「眠っているお金をうまく活用して老後資金を増やしませんか」との電話が自宅にかかってきました。主人の残したお金がそのままあり、子どももいないことを考えると、少しでも老後のために増えるならと、外貨取引を内容もよくわからないまま承諾しました。しかし、毎回数百万円を繰り入れないと損になると言われ、気が付くと総額1,900万円の契約になっていて、儲かるといわれたのに3分の2に減っています。
 怖くなって辞めたいと言ったのですが、はぐらかされたり、今辞めるともっと大損になると言われ聞き入れてもらえません。どうしたらいいでしょう.
(60代女性)


この取引は外国為替証拠金取引といって、近年被害が多く発生しているものです。少ない元手で数十倍の外貨売買取引ができますが、その分リスクが大変大きい取引です。
 為替相場知識や経験のない人をターゲットに契約させ、正当な取引業務もせず、損金としてだまし取る業者も横行しています。
 あっせんし、違法な金額を業者から返還させた事例もありますが、この業者は行方をくらます気配もあり、高額被害でもあることから、すぐに専門の弁護士に依頼し、折衝をお願いしました。
 金融庁が金融先物取引法を改正し、電話や訪問は消費者から招かれないかぎり禁止、重要事項の説明義務が課せられました。
 老後の虎の子を守るためには、甘い儲け話には乗らないことが肝要です。
〔相談場所〕市役所2階消費生活相談コーナー
〔問い合わせ〕産業生活課