4月1日から
狛江駅北口で「ほこみち」の運用を開始します

 令和5年から道路改修を行っていた狛江駅北口周辺道路は、歩行者専用道路として新しく生まれ変わり、歩行者のみが通行できる道路となりました。
 併せて、駅前に賑わいや居心地の良い滞留空間を創出することを目的に、「ほこみち(歩行者利便増進道路)」制度の運用を開始します。
 ほこみちの運用を開始する区域は、今回道路改修が終了した狛江駅北口周辺道路のうち、市が利便増進誘導区域として指定した区域です。
 利便増進誘導区域は、市と狛江市商工会で設立した一般社団法人狛江まちみらいラボが道路占用許可等の手続きを行います。
 キッチンカーや屋台等による飲食・物販イベントを開催する他、休憩場所としてベンチ等を試行的に設置し、ほこみちの運用面での課題等を整理していきます。
 なお、利便増進誘導区域に隣接する小田急マルシェ狛江のリニューアルオープンの時期に合わせて、ほこみちの運用を拡大していく予定です。

こまえのほこみちイベント第1弾

  狛江駅北口周辺道路でキッチンカー等による飲食のテイクアウトイベントを行います。テーブルや椅子等、飲食スペースも設置する予定です。

日程

4月15日(月曜日)~26日(金曜日)

時間

午前11時~午後8時

「ほこみち」とは

 歩道上のにぎわい等を創出するため、道路法改正(令和2年11月25日施行)により創設された制度です。ほこみち制度を活用することで、道路上での占用が難しいテーブル・椅子やキッチンカーの設置が可能になる等、道路占用の規制緩和を受けることができるようになります。

「おしチャリ」への協力のお願い~人にやさしい駅前空間づくり~

 今回、新たに歩行者専用道路として指定した狛江駅北口周辺道路をはじめ、駅前等の歩行者が多い場所では、皆さんが安心して通行できるよう自転車の押し歩き「おしチャリ」の協力をお願いしています。
 自転車利用者は自転車から降りて歩けば歩行者です。歩行者と同じ速度でゆっくり歩いてみると、新たな発見があるかもしれません。
 みんなでつくる駅前の新しいルール「おしチャリ」に協力をお願いします。

「ほこみち」に自転車駐輪場を新設しました

狛江駅周辺の放置自転車ゼロを推進していくため、駐輪場を新設しました。

駐輪台数

自転車40台

利用時間

24時間終日

利用料金

2時間まで無料(以後2時間ごとに110円)
※すべて時間貸しの利用となります。

問い合わせ

道路交通課、一般社団法人狛江まちみらいラボ 電子メールinfo@mlab-komae.jp

 


市長コラム さらに価値を高め魅力あるまちへ

 昭和45年10月に市制を施行した狛江市。同年に6万人を超えた人口は、その後の10年間で約1万人増加し、昭和50年策定の基本構想では8万人を目標と設定していました。人口急増に伴い、各公共施設の建設が進み、併せて小田急線連続立体交差や狛江駅北口交通広場等の都市整備も進められ、今に繋がる基盤が出来上がっていきました。
 日本の人口減少が急速に進む中、狛江市の人口も令和2年5月の約8万3600人をピークとし、約1800人減少しています。
 再開発から四半世紀が経った狛江駅周辺では、ほこみちの運用を開始します。さらに、建設から約半世紀が経つ市民センターの大規模改修に新図書館の整備と、まさに今、狛江にとっての大きな転換期を迎えています。今日から新年度。今一度狛江の価値に気付き、そして高めることで、住みたくなる・寄ってみたくなる、そんな魅力あるまちづくりを進めていきます。

狛江市長 松原俊雄