1 日時 平成25年9月6日(金曜日) 午後7時10分~9時
2 場所 4階特別会議室
3 出席者 榊原徹、橋本至、鯵坂映子、稲浦駿介、木津陽介、白井秀子、高田浩希、松崎学
事務局:細川浩光、金田美貴
傍聴者:なし
4 欠席者 福代亮樹、渡辺文子
5 議題 審議事項
(1)「音楽の街-狛江」構想の再構築について
(2)平成26年度「音楽の街-狛江」事業計画について
6 会議の結果

 

(榊原委員長)

 それでは平成25年度第3回「音楽の街-狛江」構想推進委員会(以下、構想推進委員会)を始めます。

 構想の再構築について、前回の会議で皆様にいただいたご意見を事務局にまとめていただいたものが資料1です。これを基に、構想の再構築について再度皆様に検討してもらおうというものです。見通しを先に申し上げますと、今回は第3回で、次回第4回は10月下旬で調整する予定ですが、このときに暫定的に構想アプローチの形をつくってみようと思っています。これは仮ということで、年度の終わりまで精査をしながら進めていくことにはなりますが、ここで少し形にしないと後々詰まってきてしまいますので、このような見通しで本日は構想の再構築について話し合っていこうと思います。事務局に意見をまとめていただいて次回の委員会で形にするため、本日は大事な日になります。

 審議事項「(2)26年度「音楽の街-狛江」事業計画について」は、一般財団法人狛江市文化振興事業団(以下、事業団)に委託をするという形ですが、本日はこちらから先に審議していきたいと思います。

 資料2は「平成26年度「音楽の街-狛江」事業計画(案)」としていますが、これはどういう段階かといいますと、受託者である事業団及び実際に事業を行っている音楽の街-狛江 エコルマ企画委員会(以下、企画委員会)で原案を立てた上でこちらに挙がってきております。現在この形で案が進んでいますので、皆様と一緒に一つずつ確認していきたいと思います。この会議を過ぎると、これに数字がついた形で話が進んでしまいますので、疑問などがあれば今日の時点でこれに関しては皆様から質問を受付けますし、事務局からも答えられることがあればお願いしたいところです。26年度は13の項目に分かれています。事業だけではなく、下段にはさまざまな事業にかかる経費が入っていますが、全部を読み上げる必要はないと思いますので、上から順に見ていきます。「1駅前ライブ」は年間5回を予定しており、「回数プロ3アマ2」と書いてありますが、プロの方には出演者謝礼が支払われ、アマチュアの方には支払われないというのが前提です。つまりプロの方には報酬を払って来ていただいていて、逆にアマチュアの方には経費などは出ませんが、どなたか出演しませんかという形でお声掛けをしているところです。この駅前ライブは「音楽の街-狛江」事業の初年度から行っているため、一番古い事業であり、駅前の噴水ステージも設置しながら進めてきたものです。次の「2 市民まつり駅前ライブ」は、駅前ライブの一部ですが、市民まつりの日に合わせてライブを実施するというものです。通常の駅前ライブは45分間ですが、その時間を拡大し午前の部では市民まつりのウェルカムコンサートのような形で実施しようと、駅前から盛り上げようという声を反映させて2年前から始めました。今年度の市民まつりでも予定しています。予算枠に関しては駅前ライブと同じ考えで進めます。次に「3「音楽の街」コンシェルジュサービス(仮称)事業」ですが、今年度までは他団体協力事業という名称で進めていました。簡単に言うと、企画委員会の委員はプロの音楽家やベテランのアマチュアの方もいらっしゃいますので、その方々の経験を活かして、エコルマもしくはその他の施設で公演をする方々を支援するというものです。共催・協力の申請があった方に対して支援を行うということです。事業名が他団体協力事業だと分かりにくいので、このような名称にしていますが、これは仮称ということですので、他に相応しい名称があれば皆様からもご意見をいただきたいところです。「4市役所ロビーコンサート」は年間2回行います。駅前ライブは雨が降ると開催できなかったり、あまりにも暑いまたは寒い日は避けており、その避けたときを利用して市役所のロビーで行おうというもので、年間2回開催しています。「5学校公演」は5回実施していますが、市内の小学校6校、中学校4校、合計10校の中で、全校は回れませんが隔年で回れるように、年間5回ずつやらせてもらおうというものです。内容欄にもありますが、回る学校が決まっていますので、あらかじめ計画されていれば学校も予定を立てやすいということで、一定のローテーションでやらせていただいているものです。「6学校協力事業」は、エコルマホールの舞台を利用して、吹奏楽部、合唱部等に支援を行っています。箏曲部の支援は狛江高校に行っており、狛江にある高校として支援していこうということで、舞台を使っての練習もしくは行事への準備ということで実施しています。これに関しては、この予算の他に、事業団の予算でも協力していただいている大きな事業です。「7「音楽の街-狛江」シンボルコンサート(夢コンサート)」は、他の事業ではエコルマホールの施設を使って行うことはありませんが、唯一これに関しては舞台を使っての公演ということで、これまでもさまざまなゲスト、プロ・アマチュア問わず市内在住の出演者で、新しい企画・イベントを行い好評を得ています。今年度は残念ながら予算組みされなかったのですが、来年は復活してはどうかということで事業計画に入っています。「8エリアコンサート」ですが、エリアというのは、狛江のさまざまな地域に出張して演奏をするものです。内容欄にも記載がありますが、福祉施設や病院、保育園等で、普段プロの音楽家の演奏を聴けない方々に届けることで好評を得ています。「9市内小中学校校歌収録事業」は、今年度から新たに取り組むもので、今年度は中学校4校の収録を行いますが、来年度は小学校6校の収録をしようというものです。内容欄にも記載がありますが、単に収録するだけでなく、文化財の保護やその後の利用も視野に入れて、クオリティの高いものを作っていくものです。「10特別支援学級を中心とした音楽交流事業」は、今年度の新規事業で7月下旬に取り組み、好評でしたので来年も是非実施しようという話が出ています。特別支援学級の子ども達だけではなく、その環境を取り巻く大人たち、また地域の方々や関係者などを招いて、一緒にサマースクールのかたちで演奏することと、特別支援学級がどのような活動をしているのかを知ってもらうことを予定しています。以下、「11消耗品・必要備品購入費」「12事業保険」「13HP維持・管理」は必要経費として予算組みしていくものです。予算は詳細も含めてまだ決定しておりませんので金額は入っておりませんが、皆様には過去4年間のものをお渡ししておりますので、基本的には市の基準に沿ったもので報酬や経費などは考えられています。気になる方は過去のものを参照していただきたいと思いますが、予算も含めてこの事業計画(案)に質問があれば伺いたいと思います。

(稲浦委員)

 「3「音楽の街」コンシェルジュサービス(仮称)事業」ですが、「コンシェルジュサービス」という名称は分かりにくいのではないかと思いますし、堅く感じられます。個人的な感想としては偉そうな感じもします。今考えたのは、平凡な言い方ですと「スタッフサービス」、平凡でないとすると「よろずサービス」にしてはどうですか。

(木津委員)

 先月の企画委員会でも名称を検討いたしまして、事業内容は、人を派遣してサポートするということですので、「スタッフ派遣事業」がいいのではないかということで、今のところは名称が落ち着きそうです。「スタッフサービス」は、同名の法人が存在していますので、混乱を避けるために、「スタッフ派遣」というところまで入れています。ですから「「音楽の街」スタッフ派遣事業」に変わるであろうというところです。

(榊原委員長)

 これは結構難しくて、このような事業があるということを知られていなく、充分に活用されていないというところがあります。企画委員会としては、要請があれば支援する体制ではあるのですが、なかなか上手くいかないので、名称、内容や周知のしかたを変えて工夫しているところです。他の事業は演奏を中心としたものですが、これはそうではなく知識や経験を役立てていただこうと、苦労をしている部分でもあり、いい名前を模索しているところでしたが、「スタッフ派遣」だといかがでしょうか。

(木津委員)

 もう少し検討の余地はあるかと思います。この事業の周知というのは、以前から課題として挙がっていましたが、派遣する企画委員会の委員のマンパワーが限られているということや、その他派遣にあたってのルールが決めきれていないという面もありますので、なかなか大々的な宣伝をしかねているというのが現状ではあります。ただ、そこを打破してこれをより良いものとして実施していこうという態勢ではいますので、今年度中にこれらのガイドラインを定めて告知もオープンにすることで、より良い形での活用を目指していきたいと思っております。名称も相応しいものを企画委員会でもアイディアを募集しています。

(松崎委員)

 派遣が行われた場合、無償で行われるのですか。もしくは有償で行われる場合と無償で行われる場合とルールがあるのですか。

(榊原委員長)

 他の事業にも共通しますが、謝礼金等は市と事業団で調整した金額で、お手伝い委員に対して1事業につき2,000円支払われています。これは1回の事業に対するもので、3~4時間働いて2,000円となり、最低賃金のような金額で支払われます。

(松崎委員)

 例えば市民まつりで手が足りず急遽手伝いが必要になった場合、2,000円でお願いするということは出来ますか。

(木津委員長)

 まさにそれを今定めているところではありますが、基本的には申請を受けて、検討し承認されれば派遣するという形になると思います。ただ、市内限定なので、市民まつりに関してはそこはクリアしていますので、あとはその他の条件が満たしているかということになると思います。これまでは企画委員会の協力名義を申請したところに派遣していました。名義だけの申請はある程度普及してきています。人を派遣することを切り離して考えた方が、今後のニーズがあるかもしれないということでしたので、協力名義がなかったとしても、そのような依頼があれば検討して、状況によっては引き受けることも可能にすることも考えているところです。

(松崎委員)

 企画委員会という組織は何人いらっしゃるのですか。

(木津委員)

 最大13人です。

(松崎委員)

 余談ですが、アーティストの派遣サービスというのは行わないのですか。

(榊原委員長)

 その話も企画委員会で出ました。

(木津委員)

 アーティストを紹介することは出来ますが、派遣となると先ほどの話にもありましたが、報酬をどうするかという問題があり、現状の予算組みでは難しいので、例えば将来的にパーティなどに派遣できるような体制を構築できないか考えているところです。現状はノウハウの提供がメインですので、これが上手くいくようであればアーティストの派遣も今後検討したいと思っております。

(松崎委員)

 例えばホームページの一部でもいいと思いますが、市内在住のアーティスト紹介をすれば、企業でパーティを開催するときや、部屋で演奏してほしいという要請があった時に、知り合いの伝で探せるところはいいでしょうけれど、そうでないところもありますので、せっかくですからそこまで手を広げてもいいと思います。

(榊原委員長)

 要するに、事業でなくても、そのようなサービスを新設するということですか。

(松崎委員)

 そういうことです。

(木津委員)

 当初は、そこまで予定して「コンシェルジュ」と、いわゆるホテルのコンシェルジュをイメージした名称にしていましたが、実際に予算を組んで事業とするのは相応しくないということで、名称を変更している次第です。やりたいところと目指すべきところは、相談に乗って、然るべき方を紹介するというようなかたちまで、将来的にもっていきたいと思っています。

(榊原委員長)

 事務局に質問ですが、事業として予算がつかなければ、松崎委員がおっしゃったようなアーティストの紹介を行うことは構わないということでしょうか。

(事務局)

 個人情報などをしっかり管理していただければ、事業団内でやっていただくことは問題ないと思います。

(榊原委員長)

 事業というと、予算と関係あることばかり目が行ってしまいますが、今のような貴重なご意見は、是非、事業団、企画委員会でも反映していただきたいと思います。

(木津委員)

 これは持ち帰って検討したいと思います。遅くとも26年度には実現したいと思います。

(榊原委員長)

 「7「音楽の街-狛江」シンボルコンサート(夢コンサート)」に関して、ご報告を含めて皆様にご意見をいただきたいのですが、今年度に関しては予算の関係上、大きな予算配分となっているこの事業を削らざる得なかったのですが、来年からはどうするかということを企画委員会及び事業団内でも検討しています。その上で、まだ全ての意見が一致しているわけではないのですが、方向性としては、継続していくという結果になっています。これまで6回実施しまして、初年度は入場無料で行いましたところ、800人以上のお客様にご来場いただき、ほとんどパンク状態で観ていただきました。出演者は、市内在住のアーティスト及び企画委員などが演奏しました。第2回からは有料にしました。有料にした意味は、全て市の税金で予算を使って実施するだけでなく、有料でも足を運んでいただくことも大事ではないかということで、入場料を2,000円にしました。この2,000円というのは、昨年度の第6回まで続いています。ただ、途中で変わったのは小・中学生を無料にし、高校生以上を有料にしたことです。その反面、エコルマホールのキャパシティは728席ですので、500人以上入って70%以上の入場を目指していますが、なかなか集客が追いつかず、苦労したというところでもあります。宣伝広告に関しては、行政と事業団が一緒に行い、掲示板、新聞折込も含めて約5万枚のチラシを配布することも行いました。内容に関しても、例えば狛江出身で女優の紺野美沙子さんを迎え、朗読をしていただいたり、毎回他では聴けないような企画で企画委員の皆様には運営していただいたのですが、思うような集客ができず苦労しました。そのようなことで、来年は実施するか、実施したらどうなるのか、有料にするのか、というところを検討しまして、入場料に関してはまだ答えは出ていないのですが、定例の委員会とは別に話し合った中で出た意見は、今まで行ってきた事業を見ても、エコルマホール以外の場所で行っている事業ばかりで、エコルマホールでの公演をやった方がいいのではないかというものがありました。もう一つは、学校公演や特別支援学級を中心とした音楽交流事業も含めて、一般の方の目に触れない事業が多いので、このような活動を発表したりお知らせしたり、音楽の街の活動を総括するコンサートをやった方がいいのではないかという結論を出したところです。ですから、実施する方向で話が進んでいますが、是非皆様の意見もお聞かせいただきたいと思います。一つは2,000円で今まで有料で行っていたものに対して、例えば、今アマチュアの方でもエコルマで大きなコンサートを開催したりすると、入場料が1,000円のコンサートは多々あります。狛江に限らずオーケストラのコンサートはアマチュアの方でも入場料2,000円~3,000円で開催するところもあります。そのようなことも考慮して、8~9割のプロとそのために練習してきたアマチュアの方で行うコンサートが2,000円というのはどうかということと、狛江にそれが相応しいかということを、皆様から少しご意見をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

(白井委員)

 この夢コンサートの考え方としての位置付けですが、活動の総括として市民の皆様に知ってもらうだけに留まるのか、あるいは、ある程度の入場料をいただいて活動もそうですが、事業そのものを見ていただいてテーマを広げていくという形にするのか、その位置付けによっても変わるのではないかと思います。

(榊原委員長)

 ただ有料、無料にするのではなく、内容に沿ったものであれば料金が発生してもいいのではないかということは、これまでの意見にも出ていたようです。私の説明不足だったかもしれませんが、全体として活動を報告したり活動に関係のある方に出演していただいたことがあったとしても、コンサートとしては変わりはないと思うので、その場をお借りして皆様に報告することも含めて総括するという形です。ただ、公共性などキャパシティもありますが、誰でも聴きに行くことができるということを考えますと、無料が相応しいのではないかと、行政としてはそのような意見ではありませんか。

(事務局)

 無料にしても有料にしても、お客様に喜んでいただき、それに見合った内容を行うものであってほしいと思います。無料で行って音楽の街のPRを強く押し出すというのも一つの考え方だと思います。

(榊原委員長)

 橋本副委員長にお聞きしますが、対価として相応しければ集客があるという意見がありましたが、24年度の夢コンサートは500名に満たない来場者数だったこともあり、対価に見合う内容というのが私は分からなくなってしまっているのですが、どうお考えですか。

(橋本副委員長)

 事務局がおっしゃられることもよく分かりますが、喜んでもらえるかというのは様々な角度があります。アンケート結果からは喜んでもらえました。満員にならなかったということは、興味を引かれなかった人が多くいるということです。そこが大きなポイントで、狛江市民みんなの興味を引いた内容ではなかったのですが、一部来場された方は楽しんで帰っていただき、それは2,000円の対価に値したという評価だと思います。これでいいのかと問われていますが、行政からも意見があり、見直しをしなければならないとは思っています。今事務局が言われたのは市民の皆様がどのようにとらえるかということで、市民目線で考えるべきだということだと思います。総括して報告するというのは、主催者側の目線であるので、私はあまり出さない方がいいと思います。要するに市民の皆様に喜んでもらう企画がどういうものかが今の時点では見えていないということですよね。

(事務局)

 せっかく素敵なものをやるのであれば、沢山の人に見てもらえたらいいと思いますし、難しい部分はあると思いますが、料金体系としても728席全てが埋まるようなレベルが望ましいと思います。

(榊原委員長)

 分母が728席で、たまたま分子が500に満たない数字で、毎年集客がないという評価を受けていますが、何回もその数字を見ていると、これは毎回このような数字なのかもしれないとも思えてきます。お金を払って観に来る人がこの人数ということを考えたら、例えば500人入るホールで同じ公演をやれば満席になります。毎年満席にならないとの評価もありますが、そもそも満席になるものではないのではないかという意見も一方ではありました。そう考えるとキャパシティから成功・不成功または内容が相応しいかどうかを導き出すのは少し心配だという意見もあります。内容を評価するのは難しいので、どうしても入場者数で考えがちですが、そのあたりも含めてこれからのことを考えていかなくてはならないと思っています。鯵坂委員に伺いたいのですが、児童・生徒が今も参加している行事がありますが、例えば有料公演だと学校が協力するとは言えない規定がありますよね。そうなると出演者が限定されてしまいます。例えば、学校の素晴らしい活動をその場で紹介したり、学校とプロの音楽家が夢コンサートのステージで共演するということを考えると、有料だとできなくなってしまいます。そのようなことを考えると有料か無料かはいかがですか。

(鯵坂委員)

 話が逸れてしまうかもしれませんが、以前に学校で有料の演劇教室というものを実施していました。今では授業数の関係で行事はなかなかできませんが、その時にはお金を払ってでも観に来ていましたし、余計にお金を払ってでも観に行きたいというご意見もいただきました。ですから、無料にすればいいというわけではなく、対価として払ってもいいようなものであれば有料でも人は集まると思います。

(榊原委員長)

 現在、小・中学生は入場料を無料にしていますが、最終的な入場者数をみるとその人数は100人にも達していません。ぜひ小・中学生にも観てもらいたいと思い無料にしてみても、その程度の人数しか集まりませんでした。興味の有無の他に、土日が忙しいということもあるかもしれませんが、そこが残念なところでもあります。ですから無料にしたからといって一概に人が来るとも言い切れませんし、興味のある人は有料でも行きますし、子どもたちへの考え方は難しいですね。ぜひ企画委員会でも事業団でも内容と並行して入場料の落とし所も検討していただきたいと思います。

(橋本副委員長)

 例えば指定管理料が年間100万円だとすると、5年間で500万円になりますが、夢コンサートを単年度ごとに企画して、この企画は無料で実施して、この企画は2,000円の入場料で実施すると決めた場合、トータル500万円として、やりくりできるのでしょうか。

(事務局)

 指定管理料は単年度ごとの支払いになります。5年間で払うというわけではなく、単年度ごとの指定管理料の中で実施していただければ、無料にしても有料にしても事業団の中で考えていただければいいと思います。

(橋本副委員長)

 年度をまたがるような融通は利かないということですね。
(事務局)

 そうです。

(榊原委員長)

 夢コンサートは大きな事業なので皆様にもご意見をうかがいましたが、先ほども申し上げたように、この会議を通過すると、この事業計画に予算がついた形で進んでいきますので、異論があればこの場でおっしゃっていただきたかったのですが、最後に私から質問で、事業団の事務局長である白井委員にお聞きします。事業団の管轄のもと企画委員会が「音楽の街-狛江」構想の実施を担っていますが、指定管理しているエコルマホール以外の施設で実施している事業が、おおよそ90%を占めています。いつも事務作業、準備、人員派遣をしながら事業を実施していますが、その意味としては指定管理団体というよりも、狛江全体の文化事業を担う団体として、やる意義があるからこそ担っているのだと思いますが、その視線から来年度のこういうものであれば事業団として協力できるのではないかという事務作業、職員としても前向きでいられるのではないかという判断は見られますか。またそれについてご意見があればお聞きしたいと思います。

(白井委員)

 特にこれという意見はありませんが、ただ、エコルマホールが文化芸術の発信という形で、今度は絵手紙事業も取り組むことになりますが、そこを切り離さず、音楽事業も含めて事業団の事業として取り組んでいくという考えがあります。事務面でも人的な面でも、より良くスムーズな体制を整えていきたいと思います。

(榊原委員長)

 頼もしいご意見をありがとうございます。

 では、これに関してご質問などがありましたら事務局にお願いし、一旦先に進めさせていただいて、審議事項「(1)「音楽の街-狛江」構想の再構築について」に議事を移したいと思います。資料1は前回の第2回委員会での自由なご意見を、議事録から抜き出したものです。裏面にアプローチイメージ図(案)がありますが、こちらは前回の自由意見を拾い上げながら暫定的にこういう形ではどうかという案を事務局に作っていただいたものです。大きく違うことは、前回はアプローチを3つに分けていたものが、分割した方がいいというご意見もあったため、今回は4つに分けています。このアプローチイメージ図と、その前に記載している箇条書きの文を含めて、皆様に活発なご意見をお願いしたいと思いますが、このイメージ図について、事務局から説明をお願いします。

(事務局)

 目的、アプローチ1は前回と同じです。前回アプローチ3としていたものがアプローチ4になっています。前回アプローチ2でまとまっていたアマチュア部分の音楽活動と、教育面の活動を分割して、アプローチ2を「音楽を通じた市民文化活動の推進と活動の場の提供」、アプローチ3を「児童・生徒及び指導者の音楽教育の充実と「音楽の街」の担い手づくり」とし、ここを以前よりも手厚くやった方がいいのではないかという意見を反映させました。

(榊原委員長)

 前回の会議録もお配りしていますので、そちらも参照していただきたいと思います。私は単純に4つのアプローチというのはビジュアルとしても収まりが悪いような気がします。現行の構想は5つで、これを集約した方がいいのではないかということで前回は3つのアプローチにしましたが、盛り沢山になったのでもう一度分けたという経緯ですが、4つでは5つから1つ減らしただけではないかという気もします。意思として4つでは弱いような印象で、3つの方が分かりやすいと思いますが、いかがでしょうか。

(高田委員)

 アプローチ2というのは、目的とほとんど同じですので、いらないのではないですか。具体的なものがないと思います。

(事務局)

 アプローチ2は基本的にはアマチュアの支援という意味合いで作成しました。逆にアプローチ1はプロの活動を市民の皆様に観ていただける機会の提供という形にしています。

(高田委員)

 アマチュアという言葉がない分、それが伝わらないと思います。

(稲浦委員)

 私は高田委員とは反対の意見で、これを無くしてしまうとアマチュアへの支援がないのではないかと受け取られかねません。

(高田委員)

 そうであればアマチュアという言葉を入れないと、プロも市民であるわけですから、具体的な言葉を入れた方が、プロも子どももアマチュアも幅を広げた方がいいと思います。

(榊原委員長)

 つまり、カテゴライズした時に、プロ・アマチュア・教育現場という分け方が必要であるかということを考えなければならないということですね。

(木津委員)

 もしこの4つのアプローチで進めていく場合、今企画委員会で行っている事業を当てはめていくと、アプローチ2に当たるものがありません。そうなると、この分類が果たして適切なのかと疑問が残るところでもあります。

(事務局)

 駅前ライブで公募してアマチュアの出演者に出ていただくのはアプローチ2に当てはまると思います。

(榊原委員長)

 これは次の時代の考えなので、現状がもしそうなら、このことをもっと推進していくべきだという考えにスライドしていかなければなりません。現状があてはまらないということならば、それに当てはまる事業を新たに作っていかないといけないという考えにした方がいいと思います。もちろん現状行っていることも踏まえなければなりませんが、それをベースに考えると偏ってしまいます。

 アプローチ3も詰め込みすぎだと思います。「児童・生徒及び指導者」と並列して「音楽教育」というカテゴリーでまとめているのも不思議なのと、「「音楽の街」の担い手づくり」ということで将来を見越しているというところが、もう少し整理できると思います。

(木津委員)

 児童・生徒の「音楽の街」の担い手づくりと、指導者の音楽教育の充実は別のものですので、かける言葉が違っています。

(榊原委員長)

 各アプローチの説明文というのは当然ついてくるものですよね。そうすると、重複してわざわざここに入れる必要はありませんので、なるべくシンプルで、内容を代表する言葉があった方がわかりやすいですよね。

(木津委員)

 説明がきちんと付くということであれば、見出しとかスローガンのような発想でもいいわけですよね。

(榊原委員長)

 内容を検討しながら皆様と一緒に考えていますが、ここに書かれたもので全ての説明ができるわけではなくて、このあとにアプローチの説明書きで反映させていけばいいので、全部つめこもうとすると分かりにくくなってしまうのではないかと思います。

 前に稲浦委員がおっしゃっていたアプローチという言葉ですが、私も気になってきました。アプローチという言葉は、構想を策定した当時は結果もなかった分、そこに挑戦していこうという意味で相応しかったと思います。今これが成熟し、やり遂げた姿はないにしても、道半ばにおいて、もう一度考え直したときに、アプローチという言葉よりも、もう少し変えて中身を単純なものにした方がいいのではないかと思います。先ほど木津委員がおっしゃったように、3つのスローガンとか、手段というのはアプローチのことですよね。

(事務局)

 アプローチという言葉の意味を調べると、目的に達するための手段という意味合いがあります。響きとしてアプローチという言葉もいいとは思いますが、手段としてもいいと思います。例えば重点項目という言葉でもいいですし、表現の仕方ですので、どれが「音楽の街」の表現の仕方として相応しいかということになると思います。

(榊原委員長)

 目的の前に手段があるとすると、要約するのではなくて、説明がついた方がここに書いてあるものに沿ってきますよね。ただ、あまり説明が強いと分かりにくくなるので、その按配が重要ですね。

(木津委員)

 あくまで目的に近づくという意味で捉えれば「アプローチ」なのでしょうけれど、全然ジャンルの違う建築用語だと、広場から玄関までの出入り口へ続く道ですとか、意味も少し変わってくるので、違う言葉を考えたほうがいいように思います。

(榊原委員長)

 私はこれを見ると、聴くか、演奏するか、それを発信するかに分かれていくと思いますが、そのような視点で落とし込みができないかと思っているところです。アプローチ1の「高度な水準に市民が気軽に触れられる機会の提供」というのは、良いものを耳にしようと聴くということですよね。アプローチ2の「音楽を通じた市民文化活動の推進と活動の場の提供」というのは、プロでもアマチュアでも良いものを演奏しよう、そういう活動をしよう市民文化活動をどんどん推進しようというものです。アプローチ4の「狛江らしい「音楽の街」の魅力発信・情報提供」は、これまで足りなかった発進力で、最初は発信するものもなく、発信すること自体できなかったのですが、今改めて考えると魅力発信・情報提供は必須だと思うので、そのようなカテゴライズにならないかとは思っているところです。

(事務局)

 プロやアマチュアで分けるのかではなくて、聴くか演奏するかで分けるということですか。

(榊原委員長)

 聴く楽しみ、演奏する楽しみ、それを発信する責任や可能性という考え方はどうかと思っているところです。
(事務局)

 それも一つの考え方だと思いますし、今までの構想推進委員会の話の中で、アマチュアの部分をもう少し力を入れた方がいいのではないかというところを汲んでアプローチ2というものを作成しました。特段そこを強調しなくてもいいということであれば、そのようなカテゴライズでもいいと思います。

(榊原委員長)

 私が先ほど申し上げたようなカテゴライズというのは、初年度から振り返っても今まではこのような意見は出ていませんでした。それぞれの立場を尊重しながらプロとして何ができるか、アマチュアとして何ができるかという考えで、それがずっとスライドするとこのようなアプローチ案になりますが、いつまでもその立場によって線引きをすることになってしまいます。「高度な水準に市民が気軽に触れられる機会の提供」といってもこれがプロにどうつながるのか分かりづらく、例えば仕事が増えて生活水準が上がるとするとした方がプロ向けですので、そのような分け方でもないと思います。そう考えると教育現場をそこに並行させるのもどうかと思いますが、皆様はいかがでしょうか。

(木津委員)

 アプローチ1は「聴く」という言葉で締めくくられると思います。アプローチ3は「学ぶ」、アプローチ2は「活動する」とか、そのくらいシンプルでいいと思います。

(松崎委員)

 今、事務局と構想推進委員との話になっていますが、これは私たちが再構築するのではないのですか。

(榊原委員長)

 もちろんです。これをまとめていただいた経緯をお聞きしているので事務局に話を振っていますが、この中でディスカッションしていくことが相応しいです。

(松崎委員)

 本来ですと、こちらで話し合ったものを形にするのを事務局で作業してもらうことだと思いますので、書き方を議論するのではなくて、もっと中身の話をした方がいいと思います。

(榊原委員長)

 焦っているわけではありませんが、次回の会議のときに本日話し合った内容を形にしていきたいと思っています。その時に事務局任せで今日の話を元に作ってくださいというのを避けたいので、なるべく沢山の意見を出しながら、そこで話をまとめたいというもくろみがありますので、このような具体的な話をしていました。いずれにしてもこの中でのディスカッションが基になりますので、具体的なご意見をいただきたいと思います。

(高田委員)

 先ほど木津委員がおっしゃった演奏したい人、聴きたい人、人前で演奏するまでもないけれども習いたい人もいると思うので、「学ぶ」というカテゴリーは分かりやすいかもしれません。

(木津委員)

 生涯学習という要素を取り込むと、子どもからお年寄りまで学ぶというものがあってもいいと思います。

(松崎委員)

 今出たような意見をホワイトボードに書いていただけますか。その方がもっと話がしやすくなると思います。

(榊原委員長)

 それでは私が書きます。「聴く」「演奏する」「学ぶ」この3つが出ました。それと情報ということも出ています。

(木津委員)

 そこは別個に「情報」という言葉になると思います。

(高田委員)

 何でもそうですが、長い年月色々なものが蓄積するとアーカイブ化していきますが、それが情報ということになると思います。活動していくことによって色々な情報が提供していけるようになるということです。それが演奏することにしても学ぶことにしても狛江らしい音楽にしても、この3つが最終的に情報として蓄積されるということになると思います。

(榊原委員長)

 今までやってきたことは狛江の中の活動で、中での充実ということでやってきましたが、この文化活動を内外に発信していこうということも、このアプローチ案には盛り込んでいます。これがこのアプローチというかスローガンのようなものに並ぶのかというのが難しいところでもあります。目的に「市民文化の振興と地域の活性化」とありますが、これをもし少し変えるならば、全部一緒に変えてもいいと思います。

(木津委員)

 ものすごくシンプルですが、そうするとこれらはいわゆる手段になりますよね。目的を達成するための手段という表現が適切かどうかですが、これらの手段を講じた結果、情報を発信することにつながるということになるので、手段と情報は別の枠組みで考えなければならないと思います。

(榊原委員長)

 目的に向かう手段として出した方がいいと思いますか。これは3つの何でしょうか。

(木津委員)

 スローガンやテーマに当たると思います。

(稲浦委員)

 私の考え方では「聴く」「演奏する」「学ぶ」というのはアプローチで間違っていないと思います。目的というのは事務局の方でこのように作成していただいていますが、私のバイブルが現行の「音楽の街-狛江」構想の「はじめに」に記載しています。第一段落に、第4次基本計画の「市民文化の醸成」中の「文化・芸術活動振興」があり、これがそもそもの話の始まりです。第二段落に何を目的にするかということが書いてあります。それが「心豊かな地域社会を形成し、魅力ある街づくりに寄与する」ことです。その前に一言あって、「音楽を通じて」というのがあります。つまり、目的は「心豊かな地域社会」と「魅力ある街づくり」です。それを事務局の方で、「市民文化の振興と地域の活性化」と、もっと具体的な言葉に直してくれていますが、私のバイブルとしては「心豊かな地域社会の形成」と「魅力ある街づくり」です。それが目的で、それを達成するために「聴く」「演奏する」「学ぶ」というアプローチというのは、私にとっては腑に落ちます。

(榊原委員長)

 現行の5つのアプローチを作成したときは、稲浦委員がおっしゃったことが基にありました。今、これを考えるにあたって、この原点に立ち戻る必要はないのではないかと思います。

(稲浦委員)

 言葉を繋いでもいいですか。アプローチイメージ図(案)に書いてある目的というのは、事務局でまとめていただいた言葉でして、私が推測するに、そもそも7年前の報告書を総括してこの目的の文言を提案していただいていると思います。ここに戻るべきなのかという議論もあると思いますが、この議論以前に「市民文化の振興と地域の活性化」というよりは、「心豊かな形成」と「魅力ある街づくり」とここに書いてありますし、これが私たちの原点ですので、この言葉に変えるべきだと思います。ここに戻るべきかという議論は、これが私のバイブルですので、ここに戻りたいと思います。

(木津委員)

 結果として、「市民文化の振興と地域の活性化」を行って、みんながハッピーになればいいのですよね。つまり、そこがこの表現では足りていないということではないですか。心が豊かになって、笑いが絶えないくらい楽しいとか、そのようなところまで目的が進めば少し変わってくるのではないでしょうか。役所なので表面的に「みんなハッピー」とは書けないとは思いますが、「心が豊かになる」という文言が入ってもいいのかもしれません。

(稲浦委員)

 今木津委員がおっしゃった「みんなハッピー」ということが私が言いたかったことです。現行の構想を読み上げますと、「音楽を通じて心豊かな地域社会を形成し、魅力ある街づくりに寄与する」と、これが目的で、「音楽を通じて」というのがアプローチだと思います。率直に言うと、木津委員がおっしゃったように「みんなハッピー」ということだと思います。

(松崎委員)

 木津委員のおっしゃったことに加えて、「狛江独特の」とか、「狛江ならでは」というものがあると、なお良いと思います。

(木津委員)

 この「音楽の街-狛江」という言葉そのものが、狛江ならではの音楽溢れる街づくりという表現をスローガンにしていますが、それをもっともらしい言葉にするのが難しいですよね。

(松崎委員)

 音楽が溢れるというのは格好いいですね。

(木津委員)

 「音楽を通じて」と「魅力」という点で考えれば、音楽に溢れるということですよね。どこにいても聴ける、触れられる、出来る、学べる、このことを情報として発信していければいいのではないかと思います。

(榊原委員長)

 これを要約するわけにはいきませんか。

(木津委員長)

 要約すると「みんなハッピー」ですが、そこを上手く言葉にできるといいですね。

(稲浦委員)

 「心豊かな地域社会と魅力ある街づくり」と、字数としては事務局に提案していただいているアプローチイメージ図の目的部分と同じくらいですよね。

(木津委員)

 音楽は手段であり、アプローチになるわけですよね。

(榊原委員長)

 この「地域社会」と「街づくり」というのはどうなのでしょうか。

(稲浦委員)

 わかりにくいかもしれません。

(木津委員)

 「地域社会」のあとに何かあった方がいいのではないですか。

(稲浦委員)

 意見というよりはコピーライターのような発想なのですが、「心豊かな狛江」「魅力ある狛江」と言い直してもいいかもしれません。街でもいいかもしれません。「心豊かな街」「魅力ある街」だと、地域社会とは少し変わってきてしまうかもしれません。

(榊原委員長)

 「心豊かな狛江」「魅力ある街」というのは、スケールの違いや見る角度の違いがあってもいいかもしれません。

(木津委員)

 「街づくり」という言葉をそのまま活かすとすると、「地域社会」イコール「狛江」と置き換えるというのはどうでしょうか。

(榊原委員長)

 わざわざ置き換えるということですよね。でも「地域社会」だと堅い表現ですよね。このようなベースが皆様に賛成いただけるのであれば、言葉の置き換えや語呂の良さ、馴染みやすさを考えていけば、これは一つの案として考えていくのもいいかもしれません。そうなるとアプローチをどのように考えるかです。

(木津委員)

 音楽が手段ということになると思います。その手段となる音楽にはいくつかのアプローチがあるということだと思います。

(榊原委員長)

 音楽でなくても、みんなこの目的を目指したいわけですよね。ですが、音楽を媒体としている音楽の街では、これを使って街づくりをしようではないかというアプローチですよね。

(橋本委員長)

 これまで出た「聴く」「演奏する」「学ぶ」に「音楽」を入れればいいのではないですか。

(稲浦委員)

 「寄与する」というところに、音楽だけではないということが表れていますよね。

(榊原委員長)

 色々なものがありますが、音楽で協力しようということですね。ですから音楽の街の目的としてはこれでいいわけですよね。例えば「音を聴く」「音楽を演(や)る」「音を学ぶ」と必ずしも語呂を揃えなくてもいいかもしれません。アプローチとして「音楽を聴く」「音楽を演奏する」「音楽を学ぶ」というのは、私たちには分かりますがどうでしょうか。

(木津委員)

 相当な説明が必要になるでしょうね。でも、分かりやすさを求めて説明的になるよりは、こちらの方がいいような気がします。

(榊原委員長)

 「情報」の部分に関してはいかがでしょうか。受身である聴く、学ぶというものと、演奏して発表するものと、性質が違うような気がします。「こういうものがありました」「聴きました」を発信するのか、リアルタイムに演奏しているものを外に向けて発信するものとでは、発信の意味が違います。

(木津委員)

 情報をアプローチとは別に考えた方がいいのでしょうか。

(榊原委員長)

 活動をみんなに知っていただくという意味では、音を出す手段で演奏を発信するだけではないですよね。暫定的に目的を今挙がったものをベースにしていくならば、これはアプローチとして3つのカテゴリーの中から相応しい言葉をつけていくということで経過してよろしいですか。「情報」「発信」については、ここに並列して挙げるのに相応しいかどうかということは、また別に考えましょう。この中にプロやアマチュアをどのように網羅していくか、そのような分け方はもう必要ないのか、音楽教育ということを出すのかということも話していきたいと思います。

(稲浦委員)

 プロ、アマチュアという区別は必要ないような気がします。

(榊原委員長)

 先ほども申し上げましたが、当初はさまざまな立場の人が集まって構想を策定したため、それぞれ行っているものを尊重しながら、全ての人に平等に当てはまるように5つのアプローチを策定したものが、どうしても残っています。でも、このように新たな構想を描いていくと、もうその必要はないようなので、視点を変えるのに相応しいという気もします。せっかくですので、資料1のこれまで出た意見の中からも出してみましょう。まだ決定ではないので、何か相応しいものがあれば意見をお願いいたします。

(稲浦委員)

 今のお話と関係ありませんが、資料1表面の下から3つめの「『音楽を提供してきた』という言葉と、『市民文化活動』というキーワードが必要。」とありますが、発言した本人としては省略しすぎだと思います。「『音楽を提供してきた』という言葉は多いが、『市民文化活動』というキーワードがない」と私は発言しました。中間の言葉が略されてしまったようなので、私の発言主旨と違うので直していただきたいと思います。

(事務局)

 訂正いたします。申し訳ありません。

(榊原委員長)

 会議録は合っているのですか。

(稲浦委員)

 会議録は問題ありません。要約の過程で省略しすぎているということです。

(榊原委員長)

 「市民文化活動」というのは重要なキーワードだと思いますが、「演奏する」ということにかかってくることだと思います。

(木津委員)

 エコルマホールに行ったことがない音楽家や市民もいらっしゃるということなので、「すべてはエコルマホールにつづく」としてもいいかもしれません。西河原公民館や他の施設もありますし、エコルマホールがすべてではありませんが、シンボルということで挙げてみてもいいかもしれません。

(榊原委員長)

 気軽に聴ける場所でもあり、わざわざ聴きにいく場所でもありますよね。

(稲浦委員)

 とりとめのない話になってしまいますが、年に1回ですが、バンドのお祭りを行っている私としては、狛江は社会文化資本に乏しいと感じています。それがアマチュア活動をしている私の希望事項です。安く、高校生でも気軽にバンド練習できるところもありませんし、西河原公民館では舞台のハードウェアのことが分かる職員がいない等の現実があります。もう一つ感じるのは、私自身がお金のない市民グループの音響を低額で引き受けている経験があるので、なかなか音響や照明のプロを雇うことは難しいので、自前でできるように勉強してはどうかというアイディアもあります。例えば公民館では16ミリの映写機の使い方を教えてくれるような講座がありますが、そういったようなイメージを持っています。西河原公民館の音響・照明設備が使えるようになる講座を設け、そこで勉強して使えるようになれば、飛び抜けてすごいことはできなくても、とりあえず自分たちの力でコンサートは照明・音響ができるようになります。

(榊原委員長)

 それは「学ぶ」に入りますね。生涯学習も含めていけるのではないかということですね。つまり、今挙げている3つのアプローチはすべてリンクするということになります。

(木津委員)

 プロとアマチュアという分け方がないとなると、「高度な芸術」という言葉が引っかかってきます。「聴く」というところに気軽に聴ける、触れられるとした方がいいと思います。聴く人のスタンスで取捨選択されるべき内容なので、こちらが機会を提供して、それに対してどちらをとるかは聴く人に委ねられます。

(稲浦委員)

 沖縄の村々の文化、津軽三味線の文化が私の理想的なイメージです。その生活環境に、狛江の私たちはなれませんが、そのイメージからすると高度な芸術では当てはまりません。

(榊原委員長)

 それは地域芸能ですね。

(稲浦委員)

 そうですね。お座敷密着型、お茶の間密着芸術といいますか、「聴く」「演(や)る」「学ぶ」が分離していないようなイメージを持っています。

(榊原委員長)

 生活の中の機会ということですね。

(稲浦委員)

 そのようにやることはできませんが、そのイメージに近づきたいと思っています。

(木津委員)

 アプローチイメージ図のレイアウトですが、目的が中心にあって、3つのアプローチを三角形で囲んで、それらはすべてリンクして、真ん中に集約するようなイメージ図はどうですか。相互関係に矢印が引かれて、三角形というよりは円なのかもしれません。

(稲浦委員)

 三角形でも円でも3つ繋がっているようなイメージがいいです。

(木津委員)

 それらを一つにまとめて情報につながるということで、情報はアプローチとは別途になるというイメージです。

(榊原委員長)

 このようなアプローチを発信していくということですね。

(事務局)

 先程の稲浦委員の発言に対して一点補足させていただきますと、目的の「市民文化の振興と地域の活性化」ですが、これは第4次基本計画を受けてそれを表記したわけではなく、現行の「音楽の街-狛江」構想から引用したものになります。この構想というのは、第4次基本計画を受けて策定されているので、エッセンスとしては受け継いでいますが、直接第4次基本計画を受けているわけではありません。ちなみに現在は後期基本計画というものに変わっておりまして、中身が変わっています。第4次基本計画は平成21年度に終了し、次に前期基本計画が平成22年度~24年度、そして平成25年度から後期基本計画になっています。そこで市民文化の方向性としては、地域文化のさらなる醸成・成熟に向けた取組みを推進という形の文言に変わっています。ですから、第4次基本計画の文言ではないということを確認させてください。

(稲浦委員)

 私の推測が間違っておりました。申し訳ありません。基本計画が新しくなっていることは認知しておりましたが、これは私のバイブルです。

(榊原委員長)

 いかがでしょうか。今日すべてまとめられるものではないですが、要点は、心豊かな「A」、魅力ある「B」、この「A」「B」が考える余地があるということです。このような考えで今、目的を話し合っておりました。そこから、もうアプローチという言い方でいいと思いますが、音楽を聴くこと、音楽を演奏すること、音楽を学ぶこと、この3つのカテゴリーから導き出そうということでキーワードが出ました。これは一文ですので、もう少しわかりやすくなるような言葉を足そうというところです。これは後戻りしないで先に行きたいところなので、次回の資料には、このような候補を書いておいてください。それから「発信する」というものをどこにいれるかですが、これは欠かせない言葉なので残しておきたいのですが、なかなかこの3つのキーワードに並列させられないところでもあります。

(木津委員)

 先ほどアプローチイメージ図の話をしましたが、情報というのは媒介するものだと思います。外の世界と繋がるための媒体です。それは市民なのか外の世界の人なのかというところだと思います。

(榊原委員長)

 事務局には今まで出た意見を控えていただいて、資料1の内容は残していただいて、その下に今回出たものを記して、次回の資料にしていただきたいと思います。

(稲浦委員)

 もう一つ付け加えていただきたいのですが、ハッピーに対してチャーミングという意見も入れてください。「魅力ある街づくり」のところで、魅力あるというのは堅いので、チャーミングとしてはどうでしょうか。

(榊原委員長)

 ではチャーミングタウンにしておきましょうか。

(稲浦委員)

 ハッピーピープル・チャーミングタウンはどうでしょうか。

(榊原委員長)

 せっかくここまで来たので、これを活かして先に進みたいと思います。今日は、先ほどの平成26年度の事業計画については、ここで承認を得たということで、ご意見があれば改めてお願いしたいと思います。第4回は10月下旬の予定で、また調整していただいて、今日欠席の方もいらっしゃいますけれども、なるべく多数の方が出席できる日に設定していただきたいと思います。基本的には再構築に関してはまとめていきたいところです。他に事務局から何かございますか。

(事務局)

 9月1日から狛江駅の電車接近音が「水と緑のまち」に変わりました。榊原委員長に音源の作成をご協力いただきまして、ありがとうございました。

(榊原委員長)

 安全パトロールなどの青い回転灯が搭載された車「青パト」の音源も今作成しています。そちらはフルコーラスですが、カセットテープですので音色はあまり期待できないと思います。

(木津委員)

 市のホームページにも9月中旬から防犯パトロール車から市の歌が流れますと載っています。

(榊原委員長)

 ではこれで第3回「音楽の街-狛江」構想推進委員会会議を終わります。お疲れ様でした。