1 日時 平成31年1月30日(水曜日)午後6時~8時
2 場所 特別会議室
3 出席者

委員 石渡典子、井本宏明 、大井剛、大矢美枝子、小川正美 、小楠寿和、河西信美、 君塚啓子、中村貞夫、南谷吉輝

事務局(書記) 高齢障がい課 森旦憲、西村夕希子、中山真紀子

        狛江市社会福祉協議会 門馬洋子、丸田 園子

4 欠席者 委員 小川智行、小林恵太、清水信之、鈴木沙英子、藤嶋勲
5 議題

 【説明・報告】

(1)生活支援体制整備事業等の整理

(2)居場所・買い物支援の経過について

(3)「地域の見守り体制の強化」検討経緯の確認

(4)マンションの見守り活動調査について

(5)「多摩川住宅二号棟 高齢者対策プロジェクト」における他団体連携の取組について                               

 【意見交換】

(6)地域の見守り体制の強化に向けた今後の展開ついて

6 提出資料 資料1 生活支援体制整備事業等の整理

資料2 とくし丸経過報告

資料2-2 「地域の見守り体制の強化」検討経緯の確認 

資料3 マンション見守り活動調査結果

資料4 「多摩川住宅二号棟 高齢者対策プロジェクト」における他団体連携の取組について

資料5 「連携の場」の企画案をつくってみよう!

資料6 見守り調査結果一覧

資料7 見守り協定先一覧

7 会議の結果

■報告事項(事務局)

(1)生活支援体制整備事業等の整理

 事務局より改めて生活支援体制整備事業や協議会の役割の説明を行う。

   

(2)居場所・買い物支援の経過について

①こまほっとカフェ経過報告

・フードバンクから賞味期限が近づいている防災食の提供を受けたため,昼食に防災訓練として,お皿を使わずに袋のまま食べている。「災害時にはこんな風にして皆で集まって食べるのね」「おいしい」などの声もあり,参加者にも好評であった。

・こまエールの就労体験を継続して行っている。体験時間は,午前中のみで体験者2名,スタッフ1名が来られている。参加者との会話やお茶出しなど,配慮をしながらできることをやっていただいている。

    

〇居場所の今後の展開として

・今後,他の地域で居場所作りを展開していくには,こまほっとカフェの経験を活かしていくことで,多世代交流など様々な可能性は考えられると思う。しかし,こまえ正吉苑が直営で行うことは限界があり,市民が主体となり居場所の運営するのかなど,どういった形で広げていくのが適切なのかを考えていくことが必要である。

 

 ②買い物支援の経過報告【資料2】

・とくし丸誘致場所の駒井町3丁目について,利用していた住民から継続希望がなかったため,11月20日をもって訪問を終了した。

・今回の誘致をきっかけに,主に市南部に移動販売が複数展開され,買い物支援としての成果を出すことができた。 

・現在,こまほっとシルバー相談室多摩川住宅の職員は全戸訪問を行っているため,住民の方へとくし丸訪問の情報提供をお願いしている。

・狛江市介護支援専門員連絡会にてとくし丸訪問ルートを配布したことで,ケアマネジャーからの情報提供によりとくし丸を利用し始めた方がいる。

    

(3)「地域の見守り体制の強化」検討経緯の確認

 事務局より今までの見守りに関する検討経緯の説明。

 

(4)マンションの見守り活動調査について

 あいとぴあエリア7件,こまえ正吉苑エリア4件,こまえ苑エリア10件の調査結果から報告を行った。主に管理人や理事会の方,見守りの活動者から聞き取りをした。

 

〇主な聞き取り内容

・以前はイベント(交流会)をしていたが,今はしていない。消防訓練をしても参加者は少ない。

・管理組合の役員と話せず情報収集ができない。

・家の中のことは誰が見ているかわからないので介入しない。

・個人情報保護の関係でマンションとしての活動は困難であり個人で対応している。

・見守りは必要だが管理組合における名簿管理には課題が多い。

・高齢化し,役員の担い手不足。住民の意識も低い。

・マンションで何ができるのか教えてほしい。

・気になる方を包括に挙げることで通報したと思われたら困るため連絡できない。

・認知症の対応がわからない。

・問題を抱えている住民はおおよそ把握しているが,表面化されていない住民の把  握ができていない。

 

〇結果の分析と今後の方向性

・マンションの見守り活動は,管理組合,自治組織,管理人により多様な形態がとられているが,管理人以外の組織とは接触が難しく実態がつかみづらい。

・少なくとも管理人は見守りの意識が高い方が少なくない。ただし,見守りの方法が分からない,管理組合・自治組織との連携ができていない,あくまで管理会社の職員であるため活動に制限がある等の理由で,十分に活動ができていない方も多かった。

 ・調査結果を踏まえ,すべてのマンションの見守り組織にアプローチすることは難しいが,意識が高い管理人も多く貴重な地域資源といえる。現在取り組んでいるテーマについても,アプローチできる方については巻き込んでいくことを確認。

 

(5)「多摩川住宅二号棟 高齢者対策プロジェクト」における他団体連携の取組について 

 

 1月に,多摩川住宅二号棟 高齢者対策プロジェクトメンバー,こまほっとシルバー相談室多摩川住宅職員,都営狛江団地自治会事務局長,多摩川住宅ホ棟団地の入居者による会議が開かれた。狛江団地自治会の取組,多摩川住宅ホ棟団地の取組の発表し,課題の共有と意見交換がなされた。

 

〇会議に参加した参加者からの所感

役員も気心が知れており,身近な方々と情報共有ができて良かった。会議は今までに5回開かれており,実態把握に取り組んできたが,これからはどういった支援をしていくか議論に入っていく予定である。 

 

〇会議を傍聴した事務局の所感

今回の取組は,各団体が集まることで,新たな気づきを得ることができ,課題解決のためのヒントを学び合うことができていると感じた。会議のメンバーは約10名で構成されており,地域の課題を話し合うにはこのくらいの規模が良いのではないかと感じた。今後,本協議会でも同様の取組を進めるにあたり,人数などにも考慮していきたい。     

    

■意見交換

(6)地域の見守り体制の強化に向けた今後の展開ついて

地域の見守り体制の強化に向けた今後の展開について

「連携の場の企画案をつくってみよう!」

 

各グループで連携の場のテーマ,参加者等を企画する。

【グループ1】 石渡,大井,君塚,丸田

【グループ2】 井本宏明,小楠,中村,大矢

【グループ3】 小川(正),河西,南谷,門馬

 

グループ1

テーマ「精神疾患などを抱える住民をどう見守るか」

対象者;住民・民生委員・生活支援センター(リヒト)・保健師

会 場:正吉苑

内 容:講演会「セルフネグレクト・精神疾患の理解について」

・精神疾患の理解を進めるとともに,どう共生していくか。

・状態が悪化した時はどう対処したら良いか。

グループ2

テーマ「子どもを含めた見守り」

対象者:マンション管理協会・理事同士の連携,その周辺の町会・民協

内 容:災害時等の安否確認について関係者がどう関わっていくか。

グループ3

 

「西和泉1丁目の地域の交流を図る」

対象者:自治会役員・こまほっとシルバー相談室,地域包括支援センター,サロン役員,狛江団地の自治会,調布のロ号棟自治会

会 場:こまほっとシルバー相談室多摩川住宅・集会室(公社),集会室(自治会)

内 容:

・自治会加入者と未加入者の温度差,自治会の加入率の低さについて

・人との交流を拒否する世帯,新旧自治会役員の交流,地域全体の交流を図っていくには? 

・こまほっとシルバー相談室の浸透率を上げるには?

様々な課題を他の団体と情報交換し,知恵を出し合う。

 

〇意見交換まとめ

・地域住民の中には精神疾患を持つ方もおり,地域での見守りの必要性を感じている。疾患への理解・対応方法などを周知するために,地域住民の他,民生委員,生活支援センターや保健師の協力・連携が必要になってくると思われる。

・子どもを含めた地域の見守りついては,マンション管理協会や理事同士の連携,その周辺の町会や民生委員が関わり,災害時などの安否確認についてなど,関係者がどう関わっていくか等の協議していくことが必要ではないか。

・西和泉1丁目では,地域の交流を図ることで見守り体制の強化を図れるのではないか。自治会役員やこまほっとシルバー相談室,地域包括支援センターなどの専門職員の他,サロンの運営者や周辺地域の各団体などとの課題の共有・情報交換が課題解決に繋がると考えられる。

・テーマや参加者は幅広く,具体的な設定が難しい場面も見られた。

・今回のグループワークで,連携の場を実際に企画する際の課題や感覚をつかむことができた。今回得られたことを,連携の場を含め地域の見守り力強化に繋がる取組につなげていきたい。

 

以上 (文責:狛江市社会福祉協議会 丸田 園子)