1 日時 平成30年2月14日(水曜日)午後7時~8時30分
2 場所 狛江市防災センター3階301会議室
3 出席者

平谷英明、西村 昭比古、冨永悦子、久保田郁恵

(事務局)鈴木実、杉田篤哉、田中舞

4 欠席者 清水満
5 傍聴者 なし
6 議題 1 諮問内容(日本一安心で安全なまちの実現に向けた施策の推進方法)の検討について

2 その他

7 提出資料 資料 日本一安心で安全なまちの実現に向けた施策の推進方法について

参考資料

・狛江市後期基本計画

・安心安全啓発に関する進捗状況調査

(狛江市実行プラン平成29年度ローリング版より抜粋)

・平成29年度狛江市後期基本計画の指標等に係る市民アンケート調査報告書

(安心安全に関する部分を抜粋)    

8 会議の結果
【事務局】

 これより狛江市安心で安全なまちづくり推進審議会を開催いたします。

 議事に入ります前まで、事務局の方で進行させていただきます。はじめに、この審議会の公開及び傍聴について確認を行います。

 「狛江市の市民参加と市民協働の推進に関する基本条例」第10条に、審議会等の会議は、原則として公開するものとして定めています。また、「狛江市審議会等の会議の公開に関する規則」第3条に、会議の公開は、会場に傍聴席を設け、希望する者に傍聴を認めることにより行うものとする、と定めております。なお、開催に先立ちまして、同規則第4条に基づき、狛江市広報2月1日号にて、当審議会の開催予定を公表しております。原則、会議は公開ということですので、この審議会も公開とすることにご異議ございませんでしょうか。

 

<一同了承>

 

【事務局】

ありがとうございます。会議は公開とさせて頂きますが、本日傍聴者はなしです。次に会議録の取扱いについて、説明いたします。

「狛江市の市民参加と市民協働の推進に関する基本条例」第12条に、審議会等の会議が開催されたときは、会議録を作成し公表することを定めております。会議録は、「狛江市審議会等の会議録の作成に関する要領」に基づき、会議の名称、開催日時及び開催場所、出席者及び欠席者の指名、会議に付した案件、提出資料、会議の内容について、発言者の氏名は伏せる形で要点筆記したいと考えておりますが、いかがでしょうか。

 

<一同了承>

 

【事務局】

 それでは、会議の公開及び会議録の取り扱いに関しては、説明させていただいたとおりとします。なお、本日は、「狛江市安心で安全なまちづくり基本条例」第16条に基づき、高橋市長から「日本一安心で安全なまちの実現に向けた施策の推進方法について」、諮問させていただきますので、よろしくお願いいたします。

それでは、高橋市長、よろしくお願いいたします。

 

【市長】

 日本一安心で安全なまちの実現は、私の就任以来の念願であり、皆様には日頃より色々な角度からお考えいただき、感謝申し上げます。ここのところ、私の掲げる日本一には届かないまでも、東京一には近づいてきておりましたが、交通事故死者ゼロが1,692日継続していたものが、先月不幸にも交通死亡事故が発生してしまいました。ここから新しい施策を重ねてまいらないといけないと思っています。

 防犯につきましても、東京区市の中で犯罪発生率の最も少ない市に近づきつつあったのですが、昨年刑法犯認知件数が増えてしまいまして、とうとう7位まで転落し、防犯面につきましてももっと工夫が必要なのかなと思っております。

 しかし、防災も含めて全体的に、東京一安心で安全なまちに近づいてきているという基調そのものは変わっておりません。今後とも皆様のお知恵をお借りしながら、日本一安心で安全なまちの実現に向けて取り組んでまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 それでは、会長に諮問させていただきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

【会長】

 狛江市の特性を活かしまして、日本一安心で安全なまちの実現に向けて、知恵を絞っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

【事務局】

 それでは、市長はこの後公務がございますので、退席させていただきます。ここから、議事の方に入りますが、その前に会長より一言ご挨拶をいただければと思います。

 

【会長】

 先ほど市長より諮問がございました。15番目ぐらいの子どもを5番目ぐらいにするのは簡単ですが、2番、3番の子どもを1番にするというのはなかなか大変です。できるだけ多方面から、防災、防犯、交通安全、まちづくり方面も含めて、大から小まで皆様のお知恵を借りていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 それでは議題に入ります。事務局より資料の説明をお願いします。

 

【事務局】

議題(1)諮問内容(日本一安心で安全なまちの実現に向けた施策の推進方法)の検討について、資料に沿って説明

 

【会長】

 ただいま説明して頂きましたことで、ご意見ご質問などはございますでしょうか。

 

【A委員】

 防災会が高齢化により、活動が大変だという話を聞いたことがありますが、実情はどうなのですか。

 

【事務局】

 おっしゃるとおりです。また、地域に住んでいても町会や防災会には入らないという方も多数いらっしゃいます。

 

【会長】

 全国的には若者人口は減っているが、狛江市は、若者人口はそこまで少なくないと思うので、若者を取り込むための施策が必要だと思う。

 

【A委員】

地域では、PTAまでは皆関わるが、その後、町会や防災会に入ってこないという実状である。若者人口が増えている今、なにか若者に魅力的な施策を行わないといけない。

 

【会長】

 働き方改革が進み、通勤時間が減少すれば、地域活動にも時間を回せるかもしれない。自治体によっては、若者活動条例等を作っているところもある。そんなことを検討してもいいのかもしれない。

 

【B委員】

 私の所属する町会では、息子の代への引継ぎができ、40代、50代の息子世代が防災を担っている。

 

【会長】

 引継ぎができている団体とそうでない団体との違いは何か、考えることも必要。

 

【C委員】

 狛江市に消防署はあるが、警察署はない。調布警察署が二市を受け持つことの課題等はあるか。

 

【事務局】

 調布警察署は、調布市、狛江市の二市を管轄する関係で、警視庁管内でも大型の警察署となっており、警察官の数も多い。市民アンケートでも、狛江警察署を要望する声がある。ただ、物理的に誘致する土地がない。ほかに二市を抱えているのは、西東京市、東久留米市を管轄する田無署である。

 

【C委員】

 狛江市消防団の定数は現在足りているのか。

 

【事務局】

 狛江市消防団は定員108名のうち、現在活動しているのが106名で、2名減の状況。

 

【C委員】

 「顔と顔の見える関係づくり」の項目に、災害時応援協定締結を記載する意図はなにか。

 

【事務局】

 市独自では災害対応が十分でないため、市には無い民間事業者特有の技術、物資等の災害時の提供をお願いしている。また、人的及び物資の支援を同時被災しない自治体にお願いする目的で、他自治体との協定を締結している。

 

【C委員】

 災害時応援協定の締結はとても有意義なことだが、「顔と顔の見える関係づくり」は市内部のことだと思うので、この項目に記載することには少し違和感がある。

 

【事務局】

 応援協定を締結している事業者、自治体等とは定期的に連絡先の交換、顔合わせ等を行っている。しかし、市内部の関係作りも大変重要。長野県栄村で大地震が起きたとき、隣近所が顔見知りだったため、救援部隊が来る前の共助につながったという事例がある。顔合わせができているということが、地域防災力の向上に最もつながると認識している。

 

【C委員】

 防災会のことだが、防災会の地域カバー率を挙げることも結構だが、関係づくりとしては、防災会の活動への参加率を上げるための施策を記載する方がいいのではないか。

 

【会長】

 長野県栄村は町会自治会の力が強く、簡単な道路補修等は、行政から材料をもらって自分たちでやってしまう。ただ、この地域も、高齢化で活動が難しくなってきている。

 

【A委員】

 避難所運営協議会と学校との関わりは、地域によってかなり差があると思う。

 

【事務局】

 学校は子どもを守るという前提のもと、全体的に協力的ではある。ただし、校長先生、副校長先生の考え方によって、協力の仕方に若干の差が出るのも否めない。その間に入って調整するのが行政という認識を持っている。現在、学校や行政から、やり方が合わない等の話は入っていないので、各団体の負荷はないと感じている。

 

【C委員】

 「教育及び広報の実施について」の項目では、課題ではなく施策を記載した方がいい。

 

【事務局】

 ご指摘のとおり表現を改めたい。

 

【B委員】

 防災活動等においては、新しい居住者の協力が少ないことが悩み。チラシを戸別にポスティングしても、なかなか効果がない。また、交通事故の危険を注意しても、自分は大丈夫という認識がある人が多い。

 交通事故防止については、自転車や歩行者も、道路に出るときは一度止まって車が来ないか確認するという行動が大切。

 

【会長】

 交通事故防止には、ハードウェア整備も大切になる。

 

【C委員】

 ハードウェアも大切だが、安全教育を浸透させるのが重要。防災会の活動が充実すれば、安全教育も担えるのではないか。町会や防災会に入ってほしい、と言ってもすぐに住民の理解を得るのは難しい。たとえば市民まつり等で団体のブースを出展して親睦を深めていく等のプロセスが大切。枝豆パーティーでもいいが、狛江市ならではの、市民が隣近所と接点を作れるようなソフト面での施策を表現できたらいい。

 また、防災センターについては、ハードウェアの整備よりも、司令センターとして市民にどのような安全を提供するか、どのように活用するか、ということを記載するのが、推進の提案につながる。防災センターの見学会を行う等、市民にどのように周知するかというソフト面が重要になる。

 

【会長】

 一般的に、得意な点より不得意な点を伸ばす方が、成績が上がりやすい。たとえば特殊詐欺等、狛江の弱いところをカバーしていくというのも、一つの方法だと思うがどうか。

 

【C委員】

 安心安全なまちづくりと特殊詐欺とは、どういう関係があるのか。安心して、人を信用してしまうと、詐欺に遭ってしまうのではないか。

 

【A委員】

 ご近所で顔と顔の見える関係が作れていれば、情報交換ができて、詐欺が防げる。

 

【B委員】

 防犯の役員をしている方でも、詐欺に遭ってしまった事例がある。

 

【事務局】

 危機意識が低いことが、災害や犯罪のリスクを生むという見方もある。

 

【C委員】

 「ここは危険なまちだ、人を信用するな」という教育を子どもにするのは、本当はあまり良くない気もする。

 

【会長】

 水道管の修理等を騙る詐欺もあるため、地域での修繕業者や関係機関等を情報共有できるような関係づくりも大切だと思う。

 

【C委員】

 そのような点は、広報の重要性につながる。

 

【A委員】

高齢者は現在どんどん増えているが、民生委員でもなかなかプライベートな部分には入り込めない。どこまで立ち入れるか、課題が残る。

 

【B委員】

 24時間みまもりを行うシステムもあるが、それに任せきりになりすぎて、放っておかれてしまうというリスクもあるかもしれない。

 

【C委員】

 高齢者でも安全に移動できるよう、バスのバリアフリー化は進んでいるが、鉄道を利用している高齢者も多いと思う。鉄道も一つの公共施設だと思うので、鉄道会社と連携したバリアフリー化等は考えているか。

 

【事務局】

 バリアフリー化は大きな課題であり、市の施設に関しては配慮している。

 

【C委員】

 狛江市の特徴として、「安心安全に子育てができる」、「高齢者が“住める”ではなく“活発に活動できる”」、という要素があったら素敵だと思う。狛江市の児童数はどうなっているか。

 

【事務局】

 小学校の児童数は、大型マンションが建設されたこともあり、増えていると思う。

 

【C委員】

 人口減少という危機に対して、人口増加を図らなければならない。「若者が安心して子育てできる」、「高齢者が元気に活動して平均寿命が高い」、等の観点で、シティセールスを行えるといいのではないか。従来のアピールポイントである“水と緑のまち”が子育てやお年寄りの活動、癒しにつながってもいいと思う。

 

【会長】

 高齢者を引っ張り出すような政策が必要。明石市は、妊婦さんに母子手帳を渡すのは手渡し(タクシー券等は渡す)で、その際に注意事項等をお話しする。また、弁護士が職員として採用されており、無国籍児童や虐待等の相談に乗っている。

 

【事務局】

 狛江市総合戦略の中でも、現役の高齢者の活躍で社会を創設することや、高齢者の参画等で子育て環境を改善していくこと等が挙げられている。今後の高齢化社会に向けて、高齢者の安全環境を高めることで、高齢者が活発に活動できるまち、という視点は、答申に盛り込んでいきたい。

 

【B委員】

 高齢者としては、「高齢だから」と社会から弾かれてしまうのではという懸念もある。顔と顔の見える関係が築けることで改善できればいい。45人リレーは、今まで会ったことのない若い人達と高齢者が、リレーや食事会を通して交流できたという点でよかったと思う。

 

【事務局】

 高齢の方で、講演会等の参加意欲がある方は大変多い印象がある。また、ほかの人にもっと話ができる場があればいい、という話を聞いたことがある。高齢者が、学校等で子どもたちとの関わりを持ちながら、自ら情報を発信できる場が作れるといい。

 

【C委員】

 防災センターの中に、高齢者が集まる場を作るというのも一案。

 

【事務局】

 こまえくぼ等ももっと活用できるといい。

 

【A委員】

 狛江市には地域センターがあり、昔は幼稚園や学校等で、講座室等を取って使用していたため、色々な年代との関わりがあった。現在は、高齢者の使用が中心になっていると感じる。地域センター自体も古くなっているから難しいのかもしれないが、体育館や調理室がある等とてもいい場所なので、もう少し活用できないかと思う。サロン等にも子どもたちを引き込めればいい。児童センターを併設している所もあるので、もう少し世代の関わり合いが持てればと思う。

 

【事務局】

 水辺の楽校は、市民ボランティアの方が、子どもに知識を教えている。そのような取組みをもっと増やしていければと思う。

 

【B委員】

 緑野小のお餅つきでは、若い世代と高齢者がうまく関わりを持てていると思う。

 

【事務局】

 高齢者が学校で子どもたちに話ができると、子どもも地域との関わりを持てると思う。

 

【会長】

 安安丸の活用に関してはどうか。

 

【事務局】

 子どもを中心に広報を進めてきたので、安安丸によって、安心で安全なまちづくりの広報をしたいと思っている。

 

【会長】

 答申の方向性については、もう少し審議を続けていきたい。消防や警察等、専門家に意見を聞いてもいいと思う。刑法犯認知件数が増えてしまった原因を究明するのも一案。

 

【C委員】

 犯罪や交通事故の発生は、行政の努力ではどうにもならない面はあるのでは。

 

【A委員】

 ただ、水道道路の交通事故減少は、本当に行政の努力の成果だと思う。

 

【B委員】

 交通事故等の注意啓発は、相手があってのことなので、限界もある。

 

【会長】

 無灯火自転車等は、警察、行政で協力していけば減っていくと思う。

 夏頃までに、答申を出すとのことなので、ご意見あれば事務局に寄せていただければと思う。引き続き、審議は進めていきたい。

 

【事務局】

 今後の予定としては、夏頃の答申提出を目指す。今日出た話をまとめて、答申案として、改めて皆様にお見せする。地域の中での高齢者の活躍を、安心安全教育につなげられるような内容を盛り込んでいきたい。本日の会議録と別に、改定した答申案を皆様に送付する。それを読んでいただき、次回の会議でご意見をいただくという形を取りたい。

 

【会長】

 これで、平成29年度第1回狛江市安心で安全なまちづくり推進審議会を終了します。