1 日時

 令和元年7月17日(水)午後6時00分~午後8時15分
2 場所 狛江市防災センター401・402会議室
3 出席者

委員長 宮城 孝           副委員長 萬納寺 栄一

委 員 荒井 則子   委 員 土岐 毅

委 員 石渡 典子   委 員 毛尾 ゆかり

委 員 河西 信美   委 員 長谷川 泰      

委 員 大塚 洋     

機能強化型地域包括支援センター(以下「機能強化」)職員 小楠 寿和

 

事務局

福祉保健部福祉相談課長         小川 正美 

同部地域福祉課長            岡本 起恵子

同課地域包括ケアシステム推進担当主任  野村 淳一郎 

同部高齢障がい課長           加藤 達朗

同課高齢者支援係長           森 旦憲

同係主事                関山 舞

4 欠席者   委 員 大貫 裕子
5 議題 (1)諮問について

(2)平成30年度地域包括支援センター実績報告書及び事業評価表について【資料1】

(3)複合的な課題へ円滑に対応するために必要な支援体制の構築について(諮問事項)【資料2】

(4)その他

6 提出資料

【資料1】平成30年度地域包括支援センター実績報告書・平成30年度地域包括支援センター事業評価表

【資料2】地域包括支援センターにおける複合的な課題への対応実態調査書

7 会議の結果

(1)諮問について

 高齢障がい課長より諮問

事務局 昨年度の諮問に対し、複合的な課題を抱える高齢者の増加が顕著となってきていることから、地域包括  支援センター(以下「センター」)の高齢者支援を充実する目的で、センターの相談範囲を拡充する必要性があるとの答申をいただいた。

   今年度の諮問はこの答申の内容を引き継ぐもので、センターの相談範囲を拡充するにあたり、どのような体制を構築すべきか今回の諮問で議論いただきたい。

 

(2) 平成30年度地域包括支援センター実績報告書及び事業評価表について【資料1】

 事務局より資料説明

事務局 消費者被害の相談は市でも受け付けることが多いが、報告書に記載のある「消費者被害にあっている高齢者に対する介護保険の支援」とはどんな事例か教えていただきたい。介護保険サービスが消費者被害支援にどうつながるのか分からない。

委員長 次回までに確認していただきたい。

委 員 自己評価表は各センターでどのように記入しているのか伺いたい。

包 括 こまえ苑は各業務の担当にヒアリングして、センター長が記入した。こまえ正吉苑は全体的な業務の内容を確認しながらセンター長が記入した。あいとぴあ地域包括支援センターについても各業務担当に確認し、センター長が記入した。

委 員 少ない人数でまとめられていると思うが、共通認識を持った上で行ってほしい。

委 員 苦情対応は同じような内容であったとしても、自己評価なのでセンターによって異なる評価を付けている様に思える。

委 員 目標値をどのように設定するかで、各センターの評価に差がでてきてしまう。今回の案件に限らず、適切な評価を行うのは難しく、限界もあると思うが、客観性に耐えうる評価を目指すべきである。

委 員 各センターの職員がこの評価を認識し、レベルアップしていただきたい。

委 員 認知症の方の人数が増加しているのを実感しているところだが、市内の認知症の方の数と、実際にどのくらいの方がサービス等にアクセスできているのかはどのように確認したら良いのか。自身もボランティア活動をしているが、メンバーが固定していること等があり、実際に地域の認知症の方に届いているのかが不安である。

事務局 認知症の方の数に関しては、介護認定を申請した方で、医師の意見書等にある認知機能が記載されている人数の把握に留まる。実際に介護保険等につながっていない認知症の方の実態把握は難しい。

委員長 町田市では認知症の方の数を把握している。施策を打つにはデータが大事である。そのデータを持っているのは行政であるから、行政が責任をもって行うべきである。

委 員 認知症サポーター養成講座を受講した方々が地域でも活動してほしいと思っている。

事務局 昨年度慈恵第三病院と連携で認知症サポーターに対し、認知症における理解を深めてもらいながら、認知症支援につながる地域活動を紹介するフォローアップ講座を実施した。ただ、受け皿である地域活動の数が十分ではなく、今後は活動できる場所を並行して拡充していかなければならないと考えている。

委員長 自己評価というものは、主観的になってしまいがちである。客観性を確保するため、場合によっては、事務局のヒアリングも実施しても良いのではないか。また、各センターへの事例は多様化し、複合的な困難事例が増えていることは実感している。今後はハイリスクアプローチへの対策も検討したほうが良い。

委 員 評価について、自己評価はそれはそれで意味のあることと思うが、昨年度と比較して至らなかった場合、次にどう活かすかも記入しても良いのでは。

委員長 仰るとおり、評価結果を受けてどう改善を図るのかが重要である。その点、今回の評価表は今後の取組の記載が薄い。評価表については各センターから提出されたデータをそのまま使っているのか。

事務局 概ねそのままであるが、評価の目的は結果を今後に活かすことにあるので、今後は、評価結果を踏まえた本年度の取組の記載について、各センターと調整し、手厚く記入したい。

委員長 各センターは非常に多い業務を行っている。私的には業務の幅が広すぎであり、住民が行うべき活動まで担っているように思える。

機能強化 相談内容の内訳について、誰が相談したかも記載することは可能か。

事務局 有効なデータと考えられるので、各センターと調整して、可能な範囲で対応していく。

委員長 今後は、何が重点的に支援していくのか考えながら評価することが重要である。

 

(3)複合的な課題へ円滑に対応するために必要な支援体制の構築について(諮問事項)

【資料2】

事務局より資料説明

委 員 各センターの共通課題として、精神保健分野に特化した職員の配置が必要であると感じた。

事務局 支援を拒否している方たちへの対応が行政としての課題である。ハイリスクな相談が増えてきていると実感している中で、内部評価については数値化、見える化できるものは検討する必要がある。

委員長 現場の意見としてはどうか。

機能強化 今回の実態調査をするにあたり各職員に事例を洗い出してもらった。あいとぴあ地域包括支援センターは機能強化型でもあるので、多問題の相談は他センターに比べて多い傾向にある。調査の中で、脆弱な家庭が増えているのを感じた。精神保健分野については、依存性の高い方への支援は長く付き合わなければならない。支援をする中で精神保健分野の支援の手法や方法を身に付けていくと共に、精神保健分野専門の職員の配置に繋げられればと考える。

委 員 センターに精神保健福祉士を配置してもすぐに解決につながるわけではなく、バックアップや周囲の支援が必要であると思う。日常業務の中でこの件数をこなすのは難しいので、先の議題でも出たように包括が注力すべき業務の整理が必要であると考える。

委員長 事例に挙げられているものは、長い間放置された後、相談に至っているものが多いように感じる。家庭内で共依存をしてしまい、親が抱え込んでいると思われるため早期発見が重要である。また、既に問題が生じている家族は、身内で解決することが限界になってきているため、早期の介入も必要である。大学の障がい学生向けの支援でも精神疾患と発達障害の相談が多い。地域で包括的な医療チームをつくり、取組を行っているところもある。社会的な構造の背景がある中で、精神を一つの課題として、横ぐしで支援ができる体制を構築することが必要なのではないか。

委 員 障がいを持っている家族の相談では全て包括で支援するのではなく、医療チームと連携してサポートする等、分けて支援するほうが家族内でも問題解決につながる。

委員長 精神保健分野の相談は市でも対応するのか

事務局 市では保健師を配置しているので相談があれば対応するが、件数が多く、8050問題等の困難事例で手一杯である。場合によってはセンターと連携して対応しているものもある。精神疾患の疑いがあるケースの対応でも、診断されていない場合は困難である。また、事例ごとに内容が大きく異なっており、ひとつの施策で一度に多くの人が救えるというのは難しいのが現状である。

委員長 精神疾患の事例は早期に発見することとその予防、また、受診につなげる際も地域の精神病院の医療チームと連携していくことが重要である。

事務局 対応についてであるが、ある40歳代の行政サービスを拒否されていた方をNPO法人が受診まで繋げたという記事を拝見し、行政も枠を広げて施策展開をしていかなければならないと実感した。

事務局 多問題がある中で各センターの精神保健分野の対応能力の強化が必要ということは各委員同じ意見であったと思う。次回議論いただくにあたっては、精神保健分野を軸にして議事を進めていくことでよろしいか。また、精神保健分野への対応力を強化するにあたり、精神保健福祉士を配置するのは一つの手段で、その後のバックアップと医療チームとの連携が重要であるとの意見が出たところなので、次回の会議では皆さんの意見を整理しながら、更に掘り下げた議論ができればと思う。(一同了承)

委員長 精神保健分野の全国的な先進事例を地域別で調べていただきたい。

事務局 次回の開催は10月頃を予定している。

 

(4)その他

 特になし