1 日時

平成30年8月31日(月曜日) 午後2時30分~4時30分

2 場所 狛江市防災センター 302会議室 
3 出席者

委員長  渡辺達朗

副委員長 伊藤大海

委員   白井俊太郎、渡邊敏政、石黒佐和子、勝又壽美江、榎本正樹

事務局  片岡晋一、加藤裕之、石橋和美、田邊勇貴

委託業者 株式会社アイアールエス 堀越久代、菊池幸樹

4 欠席者

委員 五十嵐 太一、秋元 賢    

5 課題

1 開会

2 議題

(1)消費者アンケートの状況報告について

(2)商店会長ヒアリング(案)について

(3)経営者アンケート(案)について

(4)その他       

3 閉会 

6 提出資料

第2回狛江市商店街振興プラン策定委員会会議録

第2回狛江市商業振興プラン策定委員会 委員意見と対応状況について

消費者アンケート

商店会会長ヒアリング調査票

経営者アンケート

市内イベント一覧表

7 会議の結果

1.開会

 (委員長)

開会宣言。

配布資料について、事務局に説明を求める。

 

2.議題

(1)消費者アンケートについて

(事務局)

 消費者アンケートについて、第2回策定委員会後の主な修正点について、資料に基づき説明 

(事務局)  

 「消費者アンケートの回収状況について、8月31日の時点で606通回収し、回収率は24.24%となっている。」

(委員長)

 「前回の回収率はどのくらいだったのか。」

(事務局)

 「回収率は28%程度だった。前回は7月末には発送しており、回収期間が長くとれていた。今回は調査票の調整に時間を要したため、発送が後ろにずれ込み、回収期間が短くなったため回収率が下がったと考えられる。」

 

 

(2)商店会長ヒアリング(案)について

(委員長) 

 配布資料について、事務局に説明を求める。

(事務局)

 商店会長ヒアリング(案)について、資料に基づき説明。

(副委員長) 

 「商店街は過渡期にある。意欲が低下している経営者と、新たに出店したい創業者などの入れ替わりがスムーズに行われているのか、そういった状況を把握できるような項目が必要である。」

(委員長)

 「調査票の冒頭では、本アンケートは無記名とあるが、この後修正するのか。」

(事務局)

 「修正する。」

(副委員長)

 「P4の(6)②の選択肢9番が「防災・減殺」となっているが、「防災・減災」の間違いか。」

(事務局) 

 「修正する。」

(副委員長)

 「出店希望の有無について。問い合わせがある場合はその件数がどのくらいあるのか把握できる形式に修正してはどうか。さらに今後の狛江市における商店街の位置づけに対する考え方や、商店会の解散や継続などの意向についてはヒアリング時に聞いていただきたい。また、定期的に今回のヒアリングシートを用いて調査を行い、商店会のカルテとしてデータベース化するのはどうか。」

(委員)

 「商店会長が高齢であったり、商店街として機能していないような商店会もある。そのため『会長プロフィール』を聞く欄で、副会長など若い方の名前や情報を聞いておくと次に繋がるのではないか。現状、なかなか新しい意見が出にくい状況がある。」

(事務局)

 「ご指摘を踏まえ修正する。」

(副委員長)

 「後継者の方の声が上がりにくい状況があるのか。」

(委員)

 「個人商店として、2代目・3代目に代替わりしている店も多くなってきてはいるが、個々の商店街単位だとなかなか変化が見えない部分もある。」

(委員)

 「商店会毎にかなり状況が異なる。活発に活動している商店会でも後継者探しには苦心している。」

(委員長)

 「商店街での創業や出店希望は商店会に問合せがあるのか。」

(委員)

 「駅から離れたところは別だが、駅周辺は空きが出るとすぐに埋まるので空き店舗を意識することはない。」

(副委員長)

 「駅周辺では空き店舗の有無よりも、家賃などの貸し出し条件の方が課題になる。」

(委員)

 「3~4年前に商工会で店舗紹介の冊子を作製したが、作成時に80店舗程度掲載したが、11店舗が無くなっていた。店の入れ替わりはあると感じる。」

(委員長)

 「消費者として商店会に聞きたいことはあるか。」

(委員)

 「自宅の周辺の商店街はなくなってしまった。市南部の方は個人店が少ない。」

(委員長)

 「ヒアリングシートについては、記入して終わりではないので、シートをベースにヒアリングをしてもらいたい。内容については、正副委員長にて確認して決定する。」

 

(3)経営者アンケート(案)について 

(委員長)

 配布資料について、事務局に説明を求める。

(事務局)

 経営者アンケート(案)について、資料に基づき説明。

(委員長)

 「アンケートの業種区分は前回と同様か。」

(事務局)

 「若干変更を加えている。前回は産業区分に基づいた聞き方であった。」

(委員)

 「宿泊業者は市内にあるのか。」

(事務局)

 「市内で営業しているのは1軒のみである。」

(委員)

 「市内で民泊を実施しているところはあるか。」

(事務局)

 「登録自体はある。」

 (委員長)

 「調査の設計上は対象として商業の経営者をメインにしているのか、それとも非商業の事業者も対象として想定しているのか。」

(事務局)

 「調査設計者としては、業務支援サービス、介護、学習塾など、商店街に立地している商業以外の業種も対象として想定している。」

(委員長)

 「調査票の設計上はそれで良いと思うが、名簿に掲載されている事業者の業種がどうなっているかが問題である。商業に偏った名簿を使用するとなると、設計の意図が結果に反映されないのではないか。」

(事務局)

 「対象の抽出については再度検討を行う。」

(委員長)

 「今回の調査では商店街の商業者だけに限定するのではなく、医療・福祉など様々な業種・サービスを対象に調査を実施するということであると思う。」

(委員)

 「P3の問3(8)について、12番と13番の選択肢はこれでよいのか。」

(事務局)

 「修正する。」

(副委員長)

 「P3の問4、16番『電子決済の選好』は表現が難しい。『電子決済の利用』などでよいのではないか。

また、P2の問2(4)の①貴店の課題を問う設問に対して、『賃料が高い』『適切な物件が見つからない』『客数が伸びない』『客単価が低い』などの選択肢が考えられる。

(事務局)

 「反映させる。」

(副委員長)

 問14の「あったら良いお店」を問う設問については、『市内又は商店街により人を集めるために、不足しているものは何か。』といった内容に修正してはどうか。また、国や都の支援策についての設問は、次の設問で強化すべき施策を聞いており、どのようなところに問題意識を持っているかを把握出来るので、聞く必要はないと思われる。市の事業については、“経営者として”参加・利用経験があるかを聞いていることがわかるように設問文を修正するべき。」

(事務局)

 「了解した。」

(委員)

 「収益状況を問う設問の選択肢として『収支トントン』という表記は正しいのか。」

(事務局)

 「東京都の調査で同様の設問があり、集計結果を比較するために表現を合わせた。」

(委員長)

 「廃業を検討している理由を問う設問について。『商売に身を入れなくても暮らせる資産や別収入がある。』という表記は適当か。」

(副委員長) 

 「『暮らしていけるめどが立つ資産や別収入がある』などではどうか。」

(委員長)

 「今後の事業の見通しを問う設問で、5年間というのは期間として適当か。」

(委員)

 「5年は少し長い印象である。3年でも良いのではないか。」

(事務局)

 「3年に修正する。」

(委員長) 

 「市の中心部には空き店舗はあまりないと思うが、周辺地域はどのような状況か。」

(事務局)

 「シャッター街となっているところもあると認識している。」

(委員)

 「商売をやっている人は空き店舗を探していないと思うので、経営者に空き店舗について聞いてもどう回答するのかわからない部分はある。」

(委員長)

 「空き店舗については、商店会長ヒアリングで聞くこととする。」

(副委員長)

 「市内で2店舗目を探している方のニーズについては、貴店の課題を問う設問で『適切な物件が見つからない』という項目を追加することで対応できる。」

(委員)

 「市内で多店舗を展開しているのはクリーニング屋やカレー屋か。」

(副委員長) 

 「経営の継続にあたって計画していることを問う設問の選択肢の中で『市内に新たに出店を考えている』という項目を追加してもよいのではないか。」

(事務局)

 「修正する。貴店の課題の設問とクロス集計すれば経営者が抱える課題がより詳しく見えてくるだろう。」

(委員長)

 「その他、ご意見等があれば事務局に連絡のこと。」

 

(4)その他

(委員長) 

 資料6 市内イベント一覧について、事務局に説明を求める。

(事務局)

 「市内イベント一覧」について、資料に基づき説明。

(事務局)

 「商店会長ヒアリングや市内で新たにイベントを開催している方々により詳細な聞き取りを行い、今後の展開等も含めて情報整理していきたい。」

(副委員長)

 「市内では、商店街の垣根を越えたイベント等をリーダー的な方がコーディネートするような動きはあるのか。」

(委員)

 「商店街の垣根・エリアを越えて合同で取り組むという話は出るが、なかなかまとめる方がいないのが実情である。」

(委員)

 「これまで和泉多摩川の商店街は人通りも少なく閉まっている店舗も多かったが、先日は一八〇というイベントが開催されるなど盛り上がっているように感じる。」

(委員)

 「現状、市内で新たに人が集まるようなイベントをやっている事例は商店街単位のものではない。」

(事務局)

 「新しい団体の取り組みの情報は、商工会や商店会といった昔からの組織には伝わらない状況なのか。」

(委員)

 「あまり伝わってこない。ただ、狛江の市民はイベント好きで開催すると人は集まると感じる。」

(委員)

 「商店会が行うイベントは助成金等を受けて実施するので、制約が多い。そのため、他団体が実施するイベントとは一線を画している。」

 

3.閉会