国民の皆さんが裁判員として刑事裁判に参加する「裁判員制度」がスタートします。20歳以上の有権者は原則として裁判員に選ばれる可能性があります。
 裁判員制度をご理解の上、皆さんのご協力をお願いします。

裁判員制度とは、どのようなものですか?

  裁判員制度は、国民の皆さんから選ばれた裁判員の方に刑事手続きのうち、地方裁判所で行われる刑事裁判に参加してもらい、被告人が有罪か無罪か、有罪の場合どのような刑にするのかを裁判官と一緒に決めてもらう制度です。
 原則として、裁判員6人と裁判官3人が一緒に刑事裁判の審理に出席し、証拠調べ手続や弁論手続に立ち会った上で評議を行い、判決を宣告します。
どのような人が裁判員に選ばれるのですか?
 裁判員は、衆議院議員の選挙権を有する人(20歳以上)であれば、原則としてだれでも選ばれる可能性があります。

裁判員はどのようにして選ばれるのですか?

  毎年、選挙権のある方の中から翌年の裁判員候補者を抽選で選び、裁判所ごとに裁判員候補者名簿を作成します。その名簿の中から、事件ごとに「くじ」で裁判員候補者が選ばれます。選ばれた人には、裁判所に来ていただく日時をお知らせする呼出状と辞退事由等の有無を確認する質問票等が裁判所から届きます。
 裁判所に来ていただく初日の午前中に、裁判官3人と裁判所書記官、検察官や弁護人も立ち会いの上、裁判長から事件との利害関係の有無、不公平な裁判をする恐れの有無、辞退希望の有無、理由等について質問を行い、最終的にはくじで、裁判員6人を選任します。

裁判員を辞退することはできるのですか?

  原則として辞退はできません。ただし、法律に辞退事由が定められており、裁判所がそのような事情に当たると認めれば、辞退することができます。
 例えば、70歳以上の人や、重い疾病や傷害のある人、同居の親族の介護・養育をしなければならない人、従事する事業における重要な用務があり、自分で処理しないと著しい損害が生じる恐れがある等の事情が辞退事由とされています。
 裁判員制度の詳細は、ホームページ(http//www.saibanin.courts.go.jp/)をご覧ください。
〔問い合わせ〕東京地方裁判所八王子支部裁判員係 電話042(642)5195