昨年度の狛江市市民参加と市民協働に関する審議会では、「市民から提案する仕組みをつくることが重要ではないか」と条例改正についての提案が答申されました。今年度の審議会では、市民からの提案制度に関する条例改正の具体的な素案をまとめました。この素案を公表し、併せてパブリックコメントを実施します。
〔問い合わせ〕市民協働課

条例改正案

▽条例第5条に次の1項を加える
 市民は、別に定める規定に基づき、市民参加の手続きをとることについて市長に提案することができる。この場合において、市長は本条例第30条に規定する狛江市市民参加と市民協働に関する審議会に諮問し、その結果を公表するとともに必要と判断された場合には速やかに市民参加の手続きをとらなければならない。
▽条例第27条に次の1項を加える
 市民公益活動を行う団体は、別に定める規定に基づき、市民協働で行う事業について市長に提案することができる。この場合において、市長は本条例第30条に規定する狛江市市民参加と市民協働に関する審議会に諮問し、その結果を公表するとともに実施が望ましいと判断された場合には市民協働事業として実施するよう事業化に向けて、努めるものとする。

 市民参加提案制度のポイント

〔提案対象〕狛江市の市民参加と市民協働の推進に関する基本条例第5条第1項に適合する事業が対象で、市が実施しようとしている事業に関して提案することができます。なお、市民参加の手続きを実施(予定を含む)している時は、そのほかの市民参加の手続きを提案することができます。
〔提案者〕18歳以上の市内在住・在学・在勤の個人とします。ただし、18歳未満を対象とする事案は、18歳以下の方も提案できます※30人以上の賛同署名が必要です。
〔審議会の内容〕狛江市市民参加と市民協働に関する審議会に諮問して行います。審議会は公開します。
〔審議基準〕提案の内容が条例第5条第1項の市民参加の対象の要件に適合しているかを審議します。
〔公表〕提案内容・審議結果は、市ホームページ等で公表します。

市民参加提案制度フローチャート(素案)
▽提案
(提案者:在住・在学・在勤の個人)
・提案申請書の提出
・30人以上の署名名簿を添付
 ↓
▽窓口(受付:市民協働課)
・書類のチェック
・担当部署との調整
・狛江市市民参加と市民協働に関する審議会に諮問(提案受付から4週間以内)
 ↓
▽審議会(狛江市市民参加と市民協働に関する審議会委員)
・審議 (条例第5条第1項の市民参加の対象の要件に適合しているか)
・審議結果を市長へ答申
 ↓
▽審議結果公表(担当部署:提案者・広報・ホームページ)
・審議会終了後4週間以内に結果を提案者に回答
・提案者に回答後公表
 ↓
▽参加手続き(担当部署)
・採用 ⇒参加の手続き
・不採用

市民協働事業提案制度のポイント

〔対象事業〕市民公益活動団体が市と協働で行う事業を提案する場合、以下の条件にあてはまる事業が対象です。
▽市内で行われる事業
▽提案を審査した翌年度に実施可能な事業
▽地域社会の発展または地域の課題や社会的課題の解決が期待できる事業
▽協働で実施することにより、相乗効果が期待できる事業
▽協働で実施することが制度的に可能であり、その役割分担が明確かつ適切である事業
▽単年度で完了する事業。ただし、年度ごとの申請と審査により連続して提案することができます。
※提案は各年度1団体につき1事業までです。
〔対象者〕条例第28条に基づく登録制度に登録されている団体が対象です。
〔審査〕狛江市の市民参加と市民協働に関する審議会の委員によって構成される審査会で提案の実施が望ましいか否かについて検討します。
〔審査基準〕
▽事業実施により、地域社会の発展または地域の課題や社会的課題の解決が期待できるか
▽提案事業は必要性が高く重要な内容か
▽協働で実施することにより、相乗効果が期待できるか
▽事業内容や実施方法が具体的で、協働の役割分担が明確かつ妥当か
▽事業計画および収支予算に現実性があるか
▽提案者が提案事業を実施する能力があるか
〔審査方法〕提案者が提出した書類と口頭の説明により審査します。審査会では必要に応じて担当部署の意見も聴取します。審査会は公開します。
〔審査後の調整〕実施が望ましいとされた提案については、提案者と市の担当部署で実施に向けて協議・調整を行い、必要な経費は市の担当部署が次年度の当初予算において予算計上の手続きを行います。
※市に費用負担を求める提案の場合、審査の結果採用された提案であっても、次年度事業予算が担保されているわけではなく、別途予算の獲得が必要となります。
〔公表〕提案内容、意見交換会の記録、審査結果、実施後の事業報告は、市ホームページ等で公表します。

 

 

パブリックコメントを実施します

 狛江市の市民参加と市民協働の推進に関する基本条例の一部改正についての素案は、市民協働課窓口で閲覧できるほか、市ホームページでもご覧になれます。
〔対象〕市内在住・在学・在勤の方および市内に事務所または事業所を有する方
〔提出方法〕住所・氏名、在学および在勤の方はその名称等を記入のうえ、11月13日(月)までに窓口への提出・郵送・FAX(3430)6870または市ホームページから専用フォームで市民協働課へ。

狛江市市民参加と市民協働に関する審議会シンポジウム
 「市民の声で つくろう! よりよい狛江」

〔日時〕10月28日(土)午後1時30分~4時
〔会場〕あいとぴあセンター
〔内容〕
▽1部 市民活動団体からの発表
▽2部 新しい提案制度の解説と意見交換