史料にみる明治初期の狛江①~皇国地誌草稿~

 明治初期の狛江の様子を知ることができる史料として、「皇国地誌草稿」があります。明治政府は、全国を網羅する「皇国地誌」の編集を目指し、各府県に郡誌や村誌を提出させましたが、小足立村、覚東村、和泉村については、その写が残されています。
 その内容からは、村の沿革、戸数、人口に始まり、馬や荷車の数、用水や橋、堰、水車、社寺、古跡など、当時の村々の様子を窺い知ることができます。なかでも用水や橋、堰の様子や地味と農作物など、この史料からでなければ知ることができない情報が多く含まれています。また、和泉村では残された古墳に関する記述などもみられ、明治初期の村々の様子を知るために、大変貴重な史料といえます。
 「皇国地誌草稿」は、「新狛江市史資料編近現代1」に掲載していますので、ぜひご覧ください。
〔問い合わせ〕市史編さん室