令和元年10月1日から31日まで実施した狛江市福祉基本条例の改正(案)に対するパブリックコメント等で、皆さんからいただいた主な意見とそれに対する市の回答(概要)を公表します。
 なお、パブリックコメント等の結果の詳細は、地域福祉課窓口で閲覧できる他、市ホームページからもご覧になれます。
〔問い合わせ〕地域福祉課

■パブリックコメント等の結果(概要)

意見(概要) 回答
 公共的建築物等への配慮の中で論じられている諸設備の設置に関する文面以外に、設置された諸設備の経年劣化対策等の将来的な施設・設備の維持管理に注視した内容も含まれるとよいと感じた。 公共的建築物等への配慮は今後の見直しを行う際、頂いたご意見も参考にして検討してまいります。
 社会福祉法の一部改正によって、「豊かな福祉社会」の実現を目指していた狛江市が、豊かな福祉社会を目指すことをやめてしまって、「地域共生社会」の実現へと目標を変え、公の責任を手離してしまうことに大きな不安と悲しみを感じます。

 「地域共生社会」とは「支え手側」と「受け手側」に分かれるのではなく、住民それぞれが役割を持ち、支え合いながら、自分らしく活躍できる社会のことをいい、公の責任を手離すことを意味する概念ではありません。

 また、「地域共生社会」の実現を目指すことが「豊かな福祉社会」の実現につながるものと考えております。

 支え合いの基盤が弱まってきていることを認識すれば改正は必要なことだと思う。包括的という言葉は難しいが、市民が受けることのできる社会資源を知っている必要が今後あると思う。  今後も市ホームページ等を通じて、さまざまな社会資源の周知に努めてまいります。
 市民説明会とパブリックコメントを行った上で、審議会で一度審議してから、市議会定例会に提出されるのか。  すでに市民福祉推進委員会から答申をいただいています。次は市民説明会やパブリックコメントでいただいたご意見を改正(案)に反映するかどうかを庁議で審議いたします。
 福祉総合計画の中に地域福祉計画があるのでしょうか。関連性を教えてください。  地域福祉計画、高齢者保健福祉計画・第7期介護保険事業計画、狛江市障がい者計画・第5期障がい者福祉計画・第1期障がい児福祉計画、子ども・子育て支援事業計画、健康増進計画の5計画をまとめて福祉総合計画といいます。
 市民福祉推進委員会は定例的に開催されているものなのでしょうか。  継続して毎年開催しており、通常年4回実施しております。
 地域包括支援センターとして、高齢者からの相談だけでなく、子育て家庭や障がい者からの相談も受けるようなことは考えていないのでしょうか。  地域包括支援センターではそれぞれの分野の相談機関等と連携して相談支援を行う体制を構築しようと考えているところです。