1 日時 平成26年8月23日(土曜日) 午前10時30分~午後3時
2 場所 防災センター302・303会議室
3 出席者

委員長 熊井利廣

副委員長 中川信子

委員 義山直、石黒佐和子、粟野佐代子、石田教子、松坂誠

応募法人(雲柱社)

事務局(書記)上田保育園民営化担当理事兼児童青少年課長、垣内民営化担当主査(児童青少年課)

4 欠席者 なし
5 議題

 1.議事

(1)応募法人プレゼンテーション

(2)応募法人に対するヒアリング

(3)審査 

(4)結果発表

(5)その他

6 提出資料

【資料1】狛江市立宮前保育園民営化に係る保育園及び狛江市立和泉児童館運営法人選定審査基準pdf [288KB pdfファイル] 

【資料2-1】【資料2-1】要評価項目13番について

【資料2-2】(別紙)狛江市公募法人財務状況分析評価結果

【資料3】要評価項目50番について

7 会議の結果

 

議事(1)応募法人プレゼンテーション

 

事務局より、公募結果の説明。社会福祉法人雲柱社から応募があり、8月13日(水曜日)に雲柱社が運営する保育園及び児童館の視察を全委員で行ったこと等を説明

 

事務局より、資料1、資料2、資料3を用いて審査について説明

 

社会福祉法人雲柱社によるプレゼンテーション

 

議事(2)応募法人に対するヒアリング

 

委員長:それではこれからヒアリングに移りたいと思います。

 

委員:来年度の引継保育時に重点を置くポイントを具体的に教えてください。

 

雲柱社:皆さん心配されるのは、本当にそのとおりだと思っています。まず、法人職員が各クラスに1名ずつ経験のある職員を配置して、現在の宮前保育園の先生方と共に保育ができたらと思っています。その中で様々な打合わせや会議、そういったことを許される範囲で一緒にやらせていただいて、どのようなねらいがあるのか、どういう積み上げをされてきたのか、どのような想いであるのかを学ばせていただきたいと思っています。 

 私たちももちろん一人ひとりの子どもを大切にしていきたい、尊重していきたいという想いもありますし、それぞれの保育園で培ってきたものもありますから、より良く保護者や子どものために必要と思うことがもしあった場合は、三者協議会等で色々相談をさせていただいて、積み上げていけたら良いかなと考えています。

 

委員:雲柱社は食育も力を入れてくださっているようですが、宮前保育園の給食も手作りの温かい給食で、ダシの味を大切に鰹とか豚骨とかからダシを手作りしているのですが、今後の保育園ではどうですか。

 

雲柱社:虹のひかり保育園の例で申し上げますと、もちろんダシは本物を使っておりますし、子どもたちにこのダシの違い分かる?ってこのあいだダシ教室みたいなことをしました。ダシも大切にしていきますし、食材の方ももちろん地域の業者さんと今お付き合いさせていただいているのを大事にしていきますが、できるだけ安心安全なものをお願いしていきます。

 食育計画ですが、雲柱社は12個の保育園がありまして、栄養士が年に何回か会って、共通のものを作っています。年齢別の保育計画がございまして、これに基づいて離乳食はより丁寧な展開をしています。幼児食になった時も、子どもたちが食べやすいもの、それから色々な食材に出会えるもの等、手作りのところから12人の栄養士が色々研究しながら行っています。

 

委員:和泉児童館の事業で、外で火を使って野人教室みたいなことやってくださっていたのですが、このような事業は今後も展開していただけますか。

 

雲柱社:これは継続してやります。野外体験ということの一環ですが、今はスイッチをひねれば火が点きますので、なかなかそういった経験も難しくなっています。子どもが野外で獲得するそういう知識は大事なものがすごくあります。まして危険もありますので、そういったことを踏まえて、こういう行事を私どもは大切にしながらやっていきたいと思っています。

 

委員:図面を見ますと、こども広場、光庭、ぬくもりテラスというのがありますが、これの活用方法と夏のプールはどう考えていますか。

 

雲柱社:こども広場、光庭、ぬくもりテラスもそうなのですが保育園に属していて、保育園の所有になります。ただ、流動的に保育園で使用してない時には、児童館の方で積極的にここの部分を利用することを考えています。もちろん安全安心を基本として。今のご質問の答えではないのですが、ひとつの建物なので、危機管理的な機材であるとかはひとつなのですね。ですから、そこにも同一法人が両方に職員を配置する利点がかなり出てきます。避難訓練のみならず、例えば火災報知機もその1つです。ですから、建物全体の管理で双方が乗り入れながらきちっと対応していくことが可能になると思います。プールは、保育園の園庭の一角に夏だけに設置することを考えています。

 

副委員長:職員配置計画ですが、これは具体的にその人が内定というか決まっていますか。また、その方たちに、従来の宮前保育園の保育とか狛江全体の土地柄に親しめるような配慮というか、これらについてはどうしますか。

 

雲柱社:今度の4月に虹のひかり保育園の隣に宮前保育園さんがいらっしゃるので、同じ法人であるとしたら一緒にできると考えています。一年間、もちろん宮前の中でも一緒に保育を共にすると思いますが、空いた時間などは虹のひかりにも来ていただいて、一緒に散歩に行ったり、地域のことを学べるような行事をお伝えしたり、そのような協力を是非していきたいと考えています。職員の事前計画を虹のひかりも協力しながらやっていきたいと考えています。

 

委員:障がい児の職員配置は何人に1人と考えていますか。

 

雲柱社:それは今勤めている保育園現場のことでよろしいでしょうか。私の今勤めている保育園では、3歳から5歳の幼児クラスに1人ずつのいわゆる障がい児枠があり、そこに加算配置のパート職員がついています。また、障がいの有無だけではなく、子どもの中には大きな集団でいることそのものもプレッシャーと感じてしまう子、ちょっとした集会をする時に僕に話をしてくれてるんだっていうことに気がついていない子、大きな音や人の声に敏感に反応する子など、色々な特質を持っている子どもがたくさんいると感じています。そのため、自由に部屋の中で遊ぶ時にもちょっとしたコーナーを作って、その子が少しでも落ち着いて遊ぶことができるようにすることや図書コーナーをうまく使ってやってみるなどをします。今回の設計でいうと、多目的ルームのようなものもありますので、子どもの様子を見ながらですが、これらを有効活用して、できることをやっていくイメージで考えています。

 

委員:あくまでも3歳から5歳の受入れですか。

 

雲柱社:今勤めている保育園では3歳から5歳です。実際に、小さいクラスの子どもにも早い段階でこんな感じの関わりを持つと、もっと先々良いなっという子どももたくさんいると感じています。これらも見極めながらできることを考えていければと思います。

 

委員:雲柱社は、キリスト教の教えを基本とした理念を大切にされていると思うのですが、保育の中でキリスト教色、宗教色が見えたりはするのですか。

 

雲柱社:確かに私ども創立者の賀川豊彦はキリスト教の伝道者でございますので、基本的な仕事に対する姿勢はキリスト教からきています。ただ、私どもが民間委託された事業を受託した場合、行事の中にキリスト教的な行事を多く取り入れるといった方針がある訳ではありません。キリスト教の精神をベースにした仕事の姿勢をまず培っていくのは職員です。子どもについては、例えば保育園の行事であれば、これは色々な意見があるところですが、私どもはクリスマスを子どもたちと一緒に祝いますが、例えば、ひなまつりもやりますし、七夕もやります。日本の四季の中で生活している子どもたちにそういったことに慣れていただく、感じていただく。そういうこともやります。キリスト教主義で一本化した保育園を作るというようなことではありません。今回も宮前保育園は公立の保育園ですから、民間に移行するには、まずは宮前保育園を踏襲してどんなプログラムがあるのか。それに合わせたかたちでさせていただきます。私どもが仮にキリスト精神を行事などで表面化する場合には、必ず話し合いのもとでやりますので、私どもの方から一方的にゴリ押しということはありません。そのような保育園運営、児童館運営を心がけています。

 

委員:小学生クラブの受入時間が、三季休業中はきょうだいで保育園と小学生クラブを利用している家庭は、小学生クラブが7時15分から利用が可能となっていますが、きょうだいの保育園とは、現在の宮前保育園のことですか。

 

雲柱社:この複合施設での受入れですので、宮前保育園に限っています。三季休業中というのは、例えば夏休みです。午前7時15分にきょうだいで来た場合に、下の子どもが保育園に。小学生クラブはまだ開始していませんが、お母さんは子どもを預けて仕事に行かなければなりません。

 

委員:宮前保育園に入れたくても入れずに仕方なく他の保育園に入れている方もいます。そういった場合は、受け入れてはもらえないのですか。

 

雲柱社:市と相談して検討させていただきたいと思います。

 

委員:バスケットゴールがある児童館庭は、基本的にイメージとしてはグランドですか。今と同じくらいの敷地だとすると高いフェンスをつける予定ですか。ボール遊びをしても大丈夫ですか。

 

雲柱社:だいたい今のイメージであろうと思います。ただ、あのフェンスを越えるぐらいにボールが飛ぶ場合もあるということですので、今回の合築で手を入れていくことになると思います。今のグランドはちょっと段差ができすぎています。それをどんな風に整地していくかというのも、やはりこの時に考えていきたいと思っています。

 

委員:年末保育というのが計画概要書にありますが、詳細と実際に今行っているところの状況などを教えてください。

 

雲柱社:年末保育に関しては、現状では12月29日、30日の両日でご要望があった場合にお受けします。人数としては、私のところではそんなに多くなく、1名から3名程度だったと思います。

 

委員:園庭開放はどうですか。先ほどのプールを園庭に置くと、園庭開放の子どもは夏の時期には園庭開放はないということでしょうか。公立保育園では、ぎょう虫検査の件もありますので、園庭開放の子どもはプール遊びをさせていません。どのようなかたちで園庭開放をしますか。

 

雲柱社:虹のひかり保育園の例では、地域活動というものをやっています。7月の地域開放で言えば、園庭開放だけではなくて園開放としていますので、ホールにも地域の方に入っていただいて、一緒に過ごしたりもします。ですから、園庭だけではありませんし、新設園ではこども広場やプレイルームなどのちょっとしたスペースもあります。プールについては、虹のひかり保育園でも、園児が入るプールには園庭開放の子どもは入っていませんが、ビニールプールを用意して、そこで簡単な水遊びを地域の方とはしています。このようなかたちになると考えています。

 

委員:保護者は、新園舎に具体的な要望がたくさん細かくあると思います。そういう保護者の小さい疑問や意見などを聞いてもらえる場を設けていただけるとうれしいです。そういうことはいつ聞いてもらえますか。例えば、ベビーカー置き場を作ってほしいとか、先生方の継続勤務体制と言うのですかね。あまり人が入れ替わると子どもたちも心配だと思うからと心配している保護者がかなり多くいます。聞いてもらえる場は設けていただけますか。

 

雲柱社:保護者の皆様の意見を聞ける場は大切にしたいと思っています。まず、中心になるのは三者協議会になると思っています。ただし、日常的にも皆さんの声を聞けるように、我々の保育園、だいたい目安箱のようなものも用意しておりますので、色々な声に応えていけたら良いかなと考えております。

 

委員:工事に入る前や引継ぎが終わる前に聞いてもらえると良いと思いますが。

 

雲柱社:開園前や新設園は使い始めてみなければ分からないことも色々あると思います。市や保護者の皆さんの声を聞き取ることができるような場をなるべく柔軟に考えていきたいと思っています。

 

副委員長:設計図についてはこれでもう確定ですか。それとも少しは手直しができて、色々な意見が出たら小規模手直しが可能ですか。

 

雲柱社:基本的な考え方はこういう風に置きましょうってことになっています。手直しが出てくる場合は、その基本的なものを壊さないことを前提としてさせていただくことになろうかと思います。これは、今日ご提示して、かなり広範にわたり変えてしまうというのはちょっと乱暴だと思いますので。まずは、基本はこうということをお示しさせていただいています。コンセプトにもありましたが、割と年齢、国の基準なども超えてですね、年長さんのクラスも割りと幅を持たせています。広い園庭がありますが、雨の日は建物内で活動することになります。そういったことも踏まえて、動線においても、なるべく子どものストレスが生じないようにということを考えながら、描かせていただいたつもりなのですが、それでもやはり色々なご意見があった時に、変わることがあるかと思います。ただし、それは小さい部分でと考えさせていただきます。

 

委員:3歳から5歳の2階のトイレですが、宮前保育園は4つの便器を置いていますが、お昼食べた後はその4つがなかなか空かなくて。子どもたち漏れちゃうよーって思いながら交代しています。この図面では3つしかありませんので考えていただければ良いかなと思います。あと、3歳から5歳の定員は同じ24名ですが、部屋の広さが異なっているのは、柱などの関係ですか。

 

雲柱社:2階にどうしてもこのプレイルームを設けたというのがありまして。柱でこう切っていった時に、同じ人数でも面積が変わっています。トイレについては、今ご意見としていただきましたので、設計と相談してやりたいと思います。

 

委員:児童館ですが、現在の児童館でオムツ替えコーナーと補助便座が少ないという意見があります。増えているのかどうか教えてください。

 

雲柱社:多目的トイレには付いています。これが1つで足りるかどうかというところは、まだ小規模手直しが可能だと思います。ご意見ということで大丈夫だと思います。今本当にちょっと狭いですよね。

 

委員:乳幼児のイベントがある時は、かなり順番待ちが大変みたいなようです。

 

雲柱社:参考にしたいと思います。

 

委員:あと、補助便座が子ども用にはまるのがあった方が良いと思います。

 

雲柱社:あった方が良いですね。必ず今回作ると思います。

 

委員:一時保育室ですが、57日目から年長さんまでですが、9時から5時ということで、保育士さんは何名を考えていますか。

 

雲柱社:今は2名の職員を考えています。また、57日目から就学前ということでかなり幅があります。一時保育の子どもが毎日来る子どもではないだけに、その日その日によって、月齢、年齢、時間帯が今の時点では想定が難しい面もあります。要望やニーズを受けとめて、その後で修正も含めて考える必要があるかと思います。ただ、部屋の中には乳児と大きい子が同じ日に来ても大丈夫なようにはしなくてはということで、今の図面の中には示されています。

 

委員:子育て経験の少ない親への支援ということで、積極的にやっていただきたいと思いますが、この場合の個人面談のやり方というか、どのくらいの頻度でどの程度までやるのか教えていただければと思います。

 

雲柱社:これもまずは現在の宮前保育園でどのようなかたちでやっているのかも含めて学ばせていただければと思っています。今私のところでは、まずは入園前に特に子どものことで気になっていること、心配されていることがうかがえるように面談をします。それから保育参観をしていただいた後に、様子をみていただくこともあります。必要に応じて随時いつでもできるようにと考えています。もちろん、ゆっくりと話をするためには事前に日時を決めてゆっくりとやりとりができるようになると良いかとは思います。もちろん保育に支障が出ない範囲でですが。これも柔軟に対応していけたら良いかなと考えています。

 

委員:宮前保育園の民営化の際に、子どもたちへの負担がものすごく多くなると予想されているのですが、園舎の引越しと建替えとそれプラス職員の方々も代わってしまうという大きな変化が子どもたちに突然降りかかるということを保護者はとても心配しています。雲柱社が今まで経験してきた保育園の民営化の際に、こういう風にたくさん、色々な変化が子どもたちにのしかかってしまったというケースはありましたか。また、そのために子どもたちの心のケア、保護者の心のケアもしていただきたいのですがどうですか。

 

雲柱社:建物に関して、民営化と同時にというのはなかなか経験がありません。元々ある園舎が建替わるだけで子どもたちは色々な変化を受けるのですが、私たちが思っている以上に柔軟なので、子どもたちに使いやすい、分かりやすいということをまず一番コンセプトにしていくことが大事です。本当、一週間ぐらいで新しい場所にも慣れますし、逆に仮園舎懐かしいねーとか、子どもたちが柔軟に。仮園舎が良かったーって声もあったりとか。本当に使いやすさと分かりやすさなのかなというのは感じました。それを是非実践していこうと思っています。あと本当、人が代わるということの負担はとても大きいです。先ほど幼児は割りとスムーズとお話しましたが、1歳児などは、本当に1歳の新しいクラスになるだけで泣くんですね。だけどそれをまた新しい法人の先生で泣く。保護者の方は、本当に雲柱社のせいで泣いているなっていう風な感じに最初は本当にずっと受けとめられます。ですから、それをどのように、いやそうじゃなくて発達として、やっぱり先生が代わる、人見知りがある、どうしてもこの1カ月は落ち着かない。泣くんですよ、朝ずっと泣くんですけどね。それは民営化したからですかとご質問がたくさんあったんですけども。それを一つひとつ発達だと思うのですけども、じゃあ、お家でどうですかねとか。じゃあ、私たちが本当に慣れるように、個性を、こんな個性がある、そこを大事にしますねとか。一人ひとりの保護者と。特に1歳児の方はよく話をした経験を思い出します。やはり言葉もしゃべらない1歳児、2歳児あたりの心のケアは非常に。保護者も含めて。やはりそれは全て不安につながってしまうので。本当に個人面談もそうですけど、朝夕のお話や本当に不安だったらすぐに園長室に寄っていただいて園長と話していただくとか、そんなことを繰り返すことかと思っています。

 

委員:保育園にプレイルームというのが2階にあって、それはホールみたいな感じで運動ができる場所ですか。下の1階が0歳児の保育室になっているので、足音などが響いたりしませんか。

 

雲柱社:プレイルームは、暴れるといいますか、体を動かして遊んだりだとか、雨の日に使うとか。下の子どもたちに響くことのないように設計担当者と話を詰めていきたいと思います。

 

委員:アレルギー対応としての除去食の提供はどうですか。また、放射能の影響で食材の受入れについてはどうですか。

 

雲柱社:虹のひかり保育園の例では、アレルギーに関しては今10名弱の子どもがいます。小麦や重たい子どももいますが、全て代替食を作るようにしています。毎月保護者と来月の献立に関して、このような代替食にするということを丁寧に面接するようにしています。提供するときはもちろんお盆に入れて、3名の職員が必ず、作った者、出す者、食べさせる者がチェックするシステムを作って誤食がないように気をつけています。放射能に関しては、ご要望がある際には、やはり保護者の心配な気持ちが子どもたちに移っていくと思いますので、それは保護者の気持ちを一番に考えています。そのため、どうしてもこの地域の食材を食べさせたくないというお気持ちを受けまして、その献立の日は、事前にどんな献立かを早めにその保護者にお知らせしてお弁当持ってきてもらう対応をしています。

 

副委員長:児童館と保育園とが分かれた設計だと思いますが、児童館から直接保育園に出入りできる場所はありますか。

     

雲柱社:事務室の部分は隣接しております。日常的には簡単に出入りはできませんが、職員が相互に何かあった場合には対応できる。そういう場所を考えております。それと、こども広場、ぬくもりテラス、光庭、この辺が児童館側も利用できるように、赤い印があると思いますが、出入口として考えております。

 

委員:現在の宮前保育園に勤めている先生が、新しい保育園に勤めたい場合には試験を受けて採用すると書いてあります。積極的に採用しますと書いてあります。それは正規職員のことですか。非常勤の先生やパートの方の場合を教えてください。

 

雲柱社:正規職員を希望されるという場合は、法人の採用試験を受けていただくことになりますが、非常勤職員は基本的には、園長と主任が面接をして採用することになると考えています。

 

委員:こども広場は室内遊びができるようと書いてあるので、板張りのイメージで、その先のぬくもりテラスは靴で出るようなイメージですか。

 

雲柱社:ホールにつながったバリアフリーを考えた設計ですので、そのままホールにつながった高さの裸足で出られるような板の間のテラスというイメージです。

 

委員:屋根はないのですか。

 

雲柱社:ぬくもりテラスはちょっとした雨よけの屋根だけです。壁がないイメージです。

 

委員長:最後に私から確認並びに質問をさせていただきます。いただいた資料には、当法人は民営化にあたってはじめの一年間は既存の宮前保育園の保育を基本的に踏襲とあります。ここのはじめの一年間、確認ですが、何からはじめの一年間なのか。解散後の最初の一年間なのか、民営化した後の最初の一年間なのか。はっきり確認したいです。

 

雲柱社:今までの3園の実践でお話いたします。最初の最低でもその開園した4月から次の3月まではきっちり踏襲する一年間という扱いです。もちろん、それを1年で区切れるのか、2年なのか、10カ月なのかは、子どもの様子を見ながら、それはイコール保護者の方の安心、いいですよってお声をいただいてから、じゃあちょっとここ変えます、少しこのように変えたいと思いますという風に進める意味です。最長で三年間やったこともあります。そのように柔軟にやっていきたいと思います。

 

委員長:これも確認ですが、三者協議会の設置期間については何かお考えですか。一年間になるのでしょうか。

 

雲柱社:期間や頻度などについても、保護者や市と相談をして決めていけたら良いかなと考えています。

 

委員長:公募要項にも民営化移行後の一定期間において三者協議会の設置を継続というのがあります。民営化移行後も相当程度安定的な運営が続いていて、運営法人の自主的運営に委ねることができると三者協議会で同意が得られた場合に解散するということになっています。確認をしておきたかったところです。

 職員の採用計画について、採用試験を柔軟に行い保育士の獲得に努めています。この柔軟というのはどういった内容か教えてください。

 

雲柱社:全国的な話ですが、保育士が不足している事態があります。私どもも、10月ぐらいから次年度の採用計画を始めていたのですが、なかなかそれでも人が集まらないという。今年の例で言えば、もう5月ぐらいから保育士フェアなどに参加し、採用試験も6月にはもう始めました。柔軟という意味は、年がら年中、採用試験を行いながら良い人を可能な限り採用していくということです。

 

委員長:平成27年度から引継保育が始まります。また、平成28年度からはさらに民営化保育園の開園となります。少なくとも引継保育は、他の園から異動させる訳ですよね。そうすると他の園に言ってみれば欠員が生じるということになる。そして、今お話にあったように保育士の確保が非常に厳しいという状況の中で、誰を異動させるというのは今の時点で決まっているのですか。それからその異動の内示をいつしてその気になってもらう。その辺の計画はあるのでしょうか。

 

雲柱社:もしこのプロポーザルで私どもの法人がということになりましたら。というよりも、これを応募する時点でもうこの平成28年4月に開園するという予定で人員配置計画は少しずつ進めています。ただ、誰がという話になりますと、まだ未確定の部分が多いので、ただ予定者として法人の人事室などで候補者を並べる作業は始めています。ですから、平成27年4月の引継保育を予定する職員については、この10月ぐらいには予定者をリストアップしてその者に声をかけて準備を進めさせるということが可能と思っています。法人全体の採用計画については、今回複合施設ということで児童館側にも保育士資格を有する者を何人か置きたいと思っています。それは、保育園を卒園した児童館の利用者、あるいは小学生クラブ利用者というかたちになれば継続して子どもをみられる訳です。保育園の時からの様子なども、きちんと把握ができる職員というかたちになります。将来的に保育の経験によりますが、保育園職員を異動させて児童館職員とすることも可能になってくると考えております。ただ、児童館職員は保育士資格が条件ではありませんので、それを上乗せしたような考え方ですが。とにかく児童館の職員に保育士資格を有している人間がいれば、今後本人の将来設計や育成のためにも、そういった制度も考えていこうかなと思っています。ただし、これは長期的な計画ですが。

 

委員長:今の目安として平成28年度の開設に向けての採用計画はいつ頃たてていくのか教えてください。

 

雲柱社:毎年10月ぐらいに職員に進退のアンケートをしています。それが絶対という訳ではないのですが、だいたいそれの数に見合ったような職員採用をしていきますので、そこで採用計画を作ります。あと、我々の採用を計画的にするために要員管理という考え方でやります。要員管理というのは、どのぐらいの経験年数の人間が辞めていくのかということで、その経験年数の人を補充するというような考え方をとります。ですから、計画としてはその10月のアンケートを基に組み立て、来年の4月から徐々に一年間かけて異動する職員については話をしていくかたちになります。

 

委員長:そうしますと平成28年度の開設にあたって、引継保育に入っていた方以外の方は蓋を開けたらみんな新卒の保育士ばかりだったみたいなことはないと考えてよろしいでしょうか。

 

雲柱社:はい。

 

委員長:建物の実施設計に向けて、今現在の雲柱社の保育園の方とか現場のスタッフの意見は聞きますか。

 

雲柱社:必ず園長予定者と主任予定者は設計担当者と月1回以上の打合せをして作ることになっています。ですから、そこに新しい職員の意見をと思うと、先ほどの採用計画と同時になりますので、職員会議で示しながら。そこで挙がった意見をまた園長予定者、主任予定者が設計担当者と相談することになると思います。

 

委員長:いただいた資料の複合施設としての事業計画に関することで、平成28年度の和泉児童館の指定管理業務委託見積りがありますが、複合化されて、目新しい、今までにない児童館の新しい事業はここには入っていますか。

 

雲柱社:特に入っておりません。ただ、職員の動きは一体化の建物の中で、先ほどの送り迎えの時の開始時間であるとか、シフトが変わっていくというようなことになろうかと思います。ただし、入っておりませんと言いましたが、これも踏襲というか、平成28年度には難しいかもしれませんが、よく法人の保育園では、卒園児に対するキャンプなどをやります。そういうものが、当然保育園と一体化してやるようなかたちになると思います。児童館職員と保育園職員が協力しながらです。このようなものの事業費などが入ってくるのではと予想しております。

 

委員長:平成28年度の時点では予算を要する事業は特にないという理解でよろしいでしょうかね。

 ちょっと抽象的な質問になりますが、児童館については指定管理者制度で指定期間が5年間です。指定期間満了後の再指定については、公募によらない選定を基本とすることが公募要項に記載されています。しかし、指定管理者制度というのは、競争させることによって中身を高めていくという側面もあります。これについて何か特に想いというか考えがあればちょっと披露していただけますか。

 

雲柱社:ありがとうございます。実はこのプロポーザルに出る前に当法人の理事会があり、公募に出ることについて議決していただいたのですが、その際に理事の方からこういう話が出ました。熊井先生と同じですが、我々が児童館を受けていて、5年後に再指定がとれない場合にはどうするのだと。同じ法人でこの2つの事業を一体化してやるということで、色々な利用者、保護者、地域に対してメリットがたくさん出てくる。片方で児童館が他のところがやると言った時にはどうされますかということがありました。極端な意見としては、これは一理事さんの意見なのですが、その場合は児童館を受託した法人に保育園もお願いしたらいいじゃないかという風におっしゃいました。これは理が通っていますけども、なかなかできないことだと思っております。私どもで建てて、土地はお借りする訳ですが、そこで運営する訳ですから。一体化で、メリットがあるというところをなるべく失くさないようにということは、もうこれは、児童館部分は永遠に雲柱社が受けられるような職員に日々の働きをしていただいて、事故を起こさず、安全安心、さらに社会が変わると共にどんどん必要となるものも変わっていきますから、職員もどんどん自分を向上させていただくような。かなり長期的な、これも抽象的な言い方になりますが、夢のような話で今回応募することを決めさせていただきました。おっしゃるとおりなのですが、その場合にそういうことがないにこしたことがないのですが、制度上それもあり得る話ではありますので、そこら辺を我々は十分に考えながら仕事していかなければいけないだろうと思っています。

 

委員長:職員の方、正規職員はキリスト教を信仰しているということが採用の条件になっているのですか。

 

雲柱社:ありません。我々は社会福祉法人でありまして、教会ではありません。クリスチャンであるから合格するとか、そういうことはまったくありません。どんな方でもですね、これはでも面接の時には必ず聞きます。先ほど、職員の姿勢に対して私どもの理念を活かしていくというようなお話をしましたので、職員の研修にはですね、教会でいう礼拝というようなものをセッティングします。で、これにはちょっとキリスト教を知らない方には何だかよく分からない儀式のようなスタイルをとるものですから。キリスト教に対してアレルギーがあるとちょっとウチではなかなか仕事がしづらいかもしれませんねと、その辺はどうでしょうかという確認はさせていただいています。ただそれは、もちろん信徒になってほしいとかそういう話ではなく、隣人、我々で言えば利用者に対してと自分をどう置くのかということを、これは福祉従事者の根源的、存在的な考え方ですが、それを培ってほしいと思っています。保育園でもそうですが、第三者から目の届かないところで我々は仕事をする場合が多くあります。そういう場合に、職員の技術であるとか、もちろんそういうものも向上すべき事柄ではありますが、自分がどういう意味でその場に存在して他者との隣り人となっているのかをしっかりと自分自身で自覚してもらうために研修をしています。これはキリスト教であるとかないとかは関係なく、恐らく、仏教の方だろうが何教の方であろうがやられていることではないかなと思っています。

 

委員長:配置図の1階平面図を見ると、建物の入口というのが2カ所あってそれが建物に入るための入口な訳ですよね。それで、敷地と道路の間はセキュリィティーフェンスで、ずっとフェンスがある訳ですよね。そのフェンスに入口は2カ所あるのですか。

 

雲柱社:通常は施錠しているかもしれませんが出入りするような。

 

委員長:児童館の敷地に入る入口が道路にあって、保育園は保育園で保育園に入る入口があって、保育園の敷地と児童館の敷地の間にフェンスがあるということですね。

 児童館に入るフリをして保育園に入ることはできないことになっていますね。

 

委員長:最後に1つ。実際今、保育園に通われている保護者にとってはやっぱり心配、不安、こう変わるということ。例えば、その心配な保護者が今の雲柱社でやっている保育、虹のひかり保育園を見学したいという希望があった時、受入れは検討されますか。

 

雲柱社:見学者の方はいつでもお受けしておりますので、どうぞいつでもお受けいたします。

 

議事(3)審査

 

各委員による審査

 

議事(4)結果発表

 

事務局より、集計結果を発表。全委員の評価合計点は2,339点で、審査基準による選定基準点は1,365点であり、また、全委員が1と評価した要評価項目はなかった旨を説明。

 

委員長:ありがとうございました。それでは、狛江市立宮前保育園民営化に係る保育園及び狛江市立和泉児童館運営法人選定委員会としては、社会福祉法人雲柱社を選定することでよろしいですか。

 

(異議なし)

 

委員長:それでは、狛江市立宮前保育園に係る民営化保育園の運営法人及び狛江市立和泉児童館指定管理者候補者には社会福祉法人雲柱社を選定いたします。

 

事務局:ありがとうございました。この結果を市長へ報告させていただきます。

 

委員長:それでは、この選定委員会もこれで終了となります。皆様、ありがとうございました。