目標とその実現に向けた取組みをまとめた「部の方針」について、平成29年度の主な取組状況をお知らせします。詳細は、市ホームページをご覧ください。
〔問い合わせ〕政策室企画調整担当

■平成29年度の各部の方針の取組状況

  方針 取組状況
議会事務局 円滑な議会運営のための補佐機能の向上 議員の調査研究等に資するため必要な費用の一部として交付している政務活動費について、収支報告書と明細書を市議会ホームページで閲覧できるようにしました。
議会活動活性化への支援 「こまえ市議会だより」をカラー化するとともに、ページ数を6ページから8ページに増やす等、紙面構成の充実を図りました。また、配布場所を狛江郵便局本局、銀行、コンビニ等に拡大するとともに、さらに積極的な情報提供を図るため、スマートフォンやタブレット端末等からも閲覧できる無料アプリ「マチイロ」でも閲覧できるようにしました。
企画財政部 情報発信の強化による狛江の魅力の向上 シティセールスプラン実施計画における各事業の進捗管理および推進のため、ローリング版を策定するとともに、市民、地域および企業等との連携を念頭にイベントや事業を実施し、初春まつりでは1万2,000人、桜まつりでは2万5,000人もの方に来場していただきました。
市民参加・市民協働、広域連携による行政運営の推進 市民活動支援センター「こまえくぼ1234」について、従来の周知に加え、親しみやすく訪れやすい施設とするための広く市民に向けたイベントや企画等を実施し、これまで関わりのなかった方、知らなかった方にも知っていただくことができ、利用者の増や、新たな団体の立ち上げにつなげました。
長期的な視点に立った財政運営の推進 新地方公会計制度に対応するため、統一的な基準による財務書類を作成し、公表しました。
所掌事務事業の着実な遂行 行政不服審査、個人情報保護および情報公開の各制度の主旨にのっとり、それぞれ適正な運用・対応に努めました。
総務部 日本一安心で安全なまちづくりの着実な推進 修正ハザードマップを盛り込んだ防災ガイドを年度末に全戸配布するとともに、水防法改正に伴う地域防災計画の修正を年度末までに終えました。また、平成29年10月から被災者生活再建支援システムの運用を開始し、被災者生活再建の体制を構築しました。
情報セキュリティの確実な強化及び番号制度への対応 情報提供ネットワークシステムの本稼動前に、総務省モデルに基づいたセキュリティ対策を実施し、平成29年6月より運用を開始しました。
女性職員が活躍できる組織風土の醸成及び若手職員の育成 女性職員自身が各職層において、より明確なキャリアビジョンの構築を図り、積極的に業務を遂行することを目的に、平成28年度に引き続き「女性職員キャリアデザイン研修」を実施し、17人が受講しました。
公共施設整備計画の着実な推進 公共施設整備計画(平成28年度ローリング版)に基づき、福祉作業所の工事を完了させ、あいとぴあセンターおよび西河原公民館については、平成30年度完了に向け改修工事を進めました。
ワーク・ライフ・バランスの着実な推進 男性の育児休業取得率は、平成28年度の60.0%を超え、88.9%となり、目標値の40%を上回りました。
市民生活部 狛江の魅力を発信 9月10日に狛江市ゆかりのアーティストを中心とした「狛江の日」音楽祭をエコルマホールと緑の三角ひろばをメイン会場として開催し、約7,000人の方が来場されました。また、10月13日から25日まで、泉の森会館において「斎藤文夫コレクション 浮世絵にみる多摩川と武蔵国の記憶」と題して、浮世絵展を開催し、13日間で延べ約2,500人の方が来場されました。また、これらの事業実施と並行して、平成30年度に実施する「ラ・フォル・ジュルネTOKYO2018 プレフェス・ア・コマエ」および「平成30年度 狛江・多摩川花火大会」の実行委員会をそれぞれ立ち上げ、関係機関との調整および開催に向けての検討を行いました。
農業振興の推進 狛江古代カップ第27回多摩川いかだレース等各種イベントで、狛江ブランド農産物をはじめとする狛江産野菜の直売会を行いました。また、高齢者で免許を自主返納した方への特典として、狛江ブランド農産物を提供しました。
市税の正確な課税・丁寧な徴収 課税資料入力時には、職員同士で連携し二重チェックを徹底することで正確な賦課業務を行いました。また、平成29年1月より変更となった課税システムについても、随時チェック方法の見直し等を行うことで、業務の効率性と正確性を高めました。
マイナンバーカード(個人番号カード)の推進 市民にスムーズに交付ができるよう、マイナンバーカード申請支援に取り組みました。また、マイナンバーカードおよび証明書コンビニ交付サービスの普及促進のため、市民まつりや成人式といったイベントを活用する等、広報・周知に努めました。
市民に信頼される窓口サービス 課税内容について、窓口や電話で問い合わせをいただいた際には、相手の理解度や年齢等に合わせた説明を行いました。
福祉保健部 いのち:市民の命を守り、健康寿命を延ばす 認知症に知見の深い医師、医療職、介護職がチームとなり、認知症の方やその疑いがある方のうち、適切な支援につながっていない方を訪問等により支援する「認知症初期集中支援チーム」を立ち上げ、2事例について受診へつなげる等、支援の進捗に寄与しました。
くらし:地域でいきいきと生活できる暮らしやすいまちへ 市民の健康づくりへの意欲を高め、健康状態の維持・改善につなげることを目的として、特定健康診査、がん検診の受診および運動の実施等によりポイントを貯めた方に抽選で景品が当たる健康ポイント制度を試行実施しました。
きずな:切れ目のないサービスで地域を支援するネットワークの構築 平成29年12月に3つの福祉作業所を暫定的に集約し、機能の拡充等を図りました。
あんしん:安心して生きがいを持って暮らせる安全なまちの実現 子どもの学習支援事業については、学生、社会人等多くのボランティアの方の協力を受け、16世帯19人の小・中学生に対して、延べ421回の学習支援を実施しました。また、訪問型の特色を活かして、子どもや保護者の悩み等にも耳を傾け、きめ細かな相談支援を心掛けました。
 みらい:誰もが将来に希望を持てる住みよい生活環境の確保 新たな福祉課題や福祉ニーズに対応するため、障がい・高齢の両対象者別の個別計画と地域福祉計画を一体的に改定し、あいとぴあレインボープランを策定しました。
児童青少年部 整えます×保育環境 狛江市待機児対策推進本部で策定した待機児対策検討報告書(第2版)に基づき、認可保育所を整備するとともに、既存保育所の定員拡大を図った結果、平成30年4月1日時点の待機児数は、平成29年度から23人減少し、75人になりました。
実らせます×子育て支援 子ども家庭支援センターの移転に向けて、地域の子育て拠点としての機能とともに、子ども家庭総合支援拠点としての機能を持つ施設として整備することとした「狛江市子ども家庭支援センター整備基本構想」を策定し、基本設計に反映しました。
支えます×子ども・若者 市内小学校でKoKoA(放課後子ども教室)を展開して放課後の子どもの居場所を確保するとともに、青少年問題協議会、青少年委員の会議および青少年育成委員会等と連携して子どもや若者を対象とした事業を行いました。
進めます×居場所づくり (仮称)北部児童館の実施設計にあたり、青少年会議や児童館フォーラムで意見のあった、中高生室・防音室・フリースペース等を配置しました。
寄り添います×情報発信・相談機能 子育てポータルサイト(こまえ子育てねっと)について、サイトの整理・再構築を行い、スマートフォンに対応したデザインにするとともに、子育て支援専門員を活用して情報発信・相談機能の充実を図りました。
環境部 快適かつ安心な生活環境の確保及び持続可能な社会づくりの推進 市内の環境美化の推進を図るため、町会・自治会を中心に「クリーン大作戦」を実施するとともに、「狛江市路上喫煙等の制限に関する条例改正検討委員会」を立ち上げ、平成30年度の条例改正に向けた検討を行い、景観保全を通じた地域の価値向上に努めました。
豊かな自然環境の保全及び人と自然との共生の推進 多摩川河川敷においてドッグランと駐車場の試験運用を実施し、そのオープニングイベントとして「多摩川×いきもの×まつり」を開催することにより、河川空間のにぎわいの創出を図りました。また、国が治水対策として行う多摩川土手の天端舗装整備にあわせ、舗装箇所(元和泉3丁目地区)に交通安全対策施設の設置や保水性舗装等の付加的な措置を行い、誰もが気軽に多摩川を訪れることができ、身近に感じることができる多摩川利活用事業を展開しました。
下水道総合計画に基づく安全で快適なまちづくりの推進 下水道施設の地震対策として、世田谷通り内に埋設済みの下水道幹線の管更生工事(164m)を行うとともに、避難所である狛江第五小学校にマンホールトイレを5基設置しました。また、長寿命化対策として、既設マンホールの更生工事を2カ所実施した他、健全な水循環の再構築を目的とした雨水浸透施設設置工事を91カ所実施しました。
循環型都市こまえの形成に向けたさらなるごみ減量及び資源の有効利用の推進 不燃ごみとして収集しているガラス陶磁器類と充電式小型家電の別収集に向けた準備を進めるとともに、第10期ごみ半減推進審議会において客観的なデータに基づいた審議を答申につなげ、さらなるごみ減量方法の検討等を行いました。
次世代を担う子どもたちをはじめ、幅広い世代の環境意識の醸成による持続可能な都市の実現 アレチウリ駆除や打ち水大作戦2017等夏季期間のイベントをエコサマーイベントと位置付け、スタンプラリー方式を採用することにより、イベントを通じて子どもを含めた幅広い世代に対しての環境意識醸成に取り組みました。
都市建設部 安心快適な住環境の整備・誘導 多摩川住宅地区および岩戸北二丁目周辺地区において地区計画を策定し、都市計画決定の告示を行いました。また、空家対策として、狛江市空家等の適切な管理及び利活用に関する条例の制定及び狛江市空家等対策計画の策定を行いました。
安心・安全な道路の維持・整備 調布都市計画道路3・4・16号線基本計画を策定するとともに、都市計画道路に関する講演会を開催し、都市計画とまちづくりについての理解の促進を図りました。また、水道道路の事業化については、調布都市計画道路3・4・16号線とのネットワーク形成を目指して東京都と連携することを確認し、早期整備に向けて調整しました。
特色のある緑空間の確保 和泉多摩川緑地の区域について、東京都と都市計画変更に向けた協議を行いました。また、和泉多摩川緑地都立公園誘致の推進に資するよう、小学校4年生から6年生までを対象に、市内の公園についてより興味を持ってもらうために、歴史公園整備の情報提供を行うとともに、駒井町に計画した都市計画公園について、将来どのような公園になったら楽しいかを考えるグループワークを開催しました。
交通安全の促進 調布交通安全協会狛江連合支部と協働で交通安全冊子を1万部作成し、交通安全の一層の周知を図るとともに、近年の高齢者による事故の増加を受けて、運転免許証自主返納支援制度を創設し、68人の申請がありました。また、警視庁と連携し、市内ではじめてとなる「ゾーン30」エリアの設定を行いました。
教育部 互いの生命と人格・人権を尊重し、地域や社会に貢献する意識の醸成 平成30年4月に、狛江第三小学校に自閉症・情緒障がい固定学級「あおば学級」を開設しました。
確かな学力の定着と個々の能力や創造力を伸ばし、郷土や国を愛する心をはぐくむ学校教育の充実 キャリア教育の一環として、高校教師の出前授業、中学生の狛江高校体験授業および部活動交流等を実施しました。また、国際理解教育の推進を図るため、海外の小学校とのテレビ電話での交流や直接交流を実施しました。
すべての世代にわたる市民のための学習環境と運動環境の整備及び歴史・文化遺産に触れる機会の提供 市内の歴史や文化財を題材とした狛江郷土カルタの普及版を作成・頒布するとともに、カルタの活用事例として、カルタオリエンテーリングおよびカルタ大会を実施しました。
東京2020オリンピック・パラリンピック開催に向けたスポーツの振興 市長杯を掲げたスポーツ大会や小・中学生を対象にオリンピアンを指導者としたスキルアップ教室等の開催、全庁職員の協力を得た地区対抗リレーの実施、チャレンジデーへの参加により、市民がスポーツに親しむ機会を提供し、併せて東京2020大会の気運醸成を図りました。
チーム力を活かした教育施策の推進 大塚製薬株式会社との「健康増進に関する狛江市と大塚製薬との協定書」に基づき、学校・PTAと連携し小・中学校への災害時対応型自動販売機の設置および児童・生徒用の災害対応食等の確保を行いました。