■近藤春菜(こんどうはるな)さん

狛江市出身 市内在住 お笑い芸人
 吉本興業に所属し、平成16年5月にお笑いコンビ「ハリセンボン」を結成。テレビ、映画、舞台などで幅広く活躍中
 主な出演番組(作品)は、「天才てれびくんMAX」「オビラジ®」「Goro’s Bar」「日常~恋の声」「クワイエットルームへようこそ」など。「本番で~す!」のDVDが1月25日に発売
 趣味は、音楽鑑賞・インターネットでハリウッドのゴシップを見ること
 特技は、口を使ったパントマイム・料理

子どものころの様子、今の職業を志した動機

〔市長〕新年おめでとうございます。
〔近藤〕あけましておめでとうございます。
〔市長〕近藤春菜さんは超過密スケジュールの中、お越しいただきましてありがとうございます。
〔近藤〕いえ、こちらこそ呼んでいただきまして、ありがとうございます。
〔市長〕狛江で生まれ育ったということで、春菜さんのことやそれにかかわった狛江のことを今日は伺わせていただきます。よろしくお願いします。
 最初に、子どものころはどんな子どもだったんですか。
〔近藤〕子どものころは…今でこそこうやって人前に出ていますが、すごい恥ずかしがり屋で、人見知りをし、すぐお母さんの陰に隠れるような自分から話せない子どもでしたね。
〔市長〕いつごろからはじけちゃったんですか。
〔近藤〕はじけちゃった(笑)…のはですね、もともと仲良しの友達にはいろいろする方だったんですが、小学校1年生の時にガールスカウトに入って、いろんな子とかかわるようになったんです。ガールスカウトだと前に出てやらなければいけないこともあったので、それからだんだん前に出ていけるようになりました。
〔市長〕その時には、まわりを笑わせるような存在ではなかったんですか。
〔近藤〕そうですね。仲の良い友達とはわいわいやる感じでした。
〔市長〕お笑い芸人というのは、人前で恥ずかしさを乗り越えてやらなくてはいけない仕事ですが、それを選んだきっかけは何ですか。
〔近藤〕もともと人から笑ってもらうことが快感のようになっていて、中学生ぐらいの時にはお笑い芸人になりたいと思っていたんですよ。
 恥ずかしがり屋で、授業中に手を挙げたりできないんですが目立ちたいと思っていて、一部の友達に向けては先生のまねをして、笑わせていたようなところがありました。
〔市長〕そういったことがきっかけで、お笑い芸人になろうと思っていたんですね。
〔近藤〕はい。でも、なれるわけないというのと恥ずかしさや不安で、なかなか人に言えなかったんです。でも中学を卒業する時に、担任の先生が卒業アルバムの裏表紙にメッセージを書いてくれたんです。芸人になりたいって言ったことはなかったんですが、「将来テレビに出ていそう」て書いてくれたんです。これでやってもいいのかなって思いました。
〔市長〕ちょっと背中を押してくれた…。
〔近藤〕そうですね。両親には吉本興業の養成所に入ると決めた時言ったんです。19歳でした。それまではずっと言わずに…。
〔市長〕驚いたでしょうね。素質があってもなかなか売れるとは限らないし。
〔近藤〕両親の思いとかもあったんでしょうが、泣きながらファミリーレストランで言ったんです。そうしたら「やりたいことがあるならやりなさい。頑張りなさい」と応援してくれたんです。
〔市長〕それは良かったですね。
 ところで、影響を受けた芸人さんはいますか。
〔近藤〕小学生の時に、テレビでダウンタウンさんの番組をよく見ていて、影響を受けたと思います。
〔市長〕どんなところにですか。
〔近藤〕吉本の芸人さんが集まってわいわいやっているのが、すごく楽しそうに見えたので、そこが魅力的だったのかも知れないですね。

お笑い芸人となって

〔市長〕小・中学校はどちらでしたか。
〔近藤〕狛江第一小学校と第一中学校です。ずっと地元です。
〔市長〕春菜さんの活躍ぶりに、驚いている仲間とかもいるんじゃないですか。
〔近藤〕ずっと仲良くしている子とは、市内のファミリーレストランで会ったり、遊んだりしています。テレビに出るのは喜んでくれていますね。
〔市長〕いいですね。そうやって昔の友達とつながっているというのは。
 ところで春菜さんのブログを見ると、2年前に開設された時は毎日更新されていましたが、昼や夕方が多かったですよね。最近は回数も少なく、時間も遅めのようですが。
〔近藤〕すみません。書くネタがなくて…。前は更新をするとコメントがわっときて、質問もたくさんきたので、それに答えるのに精一杯でした。少しでもさぼると質問がたまるのですが、でもファンの方とのコミュニケーションにもなるので、うれしくてしばらく頑張っていました。ただ、最近そのブログが会員制になって質問もどっと減りまして、話題も仕事が中心になるとすぐには書けなかったり、なかなか内容もなくなってきて。
〔市長〕時間も相当なくなっているでしょう。
〔近藤〕携帯で更新しているので仕事帰りに打ったりするんですけど、なかなか…。
〔市長〕今、非常に忙しいスケジュールだと思いますが、日々どのような生活をされていますか。
〔近藤〕普段は、仕事が終わると先輩に食事に連れて行ってもらったりして、楽しんでいます。また、家に帰って家族と話していると、ストレス解消と仕事が終わった安心感を覚えますね。犬と触れ合ったりもします。趣味は、家にこもっちゃうタイプなので、ネットサーフィンとか人のブログを見たりしています。ブログは結構面白くて、こんな面白い文章は自分には書けないな、とか思ったりしますね。
〔市長〕将来目指す芸人さんとか芸風とかありますか。
〔近藤〕コンビでやっているので、ずっと二人で結婚しても続けられればいいなと思っています。
〔市長〕コンビを組んだのはいつ
ですか。
〔近藤〕養成所で知り合ったんですが、今4年目です。年齢は、最初は知らなかったんですが、相方の方が3つ年上です。笑ったり面白がる所が一緒だったので、仲良くなって一緒にやろうっていうことになったんです。
 二人とも実家から通っていたので、地方から出てきてバイトしながらという人が多いなか、二人ともマイペースでできるところが良かったと思っています。
〔市長〕仕事以外で一緒にどこかに行くとかは。
〔近藤〕二人とだれかが混ざって遊びに行ったりします。

狛江の魅力

〔市長〕狛江で生まれてから狛江で育ってまちにつながりがあるし、ブログでも好きなまちの問いで「地元とマウイ」て答えてましたよね。春菜さんにとって狛江のまちの魅力はどういうところですか。
〔近藤〕23区じゃないのに03がつくとか。ずっとここにしか住んだことがないので、一番落ち着くんですよ。帰ってくると友達もいるし、あまりごみごみしていないし、水と緑のまち狛江なのでいやされます。
〔市長〕どこかお気に入りの場所はありますか。ここは良い場所だと思っているような所は。
〔近藤〕多摩川は小さいころよく行ったりしていましたね。いかだレースは、ガールスカウトでいかだを作って出場しました。私はいかだには乗りませんでしたが。
〔市長〕乗らなかったのは重量オーバーのためですか。
〔近藤〕体重は関係ないですよ(笑)。私は応援する役で、景品だけもらって帰りました。あと、どんど焼きも毎年行っていましたね。
〔市長〕では、どこかで会っているかも知れませんね。いつごろまで行かれていましたか。
〔近藤〕私が高校生ぐらいの時ですから6~7年前ですかね。
〔市長〕市民の皆さんがもっとふるさと意識をもって愛着を抱いてくれるようなまちにするために、どんなことをしたらよいか考えはありますか。
〔近藤〕私の世代だと、友達は都心に勤めに行っていますが、「狛江は何もないよね」て言う子もいます。住むことが中心のまちなので、静かな所が良いかなというように感じています。
〔市長〕狛江の特色と聞くとみんな一瞬口ごもるんですが…、多摩川しかないとか。
 子どもたちが毎年育っていく中で、何もないのが特徴なのも悲しいし、魅力づくりをぜひ進めていきたいと考えています。
 しかし、狛江は観光資源があるわけでもないし、大きな産業があるわけではないので、市民の力を活用することかなと思い、「音楽の街-狛江」を平成18年年から準備して、平成19年から具体化に動き出しているんです。
 音楽だけではなくて、演劇とか映画とかも幅を広げていきたいし、春菜さんがいらっしゃるからお笑い文化をやるのも面白いかも。
 新宿や大阪に行かなくても狛江で文化が身近に浸透していければ、狛江らしいまちづくりになるかなと思います。
〔近藤〕狛江はドラマの撮影で使われていて、市民にとっては自慢だったりとか。
 エコルマホールを、音楽や演劇をやりたい方が、発表の場として自由に使えたら嬉しいと思いますね。
〔市長〕自分たちがつくった文化があるレベルまでいって市民に影響を与えて元気が出る。お笑いの文化を意識したことはなかったけど、春菜さんがいらっしゃるので、それも面白いかもしれません。何かアイデアはないですか。
〔近藤〕まだまだ若手なので具体的なアイデアは思いつきませんが、狛江と一緒に成長できたらいいなと思います。
〔市長〕春菜さんの持ち味、影響力といったもので、市民文化を活発にしていけたらなと思います。
 ぜひ、気が付いたことがあったらアドバイスをしてください。

新年の抱負

〔市長〕それでは最後に、新年の抱負を聞かせてください。
〔近藤〕雨上がり決死隊の宮迫さんが主演の映画に出演しています。「純喫茶磯辺」という作品で、今年公開予定だと思います。狛江で撮影したんです。
 和泉多摩川の商店街にセットで喫茶店を作って、撮影は朝早かったんですが、地元なので自転車で行けて助かりました。
 和泉多摩川商店街も結構映っていると思いますので、狛江の皆さんにぜひ見ていただきたいと思います。
 抱負は、芸人として5年目に入り節目を迎えますが、今後も上を上を目指して、私が頑張ることで「ああ。あの狛江の」て言ってもらえるようになればと思います。
〔市長〕現在、春菜さんはテレビを見ていても映らない日がないというくらい、チャンネルサーフィンしていても必ず映っていて、やりがいのある時期だと思います。
 けれど健康を第一に、いつまでもみんなに愛される芸人さんとして成長することを願っています。狛江市民も大きな声援をしてくれると思うので、ぜひ頑張ってください。
 本日はお忙しいところ、本当にありがとうございました。
〔近藤〕ありがとうございました。