1 日時 平成26年1月27日(月曜日) 午後7時03分~9時12分
2 場所 防災センター 303会議室
3 出席者 榊原徹、橋本至、鯵坂映子、稲浦駿介、木津陽介、白井秀子、高田浩希、松崎学、渡辺文子
事務局:上田博記、細川浩光、金田美貴
傍聴者:なし
4 欠席者 福代亮樹
5 議題

審議事項

・平成26年度「音楽の街-狛江」積算資料について

・表彰について

・「音楽の街-狛江」構想の再構築について

6 会議の結果

(榊原委員長)

 それでは平成25年度第5回「音楽の街-狛江」構想推進委員会(以下、構想推進委員会)を始めます。

 まず、審議事項に入る前に、稲浦委員がお配りした資料があります。以前にもあった話ですが、稲浦委員よりご説明をお願いいたします。

(稲浦委員)

 17時のチャイムに「水と緑のまち」が流れ始めて久しく、流れることは大変喜ばしいことですが、譜面と相違のある箇所があると思います。私の考えとしては音楽の街として現在のメロディーで「水と緑のまち」を流してしまうのは好ましくないと思います。オリジナルの譜面とどこが違うのかを資料のように示しました。マルをつけた5箇所が相違しており、印刷されている譜面が正しいものです。マルで囲んだ上に手書きで音符を書いていますが、実際に流れているチャイムはそのように違っています。音階は書かずに、音の長さだけですので完全なものではありませんが、要するに5箇所が違うということです。

(榊原委員長)

 ホームページでベル音・シロフォン・マリンバと音の種類の違うものがサンプルで流れますが、こちらも譜面どおりに打ち込んでいないということですね。

 以前にもこの話がありましたが、その時には防災センターが竣工されておらず、現在の17時のチャイムを鳴らすシステムが古かったため、最終的にカセットテープで納品しました。防災センターが使用され始め、システムが新しくなったタイミングで見直そうという話をしていました。業者に依頼しているため、何度もお願いできませんし、1回で済ませようと考えていました。稲浦委員からもご指摘もありましたし、他でも使用する可能性を考えると直した方がいいと思いますので、それを踏まえてもう一度担当業者に依頼し、納品していただきます。確かにシンコペーションのところは打ち込み間違いだと思いますが、街中に流れるチャイムの音なので、あまり音を割らないで2分音符にしたという主旨があるかもしれません。そこは説明をいただきながら、歌詞がのることも踏まえて音を作成していただきたいと思います。

(稲浦委員)

 あらかじめ意見を言っておきますと、この指摘した箇所以外にも8分音符が沢山並んでいるところがあります。ここについては、なぜ正確に音を作ることができないのか不思議です。

(榊原委員長)

 他に8分音符が並んでいる箇所というのはどういう意味合いですか。

(稲浦委員)

 例えば、2番目のマルをつけた箇所を見てください。その小節の後半で8分音符が並んでいるのに前半ではなぜ並べられないのかと思います。

(榊原委員長)

 要するに同じ音を何度も連打することを避けるためにアレンジしたのだと思います。5つ目のマルの箇所については明らかに間違いですので、いずれにしても直してもらった方がいいと思います。

この件につきましては、防災行政無線音源製作事業を担当いたしました音楽の街-狛江 エコルマ企画委員会(以下、エコルマ企画委員会)を通じて相違点を直し、構想推進委員会で報告できるようにいたします。稲浦委員ありがとうございました。

では、改めて本日のレジュメをご覧いただきたいと思います。本日で第5回を迎えますが、今年度にこれまで4回議論してきたことと、あと1回を残していますが、年度末になりますのでこの1年のことをまとめていくことになります。まだまとまっていない部分に関しては皆様にアイデアをいただきながら本日は進めていきたいと思います。

まずは審議事項「(1)平成26年度「音楽の街-狛江」積算資料について」は資料1・資料2をご覧ください。予算を精査した上で、来年度の予定を一般財団法人狛江市文化振興事業団(以下、事業団)から地域活性課に提出されたものです。以前皆様にお渡ししたものと大きな項目と内容などに変化はないはずです。今年度と大きく違うところは、毎年「夢コンサート」と題してシンボルコンサートを実施していましたが、今年度はお休みしていました。来年度はまたシンボルコンサートをエコルマホールで行う予定にしています。エコルマ企画委員会の中では、シンボルコンサートを実施するか、実施しないかという意見交換がなされてきましたが、実施するに至った最も大きな理由として、これを無くしてしまうとエコルマホールで実施する事業がほぼなくなってしまうということからでした。エコルマホールを管理運営している事業団が管轄しているエコルマ企画委員会でありながら、エコルマホールを利用した本格事業がないのはいかがなことかということも含めた上で、これは是非やっていこうということで進んだものです。

資料1の左上に全体の予算額が記されています。前年度予算と比べると大きく変わっていることがわかります。資料2は増減比較表となっていますが、事業ごとにどのように変わったかということが右端で確認することができます。事業内容などご不明な点があれば、事業団の事務局長である白井委員や、エコルマ企画委員会の委員長である木津委員もいらっしゃいますので、説明していただくこともできます。本日はこの資料にも関係した内容で議事が進みますので、この内容について皆様から質問が出ることがあるかもしれません。何か特筆すべきことがあれば、白井委員もしくは木津委員より補足していただけますか。

(木津委員)

 全体的な事業については平成25年度と大きな変更はありません。先ほど榊原委員長がおっしゃったようにシンボルコンサートが加わったというところです。数字の細かい変化でいえば、平成26年4月1日より消費税が増税されることに伴い、その部分が予算に反映されているということになります。ただ、資料1の下の方に書かれている「ロゴマーク商標登録更新」というところは、現在調整中です。

(白井委員)

 商標登録については、更新しなければならないものと、まだ期限が残っているものがありますので、順次更新していくか、全部一括して更新していくか、調整します。

(木津委員)

 商標登録されているものは「こまねちゃん」と「音楽の街-狛江」のロゴです。これはどうなのでしょうか。

(事務局)

 商標登録自体は10年の期間があるのですが、登録料は5年ごとに支払いをしています。平成21年10月にこまねちゃんのロゴマークは商標登録が完了しておりますので、平成26年10月までに登録料を支払わなければなりません。引き続き事業団で商標登録をして使っていくということであれば、そちらを予算化していただきたいと思います。要するに、ロゴマークを使って何か商品を展開していくのであれば商標登録が必要だと思います。著作権自体はありますので、そこをきちんと整理していかなくてはいけないというところで、予算計上はしております。この予算は事業団の自主事業として平成26年度から取組んでいくことになりますから、従来のように委託料として別枠にするものではなく、指定管理料の中に含んでいますので、基本的には商標登録を継続する前提で予算計上しております。

(榊原委員長)

 エコルマ企画委員会に質問ですが、資料1の一番下に「入場料収入」とあります。入場料のある事業はシンボルコンサートだけなので、シンボルコンサートに対するものということでしょう。単価1,000円ということはチケット1,000円で618人を入れる想定となっています。入場見込率85%というのは、もの凄く厳しい見込みだと思います。通常ですと、クラシックコンサートでも60%を切る位で予算見積もりをしないと危ないという計算をしています。この85%の根拠はどこからきているのでしょうか。

(白井委員)

 唯一収入のある事業で、入場者を増やす努力をしなければならないということで、前年実績の60%よりも見込み額を上げたということになります。入場見込み率85%の良し悪しを考えると、難しいと思う部分もありつつ、そこはこちらの入場収入が少なければ持ち出しという形になります。

(榊原委員長)

 まず60%を85%に上げる努力もすごいことで、何か波がないと普通は挙げない数字ですが、逆に85%入れば努力の成果ということになりますが、もし85%に満たない場合に努力が足りないというリスクをこの数字は持っている気がします。そのようなリスクを冒してでも入場収入618,000円を見込まなければ成り立たなかったという意味ですね。

(白井委員)

 今年度は実施しなかったため、内容を見直す期間が1年あった事業となると、ある程度の入場の増は見込まなければならないという部分があります。

(事務局)

 今まで2,000円だった単価を1,000円にしています。より広く聴いていただくということを目途に、入場料を1,000円にするというお話をいただきました。そうなると2,000円で60%の入場収入であったものを、1,000円でも60%の入場見込みというのは、担当課としては認められません。努力目標としても、また当然クリアする目標として入場見込みをご検討いただいた結果がこのようになっています。

(榊原委員長)

 担当課の指導ということですか。

(事務局)

 行政の指導ととらえていただいて結構です。

(榊原委員長)

 行政の指導で85%の見込みというのは、これは普通ですか。

(事務局)

 普通か普通でないかは何ともいえませんが、単純に2,000円から1,000円にすることの経緯を伺ったときに、これまで2,000円で見込んでいた入場料収入程度の確保はしていただきたいということで、結果として85%になったということです。例えば今1,000円で予定していますが、自主事業として取組んでいただく上で、状況を見ながら2,000円にしたり3,000円にしたりすることもあり得ると思います。そのようなことを5年間の中で見ていただきたいと思います。

(榊原委員長)

 実質、入場料収入がある事業がシンボルコンサートだけですので、もう少しお聞きしたいのですが、確か一昨年までは行政は、観客が少ないのであれば無料にしてはどうかとおっしゃっていました。無料にして人を沢山集めた方が音楽の街のシンボルコンサートとしての価値、また目標が達成できるのではないかという考えであったと思います。

(事務局)

 無料にすること有りきでお話したつもりはありません。入場者数、集客率が下がっている、もしくは横ばいになっているということを考えたときに、一つの選択肢として無料にすることも考えてもいいのではないかという話はさせていただきました。25年度は検討期間ということで位置付けて、26年度は実施するということであれば従来の入場料収入を確保しておいていただきたいとの認識です。

(榊原委員長)

 従来の入場料収入を確保してほしいというのは数字の枠ですか。

(事務局)

 金額の話です。市が「音楽の街-狛江」の事業費を支出するにあたって、支出と収入の差額をこれまでは市の委託金、26年度からは指定管理料で支出をするわけですが、同程度の金額の支出をするということで歳入は見込んでいただきたいというものです。

(榊原委員長)

 結果的にはそのやりとりがあった上で85%の入場見込みをしたということですが、この85%はエコルマ企画委員会の皆様の目には触れているのですか。

(事務局)

 10月の時点でこの予算案は市に提出していただいておりますので、エコルマ企画委員会の皆様も確認していると思います。

(榊原委員長)

 私が気になるのは、実施してチケットの販売促進をするのも10数名のエコルマ企画委員の方が中心ですし、エコルマ企画委員の皆様の気持ちを確認しながら進めないといけないと思います。この高い入場見込み率にはびっくりした次第ですが、それを納得して進めていくのであればいいのではないかと思います。やはり市民の皆様からの税金ですから、それをどのように使うかということも重要です。逆にいえば有料であるべきところは有料でいいかと思います。この部分はうまく計算しないとリスクになると心配もいたしました。もしこの部分で質問などがあれば受け付けたいと思います。

審議事項「(2)表彰について」に進みます。資料3をご覧ください。前年度もしくはその前から音楽に限らず、文化功労者に対して表彰することはできないのかという構想推進委員会からの提案をもとに話を進めていました。今年度はその対象になり得る人を推薦して審議に諮りましたが、結果的には亡くなった方に対して審査をしていく基準がないので見送ることになったということでした。つまり推薦した方においては現存していない、亡くなった方に対して審査の基準がないということで見送られました。

(事務局)

 亡くなった方ではなく、文化芸術分野に対して表彰する客観的な基準がないということで、亡くなった方だけではなく、ご健在の方も含めて文化芸術分野での客観的な基準がないので今回は見送られました。

(榊原委員長)

 そうなると本末転倒ですね。推薦したところで審査する基準がないのは分かっていたことですよね。

(事務局)

 担当課としても確認不足でした。今までの構想推進委員会でもお話ししていましたが、いわゆる在職年数で計るものは分かりやすいのですが、「功績が顕著で次に掲げる者」としたときに、では何をもって判断するかというところが、これまで推薦が挙がっていなかったこともあり不明確でした。そのため、ご健在の方も含めてどういうものが一番望ましいのかを次回までに検討しなければならないということで保留になったというご説明を前回までにさせていただきました。基準というのは資料3でお示ししたように狛江市表彰条例施行規則にありますが、これに沿って審査をするには更に客観的な審査ができないということで保留になったとご理解いただきたいと思います。

(榊原委員長)

 その審査をする会での話の最後は保留で終わっていますか。

(事務局)

 そのようになっています。

(榊原委員長)

 つまり、このままだと来年度においても保留のままかもしれないということですね。

(事務局)

 資料3にも記載していますが、その基準を作成して来年度の審査会に臨みたいということを担当課も申しておりますので、皆様方にも案を出していただいて参考意見とさせていただけるものがあれば、事務局にご意見をいただき担当課に挙げさせていただきます。

(榊原委員長)

 では来年度の審査会までに基準ができるという想定のもとに、皆で考えるべきものですね。

(事務局)

 はい。

(榊原委員長)

 その前提がないとあまりにも残念なことになります。それでは改めまして資料3をご覧いただきたいのですが、狛江市表彰条例第4条第7号では、市民功労表彰は「文化及びスポーツの分野で業績が顕著で市民に広く敬愛され、市の名を高めた者」とあります。その下に狛江市表彰条例施行規則別表で規定されているものが記載されています。これを見ると基準はしっかりあるように思います。

(事務局)

 例えば資料3の<基準>3は顕著に分かりやすいと思います。全国大会優勝や、「準ずる成績」といえば準優勝だろうというところが明確ですし、世界大会に参加というのも分かりやすいです。おそらくこれはスポーツであったり、音楽であってもコンクールということなのでしょうけれど、ご推薦いただいた方を含めてお考えいただきたいのですが、何をもって判断するというところが審査会のなかでも、これならいいというところが客観的に確認できなかったというところが再三申し上げたように保留となった要因です。資料3の「経過」というところに記していますが、「市の名を高めた」と分かるような基準を、ここは音楽の街の構想推進委員会ですので、音楽の分野でいえばこういったものを受章しているですとか、例えばどこかの劇場で公演したなど、音楽に精通している皆様からご意見をいただければ、参考とさせていただけるのではないかというところです。資料3の<基準>に在籍期間15年以上と記してありますが、これはいわゆる公職を15年以上ということになるので、数字で判断できるものや世界大会というような一目瞭然のもの以外のところでも、文化芸術に対しての功労をした方がいいという当初のお話の中からここまできましたが、実際に表彰させていただくにあたって、より客観的な基準が審査会では明確にできなかったというところです。

(榊原委員長)

 資料3の「経過」に秘書広報室からの意見として「市の名を高めた」というところが難しいところであるとあります。例えば<基準>3には「文化及びスポーツの分野の大会において、優秀な成績を収め、市の名を高めた者」とありますが、「世界大会に参加し、成績優秀な者」がいきなり市の名を高めるということは、何をすると市の名が高まるのでしょうね。

(事務局)

 おそらくですが、過去において中々そのような事例がなかったのではないかと思います。例えば狛江二中のダブルダッチの生徒が世界大会に出場したという話がありましたが、私の知る範囲では世界と名がつくのは、文化スポーツ芸術の中でもその件だけだったと思います。世界大会というのであれば、市民にも表彰するに相応しいと受け入れられるだろうと、当時されたのだと思います。ですからこれまでの文化芸術分野では公職においての在職年数が15年以上であれば表彰させていただいていたというところで、公ではなく文化芸術活動をされている方々をどのように表彰させていただくかというところは、ここで初めて出てきたのではないかと思っています。ですからそれが元々審査対象外とするのではなく、どのように判断してよいかというところが明確にならなかったということで保留という結論でした。

(榊原委員長)

 そう聞くと、今規定している<基準>は根本からおかしいと思います。公職15年以上としていて何をしたら1から3までのものを達成できるかということです。確かに世界大会で例えば「狛江二中」という名が出れば、「狛江」とつくので市の名を高めたことになりますが、市の名前をいうのはそういう意味ではないのですよね。

(事務局)

 条例や施行規則でいえば、あまり限定しすぎても、そこに漏れてしまうと一切該当しないということになりかねないので、ある程度幅を持たせて柔軟に対応できるような性質はあろうかと思います。この条例や規則を制定した当時から現在に至るまでに、ここの客観的な基準に該当しない方の推薦というのがおそらくそれぞれの主管課からは出てこなかったのであろうということだと思います。

(稲浦委員)

 狛江四中の合唱部は全国大会で優勝しましたが、表彰されていないですね。

(事務局)

 四中は確かに全国大会で優勝しましたね。

(木津委員)

 学校でしたら「狛江」という冠がついていますので「市の名を高めた」という点では分かりやすいと思いますが、例えば個人や「狛江」とつかない団体が、全国大会優勝や世界大会に参加した場合、その方が狛江出身と公になるかどうかは別の話なので、返って「市の名を高めた」という部分が様々なことを検討するのに邪魔をしているのではないかとさえ思います。また逆にいえば、コンクールで優秀な成績を収めたから表彰されるというのもどうかと思います。例えば狛江市出身のオリンピック選手が金メダルを獲ったら、すぐさま表彰されると思いますし、高めたかどうかは関係ないのではないかと思います。

(榊原委員長)

 おっしゃることはよく分かりますが、それを言ってしまうと堂々巡りになってしまいます。結局この条例を変えることに声を上げていかなければならないので、それをやっているとどんどん先送りになってしまいます。それももちろん大事ですが、資料3の一番下に書いてあるように、客観的にも「市の名を高めた」と分かるような基準があれば参考にさせていただきたいとありますので、それを具体的にここで挙げていった方がいいのではないかと考えます。「客観的」といわれるのが難しいのですが、例えば何かの賞をとって新聞に名前が載ったときに「(狛江市)」と掲載されるような報道も含まれると思います。表彰条例第4条第7号には「市民に広く敬愛され」とありますが、誰もが知っている人となれば、周りの人がその人と話をする都度、市の名を広めてくれるということになると思います。

(木津委員)

 今榊原委員長がおっしゃったような報道というのは、ひとつの客観的な指標ではないかと思います。例えば新聞記事を審査会の資料として提出するというのも一つだと思います。

(榊原委員長)

 でもそうなると、「狛江」という文字が印刷されていないといけないのかという話になってしまいます。「市の名を高める」というのは市の名前が出るということなのか、どうなのでしょうか。その人に功労賞をあげることで市の名を高めてもらうことになるのに、市の名を高めたかどうか分からないからあげられないというのは、おかしな話だと思います。今報道という意見がありましたが、このような基準ではどうかと、どんどんこちらから提案していかないと同じことになってしまうという懸念があります。功労表彰を誰が受けるかという問題ではなくて、どこかに突破口を開いていかないと、様々な分野で活躍されている方や国際大会などで優秀な成績を収めた方などの基準をこれから作っていかないと、誰も表彰される機会がなくなってしまいます。それはおかしいので、どうにか突破する方法がないかということです。客観的というのは難しいところですが、ご意見があれば出していただきたいと思います。

(白井委員)

 当初この規定をつくった際に、どのような考え方のもとに「市の名を高めた」という文言を加えたのかという確認はできませんか。

(事務局)

 それは難しいと思います。たとえ今この条例をつくったとしても若干の表現の違いはあったとしても、同じような内容になると思います。やはり狛江市として表彰させていただくにあたっては、何かそのような文言は出てくると思います。

(榊原委員長)

 それでも「市の名」といわなければ、まだよかったと思います。「市の文化的価値」、「市の価値」とすれば、何ら問題はなかったのが、「市の名」と書くと名前でないといけないような気がしてしまいます。でもこの名前というもの自体は現在の考え方からすればイコール価値ではないのかというのは客観的ではないでしょうか。

(事務局)

 先ほど榊原委員長が皆様に求めていただいたように、構想推進委員会としては音楽部門で考えていただきたいのですが、例えばこのような賞を獲った人が音楽に携わる方にとってこれだけの価値があるということを、教えていただけると大変助かります。市民に対しても説明なり理解を求める場合にも、客観的という言い方をしていますが、教えていただくことで担当課にも参考にしてもらうことができるのではないかと思っております。地域活性課も推薦するにあたって推薦書に添付資料も提出していますが、それが果たして音楽に精通する方々に理解がされるものなのかどうかは、主管課でも知識不足の部分もございますので、そういった基準になり得るであろうものを教えていただきたいと思います。

(稲浦委員)

 狛江市技能及び農業功労者表彰要綱では「市の名を高めた者」という要件はありませんよね。

(事務局)

 おっしゃるとおり、農業では「農業及び永く同一の職業に従事し、すぐれた技能を有する者」とまでしか規定されていません。表彰条例第4条では、それぞれの分野において規定のされ方が異なっています。

(榊原委員長)

 文化のところだけハードルが上がっていますね。縛ってしまうこの基準がとても歯痒いですね。

(橋本副委員長)

 表彰審査会というのは行政の内部だけで組織されていて、外部有識者は入っていないわけですね。

(事務局)

 はい。

(橋本副委員長)

 ひとつ抜本的に外部有識者を入れた委員会のようなものがあるとまた違ってくると思います。

(事務局)

 以前、榊原委員長がおっしゃっていましたが、第三者機関などを設けて、そこに審査をお願いするということも今後の可能性としてはあるかもしれません。やはり私たち行政職員が文化芸術分野を表彰するにあたって、私個人の問題としてもなかなか知識はありませんので、勉強もしなければなりませんが、教えていただくことでより理解ができると思います。

(榊原委員長)

 もし秘書広報室が「客観的」なものを求めているのだとすれば、客観的に見ることができる外部の有識者を審査会に入れることが、最も審査がしやすくなる方法だと思います。それか簡単に入れられず、内部で審査をするという規則があるのですか。

(事務局)

 狛江市表彰条例第6条で審査会をおくことが定められており、狛江市表彰条例施行規則第8条で審査会を組織する委員が定められております。そのメンバーは副市長、教育長、企画財政部長、総務部長となっています。ただし、会長である副市長が必要と認めたときは、臨時に委員を置くことができるという規定があります。例えば今のように具体的に提案していただければ、可能性として第三者を入れることはできるかもしれません。ただこれは「できる規定」であり、やらなければならないものでもありません。

(榊原委員長)

 その臨時の委員に関しては、どのような人が望ましいということは定められているのですか。

(事務局)

 いえ、そこまでは定められていません。ただ、審査会の会長及び委員は、自己又は父母、祖父母、配偶者、子若しくは兄弟姉妹の表彰に関する議事に参与することはできないという規定はあります。先ほどもお話ししましたように、限定しすぎてしまうと少しでも外れると対象外となってしまうため、例規の表現はこのようになっています。ですから、第三者という言い方が正しいか分かりませんが、そのような方に意見を求めてはどうかという提案を構想推進委員会からしていけば、秘書広報室で参考にしていただけるということはあろうかと思います。

(榊原委員長)

 もしそのような提案をするのであれば、その方が基準を判断するに相応しい資料をきちんと提出することが大事ですね。

(事務局)

 おそらくその臨時の委員は誰がいいのか、ということがまた難しいでしょう。いわゆる宛て職で決まっていればいいのですが、なぜその人が委員なのかを問われたときには、広く理解をされる方でないと難しいところでしょう。市として何かをやるときに、様々なご意見をいただいて真摯に受け止めながらも、なるべく多くの方のご理解をいただいて進めていくということが基本です。そのあたりはどうしても慎重になる部分だと思います。

(榊原委員長)

 でも今、おかげでいいアイデアを出すきっかけになったような気がします。このような審査の仕方はどうかということを提案すればいいわけです。価値の基準のつけ方が分からないというのは、要するに単純な数字では出ないものなので、そこを数値化してみるというのもいいかもしれません。5つの判断をポイント制にするというのもいいかもしれません。例えば国際性、地元への貢献度、知名度などポイント制にしてはどうかなど、公平性を保てるような提案をしないと、保留のまま終わってしまう可能性もあります。

(事務局)

 その可能性は否定はできないところではあります。

(榊原委員長)

 でも秘書広報室は、基準の作成を予定していることは確かなのですよね。担当はそこですよね。

(事務局)

 担当は秘書広報室です。ですから私たち地域活性課としては、表彰審査会の事務局である秘書広報室が、よりスムーズに進行できるような明確なものを出していきたいところです。そのためには榊原委員長からもありましたが、構想推進委員会から参考となるようなご提案をいただけるとありがたいと考えています。

(木津委員)

 予定は未定ということはありませんか。

(事務局)

 主管課ではないので何ともいえないところではあります。先ほど申し上げたように、審査会としても広く理解されるという部分が最も必要なところだと思います。ですから拙速にというのは避けたいところだと思います。そのためにも具体的な、このような視点はどうかという提案を数多く投げかけた方が参考としていただけるのではないかと思います。ですので、例えば構想推進委員会の平成25年度の報告書ではそこまで細かくなくてもいいと思います。報告書の提出後にご意見をいただいても結構ですので、報告書の中に限定して細かく列挙しなくても方向性をより明確に出していただければ、あとは参考として意見を出していただければいいと思います。

(榊原委員長)

 資料3には平成26年10月までに作成予定と書いていますので、夏頃までにはアイデアが欲しいということですよね。

(事務局)

 早ければ早いほど担当課としてもより整理しやすいと思います。

(榊原委員長)

 引き続き皆様のご意見とアイデアをお待ちして、これは継続ということでよろしいですか。

 

(一同、承認)

 

(榊原委員長)

 さて、それでは次の審議事項「(3)「音楽の街-狛江」構想の再構築について」に進みます。これは今年度のメインタイトルで進んできました。資料4をご覧ください。こちらは今まで出た意見を含めて事務局で作成していただいたものです。端から読む必要はないと思いますのでざっと確認していきますが、2ページからはこれまでのアプローチ1から5の現状と推進状況を書いています。ただ3ページの「○その他」の最後の段落に、今年度取り組んだ事業が加えられています。次の4ページには何度も目にしていますが、指数表として今までのアプローチを数値化したものが書いてあります。大事なのはその先ですので、5ページから見ていきたいと思います。前回まで貴重な皆様からのご意見やアイデアがありまして、今ここまで話が進んでいるということをまとめています。「目的」「目的を達成するための3つのアプローチ+1」とありますが、前回まではプラス1の部分を「交流」や「情報発信」という意味合いで、どのように代表的な言葉で表せばいいかということが論議されていましたが、今「音楽で交流する」という言葉でまとめていただいています。次の6ページからは3つのアプローチ+1について具体的に記しています。この再構築については、音楽による街づくりを目標とするためにどうするのかということで書いているものです。ですから主語がどこであるかが大事なことなので、そのような視点でこれをみていくと、アプローチ1は市民が音楽を聴く機会、触れられる機会をつくっていくということが書いてあります。現状ですと音楽の街の実質的な実行組織が事業団の中にあります。具体的にエコルマホールという言葉も出てきますが、あるところでは具体的な言葉を出していかなくてはならないところもありますし、あまり断定的に狭義になってしまうようなことは出さない言葉もあると思いますので、その辺りは皆様のご意見も伺いたいところです。これはまだ案で進んでいるものですので、加筆・削除をしてまとめながら進めていきたいと思います。並行して見ていった方がいいと思いますので、ひとまず進めていきます。7ページはアプローチ2で「音楽を演奏する」としています。ここも書き方や改行を含めてまだ精査するところがあると思います。ここも皆様にご意見をいただきたいと思いますが、私が先ほど事前打ち合わせで指摘したところを申し上げますと、「◇気軽に音楽を演奏、楽しむための環境整備」にフィギャーノートのことが書いてあります。フィギャーノートの言葉の説明をすると、障がいのある方、音楽をやったことのない方や後期高齢者などの方々が、音楽を身近に感じるための楽譜に代わるものです。今実験的にこの事業を進めていますが、これを具体的に書くことが相応しいかどうか少し疑問がありますので、この言葉自体は割愛した方がいいのではないかという意見をいたしました。同じようにその下に「多目的ホールでの、合唱のワークショップ等開催」とありますが、これもあまりにも狭いと思います。特定の場所と断定的なジャンルが書いてありますので、これも増やす、もしくはまとめるよう工夫をした方がいいのではないかという意見もさせていただきました。そもそも「気軽に音楽を演奏、楽しむための環境整備」が、もしこの下の2つのことを言っているのであれば、どういう方を対象としているかという表現にした方がいいかもしれません。これは抜けている箇所があるのではないかという指摘ですが、今私が気付いた範囲で申したものです。並行していきますので、次の8ページをご覧ください。これまで5つのアプローチを基に行ってきた音楽の街づくりの中では、「音楽を聴く」、「音楽を演奏する」という自主的な事業は色々な意味で進んでいて達成感のある、また評価できるというのが、今までの大半の評価だと思います。実際に、昨年またその前から新しい取組みを始めています。例えば校歌収録事業や、17時のチャイムを「水と緑のまち」に変えることも行っています。これらは「音楽を聴く」「音楽を演奏する」ではなくて、音楽の多面的な利用という範囲なので、この部分は新しい取組みだと思います。このアプローチ3以降はそのようなところが多分に入ってくるので、そのあたりも含めて皆様にも見ていただきたいと思います。そのような分野も皆様からの意見を反映したかたちでここに記載しています。そぐわない箇所等があればご指摘いただきたいと思います。9ページの「音楽で交流する」は、情報発信など相互通行するコミュニケーションも含めて、このような内容で記述してはどうかという案です。少し足早に進めましたが、プラス1も含めた4つのカテゴリーについて、加筆・修正等ご意見をいただきたいところです。最終的には3月に今年度最後の構想推進委員会がございます。その上で平成25年度の報告書を提出いたします。その時までにこれを全て決定することが大事ですので、この資料をご覧になって間もないので、感じることや気になる点がありましたら、メールなどで事務局まで指摘をいただきたいと思います。何か今気付いたところでご意見はありますでしょうか。

(稲浦委員)

 先日気付いたのですが、狛江市のごみ袋に30万円の掲載料で30万セットに広告が掲載できるようです。音楽の街を広く知らせたいのであれば非常にいい方法だと思いました。30万円で全市民に目にしていただけることになります。そこによくあるように「音楽の街、検索」と載せることで全然知らない人にも見ていただけて効果が期待できると思います。

(榊原委員長)

 ごみ袋への広告掲載という事業があるのですか。

(稲浦委員)

 先日の広報で募集がありました。

(事務局)

 詳細は把握しておりませんが、有料広告は高額です。私どもが所管しているもので言えば、狛江市民活動・生活情報誌「わっこ」がありますが、同じくらいの広告スペースで1回6万円です。ですから30万円という数字からするとそんなに目立たないものなのかもしれません。

(木津委員)

 1月15日号に「一般廃棄物指定収集袋紙帯へ掲載する広告を募集します」と載っていますね。

(榊原委員長)

 どのくらいの掲載スペースがありますか。

(木津委員)

 ごみ袋の容量によって大きさは違うようです。

(事務局)

 市の有料広告物に指定管理料を使うことは不可能です。

(木津委員)

 そうするとこの話は物理的に不可能ということですね。

(事務局)

 そうなります。いいアイデアをいただいたと思いますが、市の歳入になるのに、市の税金を充てるということはありません。

(木津委員)

 指定管理料を使って広告するのは不可能ですが、有志として「応援しています」のようなキャッチコピーでお金を出し合う分にはいいということですね。

(事務局)

 それを止めるものではありません。

(木津委員)

 お金の出どころが違うので、通るかどうか別としても申請することはできるということですね。

(事務局)

 勧めるわけではありませんが、それはできると思います。

(榊原委員長)

 先ほどの話に戻りますが、8ページのアプローチ3ですが、以前木津委員からいただいたご意見を反映させた部分でもありますが、この書き方がよくないのではないかというように思う部分があります。初めの2行目から3行目にかけて「邦楽の活動が盛んである狛江の特色を活かした、指導者に対する音楽教育の充実を図ります。」とあります。要するに邦楽が盛んな狛江でしたら洋楽のみならず邦楽に対して、より高度な知識を得るような講習会もできるということだと思います。「指導者に対する音楽教育」となると、指導者は既に専門教育を受けた人なので、それに対する音楽教育の充実は、相応しくない表現ですので、もう少し言い方を変えた方がいいと思います。

(木津委員)

 バックアップとかフォローなどの言い回しでしょうか。

(榊原委員長)

 それもありますが、これも一例なので、ここまで具体的に書いていいのかというところです。ただ、狛江市の特色でもある邦楽の充実というところは大事だと思います。またその下の文に、「狛江らしい音楽と言える狛江出身の音楽家や校歌等を評価・保存し、後世へと伝えていく事業も行っていきます。」とありますが、狛江出身の音楽家や校歌等は狛江らしい音楽なのかという疑問があります。「狛江らしい音楽と言える」を削除した方が、また「評価」も「称え」という言葉に置き換えることもできます。要するに著作物も含めた無形文化の保存を推進していきましょうということだと思います。「◇生涯学習としての取組」のところも「アートサロンを活用し」とこれも狭義になっています。せめて「等」を入れた方がいいと思います。中身をみるとこのようなことを言っていると分かりますが、アプローチを説明する文章と合っていないので、このあたりは整理が必要かと思います。

(木津委員)

 「◇狛江文化の保存・継承・発掘」の「・地域の知的財産として狛江独自の音楽の保存・継承」とありますが、狛江独自の音楽とはいわゆる校歌のことを指しているのでしょうか。それとも古くから伝わるような音楽なのでしょうか。

(榊原委員長)

 この表現だと一般的には伝統芸能を指しますよね。

(木津委員)

 もう少し違う表現の方が、より誤解がないように思います。

(事務局)

 ここには校歌も、お囃子なども両方含んでいますので、分けた方がよろしいですか。

(榊原委員長)

 分けた方がいいと思います。やはり民間で行っているものと公共文化とは別の方がいいと思います。

(事務局)

 わかりました。

(榊原委員長)

 知的財産としての伝統芸能やお囃子があるのかというと、具体的にいうとほとんどありませんよね。

(事務局)

 お囃子でいえば、昔でいう字ごとにお囃子はあります。市民まつりでも発表しています。

(榊原委員長)

 それはお囃子の型ですよね。つまりやる現象があるにしても、そこで発祥した独自のリズム、古くから伝承される特別なものがあると、ここに書いているものに当てはまるのだと思います。

(稲浦委員)

 確か私の記憶では世田谷がルーツだったと思います。

(事務局)

 文化財担当に確認してみます。

(榊原委員長)

 私の知る限り狛江で発祥して狛江で継承している地域独自のものとなると、ほぼありません。あとから作ったものがあるにしても、伝統芸能ということになるとそれは含まないことになります。ですから、そこまで厳密にいう必要があるのか、もしくは芸能としての一般的なものを指しながら、このようなものも保存することを含めるのか、書き方によって変わってきます。

 この「3つのアプローチ+1」のプラス1のところは、このような方向性で問題はありませんか。5ページのアプローチイメージ図は少し曖昧なような気がします。アプローチという言葉はどうでしょうか。私は以前の稲浦委員のお話を聞いてから引っかかっていました。初めは何もなく、進む道もなかったため、アプローチという言葉でよかったのですが、再構築も含めて今ある程度道が開かれたものに対して「アプローチ」という言葉が相応しいのかまだ引っかかるところではあります。特に耳障りがなければいいのかもしれません。

(稲浦委員)

 「目的」としっかり書かれていて、その下に「アプローチ」を掲げるのであれば問題ないと思います。現行の構想は目的が明記されておらず、アプローチから始まっていたので違和感がありました。

(榊原委員長)

 目的と3つのアプローチ+1は、いつもセットで記述されるということですか。もう少し見栄えがよくならないでしょうか。「目的を達成するための3つのアプローチ+1」は今までの案のそのままの表現になっています。アプローチという言葉を何度も使わなくてもいいと思います。説明がくどいよりも、格好いいキャッチコピーの方がいいような気がします。「アプローチイメージ図」もその言葉でいきますか。

(事務局)

 「イメージ図」の方がいいでしょうか。

(榊原委員長)

 このままだとすべて案のままのような気がしてしまいます。「アプローチイメージ図」は何が空想で何が現実なのか目的なのか手中にあるのか、これでは分かりません。このような言葉は指摘しないとそのまま残っていくので、この機会にどう直すかは別として指摘をしていかないといけないと思います。

(事務局)

 是非していただきたいと思います。

(榊原委員長)

 例えばアプローチデザインなど、もう少し斬新に強い言葉で言い切ってしまった方がいいと思います。「手段」というのはどこから出てきたのですか。

(木津委員)

 アプローチを手段という意味で捉えているという解釈ですよね。

(榊原委員長)

 そうするとこれは要りませんよね。なるべく簡素にした方がいいと思います。

(稲浦委員)

 私だったら8割方削ってしまいます。

(榊原委員長)

 どこを削りますか。

(稲浦委員)

 「音楽を通じて心豊かな狛江を育み、魅力ある街づくりに寄与する」という一行があって、ただし「目的」という言葉は使いません。「聴く」、「演奏する」、「知る」という言葉があって、あとは全て消してしまいます。

(事務局)

 アプローチ1、2、3という言葉も使いませんか。

(稲浦委員)

 使いません。目的の一文をアーチ型にして、地球の上に冠があるようなイメージです。

(榊原委員長)

 要するにデザインをしてしまって、上に書いてあることを重複させない方がいいということですね。目的とアプローチ+1は箇条書きで、それに対して下はイメージで、逆にいうとイメージと箇条書きを一緒にしたデザインで作ってしまった方がいいということですね。行政として説明が必要であるならば、この図を先に見せてしまって、その下に説明として目的などを書いた方がいいかもしれませんね。

(木津委員)

 これを誰に見せるかによって書き方が変わると思います。市民向けでしたらガイドブックのようにビジュアルを重視して文字が少ない方がいいかもしれません。内部のものだと説明があった方が望ましいと思います。

(榊原委員長)

 でもこの図のあとには、先ほどもご覧いただいた6ページからの説明書きはつきますよね。ですからそんなに行政向けに箇条書きにする必要はないですよね。まずビジュアルで分かりやすくした方がいいと思います。このページを上から読んでいくと何度も何度も同じことを言っているような気がします。

(稲浦委員)

 この目的ですが、私たち委員や市役所の立場の言葉になっています。この言葉遣いでは、主語は私たち委員というように受け取れます。委員が何をしますというものではないと思います。狛江市には「暮らしの便利帳」がありますよね。その初めの方に「狛江市ガイド」として音楽の街の紹介もされています。そこにこの目的が掲載されることは、私には違和感があります。もしこの言葉がそのまま掲載されると、誰か一部の人たちだけが行っているというように感じられます。

(事務局)

 これは最終的には行政の事業ですので、狛江市という行政が音楽を通じてこのようなことを行うというものだと思っています。その「音楽の街-狛江」という事業を何のためにどういう目的でどのようなことを行っていくのかというところが、この構想です。ですからこの事業の目的という捉え方を、書き方としてもせざるを得ないと思っています。構想推進委員会も、「音楽の街-狛江」という事業をどのように進めていくのかということがあって、今回で言えばこれまでの構想を6年間という月日が経って状況も変わってきたことに伴い、評価もしながら新しいものにバージョンアップさせようというのが今回の再構築という形です。そもそも構想自体は狛江市が音楽の街事業をどのように進めていくかというガイドラインのような意味合いのはずです。この目的自体は行政が事業を進めるための目的というように解釈していただいた方がいいと思います。

(稲浦委員)

 分かりました。それではこの構想と「暮らしの便利帳」に載せる文言は別のものにしていただきたいと思います。

(榊原委員長)

 この構想の主語は、市民ではなく音楽の街に携わり事業を進める人たちということです。そうするとこの構想の6ページの「音楽を聴く」をみても、「開催」という言葉がありますが、開催することで聴く機会をつくるという意味合いで、主語は一人ひとりの市民ではなく、それに携わる構想を進める人たちの一つの基準ということです。ですから稲浦委員がおっしゃるように、市民の皆様に一緒にやりましょうと呼びかけるときには、勿論表現を変える必要はあると思います。つまり分かりやすく「聴く」「演奏する」「知る」「交流する」としたために、何となく市民の目線のように混在してしまいますが、それは実施する側が分かりやすく簡略化しただけであって、主語は行政や音楽に携わる関係者というところは根本としてあるということです。そのような目線でみていかないと話が変わってきてしまいます。

(稲浦委員)

 わかりました。それでは今考えている構想の文言と、「暮らしの便利帳」やホームページに掲載される文言とは別に考えていただきたいと思います。

(榊原委員長)

 今も「暮らしの便利帳」に掲載されているのですか。

(事務局)

 初めの方のページに掲載されています。

(稲浦委員)

 私たちの知らないところで掲載されています。

(榊原委員長)

 これはある意味で行政の決意みたいなものですので、そのように載ってしまう面はあると思います。市民の皆様に一緒に推進しましょうと呼びかける場合は違う載せ方をしなければならないと思います。もしそれを変えるのであれば根本から変えなければならないところが沢山出てきてしまいます。

(高田委員)

 「暮らしの便利帳」など実際に紹介されているところは、主婦の方たちなどが目にしていることが多いと思います。これだけの紙面があるとすれば、冒頭のところを市民向けに「~しましょう」という投げかけがあって、そのために行政としてこのようなことに取組むという構成になってもいいと思います。見る側に対してどのような文章で分かりやすくするかもセンスだと思いますので、崩してはいけないところはそのままに、呼びかけるところはキャッチフレーズを取り入れて、そのような構成がいいのではないかと思います。

(事務局)

 今高田委員がおっしゃったように、ある程度の文言は何に掲載するかによって当然変えています。この構想自体は、構想推進委員会のひとつの結論として最終的には市の意思決定が必要にはなりますが作っていくものなので、行政としての書き方になると思います。これをベースに、どこに掲載するかによってその文言を変えさせていただくのは、行政として対応させていただきます。

(榊原委員長)

 6ページ以降のアプローチの説明も書き方を気をつけないと、とても分かりやすい言葉にした分、主語が市民にも実施主体にもどちらにも取れると思います。

(事務局)

 先ほどもお話がありましたが、書き方によって誤解があるとよくありませんので、そういったことも含めて細かい部分のご指摘もいただきたいと思います。まだ精査はしておりませんので、皆様方のご意見をいただいて最終的に文言整理は行政として手を入れる部分はあるかもしれませんが、今お気づきの点で誤解を招くようなところがあれば是非ご意見としていただきたいと思います。ここに至るまでは議論を重ねていただいて、かなり簡略化して分かりやすくするというところまで表現できたと思いますが、榊原委員長がおっしゃったように逆に分かりやすくしたことで、どちらとも解釈できる表現だとするならそこは気をつけないといけないと思います。

(榊原委員長)

 これまでの5つのアプローチが堅くて細かい印象があったので簡素にしたことはいいと思いますし、その意見を戻す必要はありませんが、「聴く」「演奏する」「知る」は、能動的な言い方ですのでタイトルはいいとしても内容の説明を箇条書きしないと、勘違いされないというところは重要だと思います。

(事務局)

 そうするとアプローチ1からプラス1までの説明の箇所を誤解のないような表現にしなければなりませんね。

(榊原委員長)

 「音楽を聴く」とすると、おかしいですね。聴くは動詞なので誰を指しているのかが分かりません。「聴く機会の提供」「演奏する場の提供」という書き方でないとおかしいですね。

(事務局)

 「開催する」というように言い切る形のほうがよろしいですか。

(榊原委員長)

 言い切るか、誘う言い方のほうがいいのかは別としても、誰が言っているのか、主語がどこにあるのかというところを明確にしないと、アプローチイメージ図があまりにも簡略化しているものですので、そこを気をつけないと主語がどちらにもとれてしまいますので、誤解を招かないような表現にしなければならないということです。

(事務局)

 アプローチ自体の文言がそのままにしても、その下の説明書きで市や指定管理者である事業団が主体であることをもっと出した方がいいということですね。

(榊原委員長)

 そうですね。聴く場を提供する、知る機会を増やすなどの説明をしっかりとしていかなくてはならないということです。ビジュアル的なイメージ図はこの動詞でいいと思いますが、そこの部分は丁寧に補足をしておかないと、今の状態では言葉の重複はしていても勘違いされやすい重複がそのままになっています。その考えに沿ってその次の箇条書きも訂正が必要だと思います。今だと何となく軸がぶれてしまいそうな危険があります。当事者だけでこれをみているとそうは感じないかもしれませんが、考えてみれば見る人によって勘違いしてしまいそうです。

(渡辺委員)

 「聴く」や「知る」は市民ですが、「演奏する」となると演奏家というのもありますし、一番下にかかれている「気軽に音楽を演奏、楽しむための環境整備」となると、市民自身が主語となってフィギャーノートなどを使って演奏するということになりますよね。

(榊原委員長)

 これも実施主体が環境を整備するということなのですが、書き方としてどちらにも受け取れて勘違いされてしまいます。こちらに関しては障がいのある方や、老若男女問わず全ての人に気軽に音楽を演奏してもらうための整備をすることを考えているということなのですが、この表現だと全く違う受け取り方をしてしまいます。

(渡辺委員)

 先日行われた「ふらっとエコルマオープンハウス」のように、みんなで一緒に楽しむようなワークショップもこれにあたりますよね。

(榊原委員長)

 そのような演奏する機会を提供しますということなので、「演奏する」という大きなタイトルはいいのですが、その説明だけはきちんとしておかないと、どちらにも受け取れてしまいます。

(事務局)

 今いただきましたご意見を踏まえて、文言整理は事務局でやらせていただき、なるべく早い段階で皆様にお示しして、ご意見をいただき、次の委員会には皆様の合意が得られている状況として最終確認をしていただくという流れでよろしいですか。

(榊原委員長)

 今のお話の中で特に異論がなければ、あとは事務局の方でこちらの意見をそのままご理解をいただいていれば問題はないと思います。

(事務局)

 次回の委員会でいきなり提出するのも齟齬があるといけませんので、なるべく事前にご覧いただいて何かご意見があればいただいて、委員会の場で最終確認をしていただきたいと思います。

(榊原委員長)

 そのようなことで、これはまだ継続していくものですので、また気付いたことがありましたらご意見とご提案をメールでも直接でも宜しくお願いいたします。少し読み込まないと難しいところがありますので、事前にお渡しいただきたいと思います。

(稲浦委員)

 先ほどの掲載場所によって文言を変えるというお話ですが、その文言をチェックしたいのですが、今度の3月で任期は終わってしまうので難しいでしょうか。

(榊原委員長)

 チェックするというのは、市民目線でもチェックできると思います。ここはおかしいと思うという意見は委員を離れたとしてもできます。もしそれを事前にチェックしたいというのは難しいと思います。

(高田委員)

 それはメディアによって表現も異なるでしょうから、それを今から予測して何パターンも用意しておくのは難しいでしょう。

(榊原委員長)

 そこは担当課が責任を持ってやっているのでしょうから、基本に沿ってアレンジをするというところはお任せしてしまっていいのではないでしょうか。ただ、このときはこのようにしてほしいという提案としては可能だと思います。その都度のことを今から決めておくというのは難しいと思います。

(事務局)

 高田委員のおっしゃったように、掲載するものによってスペースや字数に制限があります。「暮らしの便利帳」以外のものも当然あり得るわけですので、「音楽の街-狛江」構想を掲載するものによってどのような表現をするかについては、行政に任せていただきたいと思います。榊原委員長がおっしゃった気を付けてほしいというところのご意見は、次回の構想推進委員会にでもいただければ、それを踏まえて日々の業務の中で活かすことはできますが、パターンとして示すことは困難です。

(稲浦委員)

 技術的な意味で困難だということは分かりますが、特に「暮らしの便利帳」は何万部も印刷して全世帯に配って何年間か利用するもので、一度載せてしまうと訂正もできないでしょうし、これはどうにかしたいと思います。

(事務局)

 「暮らしの便利帳」で言えば定期的に作成しているものではないので、何とも申し上げられない部分はありますが、構想推進委員会の中で公認されて最終的には市の決定をされる構想について、文言を変えるという話ではありません。例えば「暮らしの便利帳」でも挿絵や字体はその時々変えたりしておりますが、基本的には構想そのものを掲載しております。

(稲浦委員)

 私が申し上げたいのは、「~しよう」という呼びかけの立場で記載するのか、「~します」という宣言する形で書くのかということです。

(事務局)

 先ほども申し上げましたが、音楽の街としての目的は行政として推進していくものですので、「~します」という宣言になる場合もあると思います。

(高田委員)

 宣言で書くのではなく、市民の方にこのような取組みで街づくりをしましょうという問いかけがあって、そのために行政がこのようなことをするということが後に入る見せ方がいいということだと思います。

(榊原委員長)

 現行も5つのアプローチで推進していますが、出し方としては今もそうしていますよね。市では音楽による街づくりを進めています、みなさんで音楽で街づくりをしましょうというような呼びかけがあって、行政としてはこのような姿勢ですという出し方はしていますよね。

(高田委員)

 構成やレイアウトというよりは、市民にも音楽による街づくりに参加してほしいというリード文があって、その後に行政としての主旨を入れる方が、見る方にも易しいですし、私もどちらかというとその方がいいと思います。

(榊原委員長)

 ただ、どう考えてもトップタイトルに目標の「寄与する」という言葉は出てこないでしょう。

(稲浦委員)

 それは分からないですよ。今でさえそのまま掲載されています。

(榊原委員長)

 「暮らしの便利帳」だけ取り上げればそうかもしれませんが、他のもので段階を経てつくったものであれば、全てがそういうわけではないと思います。

(稲浦委員)

 私は一度各家庭に配布されてしまえば、何年もその状態であるから申し上げています。例えば毎回の駅前ライブのチラシを地域活性課が作成するのであれば、それは直していけるのでいいですが、「暮らしの便利帳」は数年間変わることがありません。

(榊原委員長)

 稲浦委員がおっしゃっていることは、構想推進委員の皆様も同じ気持ちだと思います。でも今そのことを決めるわけにもいきませんし、いつ「暮らしの便利帳」が発行されるかも分かりません。担当課がこのような考えがいつの間にかなくなってしまって、このまま載せてしまうのではないかという危険があるかもしれないということをおっしゃっていますよね。

(稲浦委員)

 そうです。

(榊原委員長)

 それは皆が思うかもしれませんが、でもここで今話して言葉を決めてもそれこそ実際に掲載するときの状況で考えなければならないことだと思います。そのことを分かってほしいということと、ないがしろにしないでほしいということですよね。何万部もあって何年も皆が見るものである、それ程の重責を担った誌面という話ですよね。でもこれをそれ以上進めようと思っても難しいですよね。

(稲浦委員)

 これに私がなぜこだわっているのかというと、私は「~しよう」と書きたいのです。それに対して否定的なニュアンスのようなことをおっしゃりましたよね。

(事務局)

 構想の目的のところの主語のお話でしたので、こちらの見解を申し上げました。高田委員がおっしゃるように、どこにターゲットを絞るかによっては「~しよう」という言い回しをする方がより分かりやすいということもあるでしょうし、それはこれまでもそのようにしてきたつもりですし、今後もしていくつもりです。ただ、先ほども申し上げたとおり、いくつかサンプルを用意してこれしか使えないというようにはできませんので、それは困難ですというお話をさせていただいたとご理解いただきたいと思います。「暮らしの便利帳」では今現状でも、音楽による街づくりということで構想を策定していること、事業展開、アプローチ、音楽が溢れる街を目指して皆さん盛り上げてくださいという書き方をしておりますので、それはどのような人たちにご覧いただくかという媒体によって、今までも私たちの中ではやってきたつもりでいます。今後も是非それを忘れないでいてほしいというご意見をいただいたものだと思っておりますので、それは今後も取り組んでいきたいと思っています。ただ、先ほど申し上げたのは構想の目的としての主体は行政だと申し上げただけですので、表現の仕方、掲載の仕方については皆様からのご意見を十分踏まえて今後も取り組みます。

(稲浦委員)

 よろしくお願いいたします。

(榊原委員長)

 他にご意見がなければ、足早ですが次に進みます。資料5をご覧ください。こまえ市民大学についてですが、これは以前から生涯学習などの可能性として、市民の皆様が音楽も含めた文化面の生涯学習などを受けるチャンスはあるのかということで話が出ていました。実際にはこまえ市民大学というものが機能されているが、その中でどのような取扱いをされているのかということで事務局にまとめていただいたものです。結果だけ申し上げますと、資料中に「音楽に関わる講座」ということで四角で囲まれています。でもこれは講座というよりも、音楽を聴く機会、また楽しむ機会を設けていますが、これは直接的に音楽を学ぶような音楽講座はないということが資料からは読み取れます。平成15年度より、これまで10年程行っているようですが、音楽においては特別な連続性のあるものは設けていないのが現状だと思います。生涯学習については以前からも提言として意見がありましたし、今後再構築する構想を考えると是非このような機会をつくっていただきたいということです。これが市民大学で受け入れていただけるのであればそれが一番いいのではないかと考えていましたが、現状ですと市民大学の実施主体は教育委員会であったり、さまざまな仕組みを考えると、そこにそのような講座を設けるのは困難ではないかということもあります。今音楽の街の予算の延長を考えると、文化のランドマークとなっているエコルマホールで将来的にはできないかということが、現実的には見えてきたところです。ただ、先ほども積算資料を見ていただきましたが、現状では来年度すぐに事業とするものではありませんし、もっと言えば過去にも演奏会に付随して市民の皆様とワークショップを開催したことはありますので、それを発展してみるなど、ここから先のことは事業団を含めてエコルマ企画委員会に預けて検討していただいて進めていくものだということで事務局が調べていただいた結果が見えてきました。

 構想推進委員会はあと1回を残しておりますが、先ほどご覧いただいた平成26年度積算資料で来年度は事業が進む予定です。また来年度は事業団が第3期の指定管理者として指名を受け、平成26年度からの5年間の重責を担うことになりました。これまでは市の委託料で事業を行ってきましたが、来年度からは事業団で基本的に内容も決めることになっており、基本的には来年度の予算をベースとしてこれを5年間の状況によっては変化がありますが大幅に変わることのないように担当課の指導のもと行うことになります。ここから先はなかなか皆様の目に触れることがないのですが、健全な目で時代に合った狛江に相応しいやり方で取り組んでいくことになりますので、皆様にはご理解いただきたいと思います。加えて申し上げれば、昨年市長選の関係で11月からの任期となりましたが、今申し上げたように来年度から音楽の街の機能が事業団に移行して進めるということで、一度構想推進委員会はお休みとなるという話を先ほど聞きました。次回の第6回の会議をもって、再構築した構想を成立させて私たちの責任は一旦休もうというところです。もちろん音楽愛好者、プロ、それから市民目線としても、これからも携わっていくとしても、あとは事業団に預けていくことになります。次回の最終回は3月の上旬を予定ということでレジュメにも書いてありますが、よろしいでしょうか。具体的な日にちについては候補日を挙げた後、皆様にお返事をいただきたいと思います。

構想推進委員会は様々な分野で活躍されている方に集まっていただきましたが、今年度で7年目と、長い期間でしたがあと1回で一旦休憩ということになります。是非いい構想の仕上げと報告書と、いつも行政にも意見していくという目線でおりますので、あと僅かですが皆様よろしくお願いいたします。

 ではこれで平成25年度第5回「音楽の街-狛江」構想推進委員会会議を終わります。お疲れ様でした。