1 日時

平成29年4月15日(土曜日)  午前9時~9時45分

2 場所

めぐみの森保育園 みんなのはらっぱ(2階遊戯室)

3 出席者

〔狛江市〕

 参与兼児童青少年部長、児童青少年課長、児童青少年課保育係長

〔社会福祉法人雲柱社〕

 社会福祉法人雲柱社理事長他2名

〔保護者〕

 保護者21名

4 構成

(1)宮前(めぐみの森)保育園三者協議会の経過について
(2)一年間を振り返って、次年度について
(3)三者協議会の解散について
(4)質疑応答、その他

5 配布資料
6 報告
(1)宮前(めぐみの森)保育園三者協議会の経過について

 児童青少年課保育係長より、計16回開催している宮前(めぐみの森)保育園三者協議会の経過として、資料1を用いて主な議題を振り返りながら、現在までの三者協議会の流れについて説明する。

 

(2)一年間を振り返って、次年度について

 社会福祉法人雲柱社より、資料に沿って民営化移行後のめぐみの森保育園の一年間を振り返り、新規事業、2年目に向けた取組み等について説明する。

 

 雲柱社:ちょうどひと月ぐらい前になりますが、3月10日にこのホールで23名の卒園生を送りだすことができました。園だよりでも書きましたが、第1号から始まって、いよいよめぐみの森保育園として卒園式を迎えたのだなということを感じました。

 振り返ると、1年前の3月に、仮園舎から新園舎へ引越しをしてきました。3月いっぱいまでは公立の保育園として、そして4月1日からは民間のめぐみの森保育園としての保育がスタートしました。宮前保育園から進級してきて、ひとつお兄さんお姉さんになった子どもたちは、宮前保育園の先生たちの丁寧な関わり方を受けて、生活の仕方だとか、流れが身についていて、あまり大きな混乱はなかったかなと感じております。一方、めぐみの森保育園になって、特に乳児クラスの受入定員が増えました。どこの保育園でもそうですが、新しい年度になって新しい園児を迎えると、いろいろ最初は、泣いている姿がいっぱい見られるのですが、特に定員が増えたということもあって4月1日は大変だったなと思い起こします。

 それから、朝、夕方、延長の保育時間は、今までと違って定員枠を決めておりませんので、朝も夕方も保育を必要とする子どもが増えたなということを実感しておりました。従って、3月までと4月以降では、同じような職員の動きをすることができずに、部屋の変更や、職員のシフトを改めて考え直しました。職員も戸惑いがあったし、特に公立から来てくださった先生方も戸惑いがあったかなと感じております。

 いろいろ不手際もあったなということで、皆さんにご迷惑をかけたままスタートになってしまったなと思っています。それでも、その中でも子どもたちは大人が考えているより適応力があって、また、手前味噌ではありますが、職員も一生懸命がんばって少しずつ環境も整ってまいりました。子どもたちが夢中で遊ぶ姿、工夫して遊ぶ姿なども見られるようになり、少しずつ安定してきたかなということを感じさせてもらいました。

 職員は新しい体制の中で、新しい子どもたちと一生懸命やる中で、自分のクラスを今日終えるのが精一杯のところから始まりましたけれど、途中から周りのクラス、周りの子どもたちのこともみんなで話ができるようになりました。休憩の時間の事務室で、あの子こうだったよね、こうすると良いんじゃないかしらとか、お互いが話をできるようになって、割と明るい雰囲気の中で職員の連携も見られるようになったなと思いました。

 昨年度の取組みを本当に簡単ですけどお話をさせていただくと、まずはおむつの件です。お母さんの中から、布おむつでなくて紙おむつにしてくれないかという声がたくさんありました。それで11月から布でも紙でもいいですよという選択制にいたしました。今ではほとんどの家庭が紙おむつを選択しているというのが実態です。他にもいろんなご意見があるでしょうから、今しばらくは選択制で様子を見ていけたらと思っています。

 また、早朝預かりです。在園児のお兄ちゃんお姉ちゃんで、隣の和泉小学生クラブに通っている1年生から3年生までを対象に長期休暇期間中の早朝に、短い時間ですがお預かりをするということを試みました。利用者は2名でしたが、卒園した後、自分の妹や弟と一緒に保育園に来ることができて嬉しかったとか、楽しかったなどの声も聞かれ、ホッとしているところでございます。

 また、一時保育。一時保育は6月から開始をいたしました。最初は問い合わせも少なかったのですが、途中から認知されたこともあるのでしょうが、だいぶ問い合わせも多くなりまして、申込み初日で埋まってしまって、キャンセル待ちもあって、一時保育の必要性も感じているところでございます。

 それから保育参観ですね。今まではこの日かこの日というように、短い間で保育参観をしていたのですが、めぐみの森保育園になって、6月以降、割と長い期間でお互いに都合のつく時でいいですよと開始をいたしました。

 お母さんたちから保育参観の後にアンケートを書いていただきました。その保育参観の後のアンケートでは「保育参観期間が長くなって大変ありがたい」というお話がたくさんありました。それから、「不安だったけど安心した」という声もたくさんいただきました。これは、「お家にいるときと同じ様子が保育園でも見られた」とか、あるいは「お家とは違う姿が見られた」など。いずれにしても保育園の日常の姿が見られて、「口頭で説明を受けたり、園だよりでも見たけど、ああこうなってるんだということが分かって安心した」という声をたくさんいただきました。それから、「伸び伸びとして楽しそうな感じだな」とか「外ではボールとかタイヤを使ってこんなふうに工夫している姿が見られた」などです。それから「こんなことができるようになったのか」とか「夢中になって遊んでいる姿が見られた」とか。春先と秋口と2回見た方がいらっしゃるのですが、その期間に、「ああ、こんなふうに成長したのかということが見てとれた」とか、いろんな意見を頂戴いたしました。

 それから「先生方の働き具合が見られてよかった」というのも多かったです。「てきぱきと働いている、動いてくれているな」とか、「声かけの仕方はこうなっているのだな」とか「雰囲気が伝わってきてよかった」という声もいただきました。「保育士の仕事はこんなに大変だったと分かった」という声もいただきました。皆さんから本当に温かい声をたくさんいただき、本当にホッとしたな、励みになるなと感じました。

 もちろん、子どもの人数が多くて目が行き届いていないなと感じる場面もあるという声もいただきました。例えば、「ズボンが後ろ前になっているのに気づいてない」とか、「手を洗わないまま先に進んでいるのに、気がついていないのではないか」という声もいただきました。もちろん職員は一生懸命やっていますが、気がつかないところ、足りないところはこれからもあるかもしれません。皆さんからいろいろ教えていただきながら、また新たに前進していけたらなと思っています。

 4月から新年度が始まりました。新たな年度が始まって、めぐみの森保育園としても満1歳を迎えたことになります。4月3日、新年度の顔合わせ会というのをやりました。新しい年中さん、年長さんはこの部屋に集まって、新しい年度になってお兄さんお姉さんになったねということを、新しい先生たちはこんな先生たちだよ、担任はこの先生だよ、また新しいお友だちには教えてあげてと。本当に簡単ではありましたけど、手遊びをしたり、歌を歌ったりしながら短い顔合わせ会をもちました。3歳児クラスは新しい保育室で行いました。3歳児クラスは、1階から2階になることが大きな環境の変化ですが、2歳児クラスは、実は大人の人数は6対1、もちろん私たちはその人数よりも多めに配置はしているのですが、基準でいうと6対1です。それが3歳児クラスになると20対1になります。当然職員の配置人数は減ってしまいます。だから、新しい保育室の中でやろうということでいたしました。0歳から2歳児クラスは子どもたちというよりは保護者の方への短い挨拶になりましたが、保育室の中に私がお邪魔しまして、よろしくお願いしますという短い挨拶をさせていただきました。子どもたちは、初日はお母さんと一緒だったということもあって大変静かな中で始まりました。しかし、お母さんたちが離れて、子どもたちだけになりますと、これはどこの保育園でも一緒なのですが、やはり、子どもたちが不安な様子で泣くなど、戸惑う姿も見られました。最初のうちは泣かないでいる子もいるし、一週間くらい経ってから泣く子もいるし、ゴールデンウィーク明けにやっと事の重大さに気付いて泣き出す子などいろいろいます。ですから、これからもいろいろあると思いますが、一生懸命子どもたちと職員が関係性を深めてまいりたいと思いますので、任せていただければありがたいかなと思っています。

 それから、これからの主な行事についてです。運動会は、晴れれば保育園の園庭で行いますが、雨天の場合は和泉小学校の体育館をお借りして、同じ日に行うことを予定しております。昨年は雨が続き、結果的に平日開催になってしまいました。保護者はもとより、子どもにとっても変更変更というのはあまりよくないと感じています。子どもたちは、運動会のその日に向かってがんばってやっていこうと職員と一緒に練習、準備を積み重ねています。ですから、雨で日程が変わるとモチベーションが下がってしまうなど、いろいろ大変です。日程が変わると後の日程が詰まるなど、やはり負担がかかります。子どもの面からもあまりそぐわないということがあり、日程を変えることなく進めさせていただこうと思っています。

 また、卒園式は土曜日にさせてもらおうと思っています。これは保護者の方から土曜日だと参加しやすいという声がありました。保護者のためでもありますが、私たち職員としてもみんなで送り出したいということがあります。もちろん子どもたちの最後を締めくくって年長の担任が1年間たっぷりと子どもたちと向き合って送り出すのですが、保育園に入園した0歳のときから、子どもと保育園との関わり、交わりは始まっています。最初に保育園に入った不安なときから、子どもたちが安心してここで過ごせるようにという、そこからのスタートですから。年長になった子どもたちは当然憶えてはいないですけど、0歳児のときの担任から、1歳、2歳、年長の担任まで、合わせてみんなで送り出せたらいいなという想いで土曜日にさせていただきました。

 最後になりますが、保護者の声を聴きながらということです。職員は本当に一生懸命やっていますが、気がつかないところもたくさんあると思います。ですから、何かあれば遠慮なく、担任にまずは言っていただけたらと思います。職員が説明できるところは説明いたしますし、本当にこれは足りなかったというところがあれば改善に努めたいと思っています。そして、なるべく苦情・要望等については速やかに回答するよう努めて、できるだけ早く、次の日なり、2・3日後にはお答えできるように努めたいなと思っています。ただし、内容によってはもう少し詳しく確認しなくてはならないこともあります。また、さらに内容によっては職員会議等で話し合いをもって改善に努められるような方法を考えるケースもあるかと思います。ですから、質問によりお時間をいただく場合もあるかもしれません。それで、皆さんから事務所の前に目安箱も用意してあるし、これに限らずお手紙などでいただく場合もあると思っています。保育参観の後のアンケートでもいろんな場面でいろいろ意見をいただけたらと思っています。そして、できることであればお名前を書いていただけると助かります。名前を書いていただけると、もう少し詳しく聞かせてとか、状況がどうだったのかを確認できることがあります。その方に内容によっては直接お手紙や口頭で説明させていただいたり、経過をお話することもできるかと思います。もしできることなら記名していただけるといいなと思います。

 私たちが子どもを真ん中にして、保護者と職員がお互いの顔を見ながら、伝え合って、お互い同じ方向を向いていけたらなと思います。顔が見えないと、なかなかニュアンスは伝わりづらいですから、これからも皆さんと一緒に関係をつくりながら、一緒に保育園をつくっていけたらなと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

(3)三者協議会の解散について

   児童青少年課保育係長より、第16回において決定した三者協議会の解散について説明する。

 

狛江市:第16回三者協議会において、今後の三者協議会について協議いたしました。めぐみの森保育園の1年間を振り返り、先日行ったアンケートでは、保育について多くの方が「満足・ほぼ満足」といったご回答をしていただきました。また「法人の色を出した保育を」といった声もございました。これらを踏まえまして、保護者の方の今後の負担や「めぐみの森保育園」としての将来の保育を見据えたとき、ここで三者協議会を解散するということを市よりご提案させていただきました。

 また、解散に併せて三者協議会により保育内容も含めて決定してまいりましたが、今後は雲柱社の自主的な保育園運営に委ね、様々な判断は基本的には雲柱社が単独で行い、保育についても法人独自の保育を行うことも、極端な話で言えば、宮前保育園で行っていた行事ややり方についても、一定の事由がある場合は、場合によっては行わないといったことも含めて、法人の自己判断を基本とさせていただきたいことをご提案させていただきました。ただし、急激な変化は望ましくないため、子どもはもちろんのこと、保護者の皆様の様子をみながら、段階的にめぐみの森保育園の保育を行ってもらうことを法人にお約束いただくということで協議をいたしました。

 なお、市のめぐみの森保育園へのその後の関与につきましては、他の私立保育園と同様になることもご説明させていただきました。これは一切関与しなくなるということではなく、必要な案件についは当然今後も関与していくことになるということで、例えば、通常でも私立保育園から事務的な相談がある他、保育自体も公立ではどうしているか等のご相談を受けることもあります。また、公立保育園が主催する研修等のお声がけもしており、保護者の方でも園とトラブルがあれば市に相談される方もいらっしゃいます。その関わりの中で、最終的には保護者と保育園での話し合いとなるケースが多いのですが、解散したからといって市が一切何も関与をしなくなるものではないこともご説明させていただきました。

 雲柱社からは、平成29年度に専門機関による第三者評価を受審することのほか、保護者の皆様からの苦情にも可能なものであれば1・2日程度で回答することに努めるとのご説明を改めていただきました。

 また「めぐみの森保育園の保育」はあくまでも段階的に行うものとし、その際は原則として保護者に伝えるとともに子どもの様子を見ながら行うことといたしまして、こちらについても保護者委員の方々からも了承をいただきまして、これにより三者協議会は解散することといたしました。

 皆様にはお忙しい中、また、2年半という長い間、三者協議会にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。改めて御礼申し上げます。

(4)質疑応答、その他

質疑:アンケートでほぼ満足をいただいているということだが、アンケート結果は保護者へ配布されるのか。

 

回答(狛江市):現状、取りまとめをした段階であり、もうしばらくお時間をいただきたい。正確な時期については現状では申し上げられないが、公表し配布する予定で考えている。

 

 以上で閉会いたします。