先月、市役所で5時半からロビーコンサートを開催しました。仕事の終わった職員約50人が、クラリネットの心地よい響きに30分間近く浸りました。
 これは「音楽の街―狛江」構想推進委員会による試行企画です。前々から市役所ロビーで「昼休みコンサートを」との声もありましたが、昼休みに窓口を開設していることから、仕事の妨げにならないか心配もあり、実施に至りませんでした。今回、ともかくどのくらいの音が出るのか、各窓口での影響はどうかなど、演奏しながら検証させていただきました。
 私も、2階の各窓口を回りながら演奏を聴きましたが、通常の音量なら執務のジャマにはならないように感じました。各職場からの感想をまとめ、これをもとに推進委員会と話合って、恒例の企画として定着させたいと考えています。
 私は、「音楽の街」といっても、予算をかけ建物をつくり、外から大物アーティストを呼ぶことをメインには考えていません。市民が気軽に良質の音楽にふれる機会をつくり、また市内の音楽家が身近に演奏できる場を確保しながら、街角からいつも音楽が聞こえてくるような狛江をイメージしています。ですから、市役所も「音楽の街」のステージにしたいと思っていますし、この日の結果がそこにつながっていくことを心から期待しています。

狛江市長  矢野ゆたか