1  日時 令和元年11月7日(木曜日)午後6時30分~8時30分
2  場所 防災センター303会議室
3  出席者

委員 杉山恵 髙谷桂子 石黑昌和 平野竜智 伊東達夫 竹本帝人 田部井則人(政策室長) 銀林悠(子育て支援課長)  

事務局 政策室市民協働推進担当 石由貴

傍聴者 なし

4  欠席者 欠席者 委員 西山偕子 杉山梓   
5 議題

1.開会

 (1)配布資料の確認

2.議題

 (1)狛江市男女共同参画に関する市民意識調査報告書について

 (2)狛江市男女共同参画推進計画(案)について

3.その他

6 提出資料

前回会議録

資料1 狛江市男女共同参画に関する市民意識調査報告書

資料2 狛江市男女共同参画推進計画素案

7 会議の結果

1.開会

(1)配布資料の確認

-事務局より配布資料と欠席者の確認-

 

2.議題

 (1)狛江市男女共同参画に関する市民意識調査報告書について
-資料1に基づき事務局より説明-
(委員長)前回のものに加えて、属性別に集計したものがあるが、男女共同参画社会づくりのための施策等、計画に反映できそうな特徴はあったか。
(事務局)施策については、47ページに年代別集計を加えた。介護サービスの充実は上の世代からのニーズが高く、子育て支援サービスの充実については若い世代からのニーズが高かった。

(2)狛江市男女共同参画推進計画(案)について
-資料2に基づき事務局より説明-
(委員長)Ⅰ総論のところで意見等あればお願いしたい。市民意識調査はある程度同じ質問、同じ聞き方をしていると思うが、経年変化で変わったところはあるか。母集団の属性が変わると結果も変わってしまうが、重要な施策等何か変化があれば、こういうニーズに変わってきているという見せ方もできる。DVに関する相談件数については数が少なくなっているように見えるが、実際減ったのであれば施策の成果として見せても良い。
(事務局)DVに関しては件数自体が2、3件と少なく、1件減ったことが実際に減ったと言えるかどうか疑問である。また、相談件数が減ることが一概に良いことかどうかの判断が難しい。
(委員長)相談窓口の認知度を見せ、認知度がそれほど高くなければ今後周知が必要、という見せ方ができる。
(委員)前回の計画では、「計画の位置」づけと「計画の期間」が「計画の意義」の後に来ている。今回は総論の最後に来ているが、何か考えがあるのか。
(事務局)計画の意義という大前提があり、現状と課題につなげている。位置づけと期間については形式的な要素が強いので後ろの方に持ってきた。
(委員)計画の意義の後に位置づけ、期間を置き、計画の位置づけをきちんと示してから実際の問題に入っていく方が良い。
(委員長)他自治体の計画等も参考に考えていただきたい。
(委員)資料2の5ページのグラフが小さすぎる。
(委員長)特に強調したいところに矢印や吹き出しをつけて見やすくしても良い。共働きが増えているというデータがあれば、M字曲線グラフの代わりに出しても良い。
(委員)4ページの人口構成で、65歳以上の人口が平成30年から31年にかけて93人しか増えていないものになっている。データを改めて確認してほしい。
(委員長)実際の人口構成と意識調査の回答者の構成が同じであれば良いが、意識調査に関しては60代以上が4割ほどを占めており、以前の調査と比べるのであればそれも考慮したい。Ⅱ計画の基本的な考え方について、意見等お願いしたい。
(委員)基本目標については、前計画と今回の計画が大きく違っては継続して観測していくことができないため、前計画と照合したい。今回の計画の基本目標1は、前計画の基本目標1、2にあたる。基本目標2は前計画の基本目標5、基本目標3は前計画の基本目標4、基本目標4は前計画の基本目標3、基本目標5は前計画の基本目標6にあたり、それぞれ合致している。
(事務局)順番については委員会で検討してきた通り、人権の尊重が基本目標1、ニーズの高い子育て・介護が基本目標2となっている。
(委員)14ページ「計画の体系図」について、基本理念、基本目標、施策の位置を横並びにし、基本理念のボックスを全体をカバーするように長くしてほしい。視覚的に位置関係が分かるようにしたい。
(委員長)前計画の図よりは見やすくなった。基本理念について意見等あればお願いしたい。初めて見た人に言わんとしていることを理解してもらえる、誰が見ても分かりやすいものが良い。
(委員)「尊重され」の前に「個人として」「人間として」等と具体的な言葉を入れた方が分かりやすい。
(委員長)そもそも「男女共同参画推進計画」なので、男女共同参画という言葉を削除し、「社会」だけにしては。
(委員)説明の中にも「男女共同参画社会は」と入っているので、削除しても良い。
(委員)「男女共同参画社会」とあると硬いイメージがする。できるだけやわらかい表現にしたい。
(委員)働いても良いし、家庭に入っても良い。自分らしい生き方を自分で作っていくというイメージなので、生き方を「選択できる」ではなく、「デザインできる」という表現が良いのでは。
(委員)重点テーマについて、資料2の案では基本目標と同様のテーマが書かれているので、「基本目標の中でもこの3点について重点テーマとして取り上げて取り組んでいく」という説明にしてはどうか。ただ、3つの基本目標のみ説明があり、残り2つにはないのかとも感じる。
(委員長)前計画では基本目標と重点テーマはやや異なるものになっている。前計画では重点テーマをどう設定したのか。
(委員)基本目標について議論が進み、当時はDVについて着目され始めた時期であったが、それをうまく計画や基本目標に取り込むこともできず、外すこともできず、重点テーマとして取り上げた。暴力の根絶に向けた取組み以外の重点テーマについては、男女共同参画の推進がこれからという時だったので、周囲に意識を広げていこうという意図があった。
(委員長)前計画では重点テーマに指標がぶら下がっていたが、今回の計画では基本目標に指標がぶら下がり、なおかつⅢ計画の内容にも指標が入るということか。
(事務局)どのような指標にするかは引き続き検討したい。
(委員)この計画の中で数値化されているものはこの指標だけなので、これがなくなると全く数値がないことになる。目標指標一覧の数値を全く載せないのであれば重点テーマの必要性がなくなる。数字に意味があるのであれば、重点テーマは必要になる。
(事務局)資料2では基本目標と重点テーマが同じになっているが、前計画策定時のように基本目標に書ききれなかったがこれは見ていきたいというものがあれば重点テーマとして取り上げ、数値としての指標も付けたい。基本目標だけで十分であれば、基本目標に指標をぶら下げるやり方もできる。
(委員)指標についての前提として、どのような評価をつけるか検討しておく必要がある。現状と課題の部分に、前計画の指標に関する評価を入れるべきである。市の総合計画や重点プランといったものには、重点テーマにのみ指標をつけ、数値的な評価をし、それ以外の部分に関しては定性的な評価をしている。指標の使い方のイメージをしておいた方が良い。重点テーマには指標をつけ、基本目標にはなくても良いのでは。
(委員長)基本目標と重点テーマは全く同じになっているので、目標として掲げるのであれば、指標があってそれがどうなったかが見えた方が良い。指標の中にも重点指標を挙げる見せ方もある。
(委員)前計画においては、色々なことに関する認知度を上げたい、相談する人を増やしたいという当時の委員の思いが指標として入っている。指標として入っていることで、どのような思いで重点テーマを選定したかが読み取れる。
(委員)具体的なものでなければ数値化ができないので、重点テーマについては個々の施策をあてて、指標として数値化したい。
(委員)指標をつけるには体系図からピックアップすることになる。そうするとかなり細かい指標になるので、きちんと評価できるのかも判断基準ではないか。
(事務局)全体としては男女共同参画にかかるあらゆる分野を網羅していなくてはならないという前提はあるが、狛江はこれから5年間これに力を入れてやっていくのだというものが重点テーマである。重点テーマを挙げた時に基本目標に沿ってきてしまい、重点テーマが計画に全く入っていないのもおかしい。5個ある基本目標のうち3つを重点的にやっていくというものがあり、それに対してどこまで進んだかという指標を置けば、1つの計画としての流れができると感じた。
(委員長)重点テーマを設定するためのバックデータとして市民意識調査を実施している。前計画の重点テーマの目標指標一覧のように、基本目標の指標となりうるものを列挙し、経年の数値を見て評価をすれば課題が見え、それを重点テーマにするのだろう。現状と課題の部分は統計値がほとんどなので、経年的に良くなってきているかどうかがつかみづらい。ニーズの高まりや改善していないところを見せ、それを重点テーマにすべき。
(委員)課題として挙げている事柄が少ない。現状を把握して、課題が見えて、重点テーマにつながっていく。前計画の方が多くの課題を具体的に挙げていた。
(委員長)市としての重点施策があると思う。それには必ず背景があるので、それをデータとして示し、重点テーマになり、重点施策になるという流れがあると、そこに力を入れるのだというつながりが分かりやすくなる。
(事務局)データを再検討し、重点テーマ等検討する。
(委員)前計画は総論のページにも用語の解説を載せている。特にDVについては、用語の認知度を上げるためにあえて解説を掲載した。これからの課題を掲載することも必要だが、前計画からの達成度も掲載すべき。
(委員長)前計画の重点テーマの目標指標に対する成果があれば掲載したい。
(委員)女性活躍推進計画等、他の計画にあたるところを目標に設定することはよくあることか。
(事務局)国の法律に従って一つ一つ計画を作るのが本来のやり方であるが、市の事業によって独立した計画を作るほどでないものや、類似した計画がすでにある場合には、ひとまとめに整理して位置づけることはよくあることである。
(委員長)基本目標1について、施策として大きく変わっているところはあるか。
(事務局)学校における教育だけでなく、家庭や地域における学習について、前計画より重きを置いている。また、人権尊重基本条例に基づき推進していくという点を追加し、前計画ではほとんど出てこなかったセクシュアル・マイノリティについて取り上げている。セクシュアル・マイノリティについては、メディア等の影響で言葉の認知度は上がっているが、次のステップとして正しい理解を進めるという書き方をした。
(委員長)基本目標1に当てはめる事業はほとんど決まっているのか。
(事務局)庁内の各担当部署に調査をかけ、集まってきたものを当てはめる。次回の委員会には事業が入った素案を見ていただく。
(委員)資料2の16ページ「意識の醸成」と「意識づくり」という言葉があるが、意識的に使い分けているのか。施策は他者の意識に関することなので、意識をつくるという表現が適当なのか検討してほしい。17ページ(3)「保護」でなく「安全確保」としてほしい。「学校や児童相談所、医師会等」とあるが、子ども家庭支援センターを追加し、医師会ではなく医療機関としてほしい。また、就学児は学校だが、未就学児は保育園、幼稚園、保健センターと連携している。
(委員)16ページに「男女共同参画社会の実現において基礎となる」とあるが、「男女共同参画社会の基礎」なのか、「実現の基礎」なのか。また、「加害者をつくらない」とあるが、「加害者にならない」という表現もあり得る。「セクシュアル・マイノリティ」という言葉について、「・」を入れるか入れないか意識調査と統一したい。18ページの「成人期」は高齢者も含まれているのか、それとももう少し若い世代までか。高齢者であっても心身の健康は必要なので、表現を工夫したい。
(委員長)セクシュアル・マイノリティの認知度は85%であるが、※印をつけて用語解説を入れるとより認知が上がるのでは。ページ下に書くかどうかは検討したいが、用語につまずいた人がすぐ調べられ、より正しい理解ができるようにしたい。
(委員)セクシュアル・マイノリティという言葉とLGBTという言葉の区別も恐らく正しく認知されていないだろう。
(委員長)基本目標2について意見等あるか。子育て・介護を支える「サービス」という表現を「環境」に変えたのか。より広いものを含めるという意味合いか。
(事務局)その通り。
(委員長)市民意識調査の中で特徴的に出ていることが指標になるだろう。より具体的な市民の困りごとが見えてくればより施策イメージにつながるのでは。
(委員)施策の中に父親のことが出てきていない。
(事務局)基本目標3にもかかわることであり、22ページに「男性の家事・育児・介護への参画促進」という項目を設けている。多様なライフスタイルにつながるという意味で基本目標3に入れているが、基本目標2は当人の意識より環境整備をということで施策を入れている。
(委員)前計画からの5年間で市内に保育所等の施設も増えている。基本目標2では環境について切り分けて整理するという構成でも良い。
(委員長)前計画からの成果と照らし合わせて、ここまで進みました、でもこれからはこれもがんばります、と明確に書いても良い。根拠を示すことによって基本目標2と3の区別が分かりやすくなる。
(委員)19ページ「長時間労働等により」とあるが、もう1、2つ例示した方が説得力が増す。この書き方ではまだ働き方改革が進んでいないとイメージする人もいるだろう。かなり厳しい印象を受けるので、「働き方改革が進む中で」といった表現を入れたい。
(委員長)根底には意識改革が進んでいない事実もあるが、基本目標2は意識ではなく環境の部分なので、書き方を工夫したい。子育てについての記述は比較的多いが、介護についてはさらっとしている。
(事務局)介護についてもデータ等を元に追記したい。
(委員長)介護の難しさ、介護離職の問題もある。介護離職をしないための働きかけ等も重要であると感じている。
(委員)女性が職場で結婚や出産を機に会社を辞めることは今でも多いのか。
(事務局)全国的にはM字カーブになっており、結婚や子育てで一度離職し、子どもが手を離れたら再就職するという傾向は続いている。
(委員長)M字のへこみは浅くなっている。
(委員)出産・育児と介護というイベントを盛り込むとバランスが良い。シルバーの働く場所や、リタイアした後の暮らしぶりについても触れたい。
(委員長)第1回委員会にて、元気なうちは高齢でも好きなことややりがいをもって生きるといった話があった。ダイバーシティにおけるシニアの方の多様なライフスタイルということも盛り込んでほしい。
(事務局)基本目標3における離職した人の再就職、スキルアップ、キャリアデザイン、起業相談と聞くと、一般的には比較的若い人がこれから取り組んでいくという印象を持たれると思う。シニアの方のライフの充実という部分が薄いので、書き方を工夫したい。
(委員長)キャリアデザインというキーワードで色々なものを網羅できるのでは。出産で離職した人、長いキャリアを経て定年を迎えた人がもう一度新しい人生をデザインするということを基本目標3に入れ込みたい。キャリアが終わってから考えるのではなく、セミナーや勉強会という形でその前から早めに準備ができることを打ち出してはどうか。
(委員)22ページにある「(2)女性活躍の推進」のシルバー版というイメージか。
(委員長)「女性活躍」という言葉は残さないといけないのか。「キャリアデザイン」というタイトルにして、中身を女性、シルバー等に分けてはどうか。女性活躍推進計画として扱うには残さなければいけないか。
(事務局)検討したい。
(委員長)基本目標3について意見等あるか。
(委員)基本目標2と3の整理の仕方について、基本目標3は働く世代がメインの話題なのではないか。基本目標2については家庭に重きを置いており、DVや介護虐待、介護疲れ、高齢者の一人暮らしが現在話題になっている。基本目標1にある高齢者の健康づくりが出来れば、シルバー世代の生き方や介護の問題が小さくなっていく。基本目標2については世代や年齢、健康、家庭といったドメスティックな話題にし、3については仕事といった働く世代に焦点を当ててはどうか。
(委員)健康に関することは、基本目標1とはまた違っているのでは。介護、子育てする側の健康と捉えた場合、どういう理解になるか。介護、子育てする側も健康でなければできない。
(委員)基本目標1から特化して、基本目標2ではサポート体制や子育て世代の心身の健康を入れては。基本目標1をひと言で表すのであれば「社会」、2は「家庭」、3は「仕事」と表すことができる。
(委員)基本目標3(5)にいきなり狛江市役所が出てきたが、今の分け方であれば分かりやすい。ハラスメントの問題を取り上げるのであれば基本目標1に入る。
(委員長)可能であれば、他と同じトーンで狛江市役所ではこうしますと宣言することができれば良い。基本目標2であれば、例えば市役所内保育所を設けるといった事業で実現ができないこともない。前計画の基本目標6「男女共同参画推進のための体制の強化」のような項目があれば市役所に関することをまとめることができるが、今の素案では各目標に散りばめる形になる。
(事務局)庁内の体制の強化に入っていたものをあえて取り出し、市役所を一つの会社として捉え、基本目標3に入れている。
(委員長)資料2の基本目標5に入れても良い。セクハラ問題についての市の取組みを示すのであれば基本目標1に入れるべきか。
(事務局)「社会」「家庭」「仕事」というキーワードもいただいたので、再度検討する。
(委員)シルバー以降の働きをどこかに入れてほしい。シルバー世代の方にとって関係ないこととなってしまう可能性がある。
(委員長)「高齢者雇用の推進」といった書き方ではなく、ここでシニアになりたいという希望が持てるような新しい言葉で書いてほしい。
(委員)基本目標3を「仕事」とすると、「多様なライフスタイルの実現」という表現はどうか。ライフスタイルに合わせると「ライフ・ワーク・バランス」になるか。
(委員)東京都は「ライフ・ワーク・バランス」という言葉を使っている。
(委員長)ライフの中にワークが一部分としてあるイメージか。人によってはワークの方が大切であり、それで良い。そのあたりのニュアンスも入れられたら入れてほしい。最近はワーク・ライフ・バランスという言葉がやや古いと言われている。基本目標4、5について意見等あるか。25ページ防災対策の推進は今回の計画に新しく追加したものか。
(事務局)前計画に「男女共同参画の視点を取り入れた災害対策」として事業があるが、当時は女性視点での避難所運営という発想があまりなかったと思われる。今回の計画ではそれを更に発展させ、女性だけでなくそれぞれ配慮が必要な方に対応できるような書き方にしている。
(委員)24ページ「災害が生じるリスク」が何を想定しているのか書いておいた方が良い。リスクが高まっているというよりも、市民の命を守らなければいけないという行政の仕事として書いた方が良い。また、評価という単語が出てこないので、推進状況をどう評価するかについても書くべきである。
(委員)基本目標1(3)配偶者等からの暴力の防止に関して、高齢化社会に伴い経済的な虐待を含め、高齢者虐待が増えている。配偶者からの暴力というと、意識調査からも男性から女性への暴力が多いことが分かるが、認知症の方はそういったアンケート調査に答えることができないので、本項目で高齢者虐待があるという事実があることや地域包括支援センターの存在等について触れてもらいたい。
(委員長)持ち帰って再度見ていただき、気になる点があれば事務局までお願いしたい。

3.その他
・次回委員会は12月19日(木曜日)午後6時30分から開催する。

<閉会>