1 日時 平成28年8月29日(月曜日) 午後7時~8時55分
2 場所 防災センター 401会議室
3 出席者

委員長  矢野 勝治

副委員長 岩下 達雄

委員     八城 直子

     名古屋 恵美子

     河合 幸人

     遠藤 由紀子

     大谷 美樹

     小島 恵子

     小木 都紀子

     本田 浩子

     浅見 文恵

事務局  狛江市福祉保健部高齢障がい課高齢者支援係長 森 旦憲

                      同係主事 中山 真紀子

4 欠席者 なし
5 議題

(1)狛江市における認知症初期集中支援チームの設置について

(2)その他

6 提出資料

【資料1】狛江市における認知症初期集中支援チームの設置について [291KB pdfファイル]  

【資料2】都内区市町村における認知症初期集中支援チームの実施状況  [127KB pdfファイル]   

【資料3】 全国区市町村における認知症初期集中支援チームの実態調査結果 [311KB pdfファイル]   

【資料4】参考帳票(平成28年度認知症初期集中支援チーム員研修テキストP128から139より抜粋) 

7 会議の結果

(委員長)

 認知症初期集中支援チーム(以下「チーム」)の設置場所として、慈恵医大第三病院の名前も挙がっている所ではあるが、内部では、一括で受けることは難しいという声も聞いている。ただし、お手伝いできることはお手伝いしていきたい。

(委員)

 私が所属する訪問看護ステーションでは、医療職は複数いるが、介護職は私しかいないため、実質チーム員として動くのは難しい。

(委員)

 チーム員は、いくつかの機関から集めてこそ狛江らしさが出るのではないか。その方が使える能力を集結させることができる。日程が事前に分かれば調整できるのではないか。

(委員長)

 お話いただいたように、いくつかの機関からチーム員が集まることによる能力の集結、法人内にチーム員が集まっていることによる機動力のよさ、両方のメリットがある。地域包括支援センター(以下「センター」)の方からはどうか。

(委員)

 今年度機能強化型を受託し、市内全域に訪問する機会があるが、支援が困難な認知症の方もまだまだ多い。認知症の方の初回訪問には、医療職の私が同法人の福祉職と同行訪問を行うが、視野が狭くなりがちなのは事実。ただし、動きやすいのは同一法人だと思う。

(委員)

 センターですでに同じような動きをしている。センターに委託された場合は兼務ということか。これまでと何が違うのか。

(委員)

 医師が同行訪問してくれるとすれば、そのメリットは大きい。地域には未治療の認知症の人がまだまだたくさんいる。

(委員長)

 すでにアウトリーチチームを運営されている立場でどうか。また、多くの自治体を見ている保健所の立場でどうか。

(委員)

 アウトリーチチームは、小金井市、武蔵野市で実施した。小金井市では1カ所のセンターに、武蔵野市では直営センターに認知症支援コーディネーター(以下「コーディネーター」)が配置されていて、その人がアセスメントを実施した。それぞれの市のやり方で行っている。訪問には杏林大学附属病院の医師が出ているが、かなり訪問までに時間がかかることもあった。ただ医師が殆どのケースの同行訪問を行ったことで、結果として状況を動かすことができた。今までセンターがやってきたことをどう変化させることができるかだと思う。

 アウトリーチチームと今回のチームとでは内容は少し異なるが、狛江市はどこに機動力があるのか。何もその人たちだけがやるわけでは無い。例えばあいとぴあにチームを設置しても、正吉苑のエリアであれば正吉苑の包括ももちろん協力する。いろんなやり方がある。

(委員)

 狛江市ではアウトリーチチームは実施していないのか。

(委員)

 実施していない。

(委員)

 保健所においては、月1回半日、医師による高齢者相談日があり、訪問支援も可能であるが、場所が府中にあり狛江に訪問することが実際困難である。多摩総合医療センターの高齢者班等は活用していただいていると思う。現在もセンターは同じように動いており、このチームを設置することで、どんな姿になるのかイメージがつきにくいのだと思う。イメージを持って具体策を考えないと分からなくなる。このチームができるとどんないいことがあるのか。

(委員長)

 医師が同行訪問をすることでかかりつけ医につなげられる等がいいことかと思う。しかし、現実的にこのチームを受けることでどれくらいの事務負担が生じ、それに対しコストはどれくらい支払われるのか。

(事務局)

 事務負担については、事務局としてもまだ細かい部分までお示しできない状況。ただし、帳票等から見ても軽いとは言えない。市の支出として、チーム員は報償費、事務局を設置するとなると委託費ということになるかと思う。しかし近隣市の状況を聞くと、訪問件数は予想よりかなり少ない。そのため、初年度から負担が大きいというより、事業の浸透とともに徐々に負担も増してくるのではないかと想定される。

(委員)

 アウトリーチチームに関しては、各自治体にコーディネーターが置かれていたので、それほど負担は無かったが、コーディネーターが大変だったと思う。もちろん事務作業がないわけでは無いが、行った効果はある。やはり医師が入ることの意味は大きく、関わった事例は着実に何かを積み重ねた。センターが普段関わりきれずに様子見のケースにまず動くことができる。

(委員)

 設置したチームに何ができるかがやはり重要。人材不足はどこも同様だと思う。チームを設置することでどれくらい生産性が上がるのか、具体的に見えなければ投資はできない。また、本来どこまでが初期なのか疑問。やはり適切な時期に関わらないといけない。初期できちんと関わっている方が後々も支援しやすい。

(委員)

 本来このチームは、認知症初期の支援を行うチームだと私も思っていたが、どうも話を聞いているとそれだけではない。それ以前に、初期を過ぎて、センターが支援の手立てがなく困っているケースがまだ多数あるように感じた。そういったセンターの動きを支援しながら、認知症初期のハイリスク者に関わっていくのも一つだと思う。やりながら見えてくることもある。

(委員)

 狛江市には3カ所しかセンターがない。どこにもつながっていないケースの初動を行うセンターはやはり大変。チームでそれを後押しできればよいのではないか。

(委員)

 センターとしても、サービスにつなげる段階までの支援をチームに関わってもらえることはありがたい。近隣の様々な人が関わっていても、なかなかきちんとした医療に結びつかないケースがある。とくに地域の医師が初動で一緒に関わってくれることは心強い。

(委員長)

 たとえば、ゴミ屋敷ひとつでも、認知症ばかりではなく、実は行ってみると統合失調症だったというケースもあると聞いている。くすぶっているケースを掘り下げていければいいと思う。

(委員)

 認知症で医療に繋がっていない人が地域にはまだまだいて、なかなか受診の必要性を理解してもらえない現状がある。チームと一緒に関わることで、そういった人が医療につながってくれればという思いはあるが、医療職が1人という今の立場で考えると厳しい面もある。

(事務局)

 現実的な負担等の面から、1つの機関にお願いすることが難しければ、各機関より集まってもらってチームを組む方法もありだと考える。

(委員)

 1カ所だと難しいかもしれない。

(委員)

 3カ所のセンターをバックアップしたいという考えはまさに私たちも同じ。全てを受けるのは難しいかもしれないが、時間が空いている時に認知症疾患医療センターの医師や相談員が訪問することは可能だと思う。

(委員)

 アウトリーチチームでは医師が2人で対応していた。心配するほどケースは出ないと思われる。実際約2年間で件数としては10件程。大変さは窓口となるコーディネーター等の動きによる。

(委員)

 どこまで受けるかによって負担は異なる。

(委員)

 いつまでにどこまで進めていけばよいかのイメージを事務局から説明してもらいたい。やはりどこか1か所に手を挙げていただきたい。

(事務局)

 予算に関わる部分については10月中に、最終の取りまとめは年末あたりを想定している。

(委員長)

 一度持ち帰っていただいて、各自検討していただきたい。

(委員)

 なかなかイメージがわかないので、事務局に次回までに上手くいっている自治体の例を挙げて欲しい。

 

●(2)その他

次回委員会は,10月12日(水曜日)午後7時から