1 日時 平成28年1月27日(水曜日)午後1時30分~3時
2 場所 あいとぴあセンター201会議室
3 出席者

会長  櫻井尚子
副会長 二宮雅也

委員  阿部里津子、塩谷達昭、小澤明子、鈴木礼子、今田緑、加藤枝美子、

    阿部博子、有馬祐三

事務局 高野義彦、小町達、栃澤裕子、植木さおり

4 欠席者 山口久美子
5 議題

1 狛江市食育推進計画(第1次)評価に関するアンケート結果

6 提出資料

・狛江市食育推進計画評価報告書(案)

・資料1 朝食に関する数値目標について

7 会議の結果

会議の要点

○議題1 狛江市食育推進計画(第1次)評価に関するアンケート結果

(会長)事務局より説明をお願いする。

(事務局)評価報告書の1から7ページまでが現在の計画の概要となっており、計画の背景、位置づけ、アンケート調査から見えてきた課題、計画の中身を掲載している。8ページに3つの重点プロジェクトの進捗状況を掲載している。10から15ページに15歳以上の市民2,000名を対象にしたアンケート調査の結果、16から20ページに小学生のアンケート調査結果、21から24ページに中学生のアンケート調査結果を掲載している。25ページから食育推進計画の評価を掲載しているが、今後、第3章と第4章の入れ替えを考えている。評価の目的は、食育推進の目標値5項目に対して計画策定時と現状との比較を行い、次の計画に活かすために行う。食育推進の達成状況をみるために、評価基準を定め、評価区分は4区分とし26ページに掲載している。26・27ページのグラフにあるように、20代以上の朝食の欠食率は下がってはいるが、近年高齢者を始めとする単独世帯やひとり親世帯等が増加しており、子どもの相対的貧困率も上昇傾向にあるなど、食をめぐる状況が変化している中では、悪化ではなく横ばいというC評価にしている。朝食の内容については、28ページのグラフにあるように若干数値は下がっているものの食をめぐる状況が変化していることも考慮し、C評価としている。他の自治体の状況ということで、埼玉県三郷市と長野県須坂市の調査結果を載せている。「もったいない」という意識については、29ページに掲載しており、若干数値は下がっているが、C評価としている。食育の日の認知度については、若干の改善は見られたものの目標値の50%以上には達していない。30ページのグラフにあるように、食育という言葉の認知度は9割と高いが、食育の日の認知度は低かった。狛江市の特産物であるが、ほぼ目標値に近いところまで達したといえるが、数値的には改善傾向のBとしている。子育てねっとのキャラクターとしてPRしたり、狛江の枝豆を使った枝豆アイスが小中学校の給食で使用していることもあり、認知度が上がっていると考えられる。まとめとしては、社会状況の変化がある中で相対的に言えば食育の事業の進捗としては良好という評価をしていいのではないかと事務局としては考えている。国の方では、第3次食育推進計画の策定を進めているので、今後はその状況を見ながら第2次の計画を策定、実施していきたい。補足としては、国や東京都、近隣自治体の朝食の欠食状況の資料を資料1として付けた。

(事務局)食事内容については、15歳以上の市民は11ページ、小学生は18~19ページに追加でグラフを掲載した。中学生に関しては、掲載漏れがあるので次回お示しする。

資料1についてであるが、近隣自治体は2次計画を策定済みで、朝食の欠食率について目標値を設定していない自治体、矢印で示している自治体などがあった。

(会長)前回は、もっと素的な資料であったが、今日提示のあった評価報告書を修正する形で2月の末までに評価報告書を完成させたい。次年度、計画を作るための基本的な方向性やその方向性にあった形のベースラインを決めなくてはいけない。今日は、評価報告書の中でお気づきの点を出していただくとともに、次の計画で引き続きやりたい、これは必要ないといったことや大切にした方が良いことなども含めてご意見いただきたい。

(会長)先ず、4章の内容であるが、大枠はこれでよいのか変えた方がよいのか、ご意見を伺いたい。

確認であるが、26ページのグラフの20代以上というのは、アンケート調査は15代以上であったが、修正をかけたのか。

(事務局)はい。前回のアンケートの際15~19歳の回答数が少なく委員さんからも20代以上にした方が良いという意見があり、21年度、27年度ともに20代以上としている。

(会長)3章までの数と違うということか。

(事務局)朝食の欠食率に関してだけ、20代以上のデータとしている。

(会長)ミスなのかがわからないので、記載がないとよくない。

(事務局)一文明記する。

(委員)4章のグラフにある10代というのは、小学生・中学生も含まれているのか。

(事務局)10代は15~19歳である。わかりにくいようなので、検討する。

(委員)4章のグラフにn数を入れた方がよい。そうすれば、前の章の整合性も図れる。

(事務局)n数を追加する。

(委員)この評価基準はABCDになっていてわかりやすいが、食育の日の認知度のB評価は、改善はしているが、目標値は50%以上なので、感覚的に違うと思うし、腑に落ちない。

(副会長)本当はDと書かなくてはいけないものをCとしているので、Cが2種類になっている。悪化したものはDのはずなのに、全部横ばいと捉えると横ばいの幅が大きくなっている。

(会長)26ページの②はDなのにCにしている。

(副会長)25ページ通りでやると下がっているものは悪化になる。

(委員)あくまで目標値に比べてどうかということになっているので、21年度の基準値に比べてどうかということにするのはいかがか。

(事務局)CとDは、目標値ではなく基準値である。26ページ②③だが、ここのところをDという評価にするか社会情勢も踏まえてCとするか、これに合わせて④のところがCということをご指摘いただいた。

(会長)基本的にパーセンテージでは評価できなくて、統計的に有意差をとってそれ以上、あるいはそれ以下だと悪化とか良好としなくてはならない。甘いかもしれないが、5%前後のところは上がっても下がっても維持というところで出しても、こういう基準で出したということが出せれば、5%以内ぐらいであればDにしなくてもCでも可能だと思う。社会情勢云々というのは問題にしてはいけない。

(委員)統計学的に有意差を取るのか。

(会長)固く言うとそうだが、そこまでは無理だと思う。5%位の間は下がっていたとしても維持と判断するか、1%でも下がれば悪化とするかは、ここでどう判断するかである。

(副会長)厳密にやると危険な気がするので、会長の言う通り、言葉の中に一貫したルールを作って、説明できる範囲で評価した方がよい。

(会長)④については、上がってはいるが、Cということになる。

(委員)目標値があまりに高い。食育の日の認知度は良くなっていてもよくなっていない評価というのもどうなのか。

(会長)次回あたりもその辺も考えて目標値を立てないといけない。国が50%と言っているからうちも50%というわけにはいかない。自分のところのベースに合わせて考えて設定しないとこんなことになってしまう。50%にするためのプロジェクトがあり、こういう活動をするから50%になるのだろうというのだと良い。指標にこれをするかということと何を行動するかということがリンクしていなかったことへの反省かと思う。事務局からも今後十年に向けてこんな活動をしたいというところを出していただく方が意見を出しやすい。ただ、計画を作ってくださいというのではなく、今後十年頑張っていきたいことがあると、指標も出てくるので、次回に出していただきたい。

(委員)25ページであるが、Cの横ばいは、直近値が基準値に比べほぼ横ばい、Dの悪化は、直近値が基準値より悪化だとすっきりして次のページに繋がる。

(委員)25ページの5段階で評価というのは、4段階の間違えである。

(事務局)訂正する。

(会長)5つの評価指標をまとめて、全体として良好であるという評価になるのか。32ページの下から4行目からの部分は微妙な書き方で、良好とは言えない。

(委員)良好でないとも言えないが、良好であるとも言えない。

(会長)全体的に21年度の基準を維持しているという形ぐらいならよい。

(副会長)横ばいという評価を出していて、横ばい=良好というのはおかしい。横ばいと書くのであれば、横ばいだけでもよい。良好かよくないかというのは、理由付けの根拠がなく、一般的に言われていることではあるが、今回の結果で検証したことではない。もし、書くのであれば、世の中がこういう風になってきているので、狛江市も予断は許されないという文脈なら書いてもよいと思う。この段落の扱いが私は気になる。

(委員)32ページの下から4行目、この結果だけ見ると改善傾向が見られないものもあるが、子どもの相対的貧困率の上昇傾向にあるなど、食の状況が変化している中で「良好」という書き方には違和感がある。むしろ、食生活自体が変わってきている。前回も話したが、主食・主菜・副菜または汁物がそろって初めてバランスがよいという評価をすること自体が問題であり、食生活をめぐる環境が変わってきているということ事態が大きい。

(委員)まとめなので、1つ1つ各論を書くのもどうかと思うのかもしれないが、各論をもう少し丁寧にみた方がよい。総計としては、朝食の欠食率は下がっており、予断を許さないというのが正しい。良好というよりは気をつけていかなくてはいけないと思う。

(副会長)今言ったことを総合的に考え、再検討した方がよい。

(委員)各論の事を丁寧に、この順番通りに、朝食欠食率について、内容について、もったいないという意識について、短い文で正しいコメントを書き、その上でどうすべきなのかというまとめ方にする方が理論的には付いていきやすい。

(委員)会長が言われたように具体的にどういう施策をしたら目標に近づけられるのかというのが大切である。進捗状況どうのこうのというのは、前年度の比較だけである。我々がこういう手立てをしたからこういう進捗状況になったということが必要である。結果だけをいうのなら、狛江の習性はこうですよというぐらいのもので、進捗状況とは違う。今後は、食育というのはこういう大切なことがあり、そのためには、具体的な策を我々が練り、力強いメッセージが必要だと思う。枝豆については、枝豆のキャラクターやえだまめのアイスがでたから認知度が高まったという説明があったが、枝豆は特産であり、中学生が畑に行くということを2~3年やっていくということで認知度は上がっていった。他のことは何もしていないので、それについて一歩二歩進める取り組みをしていきたい。この会議に来てから野菜を食べる量も増え、これは、某店のチラシだが、「目指せ。メニュー。朝食で野菜をもっととりなさい」と書かれており、こういうものを見る目も変わってきている。朝食の野菜を倍以上食べるという意識は、ここに参加したからではなく、我々がみんなにアピールできる何かがあったらよい。

(会長)この報告書が次の計画に繋がる訳なので、例えば最後のところに、今後こんな課題を考えていかなくてはいけないということがあると、次に繋がる。

横ばいや悪化が悪いのではなくて、現状をいかに捉えるかということを記載するとよい。

(委員)食育の日に料理教室をやったり、農家の方を招いて食材の話をやったりはしているが、広報を見る人も少ないし、PR活動も難しい。参加する方は何度も参加するが、参加しない方は、何もやっていない感覚だと思う。知らないとやっていないと思ってしまうかと思われる。

(会長)今のお二人の意見を繋げていくと、公的な広報だけでは、市民に色んなものが広がりにくい現状がある中で、商店や商工関係など、民間の企業も巻き込んだ形があるのではないかということだと思う。

(委員)農協とリンクもある。いろいろ調べても、市民が知らないと何にもならない。

(会長)4章以外のところでもお気づきの点があれば、ご意見を。

(委員)狛江市は共働き世帯が多く、忙しい中、主食・主菜・副菜または汁物がそろった朝食は難しいが、朝食を食べている方は多いと思った。

(会長)次回アンケートを取る時に仕事の形態をきくと良い。

(委員)忙しいお母さんへの意識改革をして、もう一品頑張って付けられるような取り組みがあると良い。

(委員)今出たよい意見をまとめて記載してほしい。

(委員)年代によっても考え方は違うし、報告書を一般にどう広めるかは難しい。高齢の年代になると、食に対しての取組みを真剣に考えているのか疑問である。周りを見渡しても、億劫になってくることが多く、よくやるわねと言われる。一般の方にどこでどう広めていくのかという努力は私自身、わからない。月2回は散策など出かけ、お弁当持参であるが、コンビニで買う人と手作り派が半々で、そのギャップが大きい。高齢になってくると個々の問題なので、こうしなさいとは言えない。

(会長)反論もあるかと思うが、家で1品しか作らないよりは、場合によってはお店で30品目のサラダを買ってきて食べる方がよいかもしれない。

(委員)長年やってきていることはそうは変わらない。若い人達は、便利だからコンビニを利用するが、私は利用しなく、人にあったやり方をするしかない。

(会長)今までは方法論的な話が多かったと思うが、生活や生き方の多様化の中で、方法論は色々あるけれども、中身として軸を持つことが必要である。中身と方法を区別して色々な情報を提示していかなくてはいけない時代になっているのかと思う。色々な生活パターンがある中で、より良い食生活を考えていかなくてはならない。多くの色々な市民と交わっている委員さんからの話は、勉強になる。

(委員)狛江から始めようではないけれど、高齢者は高齢者なりに使命を持って元気で色々なことに寄与しなくてはならない。このアンケートを見る限り、50歳・60歳以上の回答率は非常に良い。ところが、世の中の40%以上を占める60歳以上に男女98通しかアンケートを出していない。幼児と老人というのは、食に対してはしっかり食べてもらわなければならない。アンケートを渡すだけでもアピールになるが、それでは足りないと思う。

(会長)配布数の数と市民の数の割合を揃えたのか?30代、40代の数が多いのかというところをアンケート調査の方法というところに書き込まなくてはならない。

(事務局)前回は無作為抽出で、今回は層化抽出で行った。前回のアンケートの際、30代・40代の意見を多く取った方がよいということで、60歳以上は、60~65歳となっている。

(会長)解釈も変わってくるからきちんと記載すべきである。

(事務局)記載する。

(委員)次年度はもう一度考え直さないといけない。

(委員)食がきちんとしていると健康である。

(副会長)別の計画で、上の年代の調査をやっていると思うので、そういうのと組み合わせる手もある。次回の時に、直近でデータがあれば、使うのもよい。

(委員)私は68歳であるが、65歳位から食欲が細くなってきた。食育は漠然としており、今まで身体によいと言っていたものが変わることもある。例えば、ひじきは鉄分が多いと言われていたが、多くはないことがわかった。これは、鉄鍋で作っていた為だということである。コンビニでご飯を買って食べる人もいるが、たまに食べるが、おいしくない米もある。好きなものを食べればいいと思ってきたが、食育を勉強していきたい。

(会長)確認だが、小学生・中学生のアンケート調査を実施した日は月曜日か。

(事務局)中学生は、曜日の指定はなく、小学生は、日曜日の回答が知りたかったので、月曜日に実施している。日曜日の方がきちんと朝食を食べているイメージがあったが、イベントがあった子どももいたと考えられる。前回の調査の曜日が不明のため、今回の調査結果が、曜日によるものなのか比較ができない。

(会長)17ページの記載だが、昨日の朝食よりは、日曜日の朝食の方がわかりやすく、友達と食べていても納得となる。

(事務局)修正する。

(委員)27ページだが、朝食は確かに8割食べているが、年代別に調査をしており、リスクグループの明確化が特定している。国と同じ20代がリスクグループであり、ここにどうアクションを起こすのかがまとめの一行に入っているとその結果が次のアクションに活きる気がする。柱の中の一つにこの結果が活かされたプロジェクトが入るのかという気がした。

(会長)今後の段取りについて事務局からご説明を。

(事務局)今回頂いたご意見をまとめのところを中心に修正したものを各委員さんに送らせていただく。それと合わせて、今後お気づきの点があったら、2月12日をめどにご連絡いただければ、評価報告書に反映できる。次回4回目の会議は、2月29日を予定し、評価報告書の確定と次の計画の方向性をご議論いただきたい。第5回は、3月18日を予定し、次回の計画のためのアンケート内容についてご議論いただきたい。

(会長)以上で、第3回狛江市健康づくり推進協議会を終了する。

 

○閉会