第5回和泉保育園三者協議会全体会(第17回和泉保育園三者協議会)
1 日時 |
平成30年3月10日(土曜日) 午後6時30分~8時 |
2 場所 | いずみ保育園 5歳児室 |
3 出席者 |
〔狛江市〕 児童青少年課長、和泉保育園長、児童青少年課長補佐兼保育係長 〔社会福祉法人春献美会〕 社会福祉法人春献美会理事長他3名 〔保護者〕 保護者7名 |
4 構成 | (1)和泉保育園三者協議会経過報告 (2)1年間の振り返りについて (3)三者協議会の解散と今後について (4)質疑応答・その他 |
5 配布資料 | |
6 報告 | |
1 和泉(いずみ)保育園三者協議会の経過について 狛江市: 約2年半の間に17回開催された和泉(いずみ)保育園三者協議会の経過について、主な議題等について振り返りながら資料に基づき報告した。また、平成30年2月に実施した民営化に関する保護者アンケートの集計結果について、資料に基づき報告した。
2 1年間の振り返りについて 春献美会: 平成29年4月の開園から約1年が経過し、この間、保護者の理解と協力を得ながら園運営を行ってきたことについて、園長より報告した。
3 三者協議会の解散と今後について 狛江市: 昨年11月に開催した第16回三者協議会で、今後、三者協議会を解散することについて話し合った。協議会の解散については全体会で決定する必要があり、今回改めて意見を伺いたい。 保護者: 昨年11月開催の第16回三者協議会で、次回(3月10日の三者協議会全体会)にて解散の決議を取り決定することを伝えている。また、第16回三者協議会後の議事録でその旨告知してあるので、このタイミングで三者協議会の解散の決議を取ることとなった。
~決議により過半数以上の同意を得て、三者協議会は解散することが決定~
なお、今回の保護者アンケートで出された意見は、保護者からの全体的な意見として今後の園運営の参考としていただき、個別の意見についてはこれまでと同様に保護者会や日常のコミュニケーション、やりとりを通して解決していくことにする。 万一、それによって解決できない事案が発生し、保護者全体と春献美会の協議が必要な際は、旧和泉保育園父母会臨時総会(昨年1月15日開催)にて決定した「いずみフレンドシップみまもり隊、きりん組に会長2名」を通し協議の場を設けることが可能である。
春献美会: 保護者と春献美会との協議の場としては、4月に保護者会(全体会、クラス懇談会)と2月にクラス懇談会を開催する。具体的な日程は、開催のご案内や年間行事予定でご確認いただきたい。
4 質疑応答、その他 保護者: 園運営で2点確認したい。1点目は現在0歳児クラスが午睡時に使用している布団について、来年度からコットに変更することが保護者や三者協議会に何の説明もないままプリント掲示のみで知らされたが、その対応についてはいかがなものか。2点目は土曜保育を利用する場合、現在、一定の期日で申込記入を行うというルールで運用されているが、先日、記入を忘れてしまい利用に支障がでるような状況となった。これまでも定期的に土曜保育を利用しているため、園側が申込記入のないことに気づき確認の連絡をしてくれてもよさそうなものだが、それもなく自分自身大きなストレスを感じた。公立保育園の頃には申込がないときには個別に確認してくれることもあったが、その対応が引継がれておらず、民営化に際し公立を引継ぐという視点では不備があるのではないか。また、今後、申込方法を見直すことができないか。 2点目の申込方法については、定期利用者と一般利用者を区別し、定期利用者についてはあらかじめ申込用紙に名前を印刷し、利用しないときに取り消す。また、一般利用者はこれまでと同じルールで行うことが検討できないか。
狛江市: 1点目の午睡用コットへの変更については、事前に保護者の意見も聞いたうえで変更したのであれば理解できるが、三者協議会でも話し合って決めたことでもあり、プリント掲示のみで対応したことは理解ができない。
保護者: 民営化に際し既存園の見学に行ったときに、春献美会から布団を使用することについての考えを説明されたことが印象に大きく残っている。
春献美会: 今回、午睡用コットを導入することとしたのは、特に感染症などが蔓延する時期など衛生面に配慮することを優先したいという保育士の意見によるものであったが、進め方には問題があった。保護者と園がお互いに意見のキャッチボールをしながら進めていく必要があったと感じている。保護者との信頼関係を築けるよう対応していきたい。
保護者: コットの使用にあたっては保護者同士で情報交換し、不要になったものを譲ったりすることもできる。改善の方向性は正しかったが、進め方には大いに問題があった。何事においても同様である。
保護者: 2点目の土曜保育の申込について、今回あったケースを市はどのように考えるか。
狛江市: 職員配置や食材等の準備など運営上の都合もあったと思う。公立園が確認していたのもそういった背景があったのではないか。
春献美会: 利用方法については入園のしおりにも記載し、保護者には理解されているものと考えてきた。申込方法を変更する場合、定期利用者となる方の一部には利点もあるかもしれないが、一般利用者となる方から見ると今回のような事例を受けて新たに不公平が生じると考える方もいるかもしれない。そのため一定の線引きは必要と考えるが、やれることを考えていきたい。
保護者: 民営化によって保護者同士のつながりが希薄になったと感じる。以前はなかったことだが保護者の顔と名前が分からない。保護者の関わりが少なくなり楽になった反面、地域のつながりが築けなくなるといったデメリットを感じる。
保護者: 保護者アンケートの設問に対し、満足かどうかを回答する部分があるが、何をもって満足と考えるのかは保護者それぞれの受け取り方が違うと思う。
春献美会: 園からのお知らせなど情報周知の方法について、4月から一斉送信メールも活用するなど発信のツールを増やすことを考えている。
保護者: よいことではあるが、その環境に慣れてくると情報を見逃すといったこともあるため、重要な情報に絞って発信するなど効果的な方法を考えてもらいたい。
保護者: 卒園児の学童の朝の預かりについて考えはあるか。
春献美会: 保護者にとって不安のないよう考えてみたい。
保護者: 三者協議会について、これまでも議事録の作成に時間がかかりすぎるなど保護者として関心をなくした方も多く不満であった。
狛江市: 三者協議会では長期間にわたりお世話になった。ご意見のあったとおり今回の議事録は早急に作成し、また、全園児の保護者に配布することとする。
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