1  日時 令和2年2月19日(水曜日)午後6時30分~8時10分
2  場所 市役所503会議室
3  出席者

委員 杉山恵 髙谷桂子 石黑昌和 西山偕子 平野竜智 伊東達夫 田部井則人(政策室長) 銀林悠(子育て支援課長)   

事務局 政策室市民協働推進担当 馬場麻衣子 石由貴

傍聴者 なし

4  欠席者 欠席者 委員 杉山梓 竹本帝人    
5 議題

1.開会

 (1)配布資料の確認

2.議題

 (1)パブリックコメントの結果について

 (2)計画案について

3.その他

6 提出資料

前回会議録

資料1 狛江市男女共同参画推進計画(素案)に対するパブリックコメント及び市民説明会の実施結果について

資料2 狛江市男女共同参画推進計画(案)

資料3 素案からの修正箇所

7 会議の結果

1.開会

(1)配布資料の確認

-事務局より配布資料と欠席者の確認-

 

2.議題 

(1)パブリックコメントの結果について

-資料1に基づき事務局より説明-

(委員長)資料1における回答案について意見等あるか。ジェンダーに関することとDVに関することが意見として出されている。前回の計画改定時のパブリックコメントの提出意見数も、今回と同じくらいなのか。

(事務局)同じくらいである。

(委員長)市民説明会をイベントと抱き合わせで実施しても、意見はなかなか出ないものか。イベントに来てくださった方に計画についての説明を聞いていただいたので、周知という面で効果的ではあったが、意見を出すほどの内容ではなかったということかもしれない。

(事務局)本計画に限らず、パブリックコメント中の市民説明会は、休日に1回、平日夜間に1回実施している。参加者数は概ね一桁台で、説明会の場でご意見をいただければ、それもパブリックコメントとして扱っている。今回はイベントに来た方に計画素案を配布し、事務局から説明をした。その場で質問、意見等あればと投げかけたが、特に発言はなく、アンケートに数件意見が記入された。

(委員長)アンケートの中に意見を求める設問を入れても、あまり意見が書かれなかったということか。

(事務局)市民が、このタイミングで関心ある分野というものはある。同時期に市の最上位計画である基本計画の市民説明会も実施したが、参加者は議員も含め、2回あわせて8人くらいだった。それに対して、人権に関する条例についてのパブリックコメントには、200件近く意見が寄せられた。

(委員長)男女共同参画には人権も関係してくると思うが、計画の方には意見が来なかったということか。計画は市民生活に身近なことも含まれているので意見しやすいと感じる。

(事務局)意識調査の回収率も高かった。

(委員長)ポジティブに捉えれば、否定的な意見はなく、特に意見することがなく良くできているとも言える。

(委員)人権という大きな問題に対し、男女共同参画については意見を出しにくいのではないか。ハラスメントやジェンダーに関わることは、自分が思っていることを言葉にして表に出すことは難しい。基本計画等について意見を求めても、そこまで件数が来るものではないと認識している。

(委員長)回答案について意見等あるか。施策の番号の振り方は事務局に一任する。

 

(2)計画案について

-資料2、3に基づき事務局より説明-

(委員長)質問、意見等あるか。用語解説の説明文は何かを引用したものなのか。

(事務局)内閣府の用語解説、他市の計画等から引用した。前計画に載っているものについても、確認のうえそのまま掲載している。

(委員長)LGBTについては、それぞれの略語そのものの意味がわからない人にとっては難解だろう。

(委員)更に詳しく知りたい人はこちら、といった導き方も出来る。

(委員長)解説を読んですぐわかるものもあれば、そうでないものもある。例えば、ジェンダーについてはかなり細かく書いてあるが、LGBTは実質頭文字を挙げただけである。

(委員)JKビジネスの解説において「児童」という言葉を使用しているが、一般的に児童とは小学生を指す。「児童、生徒」という書き方にしてはどうか。

(委員)自分が書類を作る時には、参照したら出典を書く。もっと詳しく知りたい人のために、参考元のURLを載せる等工夫できるかもしれない。

(委員長)より詳しく書くことが難しいものについては、そのような書き方もある。JKビジネスが本編に出てこないのであれば、削除しても良いのでは。施策のタイトルになっていれば良いが、この言葉の意味を知っていますかというアンケートの設問の1つなので、解説に載せるほどでもないかもしれない。「認知症カフェ」「サテライトオフィス」等も人によっては聞いたことのない言葉だと思う。市の方で知ってもらいたい言葉を解説に入れることもできる。

(委員)文章中の※印が見つけづらいので、もう少し工夫してほしい。

(事務局)スペースの都合で※印より前のページに入れているが、工夫したい。

(委員長)用語解説のページに、計画の中で最初に出てきたページを記載しているとあるが、用語が出てくる全てのページを書いておくと、索引のようにして気になる用語に関連するところを参照することができるのでは。

(委員)現行の計画冊子では、用語が出てくるページの下部にその意味を記載していたが、今回は一覧にまとめて掲載されているので、より見やすくなっている。

(委員)24ページの一番上にある「狛江市配偶者暴力対策基本計画」と、31ページの上にある「狛江市女性活躍推進計画(27ページ~35ページ)」について、ページが書いてあるものとないものの違いは。

(事務局)当初はページ数は入れていなかった。前回の委員会で、複数ページにまたがるものについてはページ数を入れた方が良いというご意見をいただいたので追加した。配偶者暴力対策基本計画については24ページだけにかかるものなのでページ数は入れていない。

(委員)該当ページが1ページだけであっても、狛江市配偶者暴力対策基本計画にもページ数を入れた方が良い。

(委員長)19ページ、他の計画との関連付けについて、☆は項目の頭についていて、★は文末についている。場所が一致していないということと、印が目立たないのがもったいない。フォントの大きさ等工夫してほしい。用語解説におけるJKビジネスはこのまま残すのか。狛江市においてJKビジネスが特に課題になっているようにも見えてしまう。

(事務局)意識調査の選択肢としてしか載せていないので、削除したい。また、全体を見て今一度整理したい。

(委員長)自治体として皆さんに知ってもらいたい言葉をピックアップしても良い。

(委員)関連資料の始めに、男女共同参画基本法が出てくるが、この法律の出所はどこか。内容等詳しく知りたい方のためにも、出所を書いておく必要があると思う。

(委員長)最後に法律を掲載するというのは計画においてよくある構成だが、法律そのものが難しいので、噛み砕いたものを載せたい。

(事務局)法律を多く載せている自治体、全く載せていない自治体等様々である。

(委員長)目的、対象、何をしようとしている法律かくらいの概要を掲載し、本文はこちらへ、といった載せ方をしたい。

(委員)18ページの表において、基本目標3の現状値のところで、全体の平均値は33%だが、これは50・60代の意見がかなりのウエイトを占めている。若い世代の回答者数が少ないので、高齢の方の意見に左右されている。全体の目標値が取れないので、載せる必要性も理解できる。

(委員長)毎回高齢の方の回答が多いという傾向にあるという前提で載せることもできるが、もしかしたら5年後の意識調査は若い世代の回答数が多くなる可能性もある。全体の数字にあまり意味がないのであれば、掲載するかどうか検討しても良い。載せるのであれば、回答者数を鑑みて算出した数字を掲載した方が良い。

(委員)基本目標3に関してだけ年代別の数値を出しているので、他にあわせて全体の数値だけにすることもできる。

(事務局)すでに素案として出しているということもあり、大きく変えることは難しい。

(委員長)ここだけ年代別の数値を出しているということは、意識調査においてこの設問では結果に大きな差があったからという理解で良いか。

(事務局)取組み等を進めるにあたり、各世代にどう働きかけるかを見るためでもあったが、他の指標についても全体で見ていることが多いので、再度検討したい。

(委員)目標値は現状値を基本として算出している。多様なライフスタイルを一番実現してほしい30・40代の目標値が低く出ているのが気になる。

(委員長)計算方法を一律にしたので仕方ない面もある。

(委員)基本目標3については、10・20代はまだ働いていないか、働き始めた夢のある世代、30・40代は実際に働いている世代、60代からはリタイアに向けてプランを練る世代である。仕事を中心に考えるのであれば、世代の区切りは適当だと思う。

(委員)基本理念に立ち返ると、誰もが自分らしい生き方ができると謳っており、年代は関係ないのかなという考え方もある。

(委員)目標値プラス5%くらいで、もう少し理想を高く持つ目標値でもよかったのではないか。

(委員長)50・60代のみ10%増、10・20代と30・40代は、現状値が30%以下なので20%増で計算されている。そういう意味では若い世代がもっとがんばろう、という目標値になっている。この部分についてはすでに数字として出してしまっているので、次回改定時への宿題としていただきたい。

(事務局)基本計画の目標の決め方と同様にしており、基本計画の審議会でも同じような議論があった。目標の決定の仕方においては、現実路線と理想路線が考えられるが、今回は5年間の進捗を見る、現実路線で行きたい。内容的にも意識調査なので目標値の設定が難しい。次回に向けて数値をどう設定するかは検討していきたい。

(委員長)例えば指標ではないものを設定し、それは理想的な数字にする等のやり方もある。「はじめに」は載せるのか。

(事務局)最終的には入る。基本理念をどういう思いで作ったかを入れてほしいというご意見があったので、盛り込む予定。

(委員)関連資料については、概要に置き換えて良いと思う。こんな法律があるよという入門的な扱いで良い。適当なものがあれば良いが、引用元として信用できるものを載せたい。

(委員長)比較的新しい法律については、簡単な解説が出ていたりする。もし使えるものが見つけられれば、他の計画との整合性も見て差し替えを検討してほしい。人権条例についてはぜひ見てもらいたいものなので全文載せた方が良い。

(委員)研修等においてもあまり紙の資料は配布せず、後でダウンロードしてくださいというやり方に変わってきている。URLや法律の根拠、参照先をつけておけば良い。

(委員)参考文献があれば入れておいたら読みやすくなる。

(委員)基本計画への思いはこの法律から来ているのだということがわかるので、法律の部分は短い方が良い。

(委員)好きな人は法律全文読みたいかもしれないが、そういう人は自分で調べるだろう。

(事務局)公布されているが施行がまだ先となっている法律もあり、掲載すべきか判断が難しいものもある。概要や参照先を掲載する方向で調整したい。

(委員長)このテーマに関するリンク集を紹介しても良い。ページ数が多くなるようであれば、データを掲載する際に本編と資料編を別にする等の工夫もできる。関係法令のPDFを一緒に掲載しておいても良い。

(事務局)内容等整理したい。2月25日に答申をいただき、その後庁内で審議し、最終的に確定となる。

 

3.その他

―各委員からひと言ずつ挨拶―

(事務局)本計画の完成版は4月初旬頃に送付させていただく。

 

<閉会>