1 日時

平成31年3月20日(水曜日)午後6時~7時30分
2 場所 狛江市防災センター302・303会議室
3 出席者

委員長 宮城 孝    委 員 河西 信美

委 員 荒井 則子   委 員 土岐 毅

委 員 長谷川 泰       委 員 毛尾 ゆかり

機能強化型地域包括支援センター(以下「機能強化」)職員 小楠 寿和

 

(事務局)

 福祉保健部長    石橋 啓一

  同部福祉相談課長  小川 正美 

  同部地域福祉課地域包括ケアシステム推進担当主幹 大川 浩司

  同担当主事 野村 淳一郎 

  同部高齢障がい課長 中村 貞夫

  同課高齢者支援係長 森 旦憲

 

(地域包括支援センター(以下「包括」))

 あいとぴあ地域包括支援センター

 地域包括支援センターこまえ正吉苑 

 地域包括支援センターこまえ苑   

4 欠席者

副委員長 萬納寺 栄一   

委 員 大貫 裕子       委 員 石渡 典子    委 員 大塚 洋

5 議題

(1)各地域包括支援センターの平成31年度事業計画について

(2)居宅介護支援事業所委託先の承認について

6 提出資料

【資料1-1】平成31年度事業計画(あいとぴあ地域包括支援センター)

【資料1-2】平成31年度事業計画(地域包括支援センターこまえ正吉苑)

【資料1-3】平成31年度事業計画(地域包括支援センターこまえ苑)

【資料2】平成31年度あいとぴあセンター機能強化分研修実施概要

【資料3】平成30年度狛江市地域包括支援センター居宅介護支援事業所委託先一覧

7 会議の結果

(1)各地域包括支援センターの平成31年度事業計画について   

 事務局より説明

 委 員 成年後見制度の実態と取組みを伺う。先日,最高裁判所において後見人には身近な親族を選任するこ

    とが望ましいとの考え方が示された。しかし実際のところは負担も大きいように思う。

 

 事務局 市における成年後見制度の利用実態としては,包括というよりは,市と多摩南部成年後見センター,

    成年後見制度の利用支援を行うあんしん狛江が連携し役割分担を行いながら行っている。今後も決めら

    れた制度の枠の中で,個別の連携に注力していきたい。

 

 委 員 市民後見人の研修などは増えたが,親族の後見人については,さまざまな事情が絡むこともあり,結

    果として問題も増えるのではないか。親族後見人について市の実態はどうか。

 

 事務局 市では基本的に親族が後見人になることが難しい方の支援を行うので,現時点では実態把握は行って

    いない。しかし,市民後見制度が進められていることからもわかるとおり,親族後見人はさまざまな面

    で負担が大きく,後見制度の利用促進を妨げる懸念もある。現場でも疑問の声が多く出ているところで

    ある。

 

 委員長 対象者の預金が500万円を超える場合は親族後見を認めない地域もあり,矛盾を感じるところであ

    る。今後の方向性を検討する上でやはりデータを集める必要がある。報酬のデータなどはあるのか。

 

 事務局 報酬は家庭裁判所にて決定される。ケースを追えば分かるかもしれない。

 

 委員長 市民後見人も過剰な期待をすべきではない。行政が後見人の申し立てを行うときは,どのくらいの期

    間がかかるのか。半年から1年ほどかかる自治体もあると聞いている。

 

 事務局 首長申し立てを行う必要があるケースは,事態が逼迫していることが多く,なるだけ迅速な対応に努

    めている。

 

 機能強化 他の自治体と比較しても狛江市の対応は迅速である。

 

 委員長 素晴らしいことと思う。ぜひ市民にも知ってもらうべき。

 

 委 員 裁判所が決定する報酬が高額である。金銭面に余裕がないと社会福祉士に振られる。親族後見を中心

    とする流れは,時代の流れに逆行しているように思う。

 

 委員長 そもそもこの制度の内容には首をかしげる部分も多い。ただし,民法を変えるのは難しいことから,

    自治体でいかに補完していくかが鍵となる。

 

 委 員 コミュニティソーシャルワーカーは,あいとぴあ以外の包括に配置しないのか。

 

 機能強化 まずはあいとぴあに配置し,今後2年ごとに6年かけて各包括に配置していく予定である。

 

 委 員 あいとぴあエリアの相談しか受け付けないのか。

 

 機能強化 あいとぴあエリアが中心となるが,他のエリアの相談も受けている。

 

 委員長 コミュニティソーシャルワーカーは,どんどん地域に出て行き,成果を出していくべきである。

 

 委 員 あいとぴあの事業計画にある「認知症ケアを考える会」の具体的内容を教えてほしい。

 

 機能強化 認知症対応型デイサービスの「つむぎ」と,若年性認知症の人にお話していただく講演会を検討し

    ている。講演会では,実施後の効果の検証が大事と考えている。

 

 委員長 そのような機会は大変貴重であるが,単なる興味関心ではご本人たちを傷つける。

    ポピュレーションアプローチにより,市民が自分たちで認知症の正しい理解を広げていけるコミュニ

    ティソーシャルワークを考えていくべきである。

 

 委員長 包括的支援体制の構築は,総合窓口の議論だけでは終わらない。私の知り合いに,福祉系の政府機関

    に勤務しながら,それぞれアルコール中毒と認知症のご両親,精神疾患があるご兄弟をみている方がい

    る。福祉系の機関にいながらも本当にご苦労されている。

     今回の答申は,複合的な課題への対応を主としているが,複合的な課題といっても大変幅広い。どの

    ような課題が多く見られるのかデータをとっていただき,そのデータをもって機能のあり方について精

    緻な議論をしていく必要がある。市民福祉推進委員会でも議論したい。

 

 委員長 包括は長年,地域とのネットワーク構築に努めてきたと思うが成果としてはどう感じるか。私が知る

    例で,病院に設置された包括が,薬局,葬儀社,百貨店,警備会社等と協働して,住民とのネットワー

    クづくりを進めているところがある。住民にとって非常に親しみやすくなるよう工夫している。狛江市

    の包括も固さを捨てて,住民に対し親しみやすいアプローチをしていくことが必要と考える。名称を変

    えたり,通称を立てることも一案である。住民を元気にすることが肝心である。

 

 委 員 子どもを巻き込んでいくことも有効だと思う。

 

 委員長 子どもが変われば親が変わる。大事な視点だと思う。

 

 委員長 地域ケア会議にも年に何回かは住民を交えるなど,住民が元気になるような仕掛けも必要である。

 

 機能強化 来年度の地域ケア会議では,軽度者も対象とすることとなっている。そのような会議では,本人あ

    りきで意欲向上に繋がる運営をめざすこととしている。

 

 委員長 住民との話し合いは,対行政だと要望となってしまう。包括であれば対等に進めてくことができると

    思う。また,民間事業者も巻き込んでいくことも重要な視点である。

 

 委員長 薬を飲みすぎる高齢者が多く,服薬管理の支援も進めていくべきである。一般には6種類以上の服薬

    すると副作用が出ると言われているようである。これを管理することで,健康維持と社会保障費の抑制

    に繋がる。

 

 委 員 このままいくと介護保険料が8,000円を超えてしまう。

 

 委員長 高齢化は2040年まで進む。そうならないようにみなで知恵を出し合うことが大事。市も市民に対し

    どんどんPRを。

 

(2)居宅介護支援事業所委託先の承認について

 承認

 

(3)その他

 次年度の開催については,追って調整させていただく。