平成30年度第6回狛江市市民参加と市民協働に関する審議会会議録(平成31年2月7日開催)
1 日時 |
平成31年2月7日(木曜日) 午後7時~8時10分 |
2 場所 | 狛江市役所4階特別会議室 |
3 出席者 |
委員:奥村隆一 大塚隆人 藤川隆司 島本和彦 松崎学 深谷慎子 石田琢智 平川亮二 篠宮悠子 長谷川好道 内海貴美 宍戸泉 西智子(13名) 事務局:政策室長 田部井則人 政策室協働調整担当 大脇瑶子 |
4 欠席者 |
委員:野口潔人 |
5 提出資料 |
前回会議録 市民公益活動事業補助金に関する資料 資料1 市民フォーラム実施報告書(案) 資料2 平成30年度市民協働事業提案制度の実施状況について [82KB pdfファイル] 資料3 平成31年度市民協働事業提案制度の実施方法について [103KB pdfファイル] |
6 会議の結果 | |
1.開会 (1)配布資料の説明、前回会議録の確認
2.議題 (1)平成31年度市民公益活動事業補助金について【地域活性課事業】 -市民公益活動事業補助金に関する資料に基づき、地域活性課から説明- ・本審議会から4人、狛江市市民公益活動事業補助金選考委員になっていただく。 ・事業報告会を5月19日(日)に、公開プレゼンテーション及び選考会を5月26日(日)に実施する。 ・詳しい選考方法は、選考会当日に説明する。 ・選考委員については、来年度第1回の会議で決定する。
(委員)こまえくぼ1234へPRの依頼はしているのか。広く周知にご協力いただきたい。 (地域活性課)冊子を置かせていただき、配布をお願いしている。 (委員)審査は、資料だとイメージが掴みづらかったが、やってみて流れがよくわかった。 (事務局)他の分科会と併せて割り振りは検討させていただく。
(2)市民フォーラム実施報告 -資料1に基づき、事務局から説明- -各委員から感想、課題等を報告-
(委員)子どもに関する団体が発表されていたこともあり、子ども連れもいらっしゃって良かった。他区から団体を呼んだのも刺激があって良かった。全体的に活気があった。 (委員)意欲的に参加してきた方が多かった。グループトークの中で職員に話を振ることで、市民と職員の交流ができて良かった。ふらっと立ち寄った方もおり、中央公民館が入りやすくて良かったのだろう。掲示物も綺麗に貼ってあって、私たち自身も楽しませてもらった。 (委員)今まで4回やってきたが、どんどん良くなっていると感じる。いつも審議会委員が仕切って発表していたが、今年は一般の方に発表していただくことができ、今までに比べて意欲があると感じた。審議会委員が黒子に徹することができ、来ていた方が主役になっていた。参加者も若くなったところが大きな点だろう。 (委員)アンケート集計結果を見ても、それなりの効果があったのだろうと感じる。様々な世代が参加してくれた。協働の推進を目的としているため、若手職員が参加したのは良かった。市職員が積極的に休日に参加していると地域に知らせる意味でも効果的だったと感じる。ただ、小さな子どもを連れた方は廊下を行ったり来たりされており申し訳なかった。会場にマットを敷いておもちゃを置くなどの工夫が必要だったのではないか。今後若手の保護者を呼ぶのであれば、スペースをつくって審議会委員で係をつくるなどの配慮があるといいだろう。 (委員)今まで狛江サミットを知らなかったが、今回初めて参加してみて、手づくり感が良かったと感じた。報告会を聞くことで自分も参加できるのではと思ってくれた方もいただろう。サミットを通じて皆が一つにまとまることができ、こういった場づくりはやった方が良いと感じた。ただ、もう少し周知活動は必要と思う。 (委員)これまで市民フォーラムに参加してきたが、今回は動員もでき、内容も良かったと感じる。ただ、元々のサミットの目的が団体交流であったため、審議会の懇親会に参加団体も来てもらうなどして、もっと輪を広げられるといいだろう。 (委員)いつになく人数が多かった。それだけ続けていくと繋がっていくのだろう。こういう事業は継続していかなければ定着しないと感じた。思い入れが強い方が多いため、その思いをもっと我々も汲み取っていかなければいけないと感じた。 (委員)天気があまり良くなかったが、椅子を追加するくらい人が来て良かった。若手職員や市外団体の参加、会場の変更など新しい試みもでき、すべてが良かったと感じる。ただ、グループトークの人数が多かったため、各グループの進行は大変だったのではないか。また、団体はPRだけでも有難いと思うが、協力者を確保していきたいと言っている方もいたため、あの場でマッチングできれば参加する団体によりメリットがあるだろう。毎年来てくれる若者がいるが、来年も来ますと言って帰ってくれた。彼にとって大事なイベントになっているのだろう。 (委員)中央公民館にしたことで入りやすくなって良かった。comaecolorのような若い団体が来てくれたことも良かった。皆さん非常に活発にお話されていて、トーク時間が足りなかった。我々はコーディネートに必死だったが、もう少し時間があれば自分達も話ができたのではと思う。深谷委員が綺麗にサミットのタイトルに色塗りをしてくださって、雰囲気がガラッと変わった。3回目になり成熟してきたので、4回目が楽しみである。なぜうまくいったのかをよく考えるとさらに良くなるのではないか。 (委員)終わった後に店舗などで交流会を実施するのもいいだろう。皆さん横の繋がりがほしいが、あの場では繋がるまでの時間がなかったとのことだった。事前にお知らせしておき、サミット後にそのまま交流会へ移動できるようにすると良いのではないか。また、装飾系でお手伝いはできるため、来年はお声かけいただきたい。 (会長)参加と協働であるので、市民の強みを活かすとよりサミットの趣旨らしくなるだろう。成功体験をうまく次回に活かせればと思う。今の皆さんの意見を報告書に落とし込んで欲しい。 (事務局)報告書ができ次第お配りする。
(3)平成30年度市民協働事業提案制度の実施状況について -資料2に基づき、事務局から説明- ・報告書ができ次第お配りする。
(4)平成31年度市民協働事業提案制度の実施方法について -資料3に基づき、事務局から説明- ・現在の審査項目は、「あまり~ない」「全く~ない」であっても加点されてしまうため、次年度の審査点について変更を検討したい。 ・協働事業のアイディア募集の実施を検討したい。出されたアイディアを参考に行政提案型のテーマ検討材料にしてもらってはどうかと考えている。 ・いただいたご意見を、実施方法の検討に活用させていただく。
(委員)申請された際に、全く公益性がない事業であった場合、受付しないことはできるのか。 (事務局)申請が出れば受付はすることになる。相談時に、提案内容に全く公益性がなかったりすれば、アドバイスを行っている。 (委員)重要項目ではない場合、4点がつくのは上から2番目の項目になるが、重要項目の場合は4点がつくのは下から2番目になる。重要性が高いのであれば、評価が低ければ逆により低い点数になるのではないだろうか。合計点の比重を考えると不思議に感じた。提案してくる段階でマイナス点ではないだろう。 (会長)マイナス方向の選択肢をなくすか、5段階評価のどちらかではないかと思う。 (委員)重点項目の点数を倍にする必要はあるのか。重点項目は提案団体も知っているのか。 (事務局)重点項目はマニュアルにも記載しており、提案団体も知るところではある。すべての項目において高い点がとれていればいいという判断であれば、倍にする必要はないだろう。 (会長)傾斜配点にはせず、合計点とともに重点項目のみの合計点を出し、両方のスコアを見ながら判断することもできる。3段階評価だと審査しづらいと思うため、補助金と同じ5段階評価にしても良いだろう。 (事務局)「どちらとも言えない」という項目がなくなることについて、審査員として評価しづらいことはないか。 (委員)「あまり寄与しない」は少しだけ寄与しているとも言えるが、「どちらとも言えない」は寄与しているのか、していないのか判断がつかないというところであるため、「あまり寄与しない」の方が上位のような気もする。 (委員)「どちらとも言えない」は判断がつかない時につけるため、どちらかというとそういう提案自体が課題である。事前の事務局確認で、すべての項目を提案内容に入れてもらえれば「どちらとも言えない」はなくて良いだろう。 (会長)統計的に言うと、5件法は比例尺度だと厳密ではなく、7件法ではないと正確ではないと言われている。あえて「どちらとも言えない」をなくし、4段階にする方法もある。 (委員)5段階評価となると、完全に個人の感覚になる。皆の基準が揃わない。 (会長)主観が入るだろう。評価項目があると点数に意味があるため、つけやすくなる。 (委員)点数を出しても、最後の採択は市が決めるため、あくまで参考材料である。何点以上が合格でもないため、そこまで厳密にやらなくてもいいのではないか。 (委員)4段階評価は迷いそうである。 (会長)この議論を踏まえて、審査点の検討をお願いする。アイディア募集については、いかがか。個人的には賛成だが、募集の仕方や聞き方などが難しいと感じる。 (委員)市の広報に広告的に出すといいのではないか。 (会長)切り取ってFAXできるような形式などもあったりする。 (委員)いくつかテーマを出して、それについて募集すると出しやすいだろう。 (委員)市民フォーラムで聞いてはどうか。 (事務局)アンケートで聞いているため、そちらも参考にしたい。 (委員)団体のイベント開催時に配らせてもらったらどうか。団体のイベントに参加した方などは少し意識も高いと思うため、ご協力いただけると良いだろう。 (会長)地域団体で活動されている方は関心が高いだろう。 (委員)こまえくぼ1234の登録団体に聞くのも良い。 (会長)協働事業に推薦されたい団体もあわせて書いてもらうと良いだろう。 (事務局)市民提案型と同時期に実施を考えていたが、いただいたご意見を踏まえて、実施方法を検討したい。
(5)市民モニター制度の実施状況について -資料4に基づき、事務局から説明- ・昨年度、情報発信が20件程度あったが、数が多すぎるというご意見をいただいたため、情報発信は現時点では7件となっている。アンケート調査は6件実施した。期間が重ならないように努めたが、集中した8月の実施については回答率が低下してしまった。 ・次年度も引き続き実施していく。
3.その他 ・狛江市は平成30年12月1日にクラウドファンディングサービス「FAAVO東京調布・府中」のエリアパートナーとなった。市内団体に積極的に活用してもらえるよう、取り組んでいく。 ・次回の審議会は、4月18日(木曜日)午後7時~防災センター303会議室で実施する。
-閉会- |