1 日時

平成31年3月23日(土曜日)  午後2時~4時

2 場所 和泉児童館 2階育成室
3 出席者

〔狛江市〕

 児童青少年課長、主幹兼保育係長

〔社会福祉法人雲柱社〕

 理事長、めぐみの森保育園園長、主任、虹のひかり保育園園長

〔保護者〕

 保護者5名

4 構成

(1)自己紹介
(2)議事録確認
(3)次年度からの保育内容に関する提案
(4)意見交換

(5)その他

5 配布資料

・前回説明会議事録

6 報告

(1)自己紹介

 

(2)議事録確認

・配布資料に基づき、内容確認

狛江市:

・本日の臨時三者協議会は保護者全体に開催を案内しており、三者協議会全体会として開催する。

 

(3)次年度からの保育内容に関する提案

雲柱社:

・前回の説明会で、めぐみの森保育園の保育内容の変更について様々なご意見をいただいた。法人としても長い歴史の中で実施してきたことでもあり、再度検討した結果、次のようにさせていただくことを提案したい。

●日常のお祈り

・手は組まない。

・お祈りの最後で『イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン』とは言わずに黙祷する。

●聖書の話と賛美歌

・今年度と同様に月1回程度行い、賛美歌は取り入れていきたい。

●クリスマス会『クリスマス物語』

・今年度の発表会で最後に見ていただいたクリスマス物語を、3~5歳児クラスの劇として行っていきたい。

 

(4)意見交換

保護者:

・お祈りは具体的に日に何回か。最後の黙祷のところなど具体的なお祈りを教えてほしい。

雲柱社:

・日々の食事の時、また、遠足であれば「無事帰ってこられますように」、運動会であれば「怪我なく終わるように」、友達が病気になった時には「早く治りますように」、友だちに悪いことをしてしまった時には「ごめんなさい」など様々である。

保護者:

・祈りの言葉など決まったものがあるのか。

雲柱社:

・決まっているものもあるし、担任がその場で考えて自由に言うものもある。

・虹のひかり保育園では、例えば食前に「天のかみさま、いつも食事をありがとうございます。このお祈りをイエス様のお名前によっておささげいたします。アーメン」と言う。

保護者:

・お祈りと礼拝は別なのか。

雲柱社:

・一般的には、礼拝の中に聖書の話やお祈り、賛美歌が入っている。

・狭義の理解では礼拝は教会で行うものであり、内容は神と人間との人格的な応答が中心となる。保育園で行うものを本格的な礼拝と呼ぶのかは難しい。ただし、自分を超えた大きな存在に向かって感謝や、祈る心を持つ場を広義の礼拝ということはできるかと思う。

保護者:

・礼拝はしないということでよいか。

雲柱社:

・狭義の礼拝としてではなく、聖書の話をする際にお祈りと讃美歌を歌いたいと考えている。

狛江市:

・礼拝や賛美歌の一般的なイメージとして結婚式を想像するが、保育園では具体的にはどのように行うのか。

雲柱社:

・現在、4、5歳児クラスは、みんなのはらっぱ(2階ホール)で時間差をつけてクラスごとに椅子を扇形に並べて行っている。3歳児クラスは慣れ親しんでいる保育室で秋頃から行っている。

保護者:

・お祈りは0歳児クラスでも行うのか。

雲柱社:

・並んで一斉に行うのは難しいと思うが食事の場面では0歳児クラスも行う。言葉はわからなくても気持ちの問題であり、大切にされていることが伝わったら良いなと思っている。1歳児クラスも同様で、子どもたちの年齢に合わせて行いたいと考えている。

保護者:

・月一回はみんなのはらっぱ(2階ホール)に集って聖書の話をする。お祈りは各々で行うということで良いか。

雲柱社:

・そのように考えている。

・虹のひかり保育園では、はじめの3年間は園長が行うものを「お話会」、牧師が行うものを「礼拝」と呼んでいる。

保護者:

・将来的には、めぐみの森保育園でも牧師を呼ぶのか。

雲柱社:

・今の段階では考えていない。

保護者:

・保護者の意見に歩みよっていただいたことに感謝したい。今回提案のあった日常のお祈りの所作などは、今後いつまで提案のような形で続けるのか。いつ雲柱社のやり方になっていくのかが気になる。

雲柱社:

・将来的に保護者の理解が得られれば、所作を含めて法人が考える形で行っていけたら嬉しいと考えている。

保護者:

・日本の文化や季節の行事も保育に取り入れていただきたい。

雲柱社:

・ひなまつりや七夕、節分の豆まきなど、日本の文化や季節の行事も大切に考えている。

・聖書のお話しを月一回程度行いたいと申し上げたが、園長は牧師ではないため話のレパートリーがたくさんあるわけではない。そのため、実際には聖書の話は月一回弱程度と考えている。ただし、クリスマスの時は劇に繋がるお話しもあるため、12月だけは月3回行いたいと考えている。

保護者:

・「神さまって何?」と子どもに聞かれたら何と答えるのか。

雲柱社:

・神様は人ではなく、皆を守っている力という表現で答えている。そのため、子どもに聞かれたら「皆安心して良いんだよ」と答えるようにしている。

保護者:

・それはめぐみの森保育園のどの先生に聞いても同じような答えが返ってくるようになるのか。

雲柱社:

・子どもたちにも職員にも混乱がないように整理し、共通理解としていく。

保護者:

・前回の説明会では、お祈りをする、させないという話だった。私はどちらでも良かったが、お祈りをするかしないか、どちらかに分かれてしまうのは嫌だったので今回こういった歩みよりの結論になって良かった。

保護者:

・日常のお祈りについて保護者の意見を汲み取って柔軟に対応していただき感謝している。5歳児クラスの発表会ではピーターパンを行うことが浸透してきているが、クリスマス物語の実施が変わらない理由は何か。

雲柱社:

・法人の創設者の思いのもとに長年引き継がれてきた劇であり、是非させていただきたい。他園でこれまで行ってきた経験からすると「来年にはあの役をやるんだ」、「自分はあの役をやりたい」など、子どもたちの見通しや憧れになり繋がってきた。保護者の方々も毎年楽しみにしてくださっている。

保護者:

・これまでの発表会がたまたまクリスマスの時期であり、また、クリスマスはサンタさんが来るというイベントが日本では浸透しているため、宮前保育園の頃から発表会とクリスマス会は別々に行っていた。なぜそれを一緒にして置き換えてしまうのか。子どもたちが演じなくてもクリスマスの意味を今年のような形で伝えていけば良いのではないか。クリスマス物語を子どもたちにさせることに納得がいかない。子どもたちの負担も考えているということは理解しているため、発表会もクリスマス物語も両方行うのは難しいとわかっている。ピーターパンでも良いのではないか。

保護者:

・現在、小学2年生になった上の子の発表会からめぐみの森保育園でピーターパンが始まった。たった3回続いていることがこんなに大きなこととして取り上げられることに違和感がある。虹のひかり保育園の保護者の方からは、毎年クリスマス物語をやっているため、何の役をやるのかイメージして楽しみにしているという話を聞いた。今後はクリスマス物語がピーターパンのように継続されていく。クリスマス物語を行うことが法人の思いとしてであるならば、それを全部取りやめさせることはできないのではないか。

雲柱社:

・ピーターパンの物語にも意味があるのはわかっているが、クリスマス物語にも深い意味がある。虹のひかり保育園では3歳児クラスはひつじ役をする程度だが、年齢ごとに行う役を子どもたちも楽しみにしている。

保護者:

・皆さんの話を聞き、劇の実施について私も歩み寄らなければいけないことだと思った。クリスマス物語は具体的にはどのように行うのか。

雲柱社:

・雲柱社の保育園では3~5歳児クラス合同で行うことが多い。めぐみの森保育園ではホールの広さもあるため、4、5歳児クラス合同で一つのものを行い、3歳児クラスは、単独でその前段階として行い、4、5歳児クラスの劇に繋がるものを行いたいと考えている。

雲柱社:

・内容はドラマ形式であり、クリスマスの良い歌もたくさんある。それを子どもたちに経験してほしい。

保護者:

・虹のひかり保育園では、0~2歳児クラスは何をしているのか。

雲柱社:

・クリスマス会の前日に乳児で集って簡易的に行っている。

保護者:

・めぐみの森保育園では2歳児クラスも発表会を行っていた。クリスマス物語の場合の2歳児クラスはどうなるのか。

雲柱社

・0~2歳児クラスは、それぞれ年齢に合った形で担任と子どもたちが楽しめる内容を考えている。例えばクラスによっては鈴を鳴らす程度かもしれないが、その子なりに参加できる内容を考えたい。

保護者:

・2歳児クラスの内容を保護者は見学に行けないのか。

雲柱社:

・皆でつくり、保護者に見ていただくのは段階的にいうと幼児中心の活動が適していると考えている。運動会でも、3~5歳児クラスは各々の年齢や段階に合った行い方を意識している。例えば、年長のエイサーは皆で行うが、グループごとに動きが違うなどの要素もある。年中のバルーンは、皆で協力して一つのものを表現する。年少は皆で一つのことをするが、それぞれ多少違う動きになっても無理がない動きとして意識している。今後も、虹のひかり保育園とも情報共有し、考えて進めていきたい。

保護者:

・認証保育所に通っていた時にはほとんど行事がなかった。行事は、子どもたちのものということはわかっているが、保護者同士の交流の場でもある。乳児も保護者参加の行事があると良いと思う。

保護者:

・今後は発表会がなくなって、クリスマス物語を毎年行っていくということか。クリスマス会が今までの発表会に変わるものというと、認識が違っていた。虹のひかり保育園ではどうか。

雲柱社:

・年度末にクラスごとにお互いの日常の成果を見せ合う程度のことは行っている。また、こちらで録画してDVDの貸出しを行うなどしている。

保護者:

・発表会を行うための保育園ではないのはわかっているが、とって変わって発表会がなくなるのは寂しいため、何か考えてほしい。

保護者:

・DVDの貸出しはどのように行っているのか。

雲柱社:

・虹のひかり保育園では練習を録画して貸し出している。

保護者:

・めぐみの森保育園でも検討していただきたい。

保護者:

・録画などは父母会の役員に頼めば対応していただけるのではないか。今回のように、本来は保護者が保育園に意見を言うことはないと思っているが、父母会があることでうまく協力してくれると思っている。

保護者:

・父母会の役員は、父母会で企画しているお楽しみ会に参加し、DVDを録画して貸し出していた。父母会が録画をするのは難しいことではないように思う。

雲柱社:

・一方で、父母の会の負担が大きいという話もある。録画している保護者の子どもは集中できなくなるという様子も見られ、難しさも感じている。また、DVDの貸し出しのことで、他の園で問題になったこともある。

・虹のひかり保育園には父母会がないため、うまく協力していけると良いのではないか。

狛江市:

・自分の子どもの時も保護者として協力していくのは難しかった。今後もこうして保護者とうまく協力していくことができると良い。幼児教育の中では、一つのことを作り上げていくことは大切である。しかし、必ずしもそれを保護者に見せていくように考えるのは難しいと感じている。

保護者:

・今回、保育内容の変更するにあたり混乱が生じたのは、法人や園からの説明が不足していたからである。保護者がわかるように説明し、話し合ってていけば理解できるものではないか。自分自身も様々な意見を聞き譲歩していくこともある。今回のように話し合いを持つことが大切だと思う。

保護者:

・「お祈りをします」「聖書を読みます」という伝え方では保育の内容や園での様子の変化が見えずに心配になる。具体的なことを伝えてほしい。三者協議会の最後の議事録の中で、ゆるやかに雲柱社の方向性になっていくと締めくくっているが、その前段では、ゆるやかに保護者の意見を聞いて行っていくと書いてある。今後も今回のように保護者にきちんと説明をして進めてほしい。

雲柱社:

・今日はありがとうございました。私たちは、キリスト教は良いものであり、誰もが理解してくださるものと思い上がっていた。説明が不十分だったことをお詫びする。今後も子どもを真ん中にして、子どもの最善の利益を考える保育を展開してきたいと考えている。その中で、キリスト教の考えに基づく保育の良さを理解していただけるように努力を重ねて、めぐみの森保育園に預けて良かったと思ってもらえるように取り組んでいきたい。

 

(5)その他

・なし 

 

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