1 日時

平成30年6月25日(月曜日) 午後7時~9時

2 場所 狛江市防災センター302会議室
3 出席者

委員:奥村隆一 大塚隆人 藤川隆司 島本和彦 平川亮二 深谷慎子 内海貴美 長谷川好道 石田琢智 篠宮悠子 西智子 野口潔人(12名)

事務局:政策室長 田部井則人 政策室協働調整担当 大脇瑶子

4 説明者

地域活性課コミュニティ文化係 細川歩 こまえくぼ1234(狛江市市民活動支援センター) 日比野浩

5 欠席者

委員:松崎学 宍戸泉 今井美沙

6 提出資料

前回会議録

市民公益活動事業補助金選考結果

市民活動支援センターヒアリング資料

資料1 市民協働事業提案制度の応募状況について [122KB pdfファイル] 

資料2-1 市民協働事業提案制度 審査会進行スケジュール

資料2-2 市民協働提案事業 審査表

資料2-3 提案書

資料3 無作為抽出による審議会等の公募市民委員の募集結果について [128KB pdfファイル] 

資料4 総合的評価に関する各種資料

7 会議の結果

1.開会

(1)前回会議録の確認

 

2.議題

-配布資料の説明-

(1)市民公益活動事業補助金報告会及び選考結果について

-資料に基づき、地域活性課から説明-

(会長)審査委員からそれぞれ感想をお願いする。

(委員)委員長を中心に交付団体の活動と交付金額の妥当性についてよく検討ができた。チャレンジ補助金の交付については、中身を選別した上で、交付すべき金額と活動の経費の中ですべき部分との住み分けを行い減額することができた。良い選考ができた。

(委員)これだけの団体が応募してくださって非常に良かった。市民が自分達で立ち上げた団体であるため、まだまだ完璧ではないと思うが、スタートとしては有意義な内容とそれぞれに感じた。プレゼンテーションについてはPR不足の団体もあり、もう少しうまくできれば審査員の理解も深まったのではないだろうか。

(会長)プレゼンテーションの巧拙も影響するだろう。申請はバラエティ豊かな内容と感じた。

 

(2)市民活動支援センターへのヒアリング及び評価について

-評価方法について事務局より説明-

・事業評価票に基づきヒアリングを行い、評価項目「施設利用状況」「事業収支」「事業実施(相談、マッチング、ネットワーク、拠点、情報収集・発信、交流・人材養成・研修)」「サービス維持向上」について、①評価できる点、②検討課題、③助言を記入していただく。

・3つの目標については、5段階評価で達成度を記入していただく。

・提出は、データ入力の場合はメールにて、それ以外の場合は持参またはファックスにて7月9日(月曜日)までに協働調整担当へ。

・記入にあたっては、具体的なアドバイスも入れていただくと有難い。

-ヒアリング用の参考資料に基づき、こまえくぼ1234(市民活動支援センター)センター長より各項目について説明-

○施設利用状況について

(委員)利用者数は過年度と比較するとどれくらい増えているのか。

(センター長)昨年度と比較して約1.8倍となっている。

(会長)3月に突出して利用が増えているが、何か理由はあるのか。

(センター長)団体イベントの回数が多かった。また、センター外壁へのペイントイベントをセンター主催で実施したため、利用が増えた。

(委員)年間何人に到達することを安定的な利用者数と考えているのか。

(事務局)市の施設ということもあり、年間1万人を目標として出させてもらっている。開設2年目に6,000人弱なので良いペースとは思うが、毎月かなりの数にならないと1万人にはいかない。手立てを考える必要がある。

(委員)利用者数が倍近くになった理由は何と考えるか。

(センター長)登録団体も増え、イベント利用も増えている。感覚としては、任意のグループや大所帯の団体での利用が増えていると感じる。本来のセンターを利用してもらう姿と感じるため、そういう形での利用のされ方がもう少し増えてくると良いと感じる。

(委員)ペイントイベントは、当初は市民まつりと同日に実施したいと思っていた。今後は、市民がたくさん訪れる日にそういったイベントを他団体の力を借りて行うのも良いのではないか。PRの仕方さえ良いものが続けば、認知度は上がると思う。

(会長)全市的なイベントとうまく組み合わせると効果的だろう。今後、1万人を目標にすると月あたり800人程度となるが、どういった取組みを行っていくつもりか。

(センター長)どういう場所なのか色んな方に知ってもらえるようなPRが必要だろう。開館時間の延長など、誰に利用してほしいのか、どこに焦点を当てるのかを考えることも必要と思う。ただ、年間1万人と目標は出しているが、ただ人が多く集まれば良いものではなく、相談やネットワークなどセンターの機能をどういう風にしていくかも考えないといけないと思う。より使いやすいように変えていける余地はあるので、変えられるところは変えていきたい。

(委員)内訳の「その他」の数値が多いが、どんなものが含まれるのか。

(センター長)明確に分類するものが難しいものは「その他」にしている。相談まではいかないが、色々話してみたり意見を聞いてみたいという方もいる。

(委員)興味を持って見学したり、市民活動をしたい方が含まれているということか。

(センター長)含まれている。

(委員)そういう人達と繋がっていくことが重要だろう。

(センター長)明確な目的がなくてもちょっと寄ってみる、気軽に来てもらえる、集まってもらえる場所とも言える。

(委員)気軽に来てもらうということはPRを考えると重要なジャンルだろう。

(会長)ここが何だろうと感じて立ち寄ったのであれば、内訳にそういったカテゴリーを作っても良いだろう。

(委員)「その他」の中に子どもは含まれるのか。

(センター長)センターによく来てくれる子どもたちはいるが、遊びに来たりする場合はカウントしていない。

(委員)「その他」は年配の方が多いのか。

(センター長)トータル的には年配の方が多いかもしれない。家族や若い方も来たりする。

(委員)子どもが利用できるという考え方ではないのか。

(センター長)子どもが利用してはいけないということではなく、何歳からという下限もない。ボランティア活動をしたくて来た子どもなどはカウントに含まれている。

○事業収支

(委員)人件費が増えているので広報費を減らしていると見られるがどうか。

(センター長)広報費を減らした分、職員が色んな方にお会いしに伺っている。

(委員)効果的なPRという考え方の中で、職員が足でやることと違うやり方とがあると思うが、そこは考えた上でそのやり方を選んだのか。

(センター長)色んな周知の方法はとっていかないといけないが、口コミや直接お話することは一番大事なところであり、効果として占める部分が大きいと感じる。広報誌を出しても目に留まらなければ見てもらえない。

(会長)人件費は増員のために増えたのか。あるいは想定していた職種ではない人を入れたのか。

(センター長)増員したわけではなく、残業としての支出である。

(委員)諸謝金支出も減っているが、実施しなくて良かったのか。

(センター長)当初予定していた講座を、2つのものを1つにまとめたりしたためである。

(会長)意図して圧縮したのか、結果的に不要だったのか。

(センター長)事業によって両方の部分がある。

(委員)認知度や利用者数を上げるために、かけるべき経費はあると思う。そのために当初予算立てをしているので、実施した方が良かったと思う。計画したけれど実際に企画してみたら効果的でないとわかったり、他の費用で併用すれば賄えるのであれば必要はないが、広報費や諸謝金は当初予算より減ることはあまり好ましくないと感じる。

(会長)指定管理委託料という総額の中で、人件費が増えたためある程度調整しなければならないのだろう。業務委託費も下げられているが、必要なものにはきちんとかけるべきだし、見積りが適切でなかったのであれば次年度に活かせる気づきではないだろうか。

○事業実施

(会長)子ども食堂の連絡会の事務局はセンターになっているのか。

(センター長)連絡会としてスタートしたばかりなので、事務局としてではなく、連絡調整等を行っている。最終的には団体の中で役割を持てるような形に持っていき、センターは後方からサポートという形をとりたい。

(委員)子ども食堂のマップには載っていない団体もあるが、団体が入らないと言えば入らないのか。

(センター長)連絡会は、団体から相談があってスタートしたため、すべての団体に声掛けはしている。センターとしてはどこも同じように繋がってほしいと思っているが、団体の方向性によっては参加してもらえなくとも仕方がない。情報は平等にお渡ししているため、あとは団体の判断となる。

(委員)何かお困りのことはあるか。

(センター長)センターがよく言われるのは、「何をしてくれるの?」ということだが、センターに何かしてもらおうと思って来るのではなく、活動をしている方や活動したい方に「こういうことをしたい」という思いがあり、その活動を主体的に活動できるよう後方から支援するのがセンターの本来の役割である。そのあたりをやっていく中で難しいと感じることがある。

(委員)指定管理者が社会福祉協議会のため、福祉の印象が強いのではないだろうか。

(センター長)何かしたいがどうしたら良いかわからないから助けてと来られる方の方が、より自主的に活動することへ繋がっていく。ただ、何をしていきたいかわからない方も、話していくうちにやりとりの中で気付いていただけることもある。

(会長)コーチングも行っているのだろう。拠点、情報収集、交流それぞれについて、運営側から見た課題はあるか。

(センター長)拠点については、より利用しやすい方法を開館時間も含めて検討していく必要がある。情報収集・発信については、収集したものを発信するという点ではまだまだ足りない部分がある。色んな媒体を通して必要な方に必要な情報が届くようにしていきたい。交流・人材養成・研修については、団体同士が交流できる機会を作っていくことが必要と感じる。例えば勉強会でただ講義を聞くだけではなく、講義後に参加した団体同士で情報交換するような場を設け、お互いに知る機会が重要と考える。

(委員)センターでは活動希望の受け入れ等も行っており、その中で学習サポートができるような相談も受けられている。マッチング・人材養成としての事業に含まれるだろう。元々がボランティアセンターだった関係もあり、学校の先生には認知度が上がってきている。それに伴い要望も多くなっているのではないか。

(センター長)学習サポートプロジェクトに関しては30年度の事業であるため、29年度の事業報告書には掲載していない。

(委員)団体交流事業をする際は、広報誌やチラシ配布だけなのか。関連団体に連絡するのか。

(センター長)チラシを出した上で、個別に団体へも声かけはしている。

(委員)企画を色々されている割に参加人数が少ない気がする。投げかけ方はもう少し方法があるかと思う。

○サービスの維持向上

(会長)課題は何かあるか。

(センター長)アンケートは利用している方を対象にしか実施できていないため、利用していない方に対してもアンケートがとれればと思う。PRにも繋がる。

(会長)未利用者へのアンケートとして、市民モニターへアンケートを行うことはできるか。

(事務局)昨年度実施させていただいた。今年度も実施したい。

(会長)アンケートを見ると、センター利用団体の平日夜間活動はほぼ0に近い。仕事をしながら活動する人は土日だけになるため、利用はなかなか難しいだろう。

(委員)利用者の年代や性別の統計はとれているのか。

(センター長)統計はない。

(委員)センターの利用は定年退職後や主婦の方が多いのだろう。その人達を中心に活動している分、広がりが難しいと感じる。仕事をしながらボランティア活動している方など、色んなネットワークの中にいる人達が夜会議で使えるようになると幅が広がる気がする。

(会長)潜在層で夜のセンター利用したい人がいるのであれば、将来的に開館時間を延ばすこともあるだろう。データはとりづらいが、さらに活動者を増やす上では重要だろう。

(委員)夜間を延ばすと人件費が増えてしまうため、その部分も検討していかないと難しい。周りの施設の使用状況との兼ね合いも含めて慎重に検討する必要がある。

(委員)打合せでの利用が増えているが、無料で使えるということもあって、公民館の代用として使われているのではないか。それは良いのか。

(センター長)実際そういう形で来られる方もいるが、最初にセンターの趣旨を説明している。団体の定期的な活動場所としては適さないとお話させていただいた上で、判断していただく。(委員)夜間のニーズと聞いたとき、地域センターの利用と同じように考えて要望を出している人もいるのではと思った。定期的な活動場所としては使えないときちんと話しているのなら問題ないだろう。

(委員)利用は無料なのか。

(センター長)条例で使用料は無料と定められている。

(会長)ありがとうございました。ご説明いただいたものを基に、総合評価を記入していただきたい。

 

(3)市民協働事業提案制度プレゼンテーション及び審査について

-資料1、2-1、2-2、2-3に基づき、事務局より説明-

・応募件数は2件。

・公開プレゼンテーション・審査会は、7月28日(土曜日)開催。

・審査は、松崎委員を委員長として、平川委員、内海委員、篠宮委員で行う。

・審査のポイントが7つに増えたため、配点を、重要ポイントを10点満点、その他を5点満点とし、すべての合計を50点満点とする。

(会長)スケジュール及び評価票(案)は問題ないか確認をお願いする。審査は、抽象的な概念のものを具体的に評価するので集中力を要し大変かと思うが、重要な判断基準となるためよろしくお願いする。

(委員)何点以下は不合格というのはあるのか。

(事務局)不合格ラインはない。合計点数を出し、点数を基に審議した審議会からの意見を総括として答申している。市は、点数と総括の両方を実施するか否かの判断基準としている。

(会長)事業名はどちらも長い。

(事務局)来年度は字数制限しようと思う。提案の内容については、審査員以外の方もご意見があればいただきたい。

-了承-

 

(4)無作為抽出による公募市民委員選任結果について

-資料3に基づき、事務局より説明-

-質問・意見特になし-

 

(5)総合的評価に関する各種資料について

-資料4に基づき、事務局より説明-

・次回の会議までに、総合評価の提言作成に向けて集計結果の内容について確認及びご意見をお願いする。

・いただいた意見を基に、事務局にて提言案を作成し、次回の会議で審議していただく。

(会長)初めての方は用語等わからないものもあるかと思う。不明な点は事務局へ。

-質問・意見特になし-

 

3.その他

-事務局から報告-

・こまえくぼ1234事業評価票、市民提案型市民協働事業の提案内容に対する質問や意見、総合評価の提言作成に向けたご意見は、7月9日(月曜日)までに事務局へお願いする。

・次回の審議会は、8月22日(水曜日)午後7時~

 

-閉会-