1 日時

平成29年7月19日(水曜日)午後6時~7時10分

2 場所 市役所特別会議室
3 出席者

委員 浅見 文恵、石渡 典子、井本 宏明 、大井 剛、小川 正美、小楠 寿和、小澤 順子、君塚 啓子、小林 恵太、小林 三枝、紺野 美幸、鈴木 沙英子、竹中 岩根、中山 友子、藤嶋 勲  (氏名順)

事務局 鈴木 千冬(狛江市社会福祉協議会)、森 憲、西村 夕希子、中山 真紀子(高齢障がい課)

 

講演講師 株式会社 御用聞き 代表取締役社長 古市 盛久

                 同会社社員 松岡 健太

4 欠席者 委員 大矢 美枝子、河西 信美 、清水 信之
5 議題

ごみ屋敷問題の解決に向けた各種取組み

6 提出資料

【資料1】 ごみ屋敷問題の解決に向けたセクション別各種取組み(案) [274KB pdfファイル] 

【資料2】 ごみ屋敷ケースの対応実績調査 結果報告書(個人が特定される可能性のある内容であるため添付しません。)

【参考資料】「ごみ屋敷」とたたかう人々 解決の糸口はどこにあるのか

     一部抜粋 2017.6.26 yahooニュースより 

7 会議の結果
 

 事務局より資料1、資料2を説明。

 資料1は昨年度の会議で委員の方からいただいた意見を事務局で整理したもの。高齢者福祉への視点からごみ屋敷問題解決に向けた大枠として確認された。このうち「清掃」における助成制度の検討については、対象の線引きが難しいため制度設計は慎重に行うことが必要であるなど補足説明。

 資料2により、ゴミ屋敷ケースの対応の実績調査について、結果を報告。認知症や精神疾患を伴うケースが多いことなどを説明。

 

◆講演◆

「関係性の構築」から清掃作業をすることについて、信頼関係を重点において清掃支援を行っている株式会社御用聞き(参考資料参照)のお話を伺った。

 

【主な内容】

1 片づけをする時に配慮していること

・片づけられないお部屋と呼んでいる(ごみ屋敷とは言わない)。

・30分は処分しない。

・ちょっと先の未来計画を作成する(3つの事例をもとに紹介)。

例えば、「部屋の片隅に趣味のコーナーなどをつくりませんか。」という声掛け。片づけられないお部屋は何層にも物が重なっているため、小範囲の一角をお話ししながら掘り下げていくと、地層の中にその方の生活、大事にしてきたもの、歴史といった生活習慣のキーアイテムがある。キーアイテムをもとに話をし、未来計画を描くことで、心理的な変化がみられることが多い。

・認知症の方などには傾聴スタッフの配置(会い続けて今をつなぐ)。

・家族のケアを兼ねることもある。

 

2 顔の見える関係づくり

・御用聞きのエプロンをトレードマークに商店街に行き、傾聴活動や買い物支援などをすることで、地域で顔の見える関係づくりをし、安心して仕事を頼める雰囲気づくりを行う。

・傾聴活動などで必要があれば地域包括支援センターに報告している。

 

3 会社の運営等ついて

・介護保険サービスを使わない自費専業の福祉的事業。

・DIY代行といった「ちょっとの便利屋」を必要としている人がたくさんいることから始めたが、経済的合理性を得るのに6年かかった。老若男女を対象に活動しているが、重たいものの移動が昨年一番多かった。

 スキル、価格を軸に、自治会サービス・ボランティア等と、力やスキルを必要とするプロ清掃・便利屋サービスの合間の需要の仕事をしている。また、シルバー人材センター等の機関との連携も重視しており、支援内容によりご紹介したりしている。

・ネット広告、ポスティング等はしておらず、地域での関係づくりやボランティアサイト、口コミで広がった。

・今年になって片付けの仕事をはじめて30件弱の依頼があった。

・友人、親族からの依頼が多い。地域包括支援センターからの依頼もある。

・ホームページを新設してから2か月ほどで40歳未満の本人から3、4件の依頼があった。

・作業員等は9割が大学生。

 

4 会社のサービスの特徴のまとめ

・会話を軸としたサービス設計

・片付けと処分を分離し、自由度をあげる。

「片づけ」のサービス

「処分」 ①公的サービスへ本人の持ち込み

     ②生活ごみとして段階的に処分

     ③エリア内の産業廃棄物処理

  があり、地域のルールに従って行う。

・介護ベッド搬入のためのスペースをつくるといった部分的サポートも可

・見積もり無料

・ソーシャルワーカー在籍

・ケアマネージャー等との連携、報告も随時実施

 

【質疑応答】

委員 大学生はどのような理由で参加してくるのか

御用聞き 大学生は社会経験を得たがっている。SNSには載せないなど、決まりを決めている。インターンシップとして体験が大学の単位としてみとめられることや、社会経験の機会、公務員志望の方のボランティア体験等で就業希望の需要があり、現在までに17大学の学生が働いた。報酬として最低賃金は支払っている。

 

委員 片づけを依頼した場合の実際の金額が知りたい

御用聞き 1事例であるが、公的サービスの処分等を利用した場合、総コストが2tで8万円ほどであった。月3回3年かけて支援することもあり、事例ごとに異なる。

 

 

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