1 日時

令和2年9月30日(水曜日)午前10時から11時30分

 
2 場所

狛江市防災センター4階 402・403会議室

3 出席者

【委員】

櫻井信吾 (狛江市青少年問題協議会会長)

内海貴美 (狛江市青少年問題協議会副会長)

大塚直美 (狛江市青少年第一育成委員会委員)

前田正人 (狛江市青少年第二育成委員会委員)

梅本ろり絵(狛江市青少年第四育成委員会委員)

園田和子 (狛江分区保護司会)

小塚裕子 (狛江市民生委員児童委員協議会)

服部英広 (狛江市ボーイスカウト連絡協議会)

秋元惠司 (NPO法人狛江市体育協会)

進藤實  (狛江市地域センター運営協議会)

松﨑陵  (狛江市立学校PTA連合会)

千代眞理子(狛江市青少年委員)

住友和子 (狛江市社会教育委員)

鶴壽子  (学識経験者)

稲葉聡  (学識経験者)

冨岡萌  (市民公募)

清水絵理子(市民公募)

 
【事務局】銀林子ども政策課長、西村企画支援係長、猪野企画支援係主事 

4 欠席者

白井伸幸 (狛江市青少年第三育成委員会委員)

工藤浩幸 (調布警察署 生活安全課)

5 議題

 

(1)今後の青少年事業の考え方について
 

6 配布資料

資料1 今後の青少年事業の考え方について

 

 

 

7 会議の結果

○開会

○委員長あいさつ

議事 今後の青少年事業の考え方について

―事務局より資料の説明―

〇17ページの方向性について

―今までは、交流や居場所づくりということが検討されてきたが、今回の資料にはそういう言葉が入っていないがどうか。

  • 主体性を持って、地域で活動できるジュニアリーダーを育成していくということで、学校からの選出だけではなく、色々な子どもが交流できるイベントやワークショップの実施を通しての居場所づくり、という視点についても含めて考えていきたい。
  • 自ら考え、判断し、行動が出来るジュニアリーダーを育てることは大事だが、場を作ったからといって、そういう子どもを拾い上げることができるのか。学校で選んでくれた子どもたちは、少しのサポートで行動できる。卒業した子たちのサポートがあれば出来るかもしれないが、子どもたちが忙しくなってサポーターとして入れなくなった。この形で上手くできるのかは不安に思う。
  • 既にジュニアリーダーを育成している多摩地区や区部から色々情報を得ている。資料によると、ジュニアリーダーの育成を青少年委員が請け負うことになると思うが、青少年委員は条例で10名と決まっていて、他にも事業を持っている。本気でやろうとすると最低でも月一回は講座を実施する必要があると思うため、青少年委員だけでやるのは難しいと思う。参加した子どもが、楽しかったと友達に口コミで伝えることによって、より多くの子どもが集まってくる。この事業は、1、2年ではなく長いスパンで考えなくてはならない。その育成には計画性を持って、3年から5年かけてやらなければ、うまくいかないと思う。
  • 主体性を持って、子どもも、運営側も楽しく出来ることが大事だと思う。計画の中に楽しむという単語が入っているといいと思う。
  • 子どもたちが、最初から、主体性を持って参加できるような何かを用意しなければいけないということだと思う。
  • ジュニアリーダーの育成ということだけではなく、今、子どもたちが楽しめるような交流も必要だと思う。
  • みんなが楽しめる環境の中で、自然とジュニアリーダーが育っていくことが良いと思う。
  • テーマ設定の「自ら考え、判断し、行動できる力(主体性)」を育てることは、今学校でもやっていることだと思うので、学校と差別化することが大事だと思う。市がやっているからこそ、学校であまり行動的ではない子が参加できるようなことをするべきだと思う。
  • 中高生フェスティバルでは、学校であまり目立たない子や活動的でない子を実行委員に推薦することもあったが、学校では見られない姿を見ることが出来て、学校側の見方も変わったりすることがあった。学校では目立たなくても、力を引き出してあげるのが地域の力だと思う。
  • 中高生フェスティバルは短期で集中して作り上げるが、場を作っても長期でだらだらと実施していたら、リーダーは育たないと思う。
  • 毎回、子ども達が興味を持ち、飽きないようなテーマで進めていく、次も参加したいと思うような場を作ることが必要。
  • ジュニアリーダーの育成について、他市の取組などもこの機会に勉強して、どのような形で進めていけばいいか考えるのも良いと思う。

―ボーイスカウトの活動は参考になると思うがどのような活動をしているか。

  • 小学4年生までは遊ぶことがメインとなるが、小学5年生くらいから自分で何が出来るのかを考え始める。高校1年生になるとそれを外部に発表するようになる。20歳くらいになると、リーダーとして活動するようになる。社会に役立つとはどういうことかを考えて活動している。
  • ジュニアリーダーの育成は、ボーイスカウトの活動に近いと思う。最近の子どもは外遊びが足りないので、遊びをさせることはとても大事だと思う。

 

  • 以前の議題で青少年事業に関わる団体の横のつながりを作った方が良いという意見が出たが、テーマを設定するのではなく、会議の進め方をもう少し細かく区切って、自分たちがどこまですれば良いのかを考えながら進めていくことも必要ではないか。
  • 青少年関係の活動が保護者に周知されていない。保護者に対して継続的に広報活動をした方が良いと思う。

 

―このテーマ設定の地域で活動できるジュニアリーダーの育成というと、狭い範囲での活動のイメージとなる。必ずしも保護者は、自分の子を地域で活動できるジュニアリーダーにしたいとは思っていないと思うがどうか。

  • ジュニアリーダーという言葉にとらわれてしまっていると思うが、地域で活動できるジュニアリーダーを育てるというテーマに込められている想いとしては、子どもが地域の中での活動を通じて様々な体験をし、楽しい経験をたくさん積むことによって心を開放し、心が開放されると自己肯定感が生まれ、そこから自ずと主体性が育っていく。それが結果的に、子どもが大人になったときに地域で活躍するのか或いはグローバルな場で活躍することもあると思うが、その下地として、社会に出るために必要な力として、主体性を育てていくことが大切なのではないか、ということである。
  • そうすると、ジュニアリーダーという言葉は誤解を与えることがあるかもしれない。
  • これは大人が子どもをジュニアリーダーに育てるのではなく、色々な事業をすることによって、自然と主体性を持った子どもが育つことを目的としたもの。我々はその環境づくりを行うことが必要。
  • 主体性があるとは、自己肯定が出来る子どもだと思っているので、そういう子どもを育てていくことが必要だと思う。
  • 子どもたちが何を求めているのかをアンケート等で意見を聞いた方が良いと思う。公園でのボール遊びなど禁止されていることが多く我慢させられている。子どもたちがしたいことが出来れば、自然に主体性が育つと思う。

 

―資料を見ると、すくすくコンサートの廃止とあるが、今後行わないということか。

  • 来年度に関してはエコルマホールの改修もあるため、いずれにしてもすくすくコンサートと中高生フェスティバルは行わない予定。

 

○今後の進め方について

―本日の会議で出た意見についてはどのように反映されるのか。

  • 本日の会議で出た意見の反映をもって、今年度小委員会で検討してきた内容の報告となる。本日の意見を踏まえて資料を修正することになるが、修正については、委員長及び副委員長の一任とさせていただきたいがいかがか。

(意義なし)

 

(3)その他

―次回会議は、令和3年2月24日(水曜日)午後2時30分から防災センター3階会議室で開催―

 

8 閉会