平成28年度第4回狛江市健康づくり推進協議会
1 日時 | 平成28年11月29日(火曜日)午後2時~3時30分 |
2 場所 | あいとぴあセンター201会議室 |
3 出席者 |
会長 櫻井尚子 副会長 二宮雅也 委員 廣繁理美、鈴木礼子、小澤明子、今田緑、阿部博子、有馬祐三、阿部里津子(途中退席) 事務局 平山剛、植木さおり |
4 欠席者 |
委員 塩谷達昭、加藤枝美子 |
5 議題 |
1「狛江市食育推進計画(第2次)」骨子(案)について 2 狛江市健康づくり推進協議会委員の任期について |
6 提出資料 |
・狛江市「食育推進計画」(第2次)におけるパブリックコメント等の流れ ・狛江市食育推進計画(第2次)骨子(案) ・食生活指針 ・東京都食育推進計画(平成28年度~平成32年度)より抜粋 ・第3次食育推進基本計画より抜粋 ・狛江市健康づくり推進協議会委員の任期について |
7 会議の結果 | |
会議の要旨 (1)議題1 狛江市健康づくり推進協議会委員の任期について (事務局)<狛江市健康づくり推進協議会委員の任期について資料説明> (会長)職場の異動など個人的な事情がある場合を除き、委員の任期を平成30年3月31日まで延長する方向でいかがか。 (委員)<各委員了承>
(2)議題2 「狛江市食育推進計画(第2次)」骨子(案)について (事務局)<狛江市「食育推進計画」(第2次)におけるパブリックコメント等の流れについて資料説明> 食育推進計画(案)策定後、庁議における審議を経て、次年度直近の社会常任委員会に報告して完成とする。 (会長)1月28日の素案説明会における名称は、認知症予防教室ではなく、認知症予防運動教室ではないか。また、食育推進計画(第2次)を太字とし、認知症予防の生活は削除した方がよい。 (事務局)ご指摘のとおり訂正する。1月28日の説明会については1月15日号の広報こまえに掲載することとするが、ポスターは12月下旬頃から先行して掲示していく。 (副会長)健康づくり、栄養関係の団体に郵送で案内した方がよい。 <狛江市食育推進計画(第2次)骨子(案)について資料説明> ・「食育推進計画」は将来的に「健康こまえ21」と合併の方向で考えているため、基本理念は、「健康こまえ21」と同じものとした。 ・基本目標とは、この計画を達成するためには何が必要なのかを表しているが、今後3つ程度の箇条書きにする可能性もある。 ・「食を学ぼう、知ろう」プロジェクトは、食育の学習、学校や図書館との連携事業である。 ・「食育情報発信・相談」プロジェクトは、情報発信と食生活に対する相談体制の充実を図るものである。 ・「市民との協働による食の推進」プロジェクトは、協働事業なので具体的には決定しづらいが、行政だけではなく、外食産業との連携、狛江産野菜の使用などが想定される。例えば、足立区では糖尿病対策の一環として外食産業との連携がある。注文した料理の中に野菜料理があれば、野菜料理から提供していくもので、血糖値の上昇を抑える効果があり、医療費ベースで2000万円ほどの削減につながるとの試算が出されている。 ・第4章「計画の方向性と具体的な取組」については、次回12月の会議前に郵送等で資料を送るので、ご意見をいただきたい。 (事務局)<食生活指針について資料説明> (委員)基本方針の「健全な食生活」は、どういう姿を想定しているのかによって重点目標との関わりが出てくると思う。 (会長)委員会として、その定義はしていない。 (委員)高齢者は割と野菜を食べている一方、低栄養が懸念されている。「主食・主菜・副菜を揃える」は、平成27年度国民健康・栄養調査でも重点項目として報告され、食事摂取基準等を満たす「栄養バランスのとれた食事」をわかりやすく伝える質問項目として用いられている重要な考え方であるが、今回の質問項目には含めないのか。「健全な食生活」に関する意思表示をすることで、誤解を防ぐことができる。 (委員)重点目標はこのままで、「主食・主菜・副菜」は言葉で盛り込むのがよい。 (委員)野菜をほとんど食べない人の割合が多いので、これを重点目標に掲げるのはよい。具体的な進め方については話し合いが必要である。 (副会長)高齢者の野菜摂取については、今の高齢者は食べているが、60代、70代は3割ぐらいが食べていないことも現実である。 (会長)健康こまえ21の関連目標に関してはいかがか。 (委員)評価と次の計画への繋ぎ方が難しいものの、健康こまえ21への繋ぎもスムーズになるので、このままでよい。 (委員)睡眠についての記載がない。「健康づくりのための睡眠指針2014」によると、「定期的な運動や規則正しい食生活は良い睡眠をもたらす。朝食はからだとこころのめざめに重要」といったキーワードがあるので、アンケート調査結果を活かすためにも計画の中に取り入れた方がよい。 (事務局)「健康こまえ21」に睡眠に関するデータはあるが、目標はない。 (副会長)アンケート結果によると、60歳以上は約5割が睡眠の質に満足で、20代、50代でよくない結果となっている。 (委員)国の調査によると、睡眠の妨げになっているものは、女性は携帯電話とゲーム、男性は仕事であった。 (委員)重点目標の項目にどの基本目標を達成するものであるのかを記載した方がわかりやすい。 (副会長)記載はできるが、プロジェクトを実施したかどうか明確となるが逆に繁雑となる。 (会長)前計画は、プロジェクトと重点目標が別々になっていて、評価がしにくかった。 朝食・昼食・夕食で野菜を「ほとんど食べない」ということについてよい表記の仕方はないか。 (委員)野菜を食べている人の割合ではいけないか。 (委員)野菜を「食べない」という方がインパクトがある。 (副会長)朝食に野菜を食べていないのは課題であるが、食の現状などをみると、これを取り上げてよいものか疑問である。 (委員)欠食の問題もある。 (委員)野菜ジュースでもよいのか。 (副会長)アンケートには、野菜ジュースについて記載していないので、答えていない人もいる可能性はある。計画の中に若い人へのメッセージとして「野菜ジュースでもよい」ことを掲載することもよい。 (委員)共食の項目は、独居の人を勘案した数値か。 (副会長)勘案していない。 (委員)アンケートを出せない人の意見も吸い上げていくとよい。 (副会長)「家族」「知人や友人」と一緒に食事をする回数の基準が違っているので、これらを一つにすることはできない。一人暮らしでも家族と食べている人はいるので、どこの数値を抜くかが難しい。 (会長)健康に関するエビデンスからいくと、月に2回以上の外出だと効果があるので、知人や友人と一緒に食事をする回数も月に2回以上ということになる。 (副会長)アンケートでは知人や友人と月に1回以上と聞いているが、週1回以上の食事だと厳しいか。 (会長)「食事を楽しむ人の割合」の下に、共食の部分を入れ込む形ではどうか。 (委員)共食の部分は、このままでよく、文章で記載していけばよい。 (副会長)80代以上の30%が「知人や友人」との食事はないと回答しているので、ここは課題であるといえる。 (委員)会食会の話は聞いたことがある。 (会長)プロジェクトの中に入れていくとよい。 (委員)第3章4「重点プロジェクト」は、6「重点目標」の次に来るものだと思う。 「重点プロジェクト」は実践の部分なので、重点目標を支える項目立てを「重点課題」としていくのはいかがか。 (会長)「重点プロジェクト」と「重点目標の項目」は呼応するものとはしないが、今後具体的に記載をしていく。 (副会長)「市民との協働プロジェクト」の情報があれば教えてほしい。 (事務局)次回は12月22日(木曜日)午後1時30分からの開始といたしたい。なお、狛江市食育推進評価報告書については、「あいとぴあ健康まつり」やあいとぴあセンター内に掲示して周知を図った。
○閉会
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