5月15日から6月14日まで実施した、狛江市第4次基本構想(素案)に対するパブリックコメントで、皆さんからいただいた主な意見とそれに対する市の回答(概要)を公表します。
 なお、パブリックコメント等の結果の詳細は、政策室窓口で閲覧できる他、市ホームページからもご覧になれます。
〔問い合わせ〕政策室企画調整担当

■パブリックコメント実施結果(概要)
意見 回答
 全体的に、もう少し具体的に踏み込んで記載しても良いのでは。  

 基本構想は、市の目指すべき将来像やまちづくりの方向性等を全体的に示すものであると捉えていることから、ご意見の通り、具体的ではなく、踏み込んだ記載になっていないと感じる部分はあろうかと思います。

 より具体的な事業等の記述については、今後策定する基本計画や実施計画の中で示してまいりますので、これらの計画を策定する際の議論の参考とさせていただきます。

 8つの分野別のまちの姿の順番はどのように捉えているか。番号が振ってあると、順列であるようなイメージを受けるが。   ご意見の通り、分野別のまちの姿に番号が振られていることで、順列であるといったイメージを受けるかもしれません。
 番号については、整理上の分類を行うために記載しているものであり、番号の並びで順列であるといった考えはありませんので、総合的に各分野のまちづくりを進めてまいります。
 「8持続可能な自治体経営」については、非常に具体的であり、1~7のまちの姿と比較して違和感がある。  1~7のまちの姿と比較して違和感があるというご意見についてですが、「8持続可能な自治体経営」については、主に行政の視点に立った内容を記載しています。そのため、ご意見の通り、他の分野別のまちの姿と比較すると少し異なった印象を受けるかもしれません。
 将来都市像を実現するため、「8持続可能な自治体経営」も必要なまちの姿であり、他の分野別のまちの姿と並行して、総合的にまちづくりを進める必要があると考えています。
 また、具体的であるというご意見を踏まえ、「民間委託の推進」を「公民連携」とすることで、文章の意味に広がりを持たせる修正をいたしました。
 「8持続可能な自治体経営」において、「限られた財源の中で」との記載があるが、「少ない財源で賄う」という発想ではなく、「いかに財源を増やした上で実施するか」を検討すべきである。民間企業に勤務する者は常々考える重要な点であり、自ら限界を設定せず、目標をどうしたら実現できるか、どうしたら限界を突破できるかという視点で再考いただきたい。  ご意見にある「いかに財源を増やした上で実施するか」という歳入確保の視点は、持続可能な自治体経営を目指す上で大切な視点であると考えています。また一方で、長期的な財政見通しを持つことも大切であると考えています。
 以上のことから、ご意見を踏まえ、「長期的な財政見通しを持ちつつ、様々な工夫を凝らしながら財政基盤の強化に努める」と記述を追加しました。