1 日時 平成29年11月7日(火曜日) 午後6時~8時39分 
2 場所

狛江市防災センター301・302会議室

3 出席者

委員   熊井委員、中川委員、太田委員、毛塚委員、伊藤委員、西岡委員、日下委員、加藤委員、石森委員、平林委員、松坂委員、渡辺委員、稲葉委員、豊田委員、安諸委員

事務局    白鳥子育て支援課長、中村子育て支援課長補佐、猪野主事

鈴木児童青少年課長、中川児童青少年係長、浅見高齢障がい課長

 

4 欠席者

竹内委員

5 傍聴 なし
6 議題

議事 

 

1 狛江市子ども家庭支援センター 整備基本構想(案)について

2  児童発達支援センター整備基本構想(案)について

3 こまえ子育て応援プラン・実施計画の見直し時期の変更について

4 子ども・若者計画素案について

5 一貫した地域療育システムのあり方検討報告書について

6 こまえ子育て応援プラン・実施計画 平成29年度ローリング版(年次計画)の修正について

7 こまえ子育て応援プラン 平成28年度進捗状況報告書について

8 その他

7 配布資料

 

資料1 子ども・子育て会議 構成委員

資料2 狛江市子ども家庭支援センター 整備基本構想(案)

資料3 こまえ子育て応援プラン・実施計画の見直し時期の変更について

資料4 一貫した地域療育システムのあり方検討報告書

資料5 こまえ子育て応援プラン・実施計画 平成29年度ローリング版(抜粋)

資料6 こまえ子育て応援プラン平成28年度進捗状況報告書(案)における修正箇所一覧

資料7 こまえ子育て応援プラン平成28年度進捗状況報告書

資料8 第2回狛江市ども・子育て会議議事録(要約)

資料9 子ども・若者計画素案に関する意見等

資料10 こまえ子育て応援プラン~狛江市子ども・子育て支援事業計画~子ども若者編(案)

資料11 児童発達支援センター整備基本構想(案)

8 会議の結果

  

◆委嘱状交付

◆委員自己紹介

◆正・副会長選出互選の結果、会長に熊井委員、副会長に中川委員が選出された。

 

◆議事1 狛江市子ども家庭支援センター 整備基本構想(案)について

○事務局より資料1の説明

会長 : 継続して議論している事項ですが、虐待対応やネットワークの拠点施設として、子ども家庭支援センターが設置されており、平成31年度に移転するにあたって、中身や体制を見直していこうというところで、基本構想を作っています。

それについて意見を出していただくにあたり、ポイントとしましては、現在の指定管理者の運営が非常に上手くいっているということです。その部分を今後もどのようにして継続していくかということが1つのポイントになってくると思います。

委員 : 移転の流れといたしましては、現在の子ども家庭支援センターは岩戸児童センターの2階部分を活用しており、スペースが限られています。また、市の南部に位置しており、行きにくい方もいるというところで、現在、教育研究所が設置されている場所に、子ども家庭支援センター、児童発達支援センター、教育支援センターの3つの複合施設として設置し、子育て支援の拠点にしようと考えており、それぞれの施設の基本構想を作成し、基本設計に反映していく予定です。

会長 : 前回会議で、運営が上手くいっている要因の1つとして、行政と指定管理者のそれぞれの虐待対策ワーカーが一緒に同行訪問をする等の密な連携が挙げられました。都内の数ある子ども家庭支援センターの運営を見ても、このようなケースは非常に珍しいのではないかと思います。しかしながら、構想案には、そのような表現が記載されていません。指定管理には年限があり、現在の指定管理者が今後も継続していくとは限らないと思います。今後指定管理者が変わったときのためにも、「現在、このようにして運営が上手くいっている」ということを残しておくことはとても大切なことではないかと思います。

子ども家庭支援ネットワーク、つまり要保護児童対策地域協議会の調整機関は例規上どうなっていますか。

事務局 : ネットワークにつきましては要綱に規定がされており、調整機関は子育て支援課、実際の運営に関しては子育て支援課と子ども家庭支援センターが連携して行っています。

委員 : 学校としても、年に何件かは子どもへの虐待が疑われるケースがありますので、子ども家庭支援センター及び市役所に連絡を入れて対応をしていただいています。他にも、ネグレクトの疑いのある保護者の対応についても、地域の民生委員も含めて協力してもらっています。

委員 : 頻繁ではありませんが、保育園でも虐待の疑いのあるケースがあります。ネグレクト等もありますが、暴力的なものもいくつか見受けられます。なるべく受け皿を広くして、個の問題にならないように努めています。

また、保育園では障がいを持った子どもを受け入れている園もありますが、卒園すると、その子ども及びその家庭が困ったときにどこに相談をすれば良いかわからないという問題があります。この複合施設ができれば、そのような問題が少し解決に向かうのではないかと思います。

会長 : 子ども家庭支援センター事業は東京都が補助をしているものになり、事業の基準等を見ても、関係機関と連携を取っていくという部分を重要視しています。その中で狛江市はどのようにしているのかということを残してほしいと思います。

委員 : 幼稚園の場合も、各家庭の状況が見えるところが多くあります。虐待が疑われるケースについて、市や子ども家庭支援センターの担当者から連絡が来た際には状況や背景を説明しています。そのため資料等には関係機関として保育園などと併せて幼稚園も含めた記載をしていただきたいです。

会長 : 表記に関しては事務局で工夫をしてください。

 

◆議事2  児童発達支援センター整備基本構想(案)について

○事務局より資料11の説明

会長 : 地域の拠点となる施設となるので、たくさんの意見を出していただきたいです。ポイントとしては、建物の規模が決まっていることと、スケジュールがタイトであることが挙げられます。その範囲内で行うために事業の取捨選択が必要です。国の基準があるため、人数の制約なども予測されます。できない事に対してどのように対処していくのかを考えることが大切だと思います。体制を整え、市民や利用している子どもの保護者に意見を聞くべきであり、次のステップをどのように踏んでいくのかのスケジュール管理が大切です。

委員 : 狛江の良さを活かし、今までいろいろな事業を行ってきましたが、その良さがなくならないようなシステム作りが必要だと思います。

委員 : 面積の小ささが幸いしている部分があるので、これを活かしたセンターを作るべきです。3つの事業がただ移転するのではなく、1つの事業としての利点を打ち出せると良いと思います。3つの事業を線でつなぐのではなく、三つ巴で一緒にやっていくという考え方が必要なのではないでしょうか。

委員 : 支援が必要な子どもは増加傾向にあります。高学年になるほどご両親の理解が深まり増えていきます。そのような現状を踏まえ、就学前からの一貫したフォローができるのは狛江ならではだと思います。

会長 : 資料に就学前の支援の必要な子どもの数を記載する必要があるのではないでしょうか。

委員 : 建物の規模が決まっているので、すべてが出来るわけではないと思います。なるべく多くの意見を聞きたいと考えています。

会長 : 定員に対してカバーできない残りの児童をどうフォローしていくかということは検討課題になると思います。

委員 : 障がいのある方に対するのケア・サポートに主眼がいきがちですが、子ども家庭支援センターの利用者にとってのセンターは単純に子ども達の遊ぶ場という役割が大きいと思います。ケア・サポート拠点と一緒にするということで、子ども家庭支援センターの利用者の足が遠のくということはないでしょうか。

委員 : どちらかというと障がいのある子を持つ保護者の足が遠のくということが考えられます。特に低年齢のお子さんを持つ保護者は、他の子と比べてしまったりすることが多いからです。そのような保護者の方をどう支援していくかが重要です。いずれの方にも優しい施設であるべきだと思います。

会長 :とても大事な視点だと思います。文章でどのように盛り込んでいくかも考えていきましょう。他のご意見はどうでしょうか。

委員 : 子ども家庭支援センターは楽しく子育てをしている方が利用するというイメージが先行しがちですが、実際の子育ては楽しいことばかりではありません。どの保護者の方も子育てに対して弱音を吐くことのできる場所であるという点をスタートにし、発達に課題のある子を持つご両親も一緒に同じペースでやっていくことができれば良いのではないでしょうか。

委員 : 実際にあいとぴあセンターに相談にいくのは勇気がいることです。しかし子ども家庭支援センターでは職員と気軽に話していくうちに信頼関係ができ、相談につながるケースが考えられます。そのような場合、同じ建物に児童発達支援センターがあればつなげていくことができます。

委員 : 建物の面積についてなのですが、面積が限られているというのは、今ある場所に3機能を入れるから限られているという意味で良いのでしょうか。

会長 : 容積率、建ぺい率などがあるためです。

委員 : 限られているから相談できない、ということでなく、他の場所を活用したりすることで相談の場を設けて専門家が出向くようにし、漏れのないようにしていただきたいです。

会長 : 実施計画に盛り込むことを検討しましょう。

委員 : 現在でも子ども家庭支援センターでは出張ひろばを行っています。児童館や保育園にもひろばがあるのが狛江の良いところですので、既にスタッフ同士が研修を行うなどの協力をしています。このような流れがさらに広がると、施設を超えた広がりの可能性が見えてくると思います。

会長 : 工夫をするという案を作るのが次の実施計画になります。スケジュールについても考えることが必要だと思います。

 

◆議事3 こまえ子育て応援プラン・実施計画の見直し時期の変更について

○事務局より資料3の説明

会長 : 今までのローリング版の確定が遅いということもあり、今回から策定の時期を4月に早めるということで良いのでしょうか。

事務局 :4月ではなく9月を考えています。今までのローリング版については、年度末に策定となっていました。平成30年度については、予算要求時期までには策定したいと考えています。

会長 : 平成29年度ローリング版に基づいて各部・各課とも既に動いていると思いますが、手続きの問題で遅くなってしまうのでしょうか。

事務局 :平成28年度の進捗状況の結果をみてから平成29年度ローリング版を作ります。少しでも早く策定するため、保育園の待機児童や学童クラブに関連する量の見込みと確保の方策を翌年度の計画として検討し、ローリング版に入れるというやり方をしていきたいと考えております。

 

◆議事4 子ども・若者計画素案について

○事務局より資料9、10の説明

会長  : ポイントとしては、子ども・若者の貧困に関連する法律ができてきたものの、実際の様子が見えないということです。実際に子ども達と接している方はどうでしょうか。

委員 : 幼稚園に来ているということは、送迎や園児の行事に合わせた生活が成り立っているということですので、貧困という面ではあまり見受けられません。

会長 : 7人に1人が貧困と言われていますが、保育園ではそのような実感はありますか。

委員 : 子どもの貧困については近年とても取り上げられており、日々注意深く見てはいるつもりですが、実際のところあまり見受けられません。もしかすると、実際に貧困の家庭でも貧困と思っていないのかもしれません。衣服なども着ており、物に対しての貧困はあまり見えませんが、心の貧困は増えていると思います。ひとり親家庭が増えていることと、そのような家庭で子どもの立場にたって考えられていないケースが挙げられます。虐待があるわけではないので、こちらもどこに相談したらいいのかわからない部分があります。

会長 : 対策の拠点は学校だと言われていますが、学校ではどうでしょうか。

委員 : 貧困により朝ごはんを食べられないまま登校してくる子がいます。そのような場合は、市と提携している大塚製薬より頂いた食品などを与えています。他には、資料10の32ページにある、こまエールを活用し学習指導を受けています。こまエールはとても良い活動ですが、貧しそうだからという理由では広めにくいので、そこに難しさを感じています。

委員 : 朝食を食べないケースは中学生でも多いですが、貧困が背景ではなく家庭の習慣の場合が多いです。フードバンクなどの案内はしておりますが、そのような制度をどのように周知するかということは中学校でも模索しています。

委員 : スポーツ活動の合宿費を捻出できない等、子どもがやりたいことが実現できない家庭はかなりあると思われます。塾に関しても、行くことのできる子はどんどん学習能力を伸ばすことができますが、できない子は伸ばすことが難しいという現実があります。そのようなフォローをどのようにしていくかを真剣に考える必要があります。

会長 : 見えない貧困という言葉があるように、着ているものが普通であったりすると、貧困は見えにくいです。聞いた話では、高校生では貧困家庭の方がスマートフォンの使用率が高いそうです。これはアルバイトのシフトを組むために必要不可欠だからだそうです。そのように、困難を抱えているのに見えないというケースが多いです。

委員 : 市にはさまざまな支援方法がありますが、申請書類が複雑であるためご両親がそれを読んだり作成したりするのが難しい場合もあります。それを代わりに行う方がいないと支援に結びつかないという問題もあると思います。

会長 : それらの問題は計画の中ではどのように結びつけていくべきでしょうか。

委員 : こまエールのケースでは、税金を滞納している方に対して担当課から情報を得てフォローしているケースがあります。学習支援は、生活保護の方が対象になります。家計相談の制度もあるため、そちらを利用されるのも良いかと思います。

会長 : 小学校での調査の際に、養護教諭から眼鏡を買えない子が増えていることを聞きました。養護教諭がお菓子を与えるケースもあるそうです。そのような見えない部分を見ていき、市民の方に知ってもらうことが大事だと思います。資料10の25ページから課題の把握とその対策についての記載がありますが、こちらはとても意味のあることだと思います。これらの課題について、随時報告をいただければと思います。また、全国学力テストの結果と世帯年収の相関についても、リンクするというデータが国から来るかと思いますので、そちらも活用していただきたいと思います。

委員 : 個人情報の問題もありますので、その部分を注意していきたいと思います。

委員 : 18ページから記載されている、ひきこもりについてですが、発達に不安のあるお子さんは引きこもりにシフトしがちです。サポートステーションが狛江にはないのも問題ではないかと思います。サポートステーションを作る計画はないのでしょうか。

事務局 :狛江に一つのサポートステーションを作るのは厳しい面もありますので、近隣の連携しているサポートステーションを使っていただく方向です。

委員 : ひきこもりの保護者で、どこに相談にいったら良いのかがわからない方もいます。ぜひ検討いただければと思います。

委員 : 子どもの貧困についてですが、貧困で習い事ができない子どもを中心に無料でお稽古を教えるという活動について聞きました。そのお稽古に来る子どもたちも、貧困であることは服装などではわからないこともあるそうです。中にはご飯を食べておらず育児放棄に近いことを受けている子もいます。いずれも外見からはわからないので、いろいろな角度からみていくことが大切だと思います。

会長 : 貴重なご意見ありがとうございます。

 

◆議事5 一貫した地域療育システムのあり方検討報告書について

○事務局より資料4の説明

○質問・意見等は特になし

 

◆議事6 こまえ子育て応援プラン・実施計画 平成29年度ローリング版(年次計画)の修正について

○事務局より資料6の説明

○質問・意見等は特になし

 

◆議事7 こまえ子育て応援プラン 平成28年度進捗状況報告書について

○事務局より資料6、7の説明

会長 : 評価はとても大事ですので、客観的な評価を出していただきたいと思います。 

 

◆議事8 その他

会長 : 感想でもかまいませんので、ご意見はありますでしょうか。

委員 : 子どもの貧困については、見えていないけど見え隠れする部分が大きいと思います。自分なりに見つけ、共有していきたいです。

委員 : 貧困については、雇用の問題が大きく、さまざまなところにしわ寄せが行っていると感じています。学習支援については、塾に通えるかどうかという点ですが、塾に行けるから学力が上がるということには違和感があります。友達が行っているから行くというようにサロン化しているのも現状です。そこに過敏になりすぎているような気もします。

会長 : いずれも議論を交わせるようになっていきたいと思います。

○事務局より次回日程、報酬の説明

会長 : これで今日の会議を終了します。

 

 

ライフイベント