1 日時

① 平成29年4月19日(水曜日)午後7時~午後8時35分

② 平成29年4月23日(日曜日)午前10時30分~11時55分

2 場所

狛江市防災センター4階会議室

3 出席者

出席者

①17人、②10人
事務局

京浜河川事務所

①副所長(技術)、工務課長、専門官、占用調整課長、調査課長、調査係長、多摩出張所長

②副所長(技術)、工務課長、専門官、占用調整課長、調査課長、調査係長、管理係長、多摩出張所長

狛江市

①危機管理担当理事兼安心安全課長、環境政策課長兼多摩川利活用担当課長、道路交通課長、安心安全課防災防犯係長、道路交通課道路管理係長、道路交通課交通対策係係長、水と緑の係長、環境政策課水と緑の係職員1人

②危機管理担当理事兼安心安全課長、環境政策課長兼多摩川利活用担当課長、道路交通課長、道路交通課道路管理係長、道路交通課交通対策係係長、水と緑の係長、環境政策課水と緑の係職員1人

4 議題

(1)挨拶

(2)多摩川土手の天端整備概要及び工事概要説明

(3)質疑応答

5 資料

(1)地域住民の皆様へ 堤防舗装工事のお知らせ

(2)多摩川堤防整備工事について

6 説明会内容

議題1 挨拶
 

議題2 多摩川土手の天端整備概要及び工事概要説明

○ 京浜河川事務所および狛江市より説明

 

議事3 質疑応答 (要旨)

(第1回)
○質問を口頭でしますと長くなりそうですので、説明資料ということで用意しましたので配らせていただきたいのですが、よいでしょうか。
→本日の説明会の趣旨に適ったものでしょうか。
○安心安全を実現したいための意見です。
→前のテーブルにおかせていただくので終了後、関心のある方だけ取っていただくという形でよろしいでしょうか。本日は国と市が説明をして、その内容について質問をいただく場なので、個人の方のご意見だけを聴くという場ではありません。
○今回の工事は決して安心安全にはなりません。悪影響について検討されたのかどうか。市民からの意見をどれだけ参考にされたか。検討委員会の答申を読み込んで、その中にはいろいろな利用頻度の方もいらっしゃいますし、それを本当に読み込んで妥当な方向性を探ろうとされたのか。東京都と協議されたうえでの話しなのか。今後協議する予定があるかどうか。
→アスファルト舗装を選択したということについては、ほかの箇所でも同様に堤防天端をアスファルト舗装で実施してきており、環境に害する、体へ害する影響があったということは聞いておりません。
今回この舗装構成に決まっていった中では、市の考え方にある「ユニバーサルデザイン」「安心・安全」「周辺との調和」の3つがあり、3つを踏まえた施工というものが要望されている、その中に記載されている車椅子・ベビーカーでも使いやすい、平坦性・水たまりができにくい、治水目的が発揮できる天端で安全で管理しやすい構造、照り返しに耐えられるというもので、今回堤防天端をアスファルトにして保水材を充填することでの対策ということで考えています。
また、長く維持管理をしていかなければいけないということ、メンテナンスがしやすいものということも踏まえ、検討してまいりました。
市民の意見を聴いて検証したのかということですが、国が治水目的で舗装をされるということと市の考え方といたしましては先ほど説明をさせていただきました平成28年3月に答申のありました土手の天端検討委員会で市民・利用者団体・町会の代表の方に参加いただいた委員会を開いて検討したとともに、パブリックコメント、市民説明会を経て決めた結果となっております。市としては市民の意見を十分いただいたと考えております。
東京都との協議についてですが、多摩川は国が管理をおります。東京都の管理ではないということとたまリバー50キロというのは今回の事業とは関係ないもの、たまリバー50キロは多摩川の利活用をするために東京都がマップを作って配布をしているもので多摩川そのものの維持管理に類するものではないとこちらも確認しておりますので、改めて協議をする必要はないと考えております。
○ただいま丁寧な説明ありがとうございました。私は狛江市多摩川土手の天端検討委員会の委員で、答申の検討に参加してまいりました。今回の整備に関しましては当時の検討内容や議論が十分に沿った形で大変満足をしております。大変ありがたいと思っております。特に保水性舗装につきましては、具体的に記載されていなかったものの検討はしていました。話題としては挙がっておりましたけれども今回の整備においてそういった細かいところまで配慮されており、それに対して大変感謝をしております。
○水神のところから今回の工事の終点までが未舗装なのと、工事の始点のほうから下流の側に未舗装のところがあると思うのですが、これはどういう段取りでやるのでしょうか。
→資料のAからCの間が今回の工事の範囲となっております。
○今回の部分はわかりました。ほかの未舗装の部分はどういう段取りでやるのですか。
→今回の工事箇所以外の未舗装のところにつきましてもそれを進めるために狛江市と打合せをしているところですので、予算の確保ができるようになったところで詳細な調整をしていきたいと思っております。連携をしながら進めていきたいと思っております。
○今度の工事箇所ですが、以前の説明会でこの部分は川が曲がっているので水が直接当たる可能性があるので堤防を強化する必要があるといった話があったと記憶しているんですが、今回は天端だけをやるのでしょうか。
→ここは川として曲がっているところで過去に護岸工事を実施いたしました。堤防につきましては、基本的に大きさは確保されています。ここの箇所でなにが足りないのかといいますと天端での舗装が不足しております。以前の説明会の資料がいわゆる計画以上の洪水が来たとき、なにも舗装されていない状況で水が流れ始めると侵食が進んで行きますので舗装があることによっての崩れるもののそのスピードを遅れさせることを期待する工事ですということを説明しております。
今回天端の舗装をやる目的ですが、水防災意識社会再構築ビジョンとは鬼怒川が昨年決壊しまして多くの方が決壊したところに取り残されたということがあります。そういったことがあったので、堤防整備の計画規模というのは200年に一回堤程度の洪水が来ても安全となるようなハード整備をしていますが、鬼怒川の洪水のようにそういうハード整備では守りきれないような洪水が来た時でもできる限り逃げ遅れを少なくして被害を最小限にしようということが再構築ビジョンの目的です。堤防天端の舗装というのは、川の水が堤防の上を越えるということは、それ自体は安全ということではないのですが、逃げ遅れた方がたくさんいたということを踏まえまして、決壊すると水が一気に来てしまいますので決壊までの間を延ばすという目的で舗装するということです。
これは多摩川だけでなく全国的に進めており、堤防整備だけでは守れないような洪水が来たときも少しでも決壊までの時間を延ばして安全なところに逃げていただくということを目的に今回の堤防の上の整備を進めているところです。
○前回の説明会では、当面というのか、ほぼこのAからCまでという説明だったような記憶があるのですが、先ほどの説明では、市と検討してその上下をというご発言がありましたがどうですか。
→再構築ビジョンというのは平成27年12月に国で策定しており、整備する堤防天端の舗装の目標を立てております。多摩川では全体でまだ、舗装されているところもありますし、されていないところもありますが、多摩川全体で8kmを概ね5年間で整備するという目標をその時点で立てております。今回説明した場所については8kmの中の約600mとなります。平成27年12月の時点で8kmと公表しておりますけれども大体3km、40%程度は整備が済んでおります。狛江市のこの部分や他の部分を含めまして平成29年度では全体の7割程度までの整備を目指しております。今回の箇所は整備途中の過程のひとつでありまして済んでないところについては先ほど説明させていただきましたとおり、今後市と協力させていただきながら進めていくということになります。
○前回の説明は8kmのなかの600mを主に説明した、8kmが終われば追加の全体の整備計画が大きくなれば検討しなければいけない、当面は600mだけと説明を聞きました。
→そういったことではなく、8kmの中に、狛江市の区間正確に全部で何キロということはでてきおりませんが、8kmの区間を概ね5年間で、そのひとつの箇所が今回説明する箇所であり、それ以外のところでまだ堤防の上が舗装されていない箇所がまだございますのでこの後も引き続き整備を進めてまいりまして、平成32年度までに全体で8kmを終えます。前回の説明会は、この区間600mだけではなくて全体的な考え方の必要性について説明させていただきました。
○私は前回の狛江の決壊も住んでおりましたが、決壊したらもう手も足も出ないということがはっきりしております。天端の舗装は大事だと思います。ぜひやってほしいです。全部やってほしいです。できれば嵩上げもして丈夫な堤防、要するに舗装すればそれだけで堤防の中に浸み込む水が減るわけです、そうすれば水たまりもできなし、足の悪い方も歩きやすくなりとてもよいと思う。
最近の雨は想定外に降るようですから全国的にもあちらこちらで水害が起こってます。ぜひ進めてほしい。砂利道だと簡単に削れます。浸み込んでいるから当然緩くなっているから、乗り越えていくと反対側の法面が削られてしまうとそれで決壊してしまう。時間稼ぎもできるからという話でした。そのとおりだと思います。進めてほしいと思います。
私は川崎に会社があるので、土手を通ります。川崎は国と一体となって、天端の舗装も、補強もされているし、土盛りをしているし、堤防を高くしています、最近特にやっているようです。狛江の方も負けないで、嵩上げも含めて舗装を進めていただきたい。
○先ほどから鬼怒川など、多摩川の洪水だの多分、今の計画通りには行かないと思いますけど、鬼怒川は半分が未工事であり、堰は管理不備ということで決着が着いているのでどうか煽らないでください。私たちは前回説明会を聴いた後、土手をつぶさに見て回りました。今度の工事箇所の土手は天端から土手裾まで直線を引いた場合1mはえぐれているんです。写真を100枚ばかりお届けしたんですけどそれをそのままにしておいて天端を舗装していいものかどうか。天端を舗装したらその乗り越える水はすごい勢いを増します。そうするとその法面は余計にえぐれます。そういうことをきちっと整備しないで天端だけ整備するというのはよくわかりません。説明をしてください。逃げる時間を引き延ばす。前の説明会でも何度も聴きました。何の根拠があるのかとみんな言いました。それをやっぱり災害と同じでどんなものかわからない。いつくるかどんなものかわからないものに対してこんな大工事をしていいのかどうか。保水性を引くと効果はどれくらいのものなのか。平成32年度までに多摩川全土を舗装するとおっしゃってたのは狛江の今の土の土手も全部入っているんですか。8kmの中にはいっているんでしょうか。
→保水性舗装の機能の話からさせていただきます。路面温度ですが、基本的にロケーションによって左右されますので、今回予定している保水材のカタログスペックを説明させていただきます。狛江の多摩川の状態で同じ効果が出るとは確証できませんので、そこについてはご了承願います。保水材を舗装すると日中15~20℃上昇が抑制させるものとなっております。条件といいますのが夏季において正午ごろアスファルト舗装が50~60℃いった場合に雨量が3mm程あった場合そのくらいの効果をスペック上確認しております。効果も雨の量にも関わってきますが、十分保水材の保水が満たされた場合を想定すると2から3日持続するとスペック上は確認しております。
○効果が切れた場合の温度のスペックはありますか。耐久性についても。
→今回の保水性舗装は常に温度上昇が抑制させるものではなく、雨が降ったら下がるというものです。常に下がるというものではありません。
○効果が切れた場合にアスファルトと比べ高くなるのか、低くなるのか。照り返しはどういう量なのか。
→効果が切れた場合はアスファルト舗装と同等のものになると考えます。
→8kmのうち狛江の区間でもともと計画しているのは全体で1.6kmあります。今回約600m区間やるということで、残り1kmくらいを平成32年度までにやる計画となっております。天端保護の必要性については既にこういう方針で、決壊までの時間を遅らせるための効果があるというように認識で進めていますのでそもそも論の質問について回答する場ではなく、工事の説明会ですので、そういう回答は控えさせていただきます。
堤防のえぐれにつきましては状況を見ながら必要に応じて予算要求を行っていき、堤防の法面の整備を行っていきたいと考えております。
○私はよく多摩川の土手を通勤にも使います。職場が二子玉川の先の方なので自転車で通うことが多いのですが、夜とかランニングもしており、ずっと長年不思議に思っておりました。川崎側はこんなに整備されていて、この区間が、狛江市が出来ていないのかと。他が出来ていてここができないのはすごく不思議な感じです。二子玉川の先は舗装が倍の広さ位整備をやっています。すごく自転車とランニングする人、車椅子もたまに見かけます、非常に通りやすく、何より利用する側の立場で非常によいと思っております。なぜもっと早くやらないのかといったことが本当に率直な意見で、まだここだけ出来ていないのか本当に驚いている次第です。整備は利用する立場としていいと思っております。
○サイクリングやランニングしている人がいます、なぜ狛江側だけ舗装していないのか疑問に思っており、狛江は通りたくない、砂利道が多い、よその道に流れたりしているので、早期の実現をお願いしたいと思っています。
○この区間というのは天端と小段が平行しております、小段はアスファルト舗装されており、車も止められています。オフロードが嫌な人は小段を通ってなんら支障がないところです。天端の幅員も広いです、歩行者と自転車が譲り合って使っている。通行人によく踏み固められて、しょっちゅう水たまりができるような透水性もそんなに高くない場所だと認識しております。なぜここが平行してやらなければならないというのは自転車利用者の立場からしても土手の形状からしても甚だ疑問が生じます。
法面の損傷に関して法面の大規模工事というのは希望しておりません。人為的な植生管理によって維持されている動植物というのは生態系といいますか、里山そのものなんです。花が咲いたり虫が鳴いたり、よく見落とされがちなんですが里山が連続していて、そういう場所でもあるんです。
どうするかというと河川工事でキルトンとかシルトとか養生シートが出た場合それを天端や法面にまいて、現在法面が損傷している最大の原因は大型の除草機が入って踏み荒らすからです。昨年の秋はうちの近所で刈った草の回収なんかが行われて100mの区間で小段に土手面から弾き飛ばされた石ころや砕石が100m区間でバケツ山盛りにあまるくらい、14.5キロありました。そういうことが毎年行われていてそのような情報というのは30年位前には多摩川の自然を守る会の話や会報の中から把握されているはずなんです。河川パトロールも毎日のように通っておりますが、この区間における法面の損傷が報告として挙がっているのかどうか。今の小砂利はだめだという測定、評価というのはされていますでしょうか。具体的にお答えください。
→天端の話につきましては、今の舗装がだめというより越水に耐えるものではない、舗装しても壊れます。ただ越水した場合壊れるまでの時間を延ばすという意味で舗装します。それによりみなさんが避難するまでの時間を稼ぐというということが目的です。今の小砂利より天端の舗装の方が相対的には決壊までの時間が長くなるということはもうわかっていることです。
 えぐれているということが報告として挙がっているかということですが、今手元に報告書がありませんので、お答えできません。
○保水性舗装と安全対策の費用はどうなんですか。
→保水性舗装と安全対策で約2300万円です。
○民間だと占用の料金はかかりますが。
→行政はかかりません。
○草刈はどうですか。
→舗装のエリアから1mはこちらが占用して管理をします。それは市が通路として活用するから管理をします。
○どれくらいの費用ですか。
→個別に積算はしておりませんが、現在すでに管理している箇所で管理費が莫大にかかっているということはありません。
○事故が起きた時に責任はどうするのですか。
→基本的には事故というのは当事者間の責任と考えております。
○この工事をされるのを知らなかった、この工事をされることをわからなかった、自転車対策と安全性を万全にしていないというように訴える人がいたら責任をとらされます。
→市としてそういいたことを予防するために安全対策施設の設置は行います。ただ、事故が起きたことについて市が責任を取るものとは考えておりません。
○土砂がたまり、川が浅くなってる。その問題はどうされるのか。それから南部地域センターの付近の川の中の樹が大木になってしまっている。あれをなんとかしないと、洪水になったとき流木がたまり、流れを変えて土手を削ってしまうのではないか。その辺の対策はどのように考えていらっしゃるか。
→土砂の堆積だとか、川の中の樹木について確認はしており、堆積が進んでいるとなると対策が必要だと考えております。現状では経過観察をしているような状況です。川の中の樹木についても大きくなりすぎてしまい、それが流されるということになりますと川にある構造物、橋や堰などに引っかかったとき、洪水を安全に流すときに、阻害をしてしまうとなってしまいますので、そういったことにならないように今後適切に対処していきたいと考えております。
○天端の委員会のときに話題になったのが自転車の安全の問題でしたが、安全対策をするのか、口頭で例えば自転車がスピードを出さないようにするという説明はされていましたが資料がないのはおかしいと思うんですが、あのときに安全が一番問題になるということだったと思うんですけど。その辺をもう一回どういう安全対策になるのかを説明してほしい。舗装すること自身はどうこうというのは言わないんですけど安全の問題が一番心配なので伺いたいです。
【パワーポイントを用いて説明】
→資料の件につきましては後日用意をしてお渡しいたします。日曜の説明会ではご指摘いただきましたので紙で渡せるような形で資料は用意して実施します。次回これない方に関しては言っていただければ後日お渡しすることも出来ると思いますのでそのような対応はさせていただきます。
○はっきりいって自転車に自由はないのか。ほかでジグザグに柵を設けたような場所を先日歩いて通りました。自転車の通行に非常に支障になります。車椅子も原理的には丸いところを通っていくということですが非常にそのこと自体がユニバーサルデザインを外していると思います。中間部にU字柵は抜けるようになっているとのことですが、車椅子の丸いところは固定のように見えるんですが、天端の上に流れの支障となるものを新たに新設するということについて治水上の不安に思います。
→自転車の自由がないのかということですが、今回自転車のスピード抑制と策のひとつとして挙げさせていただいております。スピードそのまま今回舗装した箇所に入ってくれば危険なので、こういった形で一度、自転車このなかに入ってはいけないということではなく、ここに進入するときには一度自転車のスピードを落としていただく、そういう目的がひとつあります。考え方のコンセプトに歩行者の安全確保があり、出来れば自転車は小段道路に誘導したいということで誘導の施設も整備する予定です。決して自転車が土手の天端を走ってはいけないというものにはなっておりませんので、スピードを一度落としていただいてから入っていただくという形のものになっています。
○車止めが突起物でそれが支障になるということですが、今回は治水目的で堤防天端の舗装をします。ただ利用も考慮しなければいけません。設置物はスカスカで水が抜けるように、こういう車止め色々なところで使っておりますが、おっしゃられるようにこれが支障となって堤防が破壊するとは考えておりません。利用との調和を考えてやっています。
洪水があったときは車両が走りますので、洪水の時には車止めというのはちゃんと撤去をして緊急車両は通れるように脱着式を付いているとしてご理解いただければと思います。
○円形の部分も脱着なんですか。
→脱着できます。

 

(第2回)
○資料の6ページ、保水性アスファルト舗装の耐久性は、普通のアスファルトと比べてどうですか。
保水性舗装の、例えば穴が開いた場合等、メンテナンスはどうですか。
→保水材の強度ですが、今回行う保水性舗装は、アスファルト舗装の中に保水材を充填していく、要は隙間に浸み込ませていくものになります。基本的に通路としての強度はアスファルト舗装が母体となりますので通常のアスファルト舗装と同等となります。保水材の部分はという質問もあるかと思いますが、そちらについては、作為的に削ろうとしなければ削れない程度の強度はあります。
メンテナンスにつきましては、今回の保水材は一度充填すれば、母体のアスファルト舗装が破損しなければ必要ありません。基本的にはアスファルト舗装と同じメンテナンスを今後していくということになります。当然何かの事情で破損すれば、それの修繕工事は行われるものと認識しております。
○前回の説明会時に保水性舗装の温度の下がり方について、雨が降って保水していなければ2、3日でアスファルトと同じ温度になるというお話でしたが、表面温度の乾いた時の比較はないのですか。それはアスファルトと同じとみてよいですか。
→東京都が実施した調査を調べさせていただきましたところ、保水性舗装の効果が発揮した状況とそうなる前の検証データがありました。そちらのデータによりますと降雨前でもある程度、数字でいいますと、3.4℃の低下があるとデータとしては出ています。さらに降雨直後につきましては7.7℃から5℃前後、路面温度の抑制効果があったというデータがあります。
○アスファルト舗装より下がっているということですか。
→通常のアスファルト舗装より下がったという結果です。
○土手の天端をアスファルトで覆うことによって、水害の恐れがあるときに何時間くらい堤防崩れを防ぐことができるのでしょうか。法面の草を抜いてその辺に放っていくような人達もいるようです。もしアスファルトに覆われてしまっていると地震などのとき地割れがあった場合、土であれば目視でそれを知ることができると思いますが、アスファルトで覆われてしまうと中の状態まではそれを見ることは出来ないと思いますが、その辺をどのように考えていらっしゃるのか。今回の件で一番大事なことは天端をアスファルト化することによって高速の自転車の通行量が増え、歩行者との接触事故です。解決策として柵を設置する計画とのことですが、それだけではその柵を乗り越えて、高速自転車軽いですから、柵を乗り越えて入ってしまう人がいると思います。私は子どものころから多摩川をマラソン大会で走ったり、多摩川の土手を描いたりしました。現在の土手は、みなさんが弱いと思う、もうちゃんとユニバーサルデザインであると思います。土の土手は足にとってもやさしくて、歩いてみればわかりますが、小さい子どもから年を取った人たちまで足とかに負担がかかりづらいためアスファルトよりもよいと思います。
→アスファルトの舗装によって何時間延びるのかということについては、小砂利の天端の舗装よりもアスファルトのほうがある程度、少しでも決壊までの時間が稼げるということでやっています。法面の草を抜いている人がいることについては、我々も堤防については巡視、点検を実施しています。堤防が損傷する、このままではまずいといった状況になりましたらきちんと我々のほうで修繕をしているようなところです。つづきまして地震のときですが、日常的に巡視をしていますし、堤防を点検している状況もあります。そういったなかで確実に確認しています。例えば堤防に変状がある、決壊につながる恐れがあるといったときには対応させていただいているところです。
→自転車通行量が増え、歩行者との接触事故の可能性が高いため交通安全対策を考えてほしいというご質問ですが、こちらについては平成27年度の検討委員会においても自転車のスピード抑制ということは課題として挙がっております。そういった検討委員会での検討内容を踏まえまして今回市としては、国が治水対策としてアスファルト舗装を行う中で、できる限りの対応として今回車止め、自転車の誘導を先ほど説明させていただいたとおり設置すると考えたところです。
○ただいまの自転車に対する安全性というのは検討結果のアンケートで7割の市民が重要だと回答しています。それなりに効果のある対策をとられているというのはわかるのですが、車止めの設置が、自転車以外の利用者にとっても障がいとなり、かつ、川の散策に影を落とすと思います。一つ解決しただけでは終わらない、緊張をしいたり、いら立ちを覚えたりということは否めません。何らかの対策はせざるを得ないのでしょうが、路面をよほど凸凹の状態に仕上げませんと、車止め間が直線で300mあるわけですから、当然スピードの出る自転車というのは、フルスピードになります。自転車を小段に誘導するようにサイン表示を計画しているですが、今現状では、高速で走りたい自転車は、天端や手前の坂路、坂道の斜面が砂利になっているということを見て、自然と小段に流れて行ってくれているわけです。それが今回、おそらくこういう範囲に坂路が入っていないと思います。とめどなく砂利が流れ落ちてそこのところを一番対処すべき場所だと思います。あとは狛江高校側です、そこも斜度はゆるいのですが、砂利がどんどん流れ下ってそういうところをやらないで、抗弁としてそこまで考え続けているのかもしれません。ただその時は平らな路面になっているということを自転車から見えますから、車止めがあっても、表示がされていてもやはり天端を走るほうが気分がいいんです。朝の番組で自転車の番組で実際にツーリングしている人の意見で、荒川はもう河川敷のサイクリングコースだから景色の変化がなくてつまらないけれども多摩川は自然が多いから、景色があって、変化も楽しめる、だからいいという意見が多かったです。歩行者の安全も大事ですが、そのために歩行者自身も負担をかけますし、自転車利用者にも配慮が必要だと思います。そういう考え方ですと今回の表面というのはただただ路面温度の一点だけの対応であって不十分ではないですか。
→質問の趣旨は車止めの効果は限定的ではないということですか。
○スピード抑制の効果をどれくらい見込んでいるのか。それについて何か根拠となるデータをお持ちかどうか。
→今回の交通安全対策は、先ほど説明させていただいたとおり、近隣にお住まいの方の安全対策として国による治水工事のアスファルト舗装が行われるということが前提にあります。そのうえで市としてできる限りの対応として決めたところです。市の策定した考え方の中では、歩行者の安全確保をキーワードとして挙げさせていただいています。歩行者の安全確保といたしまして、自転車がそのままのスピードで今回舗装する箇所に進入しないよう、スピードを一度落としていただくために、スピード抑制のための車止めの設置を計画しています。続いて歩行者自身の負担ですが、車いす、ベビーカーは通れるようになっております。多少迂回するような構造になっておりますが、歩行者に著しく負担が生じるとは考えておりません。
○前回の説明会も出させていただきました。今の説明で大体わかりました。安全対策という意味においては、自転車と歩行者を分離に誘導すること、できる限り速度を落としてもらう意味において今日いただいた資料の車止めなどは非常に効果があると思います。また小段道路を自転車が通るプランについても、非常に評価できると思います。工事についての説明会ということですので工事を安全に進めるための要望というか意見なのですが、工事の現場における喫煙による火災というのがニュースなどでも何度か見受けられまして、土手を工事するにあたり、工事する人の喫煙などで土手の枯草などに広がる、先日もどこかの河川敷で子どもの火遊びで火事になったということもありましたので、工事に携わる人の喫煙というのもご配慮いただき安全に進めていただければと思います。
→たばこにつきましては、たばこを吸う人と吸わない人が作業員の中にいると思いますが、たばこを吸う場合は、指定の場所で灰皿と消火器をおいて適切吸う、吸い殻の管理も毎日きちんと行うということを徹底させたいと思います。
○狛江の舗装されていないというのは日本全国でも希少価値というのがあると思います。小さいころから狛江の土手は素敵だなと思っています。テレビ等で川の風景で土手が映ったりしますがアスファルトの土手ばかりです。全然絵になっていません。狛江市として水と緑のまち、観光に力を入れようとしているのであればなおさらそれは逆転の発想というのが必要だと思います。外国人観光客も現在の土手のほうが喜ぶのではないかと思います。今現在では散歩する人とジョギングする人と自転車と車が何とかすみ分けていて、まだまだよく考えていただきたいと思います。狛江市が占用行うことについて私たちはよく話を聞いていないのですが、ドッグランを作る、駐車場を作ること、これは実際具体的にどういう場所にやろうとしているのか多摩川の利用者だとか住民にはよく細かい話が伝わってなく、どのように進んでいるのか、私たちにきちんとした形で知らされないというのはどういうことなんでしょうか。1974年の9月2日の多摩川の決壊について国土交通省や狛江市はどのように認識しているのでしょうか。水害があったときのことを聞いておきたいのですが、個人としてはたくさん雨が降り続いているときにテレビのデータに切り替えて河川情報を見たりしていますが、それに頼っていて大丈夫なのですか。河川の占用のことともかかわるのですが、狛江市が占用することで水害の時の避難命令系統が変わってくるのでしょうか。あいとぴあとや西河原公民館など高い建物がありますが、ここは実際何人ぐらい収納能力があるのでしょうか。夜間などの狛江市の職員の体制はシュミレーションされているのでしょうか。また、狛江市で新しく作るハザードマップは土地の高低差を入れた、等高線を入れたよくわかる見やすいものを作っていただきたい。
私個人の提案としましては例えばアスファルトの代わりに天端全体を芝で覆うという方法のではないかと思います。
→占用についてですが、ドッグランと駐車場について占用のことだけお話しいたしますと、今回ドッグランと駐車場を行う区域は、市が以前より国から包括占用という形でさせていただいているものです。そこでなにかを実施する際には国と協議をさせていただき決めております。ドッグランと駐車場につきましては昨年度に説明会を実施しています。ドッグランと駐車場についての質問は本日の工事説明会と直接関係ありませんのでここまでとさせていただきます。今回の工事個所は新規に占用させていただくところになります。国がアスファルト舗装をして、その後市が通路として活用するために占用を行うとこととさせていただいたところです。
水害等が発生した時の避難情報、避難準備情報を発令することは市の責務となっております。国、東京都からもアドバイスはいただきますが、水位の状況、その他を総合的に判断いたしまして避難準備情報等を発令します。また、ハザードマップにつきましては、今年度策定予定でございます。みなさんが見やすい工夫はしていきたいと考えております。
多摩川の決壊についてどのように認識しているかという件ですが、決壊の理由はわかっております。今現在整備している内容を超えるような大雨による、全国各地で起きている、そういったことを踏まえまして今回堤防天端の整備を全国的に進めているところです。芝で覆うのがいいのではというご提案がありましたけれども国としては堤防天端の強化として舗装をやるということが方針となっています。ご提案をいただきましても工事に反映するということはしませんので、それはご了承願います。
占用について市からも回答がありましたが、天端を占用することによって、市が管理するのはあくまで表面の管理、利用で使う部分となります。堤防そのものの安全などは国が責任を持って管理しておりますので、これは狛江市に限ったところではなくて、いろんなところで同じように行っています。堤防本体が傷んでいる、危険があるときは国が責任を持って補修を行いますので市が占用することによって安全が損なわれることはございません。
○こういう説明会に何度か参加させていただいて住民の大半の方が早く舗装してほしいという声が多かったわけです。舗装することが決まって、今日は工事の説明についてと伺って参加しております。工事についての説明があまりさせていないような気がしますが、工事車両が通過する方に迷惑をかけないようにするというお話がありました。それと併せて工事車両の出入りするときの安全対策や匂い、音などできる限り近隣の方に迷惑をかけないような工事についてもう少し説明していただきたいです。
→交通整理員の配置を出入口2か所で考えております。基本的に歩行者がいれば交通整理員が車を止めて歩行者の横断などを優先で考えております。いわゆる工事区域だけでなく、その周辺でも、例えばトラックから土砂がこぼれ落ちた、天端を通行しておりますので若干路面が汚れたなどそのような場合につきましては清掃を行って清潔を保つということは考えていきたいと思っております。今現段階ではこのように考えているところですが、実際に実施して改善してほしいことがあればこちらの担当部署のほうにご連絡をいただければ改善をしながら工事をやっていきたいと思います。
○工事の案内の平面図と断面図に関した質問をさせていただきます。上流端、下流端の坂道、坂路が除外させているようですがその理由をお知らせいただきたい。必ずしもやったほうがいいという意味ではございません。路肩の0.5mは大きすぎではないかという検証と現に生えている草を刈って張芝をすることがないように、その辺の現場確認や検証ということがされているかどうか。川側の路肩の植生が粘り強くないと決壊を早めるのは十分考えうることだと思いますので、張芝工というのはやめていただきたい。オレンジネットの仮設で作られるようですが、固定といいますか基礎といいますか、それはどのようなやり方なのか。縁石工の形状と連続しているかどうか、路面から頭が出るのかどうか、あとは縁石工を実施する意味についてお伺いしたいと思います。
→坂路の舗装ですが、現状水神前を入ってきたところ、狛江高校のところの坂路については現状舗装されていると思いますが、そこのことをおっしゃられているのかわかりかねているところです。張芝工については法面が若干欠けている、損傷しているところがありますのでさきほどご説明させていただいた天端を舗装させていただくにあたって、もちろん重機が走るところもございますので、そういったところについてはきちんと対処させていただき張芝工をやることになっております。オレンジネットにつきましては、基礎を作ってネットを設置するのではなく、工事を実施するときにこの範囲が工事エリアということで、対外的に明示する意味もございます。こういう場所での工事ですので中の作業状況が見えるということで、オレンジネットで囲います。単管等で養生させていただきながら実施していきます。工事完了後については補修、締固めが十分かどうかは確認しながら適切に撤去してまいります。縁石についてですが、天端の中で出っ張るということがない形で計画しています。
縁石につきましては、舗装を止めるものとして、一定幅を明示するために舗装止めは入っております。高さ約12cm程度のものとなっています。
○土手の検討委員会に参加させていただいた者として、この度の工事については当時の検討内容を十分に取り入れたものでして、大変満足しておりますし、感謝もしております。交通安全対策についてですが、国が水害対策としてアスファルト舗装を行う中、それだけにとどまらないで、狛江市でも市民の日頃の通行ことも考えて車止め等の安全対策を施したといったことは大変評価できると思います。先ほど説明いただいた内容についても十分であろうと思っています。最後に一つお願いがありまして、安心安全のための整備をしていただくわけですが、多くの住民の皆さんは心から感謝をしていると思います。ぜひその辺のところは知っていただきたいと思っております。今回元和泉の水衝部のみの舗装ということですが、ぜひ下流域も早急に堤防舗装をお願いしたい。そういったことを多くの住民が思っています。特に、私は駒井町に住んでいますが、駒井町3丁目は猪方から世田谷境までずっと多摩川沿線になります。そこの部分をぜひ早めに、下流域についてもぜひやっていただきたいです。3丁目につきましては取水口がありまして、それから世田谷境まで車両通行します。朝は世田谷に向かってほぼ一方通行ぐらい車両が通行します。自転車と歩行者は怖くて通れないとこです。これは天端の舗装時にできるかわかりませんが、取水口から天端道路を河川の中に下ろして、世田谷の警視庁の白バイの教習所のところで世田谷の天端に接続していただきたい。そのようなことを希望しておりますのでぜひご配慮いただけたらありがたいと思います。
→今回西河原公園から狛江高校のところまでを舗装し、その工事説明会になっております。下流につきましても我々としては天端保護が必要だと考えております。今後狛江市と協議重ねていきながら早急に実現できるよう検討を進めていきたいと考えています。併せてご指摘いただいたことにつきましてはそういったなかでうまくできるかどうか検討させていただき、こういった工事説明会の中で説明させていただければと思います。