古墳のある風景

 狛江には「狛江百塚」といわれるほど、多くの古墳がありました。多くは5世紀半ばから6世紀半ばに築造されたものと考えられています。また、当時使われていた土器が狛江の地で初めて発見されたため、地名をとって「和泉式土器」と名付けられています。
 今回推薦されたのは、白井塚(中和泉三丁目)という古墳です。近くにある経塚古墳、兜塚古墳、亀塚古墳などとともに、狛江古墳群を形成しています。現存する古墳は少なくなってきていますが、古墳は個人の所有地にあるものも多く、所有者の方の理解と努力がなければ維持保全することは困難です。
 こちらには次のようなコメントが寄せられています。
 「「狛江百塚」も現存しているのは13基。狛江の宝として所有者の方々とともに、守っていきたいものだと思います。特に白井塚は、隣の屋敷林とともに大きな緑の塊をつくり出しています。春には桃の花でピンク色に染まります。空が大きく広がり、悠久の時を感じさせるこの景色は、都市化の進む狛江のやすらぎの空間です。」
 このように、所有者の方の長年にわたる多大な努力と貢献を高く評価するものとして、魅力百選に選ばれました。
 街や人々の移り変わりを、静かに見守ってきた古墳。その長い歴史に思いをはせてみませんか。
〔問い合わせ〕都市整備課企画計画係