1 日時

令和元年11月20日(木)午後2時30分から4時15分まで

2 場所 狛江市防災センター302・303会議室
3 出席者

櫻井 信吾 (狛江市青少年問題協議会会長)
大塚 直美 (狛江市青少年第一育成委員会委員)
梅本 ろり絵(狛江市青少年第四育成委員会委員)
園田 和子 (狛江分区保護司会)
恵山 礼子 (狛江市民生委員児童委員協議会)
服部 英広 (狛江市ボーイスカウト連絡協議会)
秋元 惠司 (NPO法人狛江市体育協会)
松崎 陵  (狛江市立学校PTA連合会)
千代 眞理子(狛江市青少年委員)
住友 和子 (狛江市社会教育委員)
鶴 壽子  (学識経験者)
稲葉 聡  (学識経験者)
 
【事務局】矢野裕之、白岩亮、勝又大栄(児童青少年部児童青少年課)
 

4 欠席者

前田 正人 (狛江市青少年第二育成委員会委員)
小林 はるみ(狛江市青少年第三育成委員会委員)
      進藤 實  (狛江市地域センター運営協議会)
工藤 浩幸 (調布警察署 生活安全課)
 

5 議題

1.平成31年度狛江市青少年問題協議会等の取組みについて
(1)次回発行の青少協だよりについて(No.85)
(2)第28回狛江すくすくコンサートについて
(3)視察研修会に関する報告について
(4)不健全図書等追放ポストの回収について
(5)青少年の健全育成を目的とした講座の開催について
 2.青少年会議について

6 配布資料 ○ 平成31年度 第3回狛江市青少年問題協議会小委員会 資料
○ 青少年問題協議会視察研修会 報告
○ 平成31年度 不健全図書回収実績

 
7 会議の結果

 (副委員長による進行)
○ 開会

○ 委員長あいさつ

議題1「平成31年度狛江市青少年問題協議会等の取組みについて」
(1)次回発行の青少協だよりについて(No.85)
 昨年3月発行の掲載事項としては、表面がすくすくコンサートの児童・生徒の感想で、裏面が薬物乱用標語・ポスター入選作品・青少年会議の報告。今年度は、青少年会議を行っていないため、この部分に関しては、青少年健全育成講座の記事を載せる。更に、平成30年2月発行の記事の中に、「視察研修」「東京都青少年健全育成功労者等表彰」の内容を載せていたため、今回も載せる。
 発行日は例年どおりでいくと、2月20日付近の土曜日のため、2月22日となるが、今回は、青少年健全育成講座を2月もしくは3月に行う関係で、開催日によっては3月発行になる可能性がある。
 発行日については、編集委員と事務局の一任でよいと承認をいただく。

(2)第28回狛江すくすくコンサートについて
 実行委員会は第3回まで終了し、エコルマホールとの打合せも終了したことを報告した。
 次回の第4回実行委員会の案内と、その時に回収する当日のお弁当代金について再周知をした。

(3)視察研修会に関する報告について
 令和元年8月28日に開催された視察研修会に関する報告について、別紙の「青少年問題協議会視察研修会 報告」をもとに事務局より説明を行う。

(4)不健全図書等追放ポスト(白ポスト)の回収について
 不健全図書等追放ポスト(白ポスト)の回収について事務局より説明を行う。
 第2回の回収の実績報告を行う。
 第3回の回収は、12月18日(水)に行う旨、決定する。

 回収:稲葉委員
仕分け:櫻井委員、大塚委員、恵山委員、服部委員、鶴委員
 第1回小委員会でお話したとおり、来年度以降の不健全図書等追放ポストについては、廃止する予定。理由としては、ポスト自体を廃止している自治体が増えており、全国を見ても少なく、不健全図書自体のデジタル化やインターネットでの発信の増加、市のポスト維持管理のコスト等の点から市としては廃止させていただきたい旨、承認をいただく。
 現在、令和2年度の予算要求を行っており、市内7箇所のポストを撤去するための費用を計上している。
 今年度内のポストの撤去に関して、以下委員からの質問と事務局回答。
(委員)今年度最後の回収をした後にポストが残っていたらまたそこに入れられてしまうと思うが、いつ撤去するのか。撤去が遅くなるとそのリスクも高くなると思う。
(事務局)来年度の予算要求の議決が3月末になるため、4月から予算執行と
なる。予算がついたら早急に撤去する。撤去するまでの間に入れら
れてしまう可能性があることに関しては、口を塞いだり、撤去の際に中身を整理して処分したり等対応を考えていく。
(委員)最終の回収が終わったら塞いでしまった方が間違いなく入れられない
のではないか。

(事務局)予算執行が4月からのため、撤去は令和2年度からとする。
(委員)回収日にガムテープみたいなものを貼ってはどうか。貼るだけだと誰が貼ったか分からない。剥がされてしまうかもしれない。「回収やめました」等の文言の貼り紙を貼るべきだと思う。

(5)青少年の健全育成を目的とした講座の開催について
 今年度は児童青少年課主催の若者自立支援講演会を、今回の青少年健全育成講座として行う旨、承認をいただく。
 内容としては、仕事に対する不安や課題を抱える若者とその家族・関係者に向けたもの。最終的には、講演会参加者を、調布の若者サポートステーションでの支援に繋げることを目的として行う予定。
 青少年の健全育成を目的とした講座に関して、以下委員からの意見と事務局回答
(委員)実際の支援に繋げるのであれば、一般の参加者のみが対象のものでは
ないか。興味関心で来るとなると、行きづらい雰囲気があるのではな
いか。
(委員)仕事に不安を持っている人が対象とのことで、こういう人をどうやっ
て集めるのか(告知・募集方法等)。
(事務局)昨年同様、広報こまえや市ホームページ、掲示板に載せる予定。
(委員)切実な人たちが来ている中、その場に私たちがいていいのか。私たちの中にも民生委員等がいるため、その場にいてほしいと言われるが、遠慮した方がいいのではないか。
(事務局)具体的な広報の仕方はこれから検討していくが、今回の講座は、仕事に重きを置いて、それに対する悩みに応える講座のため、切実な方限定ではなく、幅広く募集していきたいと考えている。
(委員)困っている人にとっては、講座という公の場所でなく、個別でもっと
詳しい話が聞きたいという方が多いのではないかと思う。また、調布
若者サポートステーションに繋げることを目的にしていると言ってい
たが、あれは調布市限定ではないか。
(事務局)場所が近いこともあり、狛江からも繋げられるとのことでした。
(委員)狛江で若者サポートステーションを作るべきではないか。
(委員)狛江で本講座のような仕事に対する悩みを抱えている人は、市役所の
中だとどこに相談することになるのか。
(事務局)児童青少年課が窓口となる。
(委員)児童青少年課で聞いて、それを調布に繋げる流れなのか。
(事務局)現在その流れでやっている。児童青少年課で「狛江市若者支援ガイド」という冊子を発行している。先日も1件相談がきた。
(委員)1年間で何名くらいの利用があるか。
(事務局)何ヶ月か前に1件きたくらいの頻度だが、今回の講座も広く呼びかける活動の一環として、悩んでいる方に繋げていきたい。
(委員)前に青少年問題協議会の事業ではないが、家族のことで困っている方を対象にした同じような講座に参加したことがある。その時は、関係者と困っている相談者で半々くらいの参加割合だった。講師の方も誰が関係者か相談者か分からずに登壇していて、講義後に、お困りの方は個別に相談を受けますという形式をとっていた。
 6 議題2「青少年会議について」
 青少年会議について、事務局より説明を行う。
 青少年会議のあり方について、以下委員より意見や質問があった。
(委員)今、子ども子育て会議にて「こまえ子育て応援プラン」の改定を行っ
ている。青少年会議についてもプランの中に入っているが、そこまで
各論を議論しているわけではないので、青少年会議については一度も
議論に上がってきていない。もしこのままいってしまうと、プランの
中に入ったままになってしまう。しかし、そもそもこの取組み自体が
有意義かどうかは一度振り返った方が良いのではないか。
(委員)反省でそのことについてあがっていた気がする。一中では学校で狛江市についての提案を授業で取り込んでいる年度もあるらしく、それが作品展の時にレポートとして各グループの意見として挙がっているらしい。それを活用して代表者が発表するのも方法の一つだと思う。そもそも学校で代表3名選出する際に、立候補ではなく、先生からよろしくと言われて決まるというものだったので、学校の協力を得ないとできない。狛江について学ぶ方法としてこのような会議でやるのが最善なのか、実際に学校で考えているものとは少し異なる気がする。
終わった後に参加者は絶対にやって良かったとなるが、学校が協力的でない空気感がどうしてもあるので、それを払拭して是非やりたいと思わせるようなものだと、もっと気持ち良く主催できるのではないか。
(委員)青少年会議の目的として、青少年問題協議会と狛江市の共催になっているわけで、小委員会は実務を担っている。この会議の是非をどこで話し合わなければならないかについては、その二者間で決めることであって、小委員会の委員はやると言われたらやらざるを得ない。ただ現場を知る人間としては、やる以上はっきりとした目的意識が必要だが、それが薄れていて見失っているように見受けられる。
(委員)そもそも青少年問題協議会が1回のみという時点で話し合いの場が設けられていないのではないか。その話も小委員会では全くおりてくることもない。話は変わるが、すくすくコンサートも再来年の是非について少し話が出ているが、青少年問題協議会でやることが決定した場合も何事もなく小委員会におりてきてしまうのではないか。青少年問題協議会では、校長会の代表の先生もいるので、本来であればそこで検討してほしい。
(委員)やはりやらされ感が非常にある(青少年会議について)。参加して良かったとなるかもしれないが、昨今中学生が忙しいと騒がれている中で、本当に自主的・主体的にやっているのかが疑問。
(委員)最初は渋々でも、やって良かったとみんな良い顔をしていたのは確かだが、校長先生の中には露骨にやめてほしいと内々で言っている人もいた。先生によっては、青少年会議は非常に良いものだから学校としても応援したいと話す人もいた。学校によっても温度差があるので、ある程度温度感を統一できるようにするべきではないか。育成委員会の方々もサポーターとしてやりにくいのではないかと思う。
(委員)児童青少年部で考え直してもらえないか。小委員会はあと1回だけだし、青少年問題協議会はもうないので、どこで話せば良いのか。進め方自体が昔のままで、運営面で無理が生じているのが現状。
(委員)前にも同じ議論になった際の事務局の回答としては、青少年問題協議会は事務局の予算の都合上、1回しかできないとのことだった。そのままだと今年も予算計上していなければ来年も1回の開催で終わってしまう。報酬はいらないので、臨時で委員会をやってほしいと言っているが、もう何年も実施されずにきている。見直せる立場の人に見直していただきたい。
(委員)こまえ子育て応援プランの改定期という、10年に一度のチャンスの時に見直さない手はないのではないか。ただ、全員が無駄だと思っているわけではない。私も今の子どもが何を思っているかは、青少年委員の立場としても非常に興味があるので、必要性は感じる。しかし、こまえ子育て応援プランに明記されているからやらなければならないという現状はいかがなものかと思う。計画の中で、含みを持たせてもっと柔軟に動けるように改定してもらえると良いのではないか。
(委員)学校の温度差で言うと、一中は2回連続で学校関係者が1人も来なかった。狛江市共催としている以上、学校の代表者が来て開催されるのが普通なんじゃないかと疑問を感じる。学校側としてどのようなものであれば協力的になるのか、伺える機会があれば聞くべきでないか。それが難しい場合でも、青少年会議の形をどう思っているか学校として意見をまとめて出してもらえるとより良い会議になるのではないか。校長会で話題にあがって、みんなでやる価値があるからやろうと話がまとまれば、協力もしやすいしやる方もやる気が出るし、子どもたちに対してかける言葉も変わってくると思う。当たり前のようにおりてきたからやらなければならないだと、学校の先生方からもイメージが薄れ、やらされ感が出てきてしまうのではないか。学校のことだけで手一杯だからと後ろ向きな先生もいる。そういった方の気持ちを一つにするきっかけの場は作るべきではないか。
(委員)以前に他市はどうなのか調べてもらったことがあったが、この青少年会議という形は数える程度で少なかった気がする。他市が他の形でやっているのにはそれなりの理由があるのではないか。
(委員)中学校を巻き込むのであれば、教育委員会と連携を取らないと無理だと思う。どのように進めていくかの方向性は、児童青少年部と青少年問題協議会で決めていくしかないのではないか。しかし、現状として青少年問題協議会が年に1回しか開催されずに途中経過や新たな問題等を報告する場もない。前年度の結果報告と今年度の事業計画を話すのみで、少し意見があったとしても確認程度で、議論するわけでもない。このままの形でやっていたらいつまでたっても変わらないと思う。全体を見直してそこが変われば小委員会でやっている様々な事業等も変わってくるのではないかと思う。
(委員)青少年問題協議会を1・2回増やしてもそこで結論は出ないだろうが、学校との話し合い(特に校長先生と)は具体的に考えなければならないと思う。例えば、児童青少年課から学校へ来年度やりたいことを伝え、それに対するアンケートをとって学校の意見を聞くのも一つの手だと思う。しかし学校に動いてもらうとなるとやはり教育委員会と連携しないと難しい気がする。少なくとも報告会には来てくれるようになるのではないか。昔は来てくれていたが、先生が変わると来なくなってしまう現状もあり、校長次第になってくるのかもしれないが、それは生徒にとって非常にかわいそう。自分の学校の先生は興味がないから来ないのではないかと、実際に生徒が言っていたこともあった。そこの認識を学校にも持ってもらいたい。こちらから是非お越しくださいとご案内はしているが、学校からは「周知はしました」という返答で、周知したが誰も来なかったとのことだった。せめて、各校にこの会を受け入れてもらえるような状態になってから開催したい。どういう形であれ簡素化できるのであれば、学校から知恵をいただくことも必要かもしれない。
(委員)以前青少年問題協議会が年2回の年もあったが、次年度からはまた年1回に戻っていた。その理由を児童青少年課に聞くと、予算が取れなかったからとの返答だった。せめてその過程の報告書が欲しいと案を出したが、一向に報告書もなく、小委員会の会議録も無かった。青少年問題協議会の委員も名誉職みたいになっているのではないかと思う。最低でも年2回、総会とまとめはやってほしい。東京都の青少年問題協議会は年5回くらいやっている。狛江でも色々議論できると思うので見直してほしい。
(委員)今まで出た諸々の意見を踏まえて、児童青少年部として、今後の方向性を決めていくべき。以前まで青少年問題協議会の会長が市長だったこともあり、その頃は議員が委員として入っていた時期もあった。これが全員市民となって丸6年程経過する。このままこの形で進めていくのであれば、それにふさわしい内容に変えていくべきではないかと思う。
(事務局)見直しがどこまでできるが分からないが、例年どおり進んでいく方向では動きつつ、どうするか検討していきたい。
 青少年会議のテーマ案を1月末目処に委員から募ることとする旨、承認をいただく。テーマについては次回の第4回小委員会にて改めて話し合う。

8 その他
 櫻井委員長より、子ども子育て会議についての報告があった。まだ改定途中の段階のため、今回は途中経過の報告となった。最終的な報告は、次回の第4回小委員会にて行うこととなった。

9 閉会