No.1
〔回答日〕

 2月6日

〔内容〕

 重度障がい者の将来について。
 重度障がいの子どもを高齢の親が支えてきたが病を得て入院し、非常に厳しい状況になっています。
 周囲の人が助けるというレベルではありません。
 私どもも含め同じ状況になる家族が今後続出します。時間がありません。
 親なき後の重度障がい者の生活の場を確保してください。お願いします。

〔回答〕

 障がい者のご家族の中にある親亡き後という大きな懸念については、市の大きな懸案の一つと認識しています。
 市では、これまでも具体的な取組みを進めてきていますが、残念ながら結果につながっていない状況にあります。
 このため、担当部署である高齢障がい課でさまざまな可能性をもって検討を進めて、早期に実現するよう指示しており、現在複数の具体的な検討を行っているところです。
 多くの方から同様のお話をいただいており、市としても早期にグループホームや緊急ショートステイ等の取組みが市内で実現できるように、引き続き取組みを進めていきます。

〔担当〕

 高齢障がい課 障がい者支援係

No.2
〔回答日〕

 2月6日

〔内容〕

 当市の図書館は、中央も分館も近隣市・その他の区と比較してすべてにおいて劣っています。新聞・雑誌・展示本・読書コーナー等々貧しい限りです。
 3年くらい前、前市長時代に同様の意見をさせていただきましたが、その時は前向きなご返事を頂きました。
 何らかの計画、アクションを取るとのことでした。現在どうなっているのでしょうか。やる気がないなら明確にそう言ってほしい。

〔回答〕

 狛江市立中央図書館は開館から40年以上が経過し、さまざまな面で老朽化が進むとともに、スペース不足が課題となっており、蔵書数が少ない、閲覧できる場所が少ない、自習室がないなどの意見をいただいています。
 現在、図書館を含む市民センターは、改修の規模や方法、必要な設備や機能等を整理するに当たって、市民センターを利用していない方も含めた幅広い市民の方を対象とするアンケート調査をする予定です。   
 市民の皆様のニーズを丁寧に捉えていきながら、よりよい市民センター、図書館となるよう、課題を整理していきたいと思っています。

〔担当〕

 図書館 図書サービス係

No.3
〔回答日〕

 2月3日

〔内容〕

 西河原公民館の学習スペース(以後学習スペース)は公民館の閉館時間まで利用できるため、私を含めた多くの市民に活用されています。しかし以前まで学習スペースは団体の談話室として使用されていた過去があるため、大きな声で話をする方や食事をする方がおり、快適に利用できないときがあります。注意をしようにも、そのような過去があるため厳しく注意できず、規則もないため未然に防ぐことができません。ですので、学習スペースに私語や食事を禁止するような規則がつくられることを強く希望します。ご検討よろしくお願いします。

〔回答〕

 ○○様のお手紙にある団体活動室の学習スペースは、公民館利用団体の皆さんのご理解・ご協力の下、「地域の中の居場所づくり」の一つとして、学習する方のための「優先スペース」として設置したものです。元々は団体活動室であることから、公民館利用団体が団体活動を円滑に行うことができるように、荷物を入れる棚や印刷機、簡単な打合せや飲食ができる机・椅子を置いてありますことをご理解ください。
 しかしながら、公民館としては、団体の方に限らず、すべての利用者に気持ちよくご利用いただきたいと考えています。今後、室内で大きな声を出さないなどマナーを守り、周囲への配慮をお願いするよう掲示物で注意喚起していきたいと思います。

〔担当〕

 公民館 業務係

No.4
〔回答日〕

 2月20日

〔内容〕

 市民総合体育館の近くに住んでいます。
 喫煙所が近いため、風向きに寄っては自宅内にたくさんの方のたばこの煙が流れ込み、せき込むほどです。来年度、外の喫煙所が無くなり室内に喫煙所が出来るそうで、現状が改善されるのを楽しみにしています。
 ところで、喫煙所の排気は、近隣の住居に影響無いように考えていただけましたでしょうか。
 喫煙所開設までは我慢しますが、喫煙所開設以降、煙が自宅内に入ってくるようなことがないように強くお願いいたします。
 煙の臭いや有害物質等はどう対策されるのか、どの場所に喫煙所を作りどこに排気されるのか、詳細を教えてください。

〔回答〕

 市民総合体育館の喫煙専用室は設置作業を終え、2月17日から運用を開始しました。設置場所は地下1階の一般の方に利用されていない管理用スペースの一角で、3名程度が使用できるコンパクトなブースを設け東京都条例の基準に適合する喫煙専用室として整備しています。
 喫煙専用室の換気用の排気口は、設置場所との関係から体育館の空調室外機を設置している以前の屋外の喫煙場所付近となりますが、たばこの煙を集塵・脱臭する機器を喫煙専用室に設置し、対応しています。
 なお、喫煙専用室の設置に伴い屋外の喫煙場所を閉鎖すると共に、喫煙専用室以外での喫煙禁止等の周知・指導等を徹底していきます。ご理解のほどよろしくお願いします。

〔担当〕

 社会教育課 社会教育係

No.5
〔回答日〕

 2月26日

〔内容〕

 人権尊重基本条例(案)についての要望

1.前書きについて
 (案)は狛江市に人権侵害があったことが触れられておらず、まるで理想的な町であるかのような書き方です。これでは人権侵害を許さないとの姿勢が感じられず、せっかくの条例に魂が入らないことを危惧します。そこで、条例作成のきっかけになった前市長のセクハラ問題を具体的に記述し、人権侵害を起こさない市と市民の決意を表明するように表現できないでしょうか。前市長の具体的な名前を挙げることが難しければ、例えば「この狛江市において権力を持つものによるセクハラ・パラハラなどの重大な人権事案が生じたことを踏まえ、人権侵害がない狛江市とするためにこの条例を定める。」としてはいかがでしょうか。大事なポイントの一つと考えます。またそうすることで教訓を生かしたものとして市と市民が認識できますし、他市からも評価を受けるかと思います。

2.第9条について
 条例の核心の一つは人権被害を受けた時の迅速な救済です。それに触れている箇所は第9条の「必要な措置を講じる」の一言しかありません。実はこの中身が最も大事なことではないでしょうか。私は本来ならここにもっと心血を注いで、迅速な救済措置をとる組織と手立てを検討すべきではないかと思いますが、時間的に難しければ、人権侵害救済条例のようなものを想定して、せめて「必要な措置に関して別に定める。」程度は記述すべきではないでしょうか。

3.第14条の推進会議の構成について
 (3)として「人権侵害を受けやすい属性を有する市民あるいは団体」を付け加える。(公募市民は(4)にする)
 人権侵害に最も敏感な立場の団体(人)は推進会議の目的遂行には欠かせないと思います。
 各項複数名以上とするのが良いので、委員9名を12名にするのが適当かと思います。
 以上、要望いたします。よろしくご検討をお願いいたします。

〔回答〕

 「人権を尊重しみんなが生きやすい狛江をつくる基本条例(案)」に関するパブリックコメントは、本年1月6日をもってすでに終了しており、いただいたご意見を市の方で確認し、条例の最終案を決定したところです。したがって、今回いただいたご意見を反映することはできかねますが、条例案を元に回答申し上げます。
 まず、1のご意見について、本条例は市全体の今後に関することであり、多様な人権課題を網羅するものであるべきことから、個別の問題に特化した表記はそぐわないと判断しました。条例制定の経緯については、今後皆さまにご理解いただけるよう周知していきます。
 次に、2のご意見については、繰り返しになりますが、人権課題にはさまざまなものがあるため救済方法もさまざまであり、市だけでは解決できないケースもあると想定されます。そのため第8条に規定するように適切な関係機関等と連携しながら対応していくと規定しています。ただ、市が行う相談体制等に係ることや救済手法については、第13条で規定する推進会議に諮問して審議いただき、市へ答申いただくことも考えています。
 最後に、3のご意見について、推進会議には狛江の地域の実態をよく知る方等にも参加いただきたいと考えていますが、年齢構成等も含め、全体のバランスが取れるよう今後検討していきます。
 また、第13条第4項に「必要に応じて専門家、関係者等に会議への出席を求め、意見を聴くことができる。」と規定していますので、議論するテーマに応じて柔軟にお話を伺うこともできると考えています。
 本条例が施行されましたら、市民の皆さまと一緒に人権を尊重しみんなが生きやすいまちの実現を目指して取り組んでいきますので、引き続きご協力をよろしくお願いします。

〔担当〕

 政策室 市民協働推進担当

No.6
〔回答日〕

 2月19日

〔内容〕

 私は去年、関西から狛江に引っ越してきた小学生です。
 狛江市には緑がたくさんあって、とても好きになりました。
 ですが、最近登下校中に通学路で歩きたばこをしている人をよく見ます。
 歩きたばこをしている人は、大抵そのまま道に吸い殻をポイ捨てするし、歩きたばこ禁止の立て看板を蹴ったりする怖い人もいました。(なので怖くて注意できませんでした)。
 水と緑の美しい狛江に、そんな人がいることが悲しいです。それに、最近そういう人が増えているような気がします。
 特に朝の登校時に駅に向かう人で、歩きたばこの人が多いので、小学生の登下校時間帯にもっと指導員の人を巡回させてください。
 もう少し歩けば指定の喫煙所があるのに…。
 歩きたばこが少しでも減り、子どもに、みんなに優しい狛江になってほしいです。

〔回答〕

 狛江市の取組みに関心を持っていただきありがとうございます。
 さて、駅前で歩きたばこをする人が多く、通学途中などにとても嫌な思いや恐い思いをされているということですね。
 私たちは、狛江が市民の皆さんが気持ちよく暮らせるまちとなるよう、歩きたばこやたばこのポイ捨てをなくす、さまざまな取組みを行っています。
 しかし、昔と比べて減ってはいるものの、残念ながら歩きたばこをする人はいなくなってはおらず、これからもより一層努力していく必要があると考えています。
 今回教えてもらったことを巡回員に伝え、小学生の登下校時に狛江駅周辺をより丁寧に見回りしてもらいます。
 また、歩きたばこをしている人が多くいる場所をより詳しく教えてもらえると、もっと注意深く巡回することができると思います。担当課の環境政策課にご連絡ください。

〔担当〕

 環境政策課 環境係 

No.7
〔回答日〕

 2月25日

〔内容〕

 4月に入園予定の保育園前の、歩道と車道の間にガードレールを設置いただきたいです。歩道と車道の間には低い植え込みがありますが、昨今の自動車暴走事故を見ていると、この植え込みでは事故の抑止効果は低いと考えます。生活の安全を考えると、できれば同じ道路全体にガードレールを増やしてほしいと思いますが、特に保育園の前は子どもが長時間生活をする場なので、優先的に設置をいただけないでしょうか。安心した子育てができるようにご検討お願いいたします。

〔回答〕

  昨年5月8日に大津市で発生した園児の死亡事故を受けて、国より「未就学児を中心に子供が日常的に集団で移動する経路の交通安全の確保」が求められ、市では保育園等からのご意見を聞きながら、安全対策に努めています。併せて、学校の通学路の交通安全について、平成26年度より教育委員会、学校、PTA、交通管理者、道路管理者等で構成する「狛江市通学路安全対策推進会議」を立ち上げ、毎年危険箇所について点検を行い、必要に応じた対策を実施しています。
 ○○様からのご要望箇所については、これまで特に危険箇所のご意見はないことから、点検対象にはなっていませんでした。ガードレールは、交差点の巻き込み部や連続的な設置で、車両から人的被害や物的損害を防ぐ効果があることから、これまでも多数の設置要望があります。しかしながら、道路上に設置することで、隣接する土地の利用に影響が出る他、部分的な設置では効果が得られにくいことが考えられます。
 道路上の構造物は道路管理者の判断で設置または許可することが基本となっていますので、当該道路管理者である東京都に要望内容をお伝えいたしますが、当該路線の車道端にある排水施設は容易に車両が乗り上げられない構造になっていることや、一建物、一施設のための部分的な設置ではなく、路線全体で検討する考え方の整理が必要であることから、早急な対応は難しい内容と考えます。

〔担当〕

 道路交通課 道路管理係
       交通対策係 

No.8
〔回答日〕

 2月28日

〔内容〕

 放課後児童健全育成事業についてです。
 令和2年4月より私の子どもが小学校に入学するにあたり、共働きということもあり学童クラブ等に入所(入会)申請をいたしました。その結果、令和2年2月3日付の事務連絡にて、「定員超過のため保留」の連絡をいただきました。
 学童クラブ等を利用せずに共働きをすることは、同じような境遇の多くの家庭にとって非常に大きな負担となります。そこで、市役所に連絡し、以下の内容を確認しました。
(質問1)学童クラブ等を利用できない児童が多いと思われるが、それらの児童は4月以降どうすれば良いのか。
(回答1)KoKoAや児童館を利用してほしい。新たな施設整備も計画している。
(質問2)民間の学童などは高額な利用料がかかるが、差額補助等の措置制度はあるのか。
(回答2)ない。
(質問3)基準緩和や弾力運用をして定員を70名に増やせないのか。
(回答3)支援の単位は「おおむね40人以下」とされており、50名程度が限度と考える。
(質問1)についてですが、根拠法や目的が違う施設を紹介されても学童が利用できない市民の課題は解決できません。新施設については、多くの方は令和2年の4月から困るので、解決法の提示にはなっていません。
(質問3)については、本当に50名が限界なのでしょうか。基準があっても、50名を超える他の行政はないのでしょうか。旧ガイドラインの上限の70名定員で運用を行っている行政もあるようですが、なぜ狛江市はできないのでしょうか。仮に、支援の単位は「おおむね40人以下」という基準の狛江市の解釈が50名だったとしても、支援の単位を分割することは厚生労働省令のQ&Aで認められています。時間もお金もかけずに、定員を増やせる方法はあると思うのですが、なぜできないのでしょうか。特に定員超過している施設は本当に改善する余地はないのでしょうか。
私の家庭同様に認可保育所も入園が不可となり、子どもが長じてから放課後児童健全育成事業も入所が保留になった方々も多いと思います。必要な行政サービスを受けることを市から拒否され続けており、本当に、本当に困っております。
 ぜひ、令和2年4月までに基準緩和や弾力運用により、一人でも多くの方が学童保育等を利用できるようにしてください。

〔回答〕

 近年、希望どおりに学童クラブに入所できず、お子様が入所待機となるご家庭が発生しています。○○様におかれましても、学童クラブへの入所希望申込みにあたり、ご希望に添うことができず、大変申し訳なく思います。
 定員についてですが、一部の学童クラブは、学童クラブ運営者等と協議し、定員を超えた受け入れを行っています。一方、支援を要する児童がいる場合には、支援員を加配するなど、安全性も考慮した体制の整備を行っています。既存施設の定員増や支援の単位の分割は、待機児解消に向けた解決策の一つではありますが、各施設の面積や設備、入所する児童の状況や支援員の配置等を考慮した上で、安心して子どもを預けられる環境を維持できる定員を設定していることから、早期の対応は困難な状況です。市としても、待機児解消の早期実現を目的とした待機児対策推進本部を設置し、新たな施設整備による受入定員の拡大を図っています。
 引き続き、待機児解消に向けて努めますので、ご理解ご協力をお願いします。

〔担当〕

 児童青少年課 児童青少年係