような建築物で建築してもよいかという許可制となっております。それだけは大きく異なる部分であるということはご認識いただきたいと思います。

参加者:先ほど、水道局の資材置場について立体都市公園制度の活用も考えられるとおっしゃっていましたが、都立公園となったとしても高さの制限は残ったままだと思います。非常に高い建築物が建ったり、防災上のビルが建築されたりすることはないのでしょうか。

参与:通常は考えられません。ただ、例えば砧公園には美術館がありますが、鉄筋コンクリート造で建築されております。それは恒久的に利用するということで一定の制限の中で鉄筋コンクリート造等の建築物が建築されるということはあります。また、調布市の都立公園には温水プールがございます。その温水プールは公園の地下に整備されています。地下なので頑丈な建築物になっており、都市計画上の規制等をクリアして整備しているということはあります。少なくともあまりにも高い建築物を区域内に建築することは想定しておりません。

参加者:私は今日初めて参加しましたので既に出ている話かもしれませんが、現在はどのような形で都立公園を整備するかという段階に来ているということでしょうか。それともまだ白紙撤回も有り得るという段階なのでしょうか。

参与:基本的には、市として都立公園を誘致したいということで、長年東京都へは要望を出しているのですが、都としては何故和泉多摩川緑地に都立公園が必要なのかということをきちんと説明してもらわないと整備するとは言えないと言われております。

参加者:わかりました。事業認可というのは狛江市が取るのでしょうか。

参与:違います。都立公園なので、東京都がとります。

参加者:民間事業者ということにはならないのでしょうか。

参与:なりません。

参加者:民間事業者が都市計画事業認可を受けることは可能だと思いますが、ならないのでしょうか。

参与:可能だとは思いますが、通常はありません。

参加者:事業認可は東京都のどこの部署が取るのでしょうか。

理事:建設局です。

参加者:東京都が東京都へ認可をおろすのでしょうか。

参与:国が認可をおろします。

参加者:わかりました。これも既に出ていることかもしれませんので伺いにくいですが、そもそも昭和17年の内務省の都市計画決定について、あの当時に都市計画という言葉があったのでしょうか。その法令の名称を教えていただきたいです。また、村議会は何か意見を言ったのでしょうか。それと、都市計画法に引き継がれた法律的な経緯の説明がありませんが、終戦直後に何か特例法があったのでしょうか。都市計画法が制定される前の都市計画決定が都市計画法上の都市計画決定となっているのは、何か経過法があったと思います。それから、内務省が決定した際の主旨と、都市計画法上の計画決定の主旨は全く違うはずなので、連続性がないと思います。ですから、せめて資料編の余白に内務省令の都市計画決定の主旨と、現在の都市計画決定の主旨が対比して記載されているべきだと思います。そうでないと、昭和17年の都市計画決定が出てくるのはおかしいと思います。改めて都市計画決定をとり直すお考えはないのでしょうか。そうすれば昭和17年の都市計画決定を持ち出す必要がなくなると思います。その場合、今のままでよいという計画と、公有地のみ活用するという計画と、民有地を含めた今の計画の3つを示してパブリックコメントをするべきだと思います。今のままでよいという人もいるかもしれません。計画を示すなら3つを示して、今のまま昔の畔道がそのまま通っているものと、公有地のみで整備した場合のメリット、デメリットと、民有地を含んで整備した場合のメリット、デメリットを示してパブリックコメントを実施しないと、反対する人は反対しにくいです。自分の所に直接かかってこなければ、離れれば離れるほど賛成になっていきます。当事者の方はこのままでよいと言うかもしれませんし、離れている人は広大な公園を作ってほしいとなるかもしれません。そうしないとパブリックコメントの意味がわかりません。狛江市のような小さな自治体の中では、構想(案)で計画を示してしまったらその議論に乗っかってしまいます。そもそもこの構想(案)の中身がどうであるという議論になってしまっていますが、そこではなく、必要であるのかどうかの議論が終わっているのかいないのかがはっきりしていません。非常に意義のあることであれば迷惑施設であっても私は賛成します。例えば私は水道局用地にゴミ処理施設ができると思っていました。もし原則各自治体でゴミを処分する必要が出た場合に、どこかにゴミ処理施設を建設しなければいけませんが、その場合は水道局用地しか適地がないと思います。そうなった時には迷惑施設ですが狛江市にとって必要なものなので私は賛成します。公園などなくても命に関わらないのでどうでもよいです。それから、先ほどから立ち退きについての強制性はないとおっしゃっていますが、法律的にはそうだと思います。ただ、少しずつ用地が買収されていくと、残った人は過半数を超えた時点で一気に立ち退いていきます。何故なら精神的な圧迫感でいたたまれなくなるからです。あるいは亡くなるのを待っている場合もあります。これはやり方として常套手段です。その前に本当に必要かどうかというのを3案出してパブリックコメントを行うべきだと思います。3案出してどのような傾向があるかを分析して実施するべきだと思います。もう一点、質問として事業認可までの東京都の交渉相手の部署とお名前を教えていただきたいです。まずは内務省令に関する質問にお答えください。

理事:内務省告示第259号です。

参加者:そこに書いてあるのは地名のみでしょうか。

理事:和泉多摩川緑地という名称のみです。

参加者:主旨は記載されていないのでしょうか。原文はないのでしょうか。

理事:本日は原本を持ち合わせていません。

参加者:当時でも関係市町村には連絡があったと思います。当時の村議会は何をしていたのでしょうか。戦時中にも関わらず都市公園の整備を推進する理由があったのでしょうか。

参与:構想(案)の63ページに広域的な都市計画上の位置づけというものを記載しております。

参加者:そうではありますが、法的根拠が出ておりません。

参与:その当時も旧法として都市計画法がございました。

参加者:当時と状況は全く違うので、今と連続していないはずです。同時に他の場所も指定されているかどうかで理由が何かあるかと思います。可能ならばお調べいただいて記載していただきたいです。

参加者:防空緑地計画と書いてあります。

参加者:その計画の連続性としてはおかしいと思います。改めて都市計画決定をとり直せばよいと思います。

理事:昭和17年の内務省の告示を踏まえて現在の都市計画決定がありますので、それを基に協議を開始しております。まずは東京都と協議を開始する段階です。

参加者:都市公園とするのは行政としての市の希望です。議会で可決されたわけではありません。

理事:市の上位計画である後期基本計画や都市計画マスタープランや緑の基本計画でも位置づけております。

参加者:パブリックコメントを自分の土俵でされても意味がありません。白紙であるがどうするのかという段階がありませんでした。

理事:そうしないと都立公園誘致の入口にすら立てません。

参与:市民の中でも都立公園を誘致したいという活動をされていて、署名をして東京都へ提出されている方もいらっしゃいます。

参加者:当事者とそれ以外の方とでは異なります。

参与:この区域内の方だけにお聞きするのはパブリックコメントではありません。

参加者:まだ白紙なので3案出してほしいと申し上げています。

参与:何もない中でご説明はできないので、7月に素案という形でお示しし、それに対して公有地を中心に整備していただきたいという意見をいただきました。

参加者:3案を並列させてこれから改めてパブリックコメントを実施するおつもりはないのでしょうか。

参与:ありません。

参加者:このパブリックコメントを分析すると、是非公園を整備してほしいという方は少なく、公園を整備するとしても水道局用地や防衛省の土地のみで整備してほしいという形でそんなに大きい公園を整備してほしいと積極的に言っている方は全体の中で20人ぐらいです。

参与:何回も申し上げていますが、まずはそこで整備したいということを今回ご提案しています。

参加者:ただ、パブリックコメントをもう実施しないというのであれば、なおさら皆さんの意見を反映させたものでないといけないと思います。

参与:もちろん市民説明会を開催し、パブリックコメントでこのような意見が出されたという話は東京都にさせていただきます。当然その際には区域内に反対の方もいらっしゃるという話をさせていただきます。

参加者:東京都へは今回の結果をいつ報告するのでしょうか。

参与:いつ構想を策定するのかという部分もありますが、市として意思決定し、東京都へ説明に行きます。その際にはパブリックコメント等でいただいたご意見も全て付けて、それらを踏まえた結果このような構想として作成したというお話はさせていただきます。

参加者:最終的な構想の結果は、東京都に行く前に皆さんにきちんと報告されるのでしょうか。もうこれで決定なのでしょうか。

参与:今ご説明申し上げて議論になっているのは、民有地を含めるかどうかという部分が一番大きいと思います。それに関して言えば、今回の構想(案)でまずは公有地を中心に整備をするという部分が一番の大きな回答となっております。それ以降に関しては、強制的な立ち退き等はございませんし、長期的に開園を検討する区域ということで連担性がある場所や、多摩川との一体的な活用が期待できる部分で最小限の民有地を含めた形で第3段階までお示しをさせていただきました。構想(素案)では第4段階としてお示ししていた部分については、東京都へはまず手を付けることはないということでお示ししたいと思っております。

参加者:今までのみなさんの話を聞いて、この案をこれ以上変えるつもりはないのでしょうか。

参与:今までお話をいただいた中で変えるべきところは変えるかもしれませんし、民有地を含めるかどうかという部分については、その部分を外して東京都へ提案するということは今の段階では考えておりません。

参加者:第3段階の民有地を外すにはどうしたらよいのでしょうか。

参与:買収には応じないと言っていただくだけです。

参加者:個人でそのようなことをやるのは大変です。

参与:少なくとも民有地の買収については、第3段階の長期的な開園を目指すという段階で、みなさんも含めてどうしていくかということを検討するわけです。その検討すらしないということは我々としても考えておりません。

参加者:東京都への提出期限はいつなのでしょうか。

参与:期限はありません。

参加者:次の住民への説明会というのはいつになるのでしょうか。

参与:基本的にはこの説明会においてご意見をいただいて、その後市として決定をしていきたいと考えております。

参加者:みなさんそれでは承知しないと思います。これまでの話し合いをした結果、何らかの案をこの冊子に反映していただきたいと思います。

参与:それは民有地の部分を外せということでしょうか。

参加者:第3段階での民有地は外してほしいと思います。

参与:それは今の段階では考えておりません。申し訳ございませんが、この構想が決定したからと言って、区域内の住民の方々に法的な制限は何らかかりません。

参加者;そうとは言っても、気持ち悪いです。

参与:例えば第3段階で民有地に含まれている区域の方の1人でも反対していたら出せないのかという話になってしまいます。

参加者:このような図面に自分が住んでいる地域が入っているのを見るだけで気分が悪いです。

理事:これはまだ計画ではなくて協議のための資料です。

参加者:今協議をしているのにその結果が何故反映されないのでしょうか。

参与:素案の中でいただいたご意見を反映して今回の案を作成しております。第3段階についてもあくまでも長期的に対応を検討する段階というように名称も変更しております。その際には周辺のまちづくりも含めてみなさんで検討するという区域としているだけです。そこを公園にするとこの構想(案)で決めているわけではございません。

参加者:みなさんからパブリックコメントをとっておいて、ほとんどの方は明らかに積極的に公園を整備してほしいと言っているわけではありません。

参与:パブリックコメントでご意見をいただいた方の内、かなりの方が今回の計画区域の中の方でした。公園を整備するにあたって区域の外の人は整備してほしいとは思いますが、それを積極的にパブリックコメントで出すという方は少ないです。パブリックコメントと言いながら、結果としては区域の中にお住まいの方の意見が大多数であったということが結果です。整備してほしいと考えている方々から積極的にパブリックコメントを提出した方がいなかったというふうに私は思っております。

参加者:広報こまえを発行しておいて結局計画区域内の住民しか興味がなかったわけです。その結果をきちんと反映してほしいと思います。

参与:興味がなかったかどうかという検証はできません。興味があってもパブリックコメントを出さない方は当然いらっしゃいます。

参加者:パブリックコメントという方法をとったのだから、その結果を反映してください。

参与:反映しております。

参加者:この案では反映していないと思います。

理事:例えば水道局用地や防衛省の土地を利用して公園を整備することについては前向きなご意見もかなりあったと私は理解しております。

参加者:前向きではありません。

理事:資材置場としてあのまま空地として利用されるよりは、水道局用地が有効活用されることについてはかなり賛成していただいていると理解しています。

参加者:積極的な意見ではありません。

理事:水道局用地について白紙撤回というイメージをお持ちの方はいなかったと理解しています。

参加者:手続きに関する意見も半分程度ありました。それには対応していません。

参与:対応しています。第3段階についてもワークショップや公聴会を実施し、都民市民参加で検討していく段階としています。

参加者:市民説明会を開催しないで東京都へいつ提出するのでしょうか。日時を教えてください。

参与:未定です。

参加者:未定では困ります。

参与:そうおっしゃられても未定は未定です。この後東京都へいつ説明にいくという約束をとりつける必要がありますので、完全に未定です。

参加者:質問よろしいでしょうか。前回説明会に参加しましたが、その時にはこの案をそのままで都へ提出するとおっしゃっていました。10年前に水道局用地を市が購入しようとしましたが様々な事情で駄目になり、その後8年前には署名を集めて都へ提出しておりますが、それもすぐに拒絶されたそうです。今は東京都もオリンピックで忙しいので公園を作るような雰囲気ではありません。これを提出されて東京都からの返事はどのくらいの期間あるのでしょうか。

参与:44ページできちんと記載しておりますのでお読みください。都立公園誘致の協議、都市計画変更協議、整備の基本方針立案の最終的な目標年次として平成33年と記載しております。方針を決める目標が今から言うと約5年後として定めております。

参加者:事業計画の許可がおりるのは何年後でしょうか。

参与:それについてはわかりません。

参加者:これを提出するのはいつですか。

参与:それについても未定です。

参加者:それでは困ってしまいます。こちらはそのことをずっと気にしてなければなりません。

参加者:該当地に住んでおりますが、早く退いてほしいというふうに思っているのでしょうか。

参与:そのようには思っておりません。まずは水道局用地や防衛省の土地が一定規模ございますので、ですから、早期に公園として整備をして活用したいという部分が大きな目標です。なので、そこに関しても基本方針を策定するのが市の目論見としても5年ほどかかると思っております。そこから事業着手をすると10年後となるのか20年後となるのか、東京都の財源の問題もありますし、正直言って雲をつかむような話です。それに関しては今まで和泉多摩川緑地という都市計画があったものがこれからも変わらないということです。

参加者:事業の変更というわけにはいかないのでしょうか。

参与:都市計画というのは100年の計、200年の計でございますので、現在人が住んでいるからといって区域を縮小するというのは都市計画としては考えられません。

参加者:そういう変更はできないのでしょうか。この区域を公園としなくても市内に十分に緑はあると思います。

参与:市内の緑をどれだけ確保するかは緑の基本計画の中で1人当たりの公園緑地面積という目標をたてております。それに関しては今現在非常に狭いです。

参加者:そんなことはないです。

参与:いいえ、26市で比べてみてもかなり狭いです。和泉多摩川緑地が仮に計画区域全体で整備できたとしても足りていません。

参加者:何故新しく都市計画決定を受けないのでしょうか。

理事:それも含めて協議します。変更するかもしれないし、一旦廃止して決定する等、様々な可能性を含めて協議します。この構想(案)は一例として様々なことをお示ししていますが、これだけではなく様々な可能性があってその協議を東京都と開始させてもらいたいという段階です。

主幹:色々ご意見はあるかと思いますが、会場の都合もございますので、説明会はここで終了とさせていただきたいと思います。本日はありがとうございました。