狛江市役所

　市では、市・市民・事業者等が一丸となり、安心で安全なまちづくりを進めています。
　昨年１年間の結果を踏まえ、令和２年も安心で安全なまちづくりをさらに推進していきましょう。

〔問い合わせ〕安心安全課

※各件数は、調布警察署、狛江消防署および警視庁「交通事故統計表」による数値です。

防犯

　平成３１年・令和元年の市内での刑法犯認知件数は359件（前年比１９件減）でした。
　市では、調布地区（調布市・狛江市）で被害の多い特殊詐欺防止対策として、高齢者を対象に自動通話録音機の貸与を行った他、防災行政無線やこまえ安心安全情報メール等を活用した啓発を行っています。
　また、町会・自治会や商店街等を対象に、犯罪抑止に効果的な防犯カメラの設置および維持管理費用に対する補助を行っています。
　防犯には地域の目が大変効果的です。市内に地域の目を行き届かせる取組みとして、町会・自治会を中心とした安心安全パトロール、調布地区防犯協会狛江支部連合会の協力による、青色回転灯搭載車での市内巡回（平日夜間・休日）も実施しています。
　地域の目をさらに増やすために、狛江市安心で安全なまちづくり地域協議会と協働で見守りマークを作成し、各種イベント等で配布しています。見守り協定を締結している事業者にはマーク入りステッカーを貼った車両で、業務の際に見守り活動をしていただいています。マークを見かけたら互いにあいさつをする、周囲に気を配るなど、取組みにご協力ください。

被害に遭わないために

侵入盗

　侵入盗は昨年には市内で１８件発生しています。家の中に人がいるときやマンションの高層階でも被害に遭うことがあります。玄関や２階以上の部屋の窓も含め、しっかりと施錠しましょう。また、犯人は顔を覚えられることを嫌うので、普段から近隣の方とあいさつをするなど地域のつながりで防犯力を向上させましょう。

自転車盗難

　自転車盗難は昨年には129件発生し、市内の刑法犯認知件数の約３６％を占めています。買い物等のわずかな時間でも絶対に路上に放置せず、駐輪場に止め、必ず鍵をかけましょう。

特殊詐欺

　振り込め詐欺をはじめとする特殊詐欺は昨年には市内で２８件、合計約5,237万円の被害が発生しました。最近の傾向としては、警察官や銀行員、デパートの店員等をかたる犯人が「あなたのキャッシュカードが不正利用されているので、カードを封筒に入れて保管してください」などと言って自宅を訪れ、隙を見て別の封筒とすり替える手口が増えています。
　特殊詐欺は年々手口が巧妙になっています。詐欺犯人は警察官などの公的機関を名乗る場合や、家族・親族の名前等を知っている場合もあります。また、都内では自宅に現金が置いてあることを確認した上で押し入る、いわゆるアポ強盗も発生しています。お金の話が出たら、必ず警察に相談しましょう。

消防

　昨年の市内での火災発生件数は１９件（前年比２件減）で、昭和３７年の狛江消防署開署以来最少の件数でした。
　一方、火災による死者が発生した他、全焼火災が２件あり、焼損床面積は161㎡（前年比120㎡増）となりました。
　市内での出火原因の１位は、放火・放火疑いとガステーブル等（ガスこんろ・ガスレンジ・ガステーブル）であり、次いでたばこおよびろうそくとなっています。

火災による死者発生を踏まえて

　東京消防庁管内で昨年中に発生した住宅における火災の出火原因は、たばこ・ストーブ・放火の順となっています。寝たばこは絶対にしない、燃えやすいものはストーブの近くに置かない、家の周りに燃えやすいものを置かない等、身の回りの確認を行い、「放火されない、放火させない環境づくり」を心掛けましょう。 

交通安全

　昨年の市内での交通事故発生件数は、99件（前年比20件増）で、内訳は死亡０件、重傷１件、軽傷98件でした。自転車での事故が56件（前年比22件増）起きています。交通ルールを守った安全運転を心掛けるとともに、定期的に自転車の点検整備を行いましょう。