1 日時 平成27年11月25日(水曜日)午後1時30分~3時
2 場所 あいとぴあセンター201会議室
3 出席者

会長  櫻井尚子
副会長 二宮雅也

委員  塩谷達昭、小澤明子、鈴木礼子、今田緑、加藤枝美子、阿部博子、有馬祐三

事務局 高野義彦、小町達、栃澤裕子、植木さおり

4 欠席者 山口久美子、阿部里津子
5 議題

1 狛江市食育推進計画(第1次)評価に関するアンケート結果

6 提出資料

・狛江市健康づくり推進協議会委員名簿

・狛江市食育推進計画(第1次)評価に関するアンケート結果

7 会議の結果

(会長)事務局より説明をお願いする。

(事務局)狛江市食育推進計画(第1次)評価に関するアンケートは、15歳以上の市民2,000名を対象に11月2日に発送した。11月23日現在871名の回答があり、回答率は43.6%であった。アンケートの返信があるので、そのデータを反映させたものを次回お示ししたい。男性の回答率は34.5%、女性の回答率は52.6%であり、女性の回答率が高かった。

「狛江市立小学校の食育アンケート調査」は、平成27年9月の月曜日に実施し、有効回答数は480名。

「狛江市立中学校の食育アンケート調査」は、平成27年9月に実施し、有効回答数は419名。

アンケート集計表の「成人全体」というのは、15歳以上の市民のアンケート結果を表している。

狛江市食育推進計画(第1次)評価に関するアンケート結果の2ページには、食育推進の評価に関する5項目について平成21年度と平成27年度の現状値を掲載している。3ページの資料の訂正が1点。朝食を毎日食べる人は全体で85.1%となっているが、82.3%と変更していただきたい。4ページにはバランスのとれた朝食と夕食の摂取割合を掲載している。平成21年度と比べるとバランスのとれた朝食・夕食を摂っている人は、ほとんどの年代で減っている。バランスのとれた夕食に関しては、中学生・10代で若干上がっている。

食べ残しや食品の廃棄が発生していることについて、「もったいない」と考えている中学生は平成27年度43.0%と前回に比べ増えているが、成人全体では減っている。

5ページには、狛江市の特産物の認知度、食育という言葉の認知度、食育の日の認知度について掲載している。狛江市の特産物の認知度、食育という言葉の認知度は高いが、食育の日の認知度については中学生の認知度は上がっているもののまだまだ低い状況にある。

アンケートの結果については、15歳以上の市民については6ページから11ページ、小学生については12ページから15ページ、中学生については16ページから19ページにグラフで示している。

7ページには朝食の摂取状況について掲載しており、毎日食べる男性は69.3%、女性は79.1%となっている。朝食を食べないと答えている人は、20代男性が多く、全体的にみても男性の欠食率が高い。

12ページには小学生の朝食の摂取状況を掲載しており、食べないと回答した小学生は男女ともにいなかった。グラフの表記がわかりにくいので、次回までに訂正する。

16ページには中学生の朝食の摂取状況を掲載しており、食べないと回答した中学生は男子で1.3%、女子は1.5%いた。

(会長)みなさんの率直な感想などご意見を伺いたい。

(委員)4ページのバランスのとれた朝食・夕食の摂取割合のグラフだが、平成21年度は黒、平成27年度は白で表記されていて、他のグラフと表記の仕方が違うが、何か意図があるのか。

(事務局)データ自体は間違っていなく、黒と白を逆にして作成した。次回までに訂正をする。

(会長)2週間の間でアンケートを回収してまとめたものであり、見直しをかけていないので、お気づきの点も含めてご発言をお願いしたい。

(委員)説明の中で目標というのが出てくるが、目標のあり方と目標を達成するために行った具体的な施策についてお聞きしたい。

(会長)前回計画を作る時にどういう形で目標値を設定したのか教えていただきたい。

(事務局)目標値に関しては、明確な決まりはなく、事務局や委員さんの願いも含めた値となっている。食育の日の認知度に関していえば、のぼり旗や懸垂幕を作ったり、年に4回19日に食育料理教室を開催している。

(会長)この値が、国や東京都やこの近辺と比べてどうなのか伺いたい。

(事務局)今そういった資料は持っていない。

(会長)次回の時にご提示いただきたい。

(委員)食育料理教室などを実施しているとのことだが、東京都に報告しているのか。先週末、東京都で開催された栄養士・管理栄養士連絡会では、狛江市の部分が白紙となっていた。

(事務局)確認してみる。

(委員)19日の食育の日は、一般の人はわからない。商業ベースはあまり使ってはいけないのかもしれないが、各スーパーやお店が毎月19日は特売の日とか食育の日とか、地域ぐるみで何かをやって認知度を上げた方がよい。バランスのとれた食品が必要であり、市民に感化することが必要だと思うがいかがか。

(会長)多摩市などは民間ベースと行政が一緒になって取り組んでいる。健康応援店みたいな感じで安いヘルシーメニューを提示し、そこにのぼりをつけたり、ポイント制にしたりして、行政と市民が一緒になっている市町村はある。だから、やってはダメということではない。狛江はどうか。

(事務局)健康という観点での民間との取り組みはないが、産業の方では、2年に1度狛江の野菜を使った各店オリジナルの「こま丼」を作ってくれる店を募り、ポイントラリーのようなことをやっている事業はある。

(会長)市民の目線からご意見は。

(委員)食に関しては家庭がするという認識できており、市や国といった行政でやることを初めて耳にし、この会議に参加して「えっ」と思った。子どもにも時代が違うと言われた。子どもの貧困についても見聞きするが、個人としてそれをどう解決していくかは難しい。

(会長)できる、できないはあるかと思うが、市民の声としてこうあったら良いなどお気づきの点があったら忌憚なくご発言を。アメリカでは貧困格差が非常にあるということで、小学生が朝早くある部屋に行くと朝食が食べられる。朝食を食べるのも自由だし、家で食べてくるのも自由である。食べられない子のために行政や学校が準備して、食の環境を整えている所もある。

(委員)「わっこ」に狛江の野菜を使ったレシピが載っていた。広報にも、狛江の野菜を使った料理などを毎月提案して、毎月19日が食育の日であることを発信していくといったことを少しずつやっていくと違っていくと思う。掲載スペースはもらえるか。

(事務局)広報への掲載は難しいが、広報、「わっこ」も含めてこれから検討していきたい。

(会長)歯科の視点からいかがか。

(委員)よく噛むことが大切。食育って聞いたときに具体的にピタッとこない。地産地消と言っていたが、スーパーでは狛江産と書いていないし、どういう風にすればよいのかよくわからない。外国の人、例えば中国の人が日本に来ると、日本は食べ物が軟らかいから歯が汚れやすい。日本の子どもは、お母さんがいろんな教育を受けているので、むし歯は減ってきている。誤嚥性肺炎は、食の細い人は物を飲み込む筋肉が緩んでいるので、食べなくても「ごっくん」を何回もやって飲み込む訓練をすれば誤嚥は改善すると思う。

(会長)朝食の欠食率では、男性の欠食率が高いが、何かお気づきの事はあるか。

(委員)子どもの場合は、朝食は取った方がよいと思うが、私の場合は、朝食を食べない方が調子が良い。前の晩から次の日の12時まで何も取らないという気持ちがある。

(会長)そのあたりは色々な説がある。

(委員)20代に食事の問題があるかなと自分も直接経験している。大学生になると、お昼に食事をとるという環境がなくなってきている。食べるとなると野菜スティックだけであったり、高齢者でも健康志向であってもサプリに頼ってみたり、最近は食べなきゃいけないという情報に左右されたり、食事に関しても本当に1日3回食べた方がよいのかなど迷うことも多く、健康意識のある人でも自分勝手な判断をしている。中途半端な知識より一般的なことを啓蒙していくのがよい。20代の人は一般的なものには目をふれないので、別に考えていく必要がある。

(委員)今回の調査を見て、小学生などは減ってきており、よい傾向かなと思うが、20代以上になると男性は特に一人暮らしの人が多くなり、食べないで出かけることも多くなる。大学や会社などでも朝食を食べさせてくれ、機運としてはそういったこともでてきているかなと期待している。小学生・中学生で少し良くなったものがどこまで持続できるのか、大体20代あたりで食べなくなっていく傾向が多いのが残念である。社会的なものでカバーしないと無理な時代なのかとも思う。今の人は、太りたくないという思いがすごくあり、食事に対しても食べないことがいいことというのが若い人、若いママにもそういったことがあるので不安である。健康情報も溢れすぎており、自分で選んで情報を取り入れるということが違っているような気がする。これがよいというとそちらに流れる傾向が日本人には特に多い気がする。炭水化物ダイエットやグルテンフリーとかが流行っており、ご飯を抜けばよいというのがあったり、そのあたりの情報の出し方もいけないのかなとも思うが、狛江市でどうやっていくのかは難しい。狛江栄養士会では、「わっこ」に2年間狛江の野菜を使ったレシピを毎月掲載したが、最近は新聞を取らない人も多いので、情報がどこまでいくのかわからない。若い人で公民館などに行かない人には情報は入らないが、フェイスブックなどは割合見てくれるので利用していくとよい。

(会長)狛江のネットの状況は。

(事務局)公式のホームページはあり、フェイスブックの公式アカウントも取得しているが、各課が自由に様々な情報を発信して市民とやり取りをするというところまでは進んでいない。若い世代を中心に市民に対してどういう風に情報提供を行い、アピールしていくか、健康部門だけでなく市全体として試行錯誤しながら考えなくてはいけないと思っている。

(委員)市のホームページがわかりにくい。もっと欲しい情報をすぐに手に入れたい。リニューアルされたら前よりわかりにくくなった。

(事務局)伝えておく。

(委員)アンケート結果から狛江が困った状況だとは感じない。昔は食べたくても物がない時代で、今は飽食という何でも好きなものが食べられる時代である。昔は食べないと生きていけなく、今は食べなくても生きていける時代という違いはあるけれど、例えば、沖縄の長寿とか福井の児童達は小さい頃から遊んだり運動したりしているから知能も非常にいいとか他の地域から感化できればよい。極端に栄養失調が多いとかであればそこをサポートしなくてはいけない。骨密度が急激に減り、お年寄りが歩けない状況が狛江が一番多いということになったら大変である。健康体のうちに色々なことを考え、他と比較しながらみんなを鼓舞する形でバランスの取れた栄養をテーマにしたらよい。

(会長)2ページに現状値、目標値が書いてあるが、これをどういう風に評価していくか、数値をどうとらえるかというのがあるが、ご意見は。

(副会長)欠食者のところはゼロに近づけるということなので数字上で表せにくいところではあるが、欠食者の次の部分は前より悪い結果になっているので、◎、〇、△、×といった記号や矢印という視覚的なもので示していくとよいかと思う。今後の目標値はこれでよいのかというのが気になる。

(会長)今後については指標も含めて次年度立てていくかと思う。

(副会長)調査のことで2カ所気になることがある。4ページのバランスのとれた朝食の摂取割合の10代は年度によって開きがあるが、どういう要因が考えられるのか、データ上で不思議である。バランスのとれた夕食の摂取割合の小学生も20ポイントぐらい開きがあり、その要因がわかればと思う。報告にはなかったが計画の中で重要になってくるのが、孤食についてである。小学生に関しては13ページに記載があり、食事を「ひとり」で食べる人をどういう風に考えていくのかは、食育というところと食を取り巻く環境、家庭や学校の状況も含めいじめなどの要素が隠れているところでもある。中学生に関しては16~17ページで朝食を一人で食べる人は男子では35.3%といて多すぎる気がするが、狛江特有なものか、全国的なものか気になる。

(委員)おそらく、中学生の男性は、朝練など早く食べなくてはいけない事情があるかと思う。もしかしたら、ライフスタイルの違いではないか。

(事務局)アンケートを考える時にも出たが、「ひとり」というのが全く誰もいない状況なのか周りに家族はいるのだけど食卓について食べているのが一人なのかは前回のアンケートと同様にしたので分析できない状況にある。

(委員)前回も話題になったが、家族がいる状態での「ひとり」だと考えたい。

(委員)中学生をお世話しているが、朝練は年がら年中やっているし、特に男の子は反抗期がある。その子自身はいい子でも家庭では1年半位は反抗期があるので、家庭内でも一人で食べるということではないかと思う。朝練、反抗期、思春期というところはあるが、食べていることは確かだから大丈夫である。

(委員)バランスのとれた食事というのがあるが、今はお弁当を食べる人が多くなってきているが、そういう人もバランスのとれた食事というのでよいのか。私が見た時にはバランスのとれた食事というのは、自分で作ったものだと思った。今のお弁当は栄養価も考えられ、バランスがとれている。

(事務局)11ページをみていただきたい。お弁当の中身を分けて記入していただければ、自分で作っていなくてもよい。その方の主観でアンケートを記入しているので、もしかしたら、とらえ方が違う場合もあるかもしれない。

(委員)小学生・中学生にもアンケートを取っているが、本人が書いているのか。

(事務局)はい。その場で書いて回収している。

(委員)バランスのとれた食事というのは、11ページの問4のところをカウントしているのか。

(事務局)はい。主食、主菜、副菜または汁物にマルがついた場合は、バランスのとれた食事としている。

(委員)「きちんと取ってない」と受け取る人がいるのではないかと思う。

(会長)まとめる時にバランスのよいという言葉は使わない方がよいのではないか。指標のところに書いてある表記にした方が、間違えや色々な解釈がおきないかと思う。

(委員)国の食育推進基本計画などでは、バランスに配慮した食生活を送っている人の割合の増加をうたっており、その流れの中でバランスのとれた食事という表現を使っているのではないか。

(事務局)主食・主菜・副菜または汁物のそろった食事というのではわかりにくいかと思い、前回の計画ではバランスのとれた食事として表などでは使用している。誤解を招くというのであれば、書き換えていく。

(会長)バランスと書いて中身を書いていくのでもよい。

(委員)朝食をとっているだけではだめか。

(事務局)「欠食率を下げたい」のと「バランスのよい朝食にしたい」という思いで前回は作成したが、時代の流れとともに、楽しく食べることや噛むことに重きを置くのであれば、この会議で考えていきたい。

(委員)今の食生活の中で、朝食の数値は上がってこないと思う。パン食が多く、スープを取ったら野菜も入っているから副菜を取っている感覚になるし、牛乳や果物を取ればよいようなことがあるので、朝食をこれで評価するのはなじまないと思う。数値が下がっていても実態が悪いということにはならない。評価の仕方が、国や都と繋がっているならよいと思うが、内容と実態とが違っている。

(委員)21年度で調べた時と同じ選択肢であったのか。

(事務局)はい。

(委員)それだと比較ができなくなるので、変えられない。乳製品、飲み物は汁物に、果物は副菜に入らないのか。

(事務局)入らない。

(会長)ライフスタイルが変わってきている中で数値だけをみるのではなく、バランスのよい人が少なくなっているからと言って本当にそうなのかということも含めてコメントを入れておいた方がよい。次年度とるアンケートの時には、次年度とる分がベースラインになるので、そういうことも踏まえてどんな質問紙にするのかを考えていただきたい。

(委員)バランスのとれた朝食も時代の変化とともにあると思う。

(事務局)乳製品には、たんぱく質は含まれているが、鉄分がほとんど含まれていなく、バランスのとれた食事の項目の中には入れていない。次回までに、乳製品に関しても調べて数値をお示ししたい。

(会長)平成21年度の現状値に比べて今はどうなっているのかだけにするのか、根拠が今のところはっきりしないが、目標値に対しての平成27年度の現状値についてもコメントするのか、いかがするか。また、この目標値に向かって何をしたのか書き込んでいくとよいのではないか。国や東京都や周辺地域の目標値は多少の言い回しは違うと思うが、そんなに差はないと思われるので、次回の会議の時に他と比較して示していただき、みなさんの意見を頂いていく形でもよいか。現在、情報不足のところもあり、コメントしにくいかと思う。

(委員)今回の結果は国民栄養調査と同じような結果がでており、サンプリングがうまくいっているという感覚があり、データとしてはよい感じがしている。他の地域と比較ができるように国の計画も平成27年に出来るのでそれになぞらえた形で比較できるような目標を考えていくと物が見やすい気がする。かなりきちっとここまでやっているので、国や都の流れと同じようにやればよいと思う。この地域は落ち着いた穏やかな雰囲気だが、実際この地域に問題がないのか、リスクグループがないのかこの地域の問題が見えていない。私の周りには自分の健康を考えずにキャリアを作ろうとしているお母さんが多く、そういう方たちが妊婦の状況で競争社会に入っていこうとして赤ちゃんにどういう影響があるのか気になる。恵まれている地域だと共働きも多く、女性が無理して社会に入っていこうとすると子育てがしにくい環境になっているというのが、ある地域ではあった。

(会長)計画を作るのが目標ではなく地域がよい意味で変わっていく、動いていくための一つの手段としてこの計画を作るので、暮らしと結びついた形の報告書であり、次に作る指標に関しても国や東京都の整合性はあるが、この地域特有のものとして、ここは頑張ろうよというものを織り込んでいくのが筋だと思っている。次回そういった視点で事務局案を提示していただき、みなさんとディスカッションしたい。

(委員)老若男女が元気になってほしいという願いがあるので、お題目だけでなくて、ここは本当に活性化したいというつもりで、どんどんやっていただきたい。

(事務局)資料の不備・不足もあるので、ご指摘いただいた部分をそろえて、次回評価報告書の案を示したい。次回の会議については、平成28年1月27日(水曜日)午後1時30分から行い、通知については後日発送いたしたい。

本日の会議録であるが、早急にメールなどでお送りするので、ご確認を。

(会長)以上で、第2回狛江市健康づくり推進協議会を終了する。

 

   

 

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