狛江市長 矢野ゆたか

 新年おめでとうございます。良いお年をお迎えでしょうか。
 平成16年、国からの急激な地方財政削減に対応するため、3年間の緊急行動計画をまとめ、翌17年度から行財政基盤の確立に取り組んできました。今年3月で一つの区切りを迎えますが、当初掲げた目標数値はおおむね超過達成する見通しです。市民の皆様には、サービスの見直しや負担増など、各方面でご理解とご協力をいただいたことに、深く感謝を申し上げます。
 この時期は、市にとってまさに暴風雨ともいうべき難局でしたが、財政を安定させ、自立した魅力ある狛江を築こうという呼びかけに、多くの方々から励ましと連帯をいただきました。この取り組みとその成果を通じて「市民が主人公のまち」づくりへ確信を深め、また職員のがんばりを実感することもできました。
 そうした思いを胸に、市民協働や創意工夫を強め、まちづくりを後退させない努力を重ねてきました。昨年は小・中学生の医療費助成や学校施設の耐震診断完了、「音楽の街」構想策定、子ども議会体験事業などを図り、六郷さくら通りと本町通り接続のための用地買収、元和泉テニスコート改修やスリーオンスリーコート設置、校庭の芝生化等を進めてきました。今年も、待望の中学校給食を開始するとともに、コミュニティバスの運行、古民家園での長屋門復元など実施計画に沿って各事業を実現してまいります。
 本年は、緊急行動計画の総仕上げ、新たな政策展開の年と位置付けています。議会のご理解をいただき、職員とともにこの方向へしっかりと歩み、引き続き市政を前進させていきます。
 皆様の力強いご支援をお願い申し上げ、年頭の挨拶といたします。

狛江市議会議長 高橋清治

 新年おめでとうございます。
 昨年は、参議院選挙で与野党逆転となりました。ねじれ状態の国会ですが、今後、国家の意思決定がスムーズに行われるよう願う次第です。
 さて、狛江市の人口は、昭和30年代から伸び始め、特に昭和33年には前年比約12パーセントも増加し約1万7,000人になり、それが市制施行の昭和45年には約5万7,000人にまで急増しています。
 その人口急増に伴う市民要望に応える形で保育園、小学校、地域センター、市民総合体育館、市役所庁舎等々の施設が昭和40年、50年代を中心に整備されました。施設整備にご尽力くださった先人に心から感謝申し上げます。
 それら施設も、建設から長い年月を経て各所に傷みが目立っていますが、財政非常時の折から、充分な改修ができずにいるのが現状です。市民の皆様からも市役所庁舎の耐震性、空調、エレベーター、保育園の耐震性、市民体育館の床や照明等々、改修の遅れを心配する声が上がっています。
 そのような状況の中、議会では厳しい市財政を踏まえつつ、防災や市民サービスの質を落とさないための施設の計画的改修、もしくは再編が議論になっており、その実現に向けて努力しております。その成果の一つとして、建設後22年が経ち、傷みがひどかった市民プールの大改修が現在行われています。
 今後も、議会として一層の行財政改革、安心安全な都市基盤整備、福祉、教育、産業等の充実に向け努力をして参ります。市民の皆様のご意見、お力添えを心からお願い申しあげます。
 結びに、皆様のご多幸を祈念し、年頭の挨拶とさせていただきます。