1 日時

令和2年8月27日(金曜日) 午後6時30分~8時19分

2 場所

防災センター402・403会議室

3 出席者

委員:熊井会長、中川副会長、太田委員、秋元委員、日下委員,富永委員、波田委員、石谷委員、加藤委員、稲葉委員,豊田委員、惣川委員、石森委員、小川委員、上田委員
 

関係者:狛江市青少年問題協議会 会長 櫻井 信吾
狛江市児童発達支援センター長 早川 信之
 

事務局:銀林子ども政策課長、浅見子ども発達支援課長(兼)教育支援課長,西村企画支援係長、猪野主事

4 欠席者

渡辺委員

5 傍聴 なし
6 議題

1 第2期 こまえ子ども・若者応援プラン 実施計画(案)について
2 その他
「学童クラブ入所(入会)者数」(表)について
次回以降会議日程
 【候補日】令和2年10月7日(水曜日)
10月12日(月曜日)
10月15日(木曜日)
 

7 配布資料

資料1-1 第2期 こまえ子ども・若者応援プラン 実施計画案に関する意見・質問等及び対応
資料1-2 第2期 こまえ子ども・若者応援プラン 実施計画(案)
資料2   「学童クラブ入所(入会)者数」(表)について
 

8 会議の結果

◆議事1 第2期 こまえ子ども・若者応援プラン 実施計画について
○事務局より資料1-1、1-2の説明
委員 : 27ページの2-1-1の妊婦面談について、以前の会議で母子手帳を健康推進課で受け取る場合は、保健師と面談出来るが、市民課で受け取る場合は保健師がいないので面談出来ないと聞いたが改善されるのか。
事務局:市民課に妊娠届を提出する方が多いが、提出後、保健師がそれぞれ連絡を取ってゆりかご面談につなげている。
委員 :連絡をもらっても、改めて面談に来るのを面倒に感じる人もいる。母子手帳は必ず取りに来ると思うので、その機会を逃さずつながりを持つことが大事だと思う。
委員 :妊娠中からつながることが大事なことなので、母子手帳を渡したときに全員と面談するということは必要だと思う。
事務局:あいとぴあセンターが市役所から離れているために、市民課でも母子手帳を配布するようになった。受け取る側としては物足りなさを感じているところもあると思うが、現状、健康推進課だけでしか配布しないとするのは難しい。
委員 :最初に何かあれば連絡してもらえるように話をすることで、支援につながることもある。市民課で母子手帳がもらえた方が便利なのは分かるが、せっかくのつながるチャンスを無駄にするのはもったいないと思う。
会長 :以前、市民課で母子手帳を渡すときに、気になる人を見分けることが出来るような研修を受けた人を置くなど、工夫が出来るという議論があった。
委員 :児童発達支援センターの立ち上げにおいて重要なコンセプトとして保護者支援がある。自分の子育てが間違っていると思って傷ついている保護者をどのように支援していくのかが重要と考えている。
会長 :妊娠中から困っている人はいる。早く気が付いて支援が出来るようにして欲しい。
委員 :新型コロナウイルスのせいで妊娠・出産の形態が変わってきている。里帰り出産を予定していた人が、里帰り先の病院から断られるケースが増えている。他のケースでは、里帰り先に早く帰ってくるように言われて、期間が長くなることによって、父親は出産に立ち会えないだけでなく、産後もしばらく会えないことで、育児参加が出来ない状況がある。
親子の絆を作る大切な機会を逃しているので、どのように事業を進めていけばいいかを考えている。
委員 :資料1-1の24番に利用者アンケートを行うとあるが、幼稚園、保育園など関係機関のアンケートも取るべきだと思う。アンケートをすることで複合施設に3つのセンターがあるということなども周知出来ると思う。
会長 :検証は、アンケートを取るだけではなく、どのように検証するかを検討することが必要。資料1-1の23番にマニュアルを作成するとあるので、年次計画に目途として期限を設定することは必要だと思う。
関係者:資料1-1の17ページに放課後子ども教室(KoKoA)への障がいのある子どもの受け入れの拡充とある。以前、ある小学校のKoKoAで障がいのある子を受け入れられるかの打診があった時に、その子一人に安全管理員を一人つけると業務が回らないとのことで断ったことがあった。障がいのある子どもの受け入れをする場合、専任の管理員を配置してもらえるのか。
委員 :基本的には学童で受け入れることになると思うが、KoKoAに行きたいという要望があれば、対応する準備はある。
委員 :一小の放課後クラブが設置されたときに、障がいのある子を曜日を決めて受け入れていた。安全管理ができるのなら、放課後学校で遊ばせたいと思っている保護者は多いと思う。
会長 :保育園等の障がいのある子どもの受け入れの推進と計画にあるので、計画を進めたうえで令和2年度の受け入れ状況等を会議で報告を受け、議論をしていく事が必要だと思う。
委員 :児童館でも障がいのある子どもを受け入れてくれないかとの相談が多い。現状、色々な取り決めをして利用していただいている。学童クラブに通う障がいを持っている子どもの保護者は、急にKoKoAを利用したいと子どもが望んでも、断られると思い、遠慮してしまう。他の子どもと同じように自由に利用できるようになればいいと思う。
会長 :資料1-1の11番の回答に「いずれの事業についても事業者への委託を行った」とあるが、医療的ケア児の会議体の設置と運営コーディネーターの配置を事業者に委託したということか。
委員 :コーディネーターは研修を受けた方がいる事業者に委託するが、会議体の運営は市で行う。
会長 :資料1-1の17番に「ぱる」は高齢障がい課、児童発達支援センター事業は子ども発達支援課が所管とあるが、個々の業務と担当課がわかる一覧表のようなものを作れないか。
委員 :個人的な解釈で、高齢障がい課は東京都の難病指定などによる補助や助成に直結できるものを所管していると思っていたがどうか。
委員 :従来は狛江市では療育をしているのが社会福祉協議会の「ぱる」しかなく、所管していたのは高齢障がい課であった。センターができたことによって、一義的な相談にも乗るようになり、療育相談に関しては「ぱる」からセンターに移行している。現状、高齢障がい課は「ぱる」の運営管理をしているという意味合いである。
会長 :18番の「ぱる」のあり方について、あり方検討会議が令和4年度からの実施となっているが、なぜ令和4年度からなのか。また、児童発達支援センター基本整備計画にも「ぱる」との関係は検討していると書かれていることからも、報告については市民に知らせる方法で検討してほしい。
委員 :評価指針が明らかでないが、今後、どのように評価していくのか。
事務局:指標については応援プランでも設定をしていないが、令和3年度から前年度の取り組みに関して定性的な評価をA~Dでしていく。その中で数字を用いたほうがよいものについては必要な数字を出していく。
委員 :A~Dの評価だと、計画を進めたかどうかの評価は出来るが、目標を達成できたかの評価は出来ないと思う。また、複数の課がかかわる事業はどう評価するのか。
事務局:一つの事業を複数の担当課で進めていく事になるが、最終的には全庁的な会議で調整して事業ごとの評価をする。表現や見せ方も、誰が見ても分かりやすくなるよう努力する。
会長 :年次計画の8ページに複合施設のアドバイザーの活用とあるが、どのように活用するかの議論を十分することが必要だと思う。また、学校での医療的ケア児の受け入れはどのようになっているのか。
委員 :現状では、人員配置や施設・設備のこともあり、受け入れていない。
会長 :全国的に見ても、医療的ケア児への対応は様々だと思うが、課題を抽出して学校の方でも対応をして欲しい。
委員 :現在、小学校では医療的ケア児の受け入れはしていないのか。
委員 :特別支援学校で一人受け入れていると思うが、市内の小学校では受け入れていない。
委員 :今後は受け入れていく予定なのか。
委員 :学校側との個別の相談をしたうえで対応することにはなるが、実際には施設の整備や専門的知識を持った人員や看護師の確保なども必要となる。就学相談の中でその子どもにとって最も良い就学先を考えたうえで対応していく。
会長 :障がい児福祉計画の作成にあたっての市民アンケートでは、学校で医療的ケア児を受け入れて欲しいとの意見があった。狛江市でも受け入れに向けて検討して欲しい。
委員 :立川市では、医療的ケア児に対して病院とホットラインをつなぐなどしている。狛江市も慈恵第三病院や成育医療センターなどと連携が出来るのではないか。アレルギーに関しては、すでに慈恵第三病院とホットラインがつながっているので、医療的ケア児に対しても検討して欲しい。
会長 :関係機関との連携などは、進めていってもらえればと思う。
委員 :狛江第五小学校で、過去に寝たきりで気管切開をしている子どもを受け入れ出来るかとの問い合わせがあった。廊下が狭く、エレベーターもないため受け入れられなかったが、骨のがんで脊柱が狭窄してしまった子どもは、受け入れている。個々のケースで、安全性などを考えて、受け入れが可能かどうかを判断したうえでの受入れになると思う。
委員 :医療的ケア児の受け入れに関して、予算はつくが、看護師などの人の確保が課題だと思う。

◆議事2 その他
・「学童クラブ入所(入会)者数」(表)について
〇事務局より資料2の説明
会長 :学童については、待機児の定義を変えたのではなく、調査の仕方を変えたということ。学童クラブの待機児の現状を把握するための数値は今後も検討して欲しい。

・次回の会議について
第3回の会議は令和2年10月15日(木曜日)午後6時30分から開催予定。
会長 :これで今日の会議を終了する。
どうも皆さんありがとうございました。